10月生まれの新生児9,685人の名づけで多かった名前・漢字・よみの人気ランキングや特徴をお伝えします。10月生まれの赤ちゃんの名前は男女どちらも、秋らしい名前が増加! 古風なレトロネームも人気です。詳細をご紹介します。 女の子に人気の名前・漢字・よみランキングレトロな秋ネームが人気!ムーンネーム・葉ネームがトレンド10月生まれの女の子に人気の名前ランキングTOP10は以下の通りでした。 1位 陽葵(主なよみ:ひなり、ひなた、ひな)2位 結月(主なよみ:ゆづき)2位 凛(主なよみ:りん)4位 楓(主なよみ:かえで)5位 彩葉(主なよみ:いろは)6位 芽依(主なよみ:めい)6位 結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)8位 琴葉(主なよみ:ことは)8位 莉子(主なよみ:りこ)10位 詩(主なよみ:うた) 10月は「秋ネーム」が増加! 「月」や「葉」を用いた名前が増えています。「月」を用いた「ムーンネーム」は、2位「結月(ゆづき)」(9月13位)、12位「優月(ゆづき)」(9月54位)、22位「美月(みづき)」(9月42位)が上位にランクイン。どれも9月に比べて順位が上がっており、10月に多く名づけられています。秋の夜長に美しく光る月を名づけに取り入れる親御さんが多いようです。中秋の名月(月見)の時期である9月から、10月にかけて特に「ムーンネーム」が増えており、「月」は10月漢字ランキング13位でした。 10月漢字ランキング14位だった「葉」を用いた「葉ネーム」では、5位「彩葉(いろは)」(9月6位)、8位「琴葉(ことは)」(9月42位)の2つの名前がTOP10入り。このほか「柚葉(ゆずは)」、「絃葉(いとは)」、「詩葉(うたは)」といった名前が名づけられていました。 月や葉を使った秋ネームは、漢字のイメージやよみの印象から、古風かつ和風な印象に。今年も引き続き名づけのトレンドとなっている「レトロネーム」が人気といえます。また、毎年秋に多く名づけられる名前の一つ「楓(かえで)」も9月18位から、10月は4位へ大きくランクアップしており、季節感を取り入れた名づけがされていました。 「いろは」「ゆづき」など古風な秋ネームが増加10月生まれの女の子の名前のよみランキングTOP3、1位「えま」、2位「あかり」、3位「ゆい」でした。「えま」は2021年、2022年と2年連続で人気のよみ1位を獲得している、今最も多く名づけられているよみです。 10月の名前ランキング5位「彩葉」の主なよみ「いろは」が、9月16位から10月は7位へランクアップ。名前ランキング2位「結月」の主なよみ「ゆづき」も、9月30位から10月は13位へと大きく順位を上げており、レトロな秋ネームが人気です。 10月1位は2年連続「結」!「楓」も増加10月生まれの女の子の名前の漢字ランキングTOP3、1位は「結」、2位「莉」、3位「愛」でした。「結」は年間を通して多く名づけられている漢字ですが、月間ランキングで1位になるのは2021年10月ぶり。10月は2年連続で「結」という漢字が最も多く名づけに用いられています。これは、10月に「結月」という名前が増える影響と思われます。 また、秋生まれの名前に多く用いられる「楓」は、8月50位でしたが、9月は26位、10月は19位と徐々に順位を上げてきています。男の子に人気の名前・漢字・よみランキング 一文字ネームが上位多数!秋ネームも人気10月生まれの男の子に人気の名前ランキングTOP10は以下の通りでした。 1位 朝陽(主なよみ:あさひ)1位 陽翔(主なよみ:はると)3位 蒼(主なよみ:あお、あおい)4位 碧(主なよみ:あお、あおい)5位 湊(主なよみ:みなと)5位 蓮(主なよみ:れん)7位 律(主なよみ:りつ)8位 結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)8位 新(主なよみ:あらた、しん)8位 颯(主なよみ:はやて、そう) TOP10のうち7つの名前が「一文字ネーム」! 中でも、「蒼」「碧」といった性別問わず名づけられている「ジェンダーレスネーム」が上位にランクイン。 また、女の子の名づけの傾向と同様、男の子の名づけも「秋ネーム」が人気でした。モミジや紅葉を連想する漢字「楓」は月間漢字ランキングで8月80位でしたが、9月は47位、10月は18位と秋が深まるにつれ順位を上げ、より多く名づけに用いられています。 10月の名前ランキングでは、「楓真(ふうま)」が9月82位から、10月はなんと11位に急上昇! 「楓(かえで)」は9月32位から、10月は12位へランクアップしています。 よみは「と止めネーム」が人気!秋らしい「あきと」も増加10月生まれの男の子の名前のよみランキングTOP3、1位は「はると」、2位「ゆいと」、3位「りく」でした。「はると」というよみは、2018年から5年連続で年間よみランキング1位に輝く絶対王者です。 また近年、止め字に「〇〇と」と名づける「と止めネーム」がトレンド。10月は「はると」「ゆいと」のほか、4位「あおと」、6位「みなと」とTOP10に4つがランクインしています。「あきと」は秋をイメージすることから、毎年秋生まれに増加します。8月は40位でしたが、9月は18位、10月は15位と順位を上げており、今年も増加傾向にあります。 「楓」を使った名前が増加10月生まれの男の子の名前の漢字ランキングTOP3、1位は「翔」、2位「斗」、3位「大」でした。「翔」は2019年以降4年連続で年間ランキング1位となっており、近年男の子の名づけに最も多く使われている人気ナンバーワンの漢字です。10月に増加していたのは「楓」。9月は47位でしたが、10月は18位へ大きくランクアップしています。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年10月1日(土)~10月25日(火)調査件数:9,685件(男の子:4,947件/女の子:4,738件)※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年11月24日現在2人目妊娠中、3歳の長女を育てています。先日義母がスマホを持つようになり、友人にすすめられるがままにSNSなどを始めました。最初はよかったものの、義母のSNS熱がだんだんと高くなり、長女の個人情報が危険に晒される事態にまでなってしまいました。 交友関係の広い義母がスマホを持った!義母は社交的で交友関係の広い人です。その義母がガラケーからスマホにかえました。スマホにかえたときには、「これで少し連絡が取りやすくなるな」くらいにしか思っていませんでしたが、これが思わぬトラブルのきっかけに……。 問題になったのは義母のメディアリテラシーの低さ。それまで義母とインターネット上の個人情報の扱いについて話したことがなかったのでわからなかったのですが、そもそも義母はインターネットがどういうものかよくわかっていなかったようでした。 事件1:孫をSNSで公開スマホにかえた義母は、友人からすすめられてTwitterを始めました。最初は家の近くに住む友人とだけ交流し、そのなかで写真を公開したりコメントしたりしていたそうです。しかし、次第に昔の友人とSNS上でつながったりするなかで、SNS上での活動の幅が広がり……最終的には、孫である長女の写真を名前つきで全世界に公開していました。 それを知った私と夫で、すぐに投稿を削除させてことなきを得ました。義母はSNS上で公開することを、「市の広報誌に孫が載る」くらいのことだと思っていたそうです。その事件から、SNSで孫の写真はNGというルールができました。 事件2:勝手に孫の動画を送るピアノ講師の義母は孫が歌ったり、楽器を触っていたりするところをよく撮影していました。それを友人に送っては、「スゴイ才能なの」と自慢していたようです。しかしそれだけで物足りなくなった義母は、友人のツテを使って、幼児の音楽指導で有名な先生に孫の動画を送信。 後日友人経由で「素晴らしい」と言われたらしく、喜んで私たち夫婦に報告してきました。しかし自身の孫とは言え、親の許可なく他人に動画を送ったことに私たち夫婦はモヤモヤ。そのため今後はやめてもらうように約束しました。 私自身はSNSをほとんど使わないので、スマホにした時点では義母のこうした行動が予測できませんでした。ひとまず義母とは話し合いをおこない、事態は収拾しましたが、今後また同じような事件が起こるかもしれないので、義実家に行ったときには毎回、義母のSNSの動向を確認するようにしています。 作画/やましたともこ 著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2022年11月22日2022年に誕生した女の子の赤ちゃんの名前から、今年人気だった名前のよみランキングTOP20をご紹介します。昨今、女の子の名づけは古風で日本的な名前「レトロネーム」が大人気! 今年誕生した女の子52,840名の名前のよみも、レトロネームが多数ランクインしていました。 1位えま2022年生まれの女の子で最も多かった名前のよみは、「えま」でした! 2021年のよみランキングでも1位に輝いている大人気のトレンドネームで、「咲茉」「依茉」「愛茉」という漢字で多く名づけられています。 「えま」という響きは、外国でも「Emma」としてよく名づけられる人気の名前です。将来ワールドワイドに活躍してほしいと願って、この名前をつけるパパ・ママも多いようです。 2位みお「みお」が2位にランクイン。2021年のよみランキングでも2位にランクインしている、近年人気の高いよみです。「澪」「美桜」といった漢字で名づけられており、「桜」という漢字を用いることから特に春生まれの女の子に多く名づけられます。 マ行で始まる名前は、やさしくあたたかみのある印象に。癒し系の女の子をイメージさせます。女優の今田美桜さんが同じよみで活躍されています。 3位めい3位にランクインしたのは、「めい」。2021年5位からランクアップ。5月は英語で「MAY」と言うことからか、毎年5月生まれの女の子に多く名づけられる傾向があり、今年も5月の月間ランキングで1位となっていました。「芽依」「芽生」「芽衣」といった漢字が人気です。 「みお」と同様、マ行で始まるためやさしくやわらかい印象です。また、「めい」という響きが呼びやすく、親しみやすさを感じさせます。スタジオジブリのアニメ『となりのトトロ』のメイちゃんをイメージするかたも多いのではないでしょうか。有名人では、女優の永野芽郁さんが同じよみで活躍されています。 4位さな4位にランクインしたのは、「さな」。2021年12位から、大きくランクアップしました。「紗奈」「紗菜」「咲那」「紗凪」といった漢字が人気です。 爽やかで上品な印象を与える「サ」という音に、明るくあたたかみのある「ナ」という音を組み合わせることで、魅力的な女の子をイメージさせます。有名人では、韓国のアイドルグループTWICEのサナさんが同じよみで活躍されています。 5位あおい2021年に6位だった「あおい」が5位。「葵」「葵衣」「蒼依」という漢字が特に人気です。また、2022年男の子のよみランキングでも10位にランクインしており、人気のジェンダーレスネームの一つです。 「あおい」というよみはすべてア行の音を連ねることで、開放的で大らかな印象に。呼びやすく親しみやすい印象も与えます。 6位りお6位にランクインしたのは、「りお」というよみ。2021年は11位にランクインしており、「莉緒」「莉央」といった名前が人気です。 ラ行の音はみずみずしい印象を与え、美しい女の子のイメージにぴったり。女優の内田理央さんや、ガールーズグループNiziUのリオさんなどが、同じよみで活躍されています。 7位ゆい2021年4位だった「ゆい」が今年は7位に。「結衣」「結」という名前が特に人気のようです。 ヤ行で始まる名前は、優雅で気品ある印象に。