幻覚療法の効果速報!ケタミン点滴から幻覚療法へ 東京にケタミン幻覚療法クリニックを開院予定
幻覚療法は、LSDやMDMA、マジックマッシュルームなどを用いて幻覚を引き起こし、心理療法と組み合わせることで効果を高める治療法です。当院では、ケタミンによる副作用として知られる幻覚や夢を見る体験を、治療の一環として積極的に活用しています。
■ケタミン点滴と幻覚療法の違い
ケタミン点滴では、幻覚は副作用として扱われます。しかし、ケタミンを用いた幻覚療法では、幻覚を効果の主体として捉え、より幻覚が出やすいように調整し、その幻覚を分析することで効果を高めます。以前にケタミン点滴を受けていた方に幻覚療法を行うと、多くの方(50人中45人)がより効果的かつ持続性があると報告しています。また、新たに治療を受けた方でも、従来のケタミン点滴よりも効果率や持続率が高く(80%→90%)なっています。
■無意識とソーシャルペイン
幻覚や夢は精神医学では無意識の象徴とされています。無意識は言語を持たない心の状態を指し、夢や映像、音楽を通じて表現されます。
無意識と意識のバランスが崩れると、うつ病や不安障害などのメンタル疾患が発生します。当院では、ケタミン点滴中に見る幻覚や夢を無意識からのメッセージと捉え、この体験を治療の一環として活用しています。