ビューティ情報『上尾中央総合病院 手術支援ロボットを用いた中咽頭がん切除術を実施し経過良好であることを報告』

2023年2月7日 13:15

上尾中央総合病院 手術支援ロボットを用いた中咽頭がん切除術を実施し経過良好であることを報告

自覚症状は、初期にはほとんどありません。がんが大きくなってくると、「首のしこり」や「扁桃腺の腫れ」という自覚症状があらわれます。扁桃腺の腫れは、片側のみである方が多いです。飲み込むときの違和感や、長く続くのどの痛み、耳の痛み、声の変化などで気づく方がいらっしゃいます。歯科健診や胃カメラ検査で発見されることもあります。
しかし「のどに違和感がある方」は多いものの、実際には「がんが違和感の原因である」ことはそれほど多くありません。また、中咽頭がんをはじめとする頭頸部(頭から首、のどにかけての部位)がんの専門医は全国でも500名ほどしかおらず、中咽頭がんは早期発見・早期治療が難しいがんのひとつです。

■中咽頭がんの治療法
おもな治療法は手術と化学放射線療法※1です。

中咽頭は「話す」「飲みこむ」ために重要な役割を果たしています。そのため、がんを取り去ることと同時に、機能を残すことも重要視されています。どの治療法にもメリット・デメリットがあるので、患者さんの状態にあわせ、丁寧に検討します。
また、中咽頭がんは、「食道がんや胃がん、肺がんと重複して発生することが多い」ことがわかっています。そのため、治療計画を立てるにあたっては、他の部位にもがんが無いかしっかりと検査をします。

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