「ゆい」という響きが、可愛らしく親しみやすい印象も与えます。有名人では、女優の新垣結衣さんなどが同じよみで活躍されています。 8位ひまり8位にランクインしたのは「ひまり」という名前。2021年の14位から大きく順位を上げました。「陽葵」「ひまり」「陽茉莉」「日葵」といった名前で多く名づけられています。 「ひまり」という響きが、丸くやわらかい印象です。「ひまわり」や「ひだまり」を連想することもでき、明るさやあたたかさを感じます。 9位こはる9位に入ったのは「こはる」。2021年のよみランキングでも9位にランクインしていました。「心春」「心陽」といった漢字が特に人気です。 「こ」を最初につけることで、どこか古風ながらも新鮮な印象の名前に。「はる」という響きは「春」を連想させるため、毎年春生まれの女の子に人気のよみです。有名人では、ダンサーの菅原小春さんなどが同じよみで活躍されています。 10位いちか10位は「いちか」。2021年のよみランキングでは8位に入っています。「一華」「一花」といった漢字が人気です。 「いち」という始まりを感じさせる響きに、賢くスタイリッシュな印象になる「か」を止め字として組み合わせ、華やかで優美な印象のよみに。11位つむぎ「つむぎ」が、11位にランクイン。2021年のよみランキングでは3位でした。特に、「紬」「紬希」という漢字で名づけられることが多いようです。 「紬」は高級な絹織物のこと。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせます。また、「ぎ」という濁音が入ることで、重厚感のある印象的な名前になります。 12位りん「りん」が12位にランクイン。2021年のよみランキングでは17位に入っており、「凛」「凜」といった漢字が用いられています。 「りん」という響きが可愛らしく、親しみやすさを感じさせる一方、「凛・凜」という漢字は凛々しく引き締まった様子、力強い様子を表します。そのため、自立したかっこいい女性もイメージさせます。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 12位さくら12位にランクインしたのは「さくら」。2021年の20位から、8ランクアップしました。毎年春に人気が高くなるよみです。「咲良」「さくら」という名前が特に人気です。 「さくら」は「桜」を連想させ、美しく可憐な印象に。春に桜の木の下に人々が集うことから、「人気者になるように」「友人に恵まれるように」といった願いも込められているようです。同名の有名人では、韓国アイドルグループLE SSERAFIM(ル・セラフィム)の宮脇咲良さんが活躍されています。 13位ほのか13位にランクインしたのは「ほのか」。2021年のよみランキングでは7位でした。「穂香」「穂乃花」という名前で多く名づけられています。 「ほのか」という言葉は、光や音、香りなどがわずかに感じられる状態を表します。そのため、どこか控えめで奥ゆかしく、上品な女の子をイメージさせます。 14位ゆあ14位は「ゆあ」でした。2021年のよみランキングでは18位にランクインしており、「結愛」「結葵」という名前が特に人気のようです。 やさしく上品な印象の「ゆ」という音に、大らかであたたかみのある「あ」という音を組み合わせ、キュートでのびやかな印象の名前になっています。同名では、女優の新川優愛さんが活躍されています。 15位あかり15位に入ったのは「あかり」。2021年のよみランキングでは10位にランクインしており、「朱莉」や「あかり」「明莉」といった名前で名づけられています。 「明かり」を連想させ、明るく朗らかな印象の名前に。有名人では、女優の早見あかりさんが同じよみで活躍されています。 16位ひなた16位にランクインしたのは「ひなた」。2021年の23位から大きく順位を上げました。「ひなた」「陽咲」「陽葵」という名前が人気です。男の子のよみランキングでも7位にランクインしており、今人気のジェンダーレスネームとなっています。 日の当たる場所、明るい場所を示す「日向」を連想させ、穏やかであたたかい印象に。特に春生まれの男女に人気のよみです。 17位ひな「ひな」というよみが17位に。2021年のよみランキングでは16位にランクインしており、「陽菜」「日菜」という漢字が人気です。 「ひなた」と同様「日向」を連想させ、穏やかであたたかい印象の響きに。また、「雛」も連想させるため、小さくて可愛らしい女の子をイメージさせます。 18位りこ18位は「りこ」でした。2021年のよみランキングでは21位にランクインしており、「莉子」「莉心」という名前が人気のようです。 ラ行で始まる名前は、みずみずしく美しい女の子を思わせます。また、「こ」で止める名前はどこか古風で日本的な印象に。近年人気のレトロネームの一つです。 19位いろは19位に入ったのは「いろは」。2021年のよみランキングでは15位にランクインしており、「彩葉」「彩羽」という漢字で名づけられています。 「いろ」という響きが色彩を感じさせ、「は」という止め字と組み合わせることでより美しく上品な印象の名前に。「いろは歌」の最初の3文字でもあるため、古風な印象があるほか、「始まり」をイメージさせる響きでもあります。 20位さら20位は「さら」。2021年のよみランキングでは19位です。「紗良」「咲良」という名前が人気。 「さら」は「Sara・Sarah」というつづりで、外国でも定番の名前。爽やかさと可愛らしさを兼ね備えた響きです。有名人では、日本女子スキージャンプの高梨沙羅選手が同じよみで活躍されています。 2022年に誕生した女の子の名前のよみには、「えま」「みお」「さな」といったイマドキな二音ネームが人気上位を占める一方、「こはる」「つむぎ」「さくら」「りこ」「いろは」といった古風で日本的な「レトロネーム」も多くランクインしていました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年1月1日(土)~2022年10月1日(土)調査件数:107,289件(男の子:54,449件/女の子:52,840件)
2022年11月21日2022年に誕生した男の子の赤ちゃん54,449人の名前を大調査! 今回は、男の子に人気のよみランキングTOP20をご紹介します。男の子に人気のよみTOP20のうち、「と止めネーム」が6つランクイン。今年トレンドの「あお」がつくよみが3つ入っています。男女どちらにも使われる「ジェンダーレスネーム」も多く名づけられていました。 1位はると2022年の男の子でもっとも多かった名前のよみは、「はると」でした! 「陽翔」「陽大」「陽斗」といった漢字で名づけられています。2021年のよみランキングでも1位にランクインしており、近年人気の高い名前です。 「はる」というよみは「春」を連想させ、あたたかく明るい印象を与えます。「と」という止め字を用いることで、きりっとかっこいい男の子のイメージに。 2位りく「りく」が、2位にランクイン。2021年も2位に入っている大人気のよみです。主に「陸」や「凌久」といった漢字で名づけられていました。 「りく」は「大陸」を連想させ、広く雄大なイメージや、強い生命力を感じさせます。 3位ゆいと3位にランクインしたのは、「ゆいと」。2021年のよみランキング7位から、大きくランクアップしました。「結翔」「結斗」といった名前が特に人気のようです。 「ゆい」というやさしく可愛らしい印象のある音に、「と」という止め字を組み合わせることで、やさしさと力強さが融合した名前になっています。 4位あおと4位にランクインしたのは「あおと」。2021年でも4位、2020年は9位と人気の高いよみです。「蒼大」「碧斗」「碧人」といった漢字が人気です。 「あお」という響きはア行が連なり、大らかで開放的な印象に。また、「青」を連想させ、空や海などの雄大さや爽やかさをイメージさせます。 5位みなと「みなと」が、5位にランクイン。2021年のよみランキングでは3位、2020年は2位と、毎年安定した人気を誇るよみです。「湊」「湊斗」「湊翔」「湊大」といった漢字で名づけられています。 「みなと」は、水上航路の集まる場所を表す「港」を連想させるため「人気者になりますように」と願ってつけるパパ・ママも多いようです。海の爽やかさや雄大さも感じさせます。 6位はるき6位は「はるき」。2021年のよみランキングでも6位に入っており、「悠生」「悠希」「陽葵」といった漢字で名づけられていました。 あたたかく明るい「春」を連想させる「はる」というよみに、「き」という止め字を組み合わせることで、賢くシャープな印象も与えます。有名人では、作家の村上春樹さんが同じよみで活躍されています。 7位ひなた近年人気が上がってきている「ひなた」。名前ランキングでは2位「陽翔」、10位「陽向」の2つの「ひなた」と読む名前がランクインしています。2022年女の子のよみランキングでも16位に入っており、男女どちらにも人気のある「ジェンダーレスネーム」です。 日の当たる場所、明るい場所を示す「日向」を連想させ、明るく穏やかな印象に。「陽」という漢字を使った名づけが人気です。 8位そら8位にランクインしたよみは「そら」でした。「蒼空」という名前が特に人気で、2022年上半期の名前ランキングでも5位に入っています。「そら」というよみは、2021年のよみランキングでは13位。人気が高まっている名前です。 広く大きな「空」を連想させ、「のびのびと大きく育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。男の子だけでなく、女の子にも名づけられることの多い「ジェンダーレスネーム」の一つです。 9位そうた9位にランクインしたのは、「そうた」でした。2021年のよみランキングでは5位にランクインしており、「蒼大」「颯太」といった漢字で名づけられています。 爽やかな印象を与えるサ行で始まり、安定感や男らしさのある「た」という止め字で終わることで、バランスの良い名前に。有名人では、棋士の藤井聡太さんや俳優の福士蒼汰さんが同じよみで活躍されています。 10位あおい10位にランクインしたのは、「あおい」。2021年は9位にランクインしており、「蒼」「碧」といった名前が特に人気です。2022年女の子のよみランキングでも、5位にランクインしている、人気の「ジェンダーレスネーム」です。 「あおい」というよみはすべての音がア行で成っており、開放的で呼びやすい名前に。大らかで穏やかな印象を与えます。 11位はる2022年上半期の11位のよみは、「はる」でした。2021年のよみランキングでは15位にランクイン。2022年女の子のよみランキングでも54位に入っている、「ジェンダーレスネーム」です。 主に「晴」「陽」といった一文字の漢字で名づけられており、どれも明るく穏やかであたたかい印象の漢字ばかり。「春」の陽気を感じさせるため、特に上半期に人気の高い名前です。 12位ゆうと「ゆうと」が、2022年のよみランキング11位にランクイン。「悠人」「悠斗」といった漢字で名づけられています。2021年のよみランキングでは8位でした。 「ゆう」という響きが、やさしく伸びやかな印象。そこに力強い止め字の「と」を組み合わせることで、バランスの良いよみになっています。有名人ではサッカー選手の長友佑都さんや、タレントの中島裕翔さんが同じよみで活躍されています。 13位そうま13位にランクインしたのは、「そうま」でした。2021年のよみランキングでは10位。「颯真」「蒼真」といった名前が特に人気のようです。 爽やかな印象のある「そう」という響きに、「ま」という安定感のある止め字を組み合わせることで、包み込むような落ち着きを感じさせる名前に。 14位いつき「いつき」が14位にランクイン。「樹」「樹生」という漢字が特に人気で、2021年のよみランキングでも14位に入っていました。 「樹」という漢字を用いることで、自然体で凛とした印象に。また大樹を連想することから、どっしりと安定感のあるイメージにもなります。 15位かいと15位には「かいと」がランクインしました。「海翔」「海斗」「櫂」という漢字が特に人気で、2021年のよみランキングでは12位に入っていました。 「海」という漢字を用いた名前が多いことから、特に夏生まれの男の子に人気。「と」止めにすることで、男の子らしいイメージになります。 16位あお16位は「あお」。名前ランキング1位の「碧」、4位の「蒼」、6位「蒼空」といった上位にランクインした名前に、「あお」とよむ名前が多くランクインしていました。2021年のよみランキングでは33位でしたが、今年大幅にランクアップ。今注目の名前です。 「あお」というア行を連ねた響きが大らかで開放的な印象を与え、爽やかで美しい「青」も連想させます。 17位あさひ17位にランクインしたのは「あさひ」。「朝陽」「旭」といった漢字で名づけられています。2021年のよみランキングでは16位でした。また、2022年女の子のよみランキングでも113位に入っています。 「あさひ」はまさに「朝日」を連想させ、希望や新たな始まりを感じさせます。 18位たいが「たいが」が18位にランクインしました。「大雅」「大河」といった漢字が特に人気で、2021年のよみランキング39位から大きくランクアップしています。 「大河」は大きな川を意味し、雄大で力強い印象に。俳優の仲野太賀さんも同じよみで活躍されています。 19位さく19位に入ったのは「さく」。「朔」「朔久」といった漢字で名づけられており、2021年のよみランキング31位から10ランク以上アップしました。 「さく」という響きが「咲く」を連想させ、夢や希望が実を結ぶ輝かしい未来をイメージさせます。 20位こうき20位は「こうき」でした。「光希」「航希」といった漢字が特に人気です。2021年のよみランキングでは、18位にランクインしていました。 カ行の文字が二つ入ることで、賢くシャープな印象があります。 2022年に誕生した男の子の名前のよみには、ア行の文字が多く用いられているほか、「と」で止めるよみが多くランクインしていました。特に「あお」という響きが男女ともにトレンドのようで、「ジェンダーレスネーム」も多数ランクインしていました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年1月1日(土)~2022年10月1日(土)調査件数:107,289件(男の子:54,449件/女の子:52,840件)
2022年11月17日2022年に誕生した新生児(女の子) 52,840名の名前から、人気の名前をランキングで紹介します。2022年も古風で和風な名前「レトロネーム」人気健在! 「詩」、「翠」が人気急上昇! 1位陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた、ひな)(昨年3位)2022年生まれの女の子に最も多く名づけられた名前は、「陽葵(ひまり、ひなた、ひな)」でした! 2022年上半期の女の子の名前ランキングでも1位を獲得しており、今特に人気の高い名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 2位凛(主なよみ:りん)(昨年2位)「凛(りん)」が2022年女の子の名前ランキング2位にランクイン。2022年上半期のランキングでも2位、2021年の名前ランキングも2位と、安定した高い人気を誇る名前です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。 3位芽依(主なよみ:めい)(昨年6位)3位には「芽依(めい)」がランクインしました。2022年上半期のランキングでも3位に入っており、5月(英語でMAY)の月間ランキングでは2年連続で1位となっています。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。 3位葵(主なよみ:あおい、あお)(昨年4位)同率で3位にランクインしたのは「葵(あおい、あお)」。2021年の名前ランキングでは4位、2020年では7位と、近年トレンドの名前の一つです。 「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから女の子の名づけに人気です。 5位詩(主なよみ:うた)(昨年22位)5位にランクインしたのは「詩(うた)」。2021年の名前ランキングでは22位にランクインしており、大幅にランクアップした注目の名前です。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的なレトロネームの一つです。 6位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな、ゆうな)(昨年7位)6位に入ったのは「結菜(ゆいな、ゆな、ゆうな)」。2021年の名前ランキングでは7位、2020年では6位と、毎年安定した人気のある名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2022年漢字ランキングで3位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 7位莉子(主なよみ:りこ)(昨年10位)「莉子(りこ)」が、7位にランクイン。2021年の名前ランキングで10位、2020年は8位と、近年人気が高い名前です。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 8位紬(主なよみ:つむぎ)(昨年1位)昨年1位だった「紬(つむぎ)」が、2022年は8位という結果に。ランクダウンはしたものの、まだまだ人気の高い名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームです。 9位陽菜(主なよみ:ひな、はるな、ひなた)(昨年9位)「陽菜(ひな、はるな、ひなた)」が、昨年に続き9位にランクインしました。 日の当たる丘を表す「陽」と、春に可愛らしい黄色の花を咲かせる菜の花の「菜」を組み合わせることで、明るく親しみやすい印象に。「ひな」「はるな」といった「な止め」の名前は女の子の名づけで人気。可愛らしい印象です。 10位澪(主なよみ:みお、れい、しずく)(昨年5位)10位には、「澪(みお、れい、しずく)」がランクイン。2021年の名前ランキングでは5位、2020年では9位と、安定した人気のある名前です。 「澪」は水が流れる水路を表し、みずみずしく爽やかな印象を与える漢字。「みお」というよみもかわいらしく、親しみやすい響きで人気です。「れい」とよむと、麗しく聡明な印象になります。 11位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき、むつき)(昨年8位)11位にランクインしたのは、「結月(ゆづき、ゆつき、むつき)」という名前。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 12位咲茉(主なよみ:えま)(昨年16位)12位にランクインしたのは、「咲茉(えま)」。2021年の名前ランキングでは16位、2020年は25位と、これからさらに人気が高まりそうな名前です。 「笑う」「咲く」ことを表す「咲」という漢字に、ジャスミンを表す「茉莉花」の「茉」を組み合わせた名前。ジャスミンは白く可憐で香り良い花を咲かせることから、「美しく笑顔の多い人でありますように」というパパ・ママの願いが感じられます。 13位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆな、ゆめ)(昨年12位)13位にランクインしたのは、「結愛(ゆあ、ゆな、ゆめ)」。2021年・2020年ともに、名前ランキングでは12位に入っています。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、パパ・ママの愛が感じられる名前です。 14位琴葉(主なよみ:ことは)(昨年17位)14位に入ったのは「琴葉(ことは)」で、2021年の名前ランキング17位から3ランクアップしました。近年人気の高い「葉止めネーム」です。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また「ことは」というよみは、古典的なイメージに。若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 15位結衣(主なよみ:ゆい)(昨年11位)15位にランクインしたのは「結衣(ゆい)」。「結」という漢字を使った名前のランクインは、これで4つ目になります。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、身にまとう着物を表す「衣」を組み合わせることで、どこか古風で奥ゆかしい雰囲気の名前に。女優の新垣結衣さんも同名で活躍されています。 16位彩葉(主なよみ:いろは、あやは)(昨年13位)16位にランクインしたのは「彩葉(いろは、あやは)」。14位にランクインしている「琴葉(ことは)」に続き、こちらも人気の「葉止めネーム」です。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名づけに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉「紅葉」をイメージさせます。そのため、特に秋生まれの女の子に人気の名前です。 17位楓(主なよみ:かえで、ふう)(昨年17位)「楓(かえで、ふう)」が、昨年に引き続き17位にランクイン。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんに多く名づけられます。 18位凜(主なよみ:りん)(昨年20位)「凜(りん)」が、18位にランクイン。2位の「凛(りん)」とは漢字が少し異なりますが、意味は同じです。 「寒い」「身が引き締まる」といった意味があることから、冬生まれの女の子に特に多くつけられる名前です。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。 19位翠(主なよみ:すい、みどり)(昨年55位)19位にランクインしたのは、「翠(すい、みどり)」。昨年55位から大きくランクアップした、大注目の名前です。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。また、女性の黒くて艶のある髪を表す漢字でもあり、美しい女性をイメージさせます。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 20位柚葉(主なよみ:ゆずは)(昨年26位)20位には、「柚葉(ゆずは)」がランクインしました。2021年の名前ランキング26位から、6ランクアップしています。 「柚」は、冬に香り良い実をつける樹木。秋〜冬生まれの女の子に人気の高い漢字です。料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることも。2022年の女の子の漢字ランキングでは23位にランクインしています。 2022年に名づけられた女の子の名前は、レトロネーム人気が健在! 「詩」「紬」「莉子」「楓」といった古風で日本的な名前が上位にランクインし、多く名づけられています。また、「うた」「りこ」「つむぎ」「ことは」など、古風でレトロ可愛い響きのよみの名前が多くランクインしていました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年1月1日(土)~2022年10月1日(土)調査件数:107,289件(男の子:54,449件/女の子:52,840件)
2022年11月12日ぺぷりさんが描く、おませな娘と自由人な息子との日常マンガをご紹介します。ぺぷりさんと娘は、将来子どもができたらどんな名前を付けるかを話していました。すると娘がとんでもない名前を言い始めて……!?娘が考えた未来の娘の名前は…!? ぺぷりさんの娘が子どもが生まれたときの名前を考え、もう決まったと言います。ぺぷりさんはそれを聞いて、「どんなんどんなんーー?」と聞いてみると……。 「うんこ」 娘はそう言ったのです。ぺぷりさんは驚いて「ギャグのつもり?」と言ったのですが、娘はいたって本気のよう。 「運のある子で、運子にする」と、まるで母親の顔をして娘が言いました。 しばらくして、思い直したのか「運子」という名前では、みんなにからかわれてしまうか心配になる娘。しかし、それでも娘は「運子は強い子! なんたって運が味方なんやからね!」と未来の子どもに「運子」と名付けるという気持ちは変わらない様子。 ぺぷりさんも、「おばあちゃん、早く運子に早く会いたい……♡」とノリノリなのでした。 ◇◇◇ ぺぷりさんも小学生のころ、自分の子どもの名前を考えていた記憶があって、「そういう時期だよね~」と、微笑ましい気持ちで娘さんのお話を聞いていたのだとか。それにしても娘さん、名前の由来を語るときは母の顔になっていて、とってもかわいいですね♡
2022年11月10日2022年に誕生した新生児(男の子)54,449人の名前から、人気の名前をランキングでご紹介します。海や木々などの自然に関連する漢字や、太陽の明るさ・あたたかさを連想させる漢字のほか、「あお」や「そら」といった雄大な海や空をイメージさせるよみの名前がトレンドとなっています。 1位碧(主なよみ:あお、あおい)(昨年7位)2022年生まれの男の子で最も多かった名前は「碧(あおい、あお)」でした! 月間ランキングでは、1月・7月・8月のランキングで1位に輝いており、2021年7位から今年は見事1位という結果になりました。女の子の名前ランキングでも62位にランクインした「ジェンダーレスネーム」の代表格。 「碧」は、自然が生み出す青緑色を表します。紺碧の輝きを放つ海を連想させるため、特に夏生まれに人気です。「美しく輝く人生を歩めるように」という願いを込めてもいいですね。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと、ひなた、あきと)(昨年2位)続いて2位にランクインしたのは、「陽翔(はると、ひなと)」でした。2021年の名前ランキングでは2位、2020年では3位と、ここ数年大人気の名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。 3位蓮(主なよみ:れん)(昨年1位)2020年・2021年と2年連続1位だった「蓮(れん)」は、今年は3位という結果に。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 4位蒼(主なよみ:あおい、あお、そう、そら)(昨年4位)「蒼(あおい、あお、そう)」は、2021年に続き今年も4位にランクイン。特に春〜夏に人気の名前です。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2022年男の子の漢字ランキングで9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。 5位朝陽(主なよみ:あさひ)(昨年5位)「朝陽」が5位にランクイン。2021年の名前ランキングでは5位、2020年は10位と、近年人気の高い名前です。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートを感じさせる名前です。 6位蒼空(主なよみ:そら、あお、あおと、あおい、そあ)(昨年18位)6位にランクインしたのは「蒼空(そら、あおい、そうすけ)」。2021年の名前ランキングで18位から、大きくランクアップしました。 青い草木が生い茂る様子を表す「蒼」に「空」を組み合わせることで、陸の青と空の青が融合した美しい名前に。「そら」「あお」「あおと」など様々なよみがあり、それぞれ印象が異なるのもユニークです。 7位湊(主なよみ:みなと、そう)(昨年3位)7位は「湊(みなと、そう)」がランクインしました。2021年の名前ランキングでは3位、2020年は5位と、毎年安定した人気のある名前です。 「湊」は、水上航路の集まってくるみなとを表します。「集まる」の意味から、「人気者になるように」「友人に恵まれるように」といった願いが込められることもあるようです。 8位悠真(主なよみ:ゆうま、はるま、ゆうしん)(昨年9位)8位に入ったのは、「悠真(ゆうま、はるま、ゆうしん)」。2021年の名前ランキングでは9位ですが、月間ランキングでは5月に1位となっています。 遥か遠い様子、のんびりしている様子を表す「悠」に、嘘や欠け目のない「真」という漢字を組み合わせることで、スケールが大きく真っ直ぐと育つようなイメージに。おおらかさや伸びやかさを感じさせる名前です。 9位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと、けいと)(昨年10位)「結翔(ゆいと、ゆうと、けいと)」が、9位にランクイン。2021年の名前ランキングでは10位、2020年では13位と、安定した人気のある名前のひとつです。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2022年漢字ランキングで男の子20位、女の子3位と、男女問わず人気の漢字です。 10位陽向(主なよみ:ひなた、ひゅうが)(昨年21位)10位にランクインしたのは、「陽向(ひなた、ひゅうが)」。2021年の名前ランキング21位から大きくランクアップして、今年はトップ10入りしました。女の子の名前ランキングでも91位にランクインした「ジェンダーレスネーム」の一つです。 太陽を意味する「陽」という漢字に、ある方向に進むことを示す「向」という漢字を組み合わせることで、明るい方向に進んでいくこと、輝かしい未来を連想させます。 11位伊織(主なよみ:いおり)(昨年13位)2020年は18位、2021年は13位だった「伊織(いおり)」が今年は11位に。月間ランキングでは5月に1位を獲得。 「伊」という漢字に、細やかな模様が織り込まれた柔らかい絹織物を指す「織」を組み合わせ、どこか古風で凛とした男の子をイメージさせます。 12位大和(主なよみ:やまと)(昨年12位)「大和(やまと)」が12位にランクイン。2021年の名前ランキングでも12位、2020年は17位 と、安定した人気を誇ります。 大きく立派な様子を表す「大」は、男の子の名づけの定番。「和」は「和らぎ」という意味があるほか、「日本」という意味をもつ漢字。大らかさや伸びやかさ、そしてどこか日本的な印象も与える名前です。 13位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)(昨年19位)「凪(なぎ、なぎさ)」が12位にランクイン。2022年女の子の名前ランキングでも23位にランクインしており、人気の「ジェンダーレスネーム」としても注目されています。 「凪」は、風が止み海の波が穏やかになる状態を表す漢字。海や風を連想させ、爽やかで穏やかな夏のイメージがわく名前です。 14位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)(昨年11位)14位にランクインしたのは、「颯真(そうま、ふうま)」。2021年は11位、今年は14位と上位に位置しており、これから人気が高まりそうな名前です。 「颯」は、風がサッと吹く様子を表します。「颯爽」という熟語を連想し、きびきびと爽やかな印象を与えます。2022年男の子の漢字ランキングでは11位に入っており、人気の漢字です。 15位律(主なよみ:りつ)(昨年16位)「律(りつ)」は、昨年16位からワンランクアップして15位に入りました。 「律」は、おきてや定め、物事の法則を表すほか、音の高さやその規定を表します。そのため知的な印象でありながら、どこか芸術的な雰囲気も感じさせます。「りつ」という響きも新鮮で、アーティスティックな印象を与える名前です。 15位樹(主なよみ:いつき)(昨年6位)2021年6位だった「樹(いつき)」が、今年は15位という結果に。2022年男の子の漢字ランキングでも、「樹」は21位にランクインしています。 「樹」という漢字を一文字で用いることで、丈夫で立派な木を連想させます。「芯の通った、真っ直ぐ丈夫な人に育つように」といった願いが感じられますね。 17位大翔(主なよみ:ひろと、たいが、はると、やまと)(昨年8位)17位には、2021年名前ランキングで8位だった「大翔(ひろと、たいが、はると、やまと)」がランクイン。 羽を大きく広げて飛び舞う様子を表す「翔」に「大」を組み合わせて、よりダイナミックで力強い印象の名前に。「翔」は2022年、2021年ともに漢字ランキング1位に輝いており、今最も多く男の子の名づけに使われている漢字です。 18位陽大(主なよみ:ひなた、はると、ようた、はるた)(昨年30位)18位にランクインしたのは、「陽大(ひなた、はると、ようた、はるた)」でした。2021年の30位から大きくランクアップした、今注目の名前です。 あたたかく明るい印象の「陽」という漢字に「大」を組み合わせることで、どっしりと安定感のあるイメージに。「明るく心広い人に育つように」といった願いが感じられます。 18位湊斗(主なよみ:みなと)(昨年14位)同率で18位にランクインしたのは、「湊斗(みなと)」でした。2021年の名前ランキングで14位、2020年は8位に入っています。 水上航路の集まってくるみなとを表す「湊」という漢字に、「北斗七星」を連想させる「斗」という漢字を組み合わせた名前。海と空、星をイメージさせ、夏の美しく雄大な自然が詰まった名前になっています。 20位暖(主なよみ:だん、はる、ひなた、はるひ)(昨年15位)20位にランクインしたのは「暖(だん、はる、ひなた、はるひ)」でした。 「暖」は、「あたたかい」「あたためる」を指す漢字。その意味から、愛情やぬくもりを感じられる名前です。「はる」とよむと、ジェンダーレスでやさしい印象に。「だん」とよむと、元気で快活な印象になります。 2022年に名づけられた男の子の名前には、海や木々などの自然に関連する漢字や、太陽の明るさ・あたたかさを連想させる漢字が多く用いられていました。よみでは、「あお」や「そら」といった、雄大な海や空をイメージさせるよみの名前がトレンドとなっています。これから男の子を出産予定のパパ・ママは、参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年1月1日(土)~2022年10月1日(土)調査件数:107,289件(男の子:54,449件/女の子:52,840件)※速報値
2022年11月10日妊娠・出産・子育ての毎日を笑顔にする、ママと専門家をつなげるプラットフォーム企業、株式会社ベビーカレンダーは、2022年に生まれたお子さん107,289名を対象に、赤ちゃんの名前に関する調査を実施しました。この記事では、赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングをご紹介しています。 2022年に生まれた赤ちゃん約10万人の名前を大調査しました! 赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングのTOP10をご紹介します。今年で13回目となる赤ちゃんの名前ランキング。気になる2022年の結果は!? 【名前】伝統的な日本の色の名前「レトロカラーネーム」が2022年のトレンド赤ちゃんの名前ランキングTOP10 多様性やグローバル化が進む近年では海外でも通じるような要素が感じられる名前が増えていますが、その一方で、古風で日本的なイメージのある”レトロネーム“の人気も高まっています。とくに今年目立っていたのは伝統的な日本の「色」がイメージされる”レトロカラーネーム“です。今年の男の子の名前ランキングでは「碧(主なよみ:あおい、あお)」が昨年の7位から順位を上げ、1位に輝きました。「碧」は、「碧色(へきしょく)」とも言われ、強い青緑色を指します。やや黒みを帯びた青色の「紺碧(こんぺき)」や、鈍い青緑色の「青碧(せいへき)」など色の和名にも用いられている漢字です。 さらに今年ランクを上げた注目のレトロカラーネームは、「翠(主なよみ:すい、みどり)」と「葵(主なよみ:あおい、あお)」でした。「翠」は、女の子の名前ランキングで一昨年は圏外から昨年の55位に順位を上げ、今年は19位とさらなる躍進を見せた結果に。「翠」は、「翠緑(すいりょく)」とも言われ、鮮やかな緑色を指します。緑色の羽を持つ翡翠(カワセミ)に由来していて、宝石の名前である翡翠(ヒスイ)にも用いられている漢字です。 「葵」は男の子の名前ランキングで40位、女の子の名前ランキングでは3位。男の子は昨年の51位から、女の子は昨年の4位からランクアップしました。「葵」は、日本の代表的な夏の花、向日葵(ヒマワリ)のような鮮やかな黄色を指す「向日葵色(ひまわりいろ)」に使われている漢字です。男の子の名前ランキングで今年1位となった「碧」と同じく「あおい、あお」とよむことができ、さわやかで清々しいイメージの名前が人気なのかもしれません。 <男女別の傾向>男の子との名前ランキングTOP3は、1位「碧」、2位「陽翔」、3位「蓮」でした。2018年から不動の人気だった「蓮」を抜き、「碧」が昨年の7位から1位に! 「陽翔」は一昨年3位、昨年2位と順位を上げ、今年も2位をキープしています。近年人気の”と止めネーム“の止め字として使われる「翔」の人気の高さがうかがえます。また、今年6位にランクインした「蒼空(あおと)」もTOP10圏外からランクインしており、これまで”と止めネーム“の代名詞だった「翔」に加えて、”と止めネーム“のバリエーションが増加しています。 女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「凛」、3位「芽依」という結果に。「陽葵」は一昨年も1位を獲得した人気の名前でしたが、昨年は3位に。今年は見事1位に返り咲きました。2位の「凛」を始め、昨年22位から今年5位にランクを上げた「詩」、3位の「葵」、8位の「紬」、10位の「澪」などTOP10のうち5つが日本的なイメージを持つ名前で、今年も”レトロネーム“には根強い人気がありました。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 「歩夢」「りょうゆう」金メダリストの名前が増加! 日本は、北京でおこなわれた冬季五輪で最多となる18個のメダルを獲得。2018年のピョンチャン大会の13個という記録を上回る結果になりました。今年の赤ちゃんの名づけでも、冬季五輪で活躍した選手の名前を用いた”五輪ネームの人気が増加していました。 「スノーボード」男子ハーフパイプで、日本スノーボード史上初の金メダルを獲得した平野 歩夢(あゆむ)選手と同じ「歩夢(あゆむ)」という名前の件数は昨年23件(115,687件中)から、今年は41件(107,289件中)と1.9倍に。「スキージャンプ」男子ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林 陵侑(りょうゆう)選手の「りょうゆう」というよみの件数も、昨年3件(115,687件中)から今年11件(107,289件中)と3.9倍になりました。 また、メダル獲得とはならなかったものの、歩夢選手の弟として話題になった平野 海祝(かいしゅう)選手の「かいしゅう」というよみの件数は、昨年から2.5倍になりました。2021年の東京五輪から引き続き、若い選手の活躍が目立った北京五輪。選手と同じようにたくましく育ってほしいという想いから名づけをしたママ・パパが多かったようです。 【よみ】男女ともに昨年に引き続き”2音ネーム”が大人気名前のよみランキングTOP10男の子の名前よみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「りく」、3位「ゆいと」でした。月間ランキングでも首位の座を揺るがせることのない絶対王者の「はると」は、2018年から5年連続で1位に! 3位「ゆいと」、4位「あおと」、5位「みなと」が続き、近年人気の高い”と止めネーム“ が上位に食い込む結果となりました。”と止めネーム“ が人気の中、近年注目を集めているのが2位の「りく」です。一昨年4位から昨年2位に順位を上げ、今年も2位をキープしています。昨年13位だった「そら」も今年は8位でTOP10入りしており、男の子のよみでも”2音ネーム”の人気が高まっていることがわかります。 女の子の名前よみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「みお」、3位「めい」でした。今年は、5位の「あおい」以外、1位から7位を”2音ネーム”が独占する結果に。「えま」は1位、「みお」は2位と昨年と同じ結果に、昨年5位だった「めい」は今年3位に、昨年12位だった「さな」は大きく順位を上げて今年4位にランクアップしました。また、昨年11位だった「りお」も6位とTOP10入りを果たしました。将来グローバルに活躍してほしいという思いも込めてか、誰でも呼びやすい“2音ネーム”の人気が高まっていると考えています。 【漢字】1位は「翔」「莉」。男の子は壮大さ、女の子は自然の生命力をイメージできる漢字が人気名前の漢字ランキングTOP10男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「陽」でした。これまで3位をキープしていた「斗」が4位に、昨年4位だった「陽」が順位を上げて3位にランクインし、TOP3に変動が見られました。 空高く飛び立つという意味がある「翔」に、大らかでたくましい様子の「大」、日の光を表す「陽」、広大なさまを意味する「悠」、清々しい澄んだ様子の「晴」など明るくあたたかみのある漢字が人気を集めました。 女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「莉」、2位「花」、3位「結」という結果に。一昨年、昨年と1位だった「花」を「莉」が上回り、TOP10は自然の生命力を表すような漢字がランクインしました。「成長」や「健やかさ」をイメージさせる漢字で、赤ちゃんの希望溢れる未来を願ったママ・パパが多かったようです。 2022年生まれの赤ちゃんの名前調査では、伝統的で日本らしい漢字やよみの名前の“レトロネーム”の人気が高まっていることが明らかになりました。グローバル化が進むなか、日本らしさを大切にしたいというママ・パパの願いがうかがえる結果に。そして、この冬歴史に名を刻んだメダリストの名前も増加しました。世界で活躍するアスリートたちの名前をわが子にも、というママやパパがこれから増えるのではないかと注目です。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年1月1日(土)〜2022年10月1日(土)調査件数:107,289件(男の子:54,449件/女の子:52,840件) 2022年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2022年11月01日近年、古風で日本的な印象のある名前「レトロネームブーム」が名づけのトレンドになってきています。2022年9月生まれの女の子5,522名の名前を調べてみると、自然を連想させる漢字が多く用いられていたほか、「ジェンダーレスネーム」も多くランクインしていました。 1位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)9月生まれの女の子に最も多く名づけられたレトロネームは「凪」でした! 9月の名前ランキング4位にランクインしています。2021年の名前ランキングでは24位、2020年は27位と、今注目度大の名前です。 「凪」は、風が止んで波が穏やかになる様子を表す漢字。爽やかな海の青さと、穏やかな波の様子をイメージさせ、男女ともに人気の名前になっています。2022年9月の男の子の名前ランキングでも3位に入っており、今人気のジェンダーレスネームでもあります。 2位葵(主なよみ:あおい)2位にランクインしたのは「葵」。2022年9月のランキングでは、6位に入っています。2021年の名前ランキングでは4位、2020年では7位と、近年トレンドの名前の一つです。 「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから女の子の名づけに人気です。 2位彩葉(主なよみ:いろは)「彩葉」は、同率で2位にランクイン。2021年の名前ランキングでは13位、2020年は18位と、年々人気が高まっています。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名づけに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく色づく葉「紅葉」をイメージさせます。「いろは」というよみが、いろは歌を連想することから、古風な印象に。 3位詩(主なよみ:うた)3位にランクインしたのは「詩」。2022年9月の名前ランキングでは8位でした。2021年の名前ランキングでは22位にランクインしています。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 3位紬(主なよみ:つむぎ)「紬」が、同率で3位に。2021年の名前ランキングでは1位、2020年では2位と、近年大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる名前です。 6位柚葉(主なよみ:ゆずは)「柚葉」は、2021年名前ランキング26位、2020年24位と、毎年安定した人気のある名前。2022年9月のランキングでは13位でした。 「柚」は、冬に香り良い実をつける樹木。秋〜冬生まれの女の子に人気の高い漢字です。料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることも。2021年の女の子の漢字ランキングでは21位にランクインしています。 6位葉月(主なよみ:はづき)同率でランクインしたのは、「葉月」。2021年名前ランキングでは圏外、2020年は88位だったところ、今年人気が急上昇しています。「葉が落ちる月」という意味を持つ「葉月」。旧暦8月の異称ですが、新暦とずれており、葉月は秋だったそうです。 草木の葉や花びらを表す「葉」という漢字は、若葉のような生命力とみずみずしさを感じさせます。そこに「月」を組み合わせることで、神秘的で美しい印象にもなっています。 8位紬希(主なよみ:つむぎ)7位にランクインしたのは、9月18位だった「紬希」。2021年の名前ランキングでは34位、2020年は33位でした。 3位の「紬(つむぎ)」と同様、高級な絹織物を指す「紬」という漢字に、「希」を組み合わせた名前。「希望」という熟語を連想させ、願いや望みが叶う人生を願って用いられているようです。 8位楓(主なよみ:かえで)同率で8位にランクインしたのは「楓」。2021年の名前ランキングでは17位にランクインしています。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いが感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋生まれの赤ちゃんに人気です。9月の男の子の名前ランキングでも32位にランクインしており、今注目のジェンダーレスネームとも言えます。 10位凪紗(主なよみ:なぎさ)10位にランクインしたのは、9月名前ランキング22位だった「凪紗(なぎさ)」。2021年の名前ランキングでは67位、2020年は圏外と、これからさらに人気が高まりそうな名前です。 1位の「凪」と同様、風が止んで波が穏やかになる様子を表す漢字である「凪」に、薄い絹織物を表す「紗」を組み合わせた名前。「紗」を用いることで、より美しく情緒のある名前になっています。 2022年9月に名づけられた女の子の「レトロネーム」は、「凪」や「葉」などの自然を連想させる感じが多く用いられていたほか、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」も多くランクインしていました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年9月1日(木)~9月25日(日) 調査件数:5,522件(女の子)調査件数:61,218件(男の子:31,038件/女の子:30,180件)
2022年10月31日近年、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がトレンド。なかでも、漢字一文字の名前「一文字ネーム」のジェンダーレスネームが人気です。今回は、2022年9月に誕生した新生児(男の子)5,548人の名前から、同月に女の子にも名づけられていた人気の「一文字ジェンダーレスネーム」を紹介します。 1位蒼(主なよみ:あお、あおい、そう/女の子:あおい)1位は「蒼(あお、あおい、そう)」。9月の名前ランキングでは2位にランクインしています。2021年の名前ランキングでは4位、2020年は2位と、近年特に人気の高い名前です。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2021年漢字ランキングでも9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的なイメージに。一方、「そう」というよみは爽やかな印象を与えます。 2位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ/女の子:なぎ)2位の「凪(なぎ、なぎさ)」は、9月のランキングでは3位。2021年名前ランキング19位、2020年24位と、年々人気が高まっている注目の名前です。2021年女の子の名前ランキングでも24位に入っています。 「凪」は、風が止んで波が穏やかになる様子を表す漢字。爽やかな海の青さと、穏やかな波の様子をイメージさせ、男女ともに人気の名前になっています。2021年漢字ランキングでも、男の子51位、女の子31位にランクインしています。 3位蓮(主なよみ:れん/女の子:れん)9月の名前ランキング4位の「蓮(れん)」。2021年・2020年ともに年間名前ランキング1位の大人気ネームです。女の子の名前ランキングでは100位以下でしたが、9月は女の子にも名づけられていました。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 4位樹(主なよみ:いつき/女の子:いつき)「樹(いつき)」は9月のランキングで6位に入っていた名前です。2021年名前ランキング6位、2020年4位と、安定した人気を誇ります。こちらも女の子の名前ランキングでは100位以下でしたが、9月のランキングでは女の子にも名づけられていました。 「樹」は、生い茂る樹木を表す漢字。「豊かにのびのびと育ってほしい」というパパ・ママの願いが感じられます。 5位碧(主なよみ:あお/女の子:あおい)9月のランキング9位だった「碧(あお)」。2020年名前ランキング19位から、2021年は7位へと大幅にランクアップした近年人気の名前です。2021年の女の子の名前ランキングでも、48位にランクインしています。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて用いるパパ・ママが多いようです。 5位律(主なよみ:りつ/女の子:りつ)同率で5位に入ったのは「律(りつ)」。2021年16位、2020年9位と、近年安定して人気のある名前です。「律」という漢字は、2021年男の子の漢字ランキング34位にも入っています。こちらも女の子の名前ランキングでは圏外でしたが、9月のランキングでは女の子にも名づけられていました! 「おきて」や「さだめ」を表す「律」という漢字は、真面目な印象に。また、「旋律」といった音楽のひとつのまとまりを表す単語も連想され、芸術的なイメージも与えます。ラ行ではじまる男の子の名前は、みずみずしくかっこいい印象になります。 7位陽(主なよみ:はる、ひかる、よう、ひなた/女の子:はる、ひなた)7位にランクインした「陽」は、男女様々なよみかたで人気。男の子では2021年33位、2020年26位にランクインしています。2021年漢字ランキングでは4位、女の子の漢字ランキングでも11位にランクインしています。 「陽」は日の当たる丘を表し、「太陽」の「陽」としてもイメージしやすい漢字。明るくあたたかく輝かしい印象を持ち、男女ともに人気の漢字です。漢字ランキングでは、2021年の男の子4位、女の子11位となっています。 8位悠(主なよみ:はる、はるか/女の子:はる)9月の名前ランキング24位の「悠(はる、はるか)」。2021年の男の子の名前ランキングでは43位、2020年は28位でした。女の子の名前ランキングでは圏外でしたが、2022年9月のランキングでは女の子にも名づけられていました! 「悠」は、のんびりとした様子や、遠く広い様子を表す漢字。スケールの大きさを感じさせ、落ち着いた人物を連想させます。 9位楓(主なよみ:かえで/女の子:かえで)9位にランクインしたのは、2022年9月の名前ランキング32位の「楓(かえで)」。2021年名前ランキングで37位、2020年は38位、女の子の名前ランキングでも2021年17位、2020年21位と、男女ともに安定した人気を誇るジェンダーレスネームです。 「楓」は、秋に美しく紅葉する落葉樹。そのため、秋になると特に名づけに人気です。実に翼がつくことから、「自立して羽ばたいてほしい」という願いを込めて名づけるパパ・ママも多いようです。 10位響(主なよみ:ひびき、きょう/女の子:ひびき、きょう)2021年、2020年の名前ランキングでは男女ともに圏外だった「響(ひびき、きょう)」が、2022年9月にはジェンダーレスネームとしてランクイン。2022年9月の名前ランキングでは43位という結果になっています。 「響」は、音や声が空気に乗って伝わる様子を表す漢字。音が広がるイメージから、そこにいるだけで周りの人が幸せな気持ちになるような、良い影響を与えられる人になってほしい、という願いが感じられます。 人気の「一文字ジェンダーレスネーム」は、海や草木、太陽など、自然を連想させる漢字が多く用いられていました。ジェンダーレスネームの人気はまだまだ続きそうな予感! これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年9月1日(木)~9月25日(日)調査件数:11,070件(男の子:5,548件/女の子:5,522件)
2022年10月29日ワーママで2人の子育てに奮闘中のミロチさんが、日常の出来事をマンガ化!「わたち…悪い人の名前、知ってるんだ…」と娘の突然の告白に、念のためスマホで録音するミロチさん。しかし……!ある日、真剣な顔で突然「悪い人の名前、知ってるんだ……」と話す長女つむちゃん。 「いじめ!? 盗難!? 暴力!?」と慌ててスマホを取り出し録音したものの…… 保育園にそういう人がいるってこと!? その人の名前は「ワルモノ」。 悪い人の名前=ワルモノと知ったつむちゃん、衝撃だったのかもしれませんね♪ その後、「ワレモノだったかも!?」と焦っている様子もかわいい♡ 「ものすごく真剣な顔で話し出すからさ、こっちも深刻な問題だと思うよね……」とミロチさん。 SNSのコメント欄にも、ほっこり癒やされた人が♪ 「録音したのはとりあえずそのまま置いておいて、疲れたときに聴くと癒やされそうですね」 「そうね、悪者も割れ物も危ないから近づかないでおこう」 子どもたちの発想って本当に純粋ですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター ミロチ
2022年10月27日毎月赤ちゃんの名前ランキングを調査しているベビーカレンダーにて、9月生まれの新生児11,070人の名づけを調べました。名づけで多かった名前・漢字・よみの人気ランキングや特徴をお伝えします。9月生まれの赤ちゃんの名づけでは、9月の季語「木犀」にちなんだ名前が多数見受けられました。また、女の子は「レトロネーム」、男の子は「ジェンダーレスネーム」が人気! 女の子に人気の名前・漢字・よみランキング 女の子の名前は「レトロネーム」人気が継続中!近年、女の子の名づけでは古風な印象のある「レトロネーム」が人気です。9月は、「凪(なぎ)」、「葵(あおい)」、「彩葉(いろは)」、「詩(うた)」、「紬(つむぎ)」などがTOP10入りしています。 よみでは「いと」、「うた」、「りこ」といった二音のレトロなよみも人気。令和の現代では、キラキラネームよりも落ち着いた和の雰囲気を好む親御さんが増えてきているのかもしれません。 9月の季語「木犀」にちなみ「咲茉」が人気!9月生まれの女の子の名前ランキング1位は「陽葵(ひまり)」、2位「凛(りん)」、3位「咲茉(えま)」でした。「咲茉」が月間ランキングTOP3に入るのは9月が初めて。主なよみ「えま」は、2021年年間よみランキング1位となった、今最も多く名づけられているよみです。月間ランキングでも今年5月以外すべての月で人気ナンバーワンとなっており、9月も1位を獲得しています。「茉」は「茉莉花(ジャスミン)」に用いられている漢字で、ジャスミンはモクセイ科の植物です。9月の季語「木犀」にちなみ、9月に多く名づけられたのかもしれません。漢字ランキングでは、8月17位(123名)から、9月11位(195名)へとランクアップし、72名増加していました。 また、9月の風物詩「十五夜」(月見)にちなんでか、「月」を用いた名前も増加。13位「結月(ゆづき)」・「葉月(はづき)」、30位「菜月(なつき)」、42位「美月(みつき、みづき)」、54位「優月(ゆづき)」などが人気でした。「月」は漢字ランキングで8月18位(121名)から、9月15位(166名)へランクアップし、45名増加していました。 9月に月間ランキングで過去最高の順位を記録した名前で注目なのは「凪(なぎ)」と「翠(すい)」。9月4位の「凪」はここ数年で人気が高まった名前です。波風が止んだ穏やかな海を意味することから海のイメージが強く、特に夏生まれのお子さんに多く名づけられていましたが、9月もその人気が衰えることなく多くのお子さんに名づけられていました。13位「翠(すい)」は今年人気急増中の名前です。年間ランキングでは2020年は100位以下でしたが、2021年は55位に順位を上げています。 男の子に人気の名前・漢字・よみランキング 男の子の名前は「ジェンダーレスネーム」がトレンド!男の子の名前では、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が人気です。9月TOP10では、2位「蒼(あお・あおい)」や3位「凪(なぎ)」、4位「蒼空(そら)」、6位「樹(いつき)」、9位「碧(あお・あおい)」などの名前は、実際に男女どちらにも名づけられていました。名前ランキングでは「ジェンダーレスネーム」が多く名づけられている一方、よみランキングでは「〇〇と」、「〇〇た」といった「と止めネーム」や「た止めネーム」が上位にランクイン。男らしく、かっこいいイメージのあるよみが好まれているようです。 秋冬に多く名づけられる「柊」・「楓」が増加傾向に9月生まれの男の子に人気の名前ランキング1位は「陽翔(はると)」、2位「蒼(あお・あおい)」、3位「凪(なぎ)」という結果でした。「凪」は女の子のランキングでも4位にランクインしており、9月は特に男女どちらにも人気が高かったことがうかがえます。 8月100位圏外から順位を上げていた名前の中で注目なのは、「柊(しゅう)」と「楓(かえで)」。どちらも秋冬生まれに人気が高い名前です。「柊」はヒイラギを意味するモクセイ科の植物のこと。2022年1月、2月には月間人気漢字ランキングTOP10入りしています。9月の季語「木犀」にちなんだ名前として、多く用いられたのかもしれません。「楓」は紅葉する木の総称。紅葉狩りが連想される、秋の風情を感じる名前です。また、「楓」は特に秋冬生まれの女の子にも毎年多く名づけられている「ジェンダーレスネーム」の一つでもあります。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年9月1日(木)~9月25日(日)調査件数:11,070件(男の子:5,548件/女の子:5,522件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年10月27日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?出産予定日を8日後に控えたyasucoさんは、深夜に突然破水し、旦那さんと一緒に病院へ向かうことに――。 助産師さんに声をかけると「まずは破水かどうかを確認しますね」と、陣痛室へ案内されます。 そこで助産師さんが確認し、破水していることがわかると、その場で入院が決定。 しかしその後、陣痛が来ているのか、子宮口の開きはまだなのかを助産師さんが確認すると、まだ当分生まれそうにないという結果に……。 そのため、旦那さんは一度家に帰宅することに! このときはまだ痛みなどを感じていなかったyasucoさんは、元気に「おやすみ~」と言うと、旦那さんを見送ったのでした。 助産師さんから「痛くなったらスグ呼んで下さいね」と言われ、ひとりになったyasucoさん。 すると、ぎゅうぅ~んとおなかから音が鳴り、軽い生理痛のような痛みを感じるように……。 しばらくすると痛みは落ち着いたのですが、そのタイミングで経産婦さんが隣のベッドにやって来て……!? 隣のベッドの経産婦さんの存在が気になって… 自分のベッドの隣に経産婦さんがやって来たことに、興味津々なyasucoさん。 カーテンの向こう側の話声が聞こえたので聞いていると、どうやら旦那さんは海外にいて、お隣の女性はひとりで出産をするということがわかりました。 さらに奇遇なことに旦那さんの名前も一緒! 勝手に運命を感じたyasucoさんは、お隣の女性(レジェンド)に恥じないお産にしようと決意するのでした。 「レジェンドに恥じないお産にしようと謎の誓いをたてた」とありますが、きっと同じ状況のママが隣にいたことが、このときのyasucoさんにとって心強かったのではないでしょうか。偶然旦那さんの名前も同じだったようですが、共通の項目が1つでもあると、勝手に親近感を持ってしまいますよね。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年10月20日8月に増加していた名前の中で、夏らしい漢字を用いていたり、よみに夏らしさを感じる人気の「夏ネーム」を紹介。2022年8月生まれの女の子5,024名の名前の調べてみると、女の子は「なぎさ」と読む名前が人気でした! 凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)8月のランキングで7位に入っていた「凪(なぎ、なぎさ)」。2021年の名前ランキングでは24位、2020年は27位となっていますが、毎年夏生まれの女の子に人気の名前です。2021年男の子の名前ランキングでも19位に入っており、今注目の「ジェンダーレスネーム」とも言えます。 「凪」は、風や波が静まる様子を表す漢字。爽やかで穏やかな海や風を連想させ、夏にぴったりの漢字です。 七海(主なよみ:ななみ、なみ)8月に22位だった「七海(ななみ、なみ)」。2021年の名前ランキングでは74位、2020年は77位ですが、例年夏には人気が高まる名前です。 「七海」は世界の海に由来する名前。スケールの大きさも感じさせつつ、「なな」と同じ音が続く響きが可愛らしいですね。 心晴(主なよみ:こはる、ここは、このは)8月に同率22位だったのが、「心晴(こはる、ここは、このは)」。2021年の名前ランキングでは58位、2020年は72位と、年々人気が高まっている注目の名前です。 「心」という漢字は、2021年漢字ランキングで8位。「ここ」というよみがチャーミングです。そして、雨が止んで青空が輝く様子を表す「晴」という漢字を組み合わせることで、明るく穏やかな人柄を連想させます。 翠(主なよみ:すい、みどり、あきら)こちらも8月に同率22位だった「翠(すい、みどり、あきら)」。2021年の名前ランキングでは55位、2020年は圏外と、これからの人気が注目されます。 「翠」は、翡翠(ヒスイ)のようなきれいな青緑色を指す漢字。「すい」というよみで清々しく爽やかな印象になり、夏にぴったりの名前です。「あきら」とよむと、かっこよくジェンダーレスな印象になります。 渚(主なよみ:なぎさ)「渚(なぎさ)」は、8月に28位にランクインしていました。2021年の名前ランキングでは91位、2020年は圏外と、とりわけ夏に人気が高まる名前です。 「渚」は、水際の地を表す漢字。波打ち際のロマンチックなイメージが好まれ、夏生まれの女の子の名づけに人気です。 凪咲(主なよみ:なぎさ)こちらも同率で28位にランクインしていた「凪咲(なぎさ)」。「渚」と同じよみで、同順位にランクインしています。「凪咲」は、2021年の名前ランキングでは63位、2020年は圏外でした。 風や波が静まる様子を表す「凪」に、「笑う」「咲く」を表す「咲」という漢字を組み合わせて、可愛らしく穏やかな印象の名前になっています。同名では、アイドルグループNMB48の渋谷凪咲さんが活躍されていらっしゃいます。 楓夏(主なよみ:ふうか、かえで、ふうな)こちらも同率で28位だった「楓夏(ふうか、かえで、ふうな)」。2021年・2020年ともに名前ランキングでは圏外で、これからの人気が注目されます。 「楓」は、秋に美しく紅葉する落葉樹。実に翼がついていることから、「自立して羽ばたいてほしい」という意味を込めて、名づけに人気です。そこに「夏」という漢字を組み合わせることで、季節が変わっていくような風情が感じられる名前になっています。 凪紗(主なよみ:なぎさ)8月に33 位、2021年の名前ランキングでは67位だった「凪紗(なぎさ)」。「渚」「凪咲」に続き、同じよみで3つ目のランクインとなりました。 「紗」は、夏羽織や蚊帳などに使用する、薄くて軽い織物の一種。どこか繊細で美しい印象のある「紗」という漢字に「凪」を組み合わせることで、より夏らしく爽やかな印象になっています。 葉月(主なよみ:はづき)「葉月(はづき)」は8月の42位、2020年の名前ランキング88位に入っている名前。2021年は圏外ですが、夏生まれの女の子にはおすすめの名前です。 「葉月」は、旧暦で8月を表す言葉。青々と茂る葉を連想させ、健康で明るい印象の名前にもなります。「月」は近年女の子の名づけに人気の漢字で、2021年漢字ランキング18位にランクインしています。 向葵(主なよみ:ひまり、ひなた、むぎ)8月に53位だった「向葵(ひまり、ひなた、むぎ)」も夏にぴったりの名前。2021年・2020年はともにランク外でしたが、「ひまり」というよみは人気で、2021年のよみランキング14位になっています。 「葵」は、草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。また「向日葵」を連想させ、「明るくすくすくと元気に育つように」というパパ・ママの願いが感じられます。 2022年女の子の夏ネームは、「なぎさ」とよむ名前が多くランクインしていました! また、夏らしい植物や明るい陽射しを感じさせる名前も人気でした。これからの名づけの参考にしてみてくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年8月1日(月)~8月25日(木)調査件数:5,024件(女の子)
2022年10月04日私は、現在8歳の長男、5歳の長女、2歳の次女のパパです。上の子2人と違って、2歳になる次女は、出産の日がきてもまだ名前が決まっていませんでした。3人目にして初めて名づけで焦った私たち夫婦の体験談をご紹介します。名前が決まっていない!性別がわかってから早々に検討を始め、余裕をもって名前が決まった長男。長男ほど早くはありませんでしたが、生まれる1カ月ほど前には決まっていた長女。ところが、3人目である次女は、出産予定日が間近に迫っても名前が決まっていない状態に。 当時6歳、3歳と手のかかる2人の育児で、夫婦共々毎日が精一杯。さらに、きょうだい3人の名前に何かしらの共通点をもたせたかったこともあり、名づけが難航していたのです。そうこうしているうちに、とうとう妻の陣痛が……。 「名前は何?」の質問で焦る!3人目ということもあり、ずいぶんとスムーズに生まれてくれた次女。ほっとした気持ちとは裏腹に、私の心の中には強い焦りが生まれてきました。「名前……」。しかし、子どもが生まれると、上の子たちの育児と病院との行き来、そして仕事と、今まで以上に時間がありません。 妻とゆっくり話をする余裕もなく、生まれたわが子を名前で呼べない日だけがただ増えていきました。内心焦る私に、実家の両親や、私の職場の上司・同僚から次々と「名前は決まったの?」という質問がきます。私は、「今じっくり考えていて……」と笑顔ではぐらかすものの、焦りはピークに。 妻からの1通のLINEで決定!そんなとき、仕事中に妻から1通のLINEが届きました。そこには、「〇〇ってどう!? 上の2人と共通点もあるし、画数もばっちりだった!」という次女の名前の提案が。 私は「ここで保留しては絶対にまずい!」という直感が働き、すぐに快諾する返信をしました。その夜、初めて次女を名前で呼んだときは、安心した気持ちと何だか申し訳なかった気持ちとが入り交じり、ちょっぴり複雑でした。 次女に付けた名前は、今でも心から満足しています。いつか大きくなった次女から「どんなこと考えて私の名前を決めたの?」と名づけの由来を聞かれたら、自信をもって私たち夫婦がこめた想いを伝えます。けれど、「すぐに名前を呼んであげられなくてごめんね」という気持ちだけは、これからも心の中にしまっておこうと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:佐藤 楓1男2女の父。元小学校教員。現在はライターとして、自身の経験をもとに教育・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在は妻がフルタイムで働き、“主夫”業も兼ねる。
2022年09月19日近年、古風で日本的な印象のある名前「レトロネームブーム」が名づけのトレンドになってきています。2022年8月生まれの女の子5,024名の名前の調べてみると、夏の自然や海を感じさせる漢字と、古風なよみがトレンドとなっていました! 1位陽葵(主なよみ:ひまり)2022年8月生まれの女の子でもっとも多かった名前は「陽葵」でした。7月に続き、2カ月連続でトップに輝いています。2021年の名前ランキングでは3位、2020年は1位と、近年特に人気の高い名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 2位葵(主なよみ:あおい)2位にランクインしたのは、「葵(あおい、あお)」。7月は3位にランクインしていました。また、2021年の名前ランキングでは4位、2020年は7位と、近年人気が高まっている名前です。 太陽に向かって成長する草花である「葵」は、赤、ピンク、白、黄色、紫など、様々な色の美しい花を咲かせます。その性質や美しさから、近年男女問わず名づけに人気の漢字となっています。 2位凛(主なよみ:りん)2位にランクインしたのは、「凛(りん)」。7月は2位にランクインしていました。2021年の名前ランキングでも2位、2020年は3位と、安定した高い人気を誇る名前です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。 4位莉子(主なよみ:りこ)4位には「莉子(りこ)」がランクイン。7月は5位にランクインしていました。2021年の名前ランキングでは10位、2020年は8位と、近年人気が継続している名前です。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた「レトロネーム」です。 5位詩(主なよみ:うた)「詩(うた)」が、5位にランクイン。2021年の名前ランキングでは22位、2020年は17位にランクインしています。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的な「レトロネーム」となっています。 6位結月(主なよみ:ゆづき)6位に入ったのは「結月(ゆづき)」。7月は4位にランクインしていました。2021年の名前ランキングでは8位、2020年は4位でした。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表します。そこに「月」を組み合わせることで、神秘的で美しい印象に。「結」は2021年漢字ランキングで2位に入っており、女の子の名づけに人気の漢字です。 7位芽依(主なよみ:めい)7位にランクインしたのは「芽依(めい)」。7月と同順位でのランクインとなりました。2021年の名前ランキングでは6位、2020年は4位に入っており、安定した人気を誇る名前です。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は、「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。 7位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)同率で7位にランクインしたのは、「凪(なぎ、なぎさ)」。こちらは7月にはランク外だった名前です。2021年の名前ランキングでは24位、2020年は27位となっていますが、毎年夏生まれの女の子に人気の名前。今年はじめてのTOP10入りとなりました。2021年男の子の名前ランキングでも19位に入っており、今注目の「ジェンダーレスネーム」とも言えます。 「凪」は、風や波が静まる様子を表す漢字。そのため、爽やかで穏やかな海や風を連想させます。 7位陽菜(主なよみ:ひな、はるな、はな)さらに同率で7位にランクインしたのは、「陽菜(ひな、はるな、はな)」。2021年の名前ランキングで9位、2020年は10位と、女の子の名づけでは定番人気となっています。 陽の当たる丘を表す「陽」に、可愛らしい花を咲かせる菜の花の「菜」を組み合わせることで、明るくあたたかい印象の名前に。「ひな」「はるな」「はな」と、よみもすべて穏やかで親しみやすい印象です。 10位咲茉(主なよみ:えま)10位にランクインしたのは「咲茉(えま)」。2021年の名前ランキングでは16位、2020年は25位と、これからさらに人気が高まりそうな名前です。 「笑う」「咲く」ことを表す「咲」という漢字に、ジャスミンを表す「茉莉花」の「茉」を組み合わせた名前。ジャスミンは夏に白く可憐で香り良い花を咲かせることから、「美しく笑顔の多い人でありますように」というパパ・ママの願いが感じられます。 10位澪(主なよみ:みお、れい、しずく)同率で10位に入ったのは、「澪(みお、れい、しずく)」。2021年の名前ランキングでは5位、2020年では9位と、安定した人気のある名前です。 「澪」は水が流れる水路を表し、みずみずしく爽やかな印象を与える漢字。「みお」というよみもかわいらしく、親しみやすい響きで人気です。「れい」とよむと、麗しく聡明な印象になります。 2022年8月につけられた女の子の名前は、夏の海や自然を連想させる漢字が多く用いられていました。また、古風で日本的な「レトロネーム」が多くランクインしていたのが印象的です。これからの名づけの参考にしてくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2022年8月1日(月)~8月25日(木) 調査件数:10,206件(男の子:5,182件/女の子:5,024件)
2022年09月16日赤ちゃんの名づけでは、季節感を取り入れた名づけをする親御さんが多く、8月生まれは夏の雄大な自然を感じさせる名前が多数ランクイン!今回は、2022年8月に誕生した新生児(男の子)5,182人の名前から、人気の名前をランキングでご紹介します。 1位碧(主なよみ:あおい、あお)2022年8月生まれの男の子でもっとも多かった名前は「碧(あおい、あお)」でした! 7月のランキングに続き、2カ月連続で1位に輝いています。2021年の名前ランキングでは7位、2020年は19位に入っており、年々人気が高まっている名前です。今年特に人気が高い名前の一つで、6カ月連続でTOP10 入りをしています。 自然が生み出す青緑色を表す「碧」。紺碧の輝きを放つ海を連想させ、夏生まれにぴったりです。「美しく輝く人生を歩めるように」という願いを込めてもいいですね。2021年の漢字ランキングでは、19位にランクインしています。 2位陽向(主なよみ:ひなた)2位にランクインしたのは、「陽向(ひなた)」。2021年の名前ランキングでは21位にランクインしており、「ひなた」というよみは、よみランキング11位に入っています。 太陽を意味する「陽」という漢字に、ある方向に進むことを示す「向」という漢字を組み合わせることで、明るい方向に進んでいくこと、輝かしい未来を連想させます。 3位湊(主なよみ:みなと)3位は、7月も同順位にランクインしていた「湊(みなと、そう)」。2021年の名前ランキングでも3位、2020年は5位と、毎年安定した人気のある名前です。 「湊」は、水上航路の集まってくるみなとを表します。「集まる」の意味から、「人気者になるように」「友人に恵まれるように」といった願いが込められているようです。海を連想させるため、夏生まれの男の子に特に人気の名前です。 4位朝陽(主なよみ:あさひ)「朝陽」が4位にランクイン。7月の月間ランキング11位からランクアップしました。2021年の名前ランキングでは5位、2020年は10位と、人気の高い名前。女の子の2021年名前ランキングでも288位にランクインしており、これから注目の「ジェンダーレスネーム」とも言えそうです。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートを感じさせる名前です。 5位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)5位にランクインしたのは、「陽翔(はると、ひなと)」でした。2021年の名前ランキングでは2位、2020年では3位と、ここ数年大人気の名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。「陽」は2021年漢字ランキング4位、「翔」は1位と、人気漢字を組み合わせた名前でもあります。 6位大和(主なよみ:やまと)「大和(やまと)」が7位にランクイン。2021年の名前ランキングで12位、2020年は17位 に入っています。 大きく立派な様子を表す「大」は、男の子の名づけの定番。「和」は「和らぎ」という意味があるほか「日本」という意味をもつ漢字。大らかさや伸びやかさ、そしてどこか日本的な印象も与える名前です。 7位陽大(主なよみ:ひなた、はると、ようた)5位にランクインしたのは、「陽大(ひなた、はると、ようた)」でした。7月は、「た」とよむ止め字の漢字が異なる「陽太」という名前が5位でしたが、8月は20位でした。2021年の名前ランキングでは23位、2020年は15位に入っています。 あたたかく明るい印象の「陽」という漢字に「太」を組み合わせることで、どっしりと安定感のあるイメージに。「太陽」を連想させ、「明るく心あたたかい人に育つように」といった願いが感じられます。 7位琉生(主なよみ:るい、りゅうせい、るあ)「琉生(るい、りゅうせい、るあ)」が、同率で7位にランクイン。2021年の名前ランキングでは32位、2020年では74位と、これからさらに注目されそうな名前です。 「琉」は美しい玉石を表す漢字で、「琉璃」はラピスラズリのこと。「琉球」を連想させることから、青い海や南風をイメージさせる漢字でもあります。ラ行のよみで、みずみずしくかっこいい印象にもなります。 9位湊斗(主なよみ:みなと・かなと)9位にランクインしたのは、「湊斗(みなと、かなと)」でした。2021年の名前ランキングで14位、2020年は8位 に入っています。 水上航路の集まってくるみなとを表す「湊」という感じに、「北斗七星」を連想させる「斗」という漢字を組み合わせた名前。海と空、星をイメージさせ、夏の美しく雄大な自然が詰まった名前になっています。 9位蓮(主なよみ:れん)「蓮(れん)」が同率で9位にランクイン。「蓮」は、2021年・2020年ともに名前ランキングで1位となっている、現在大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 9位颯(主なよみ:はやて、そう、はやと)さらに同率で9位にランクインしたのは、「颯(はやて、そう、はやと)」。2021年の名前ランキングでは16位、2020年は26位に入っています。 風がさっと吹く様子を表す「颯」は、「風」という漢字が入り爽やかな印象に。「颯爽」という熟語も連想させ、キリリとしたイメージも持ちます。 2022年8月につけられた男の子の名前は、美しく雄大な夏の自然をイメージさせる漢字が多く用いられていました! 中でも、海や太陽を連想させる漢字が特に多かったです。 上記TOP10のほか、8月生まれは夏らしい名前が増加。12 位「凪(なぎ)」、20 位「海翔(かいと)」、34 位「海斗(かいと)」、36 位「大河(たいが)」、36 位「櫂(かい)」など海をイメージする名前が多く名づけられていました。これからの名づけの参考にしてくださいね♪ <調査概要><調査概要> 調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年8月1日(月)~8月25日(木)調査件数:10,206件(男の子:5,182件/女の子:5,024件)
2022年09月15日子どもへの最初のプレゼントとなる名前。画数、漢字、読み仮名、意味などいろいろこだわっていたら、たどり着いた理想の名前はパパを超えてしまって……。 賛否両論の、わが家の名付け体験談です。 もともと画数の多い名前だったけれど…夫は、苗字だけで30画を超える名前の持ち主。フルネームの実印はまるでマスクメロンの編み目のような複雑さです。なので、「子どもの名前は画数が少ないほうがいいなぁ」とぼんやり考えていました。 第一子は男の子だとわかってから、名付けの本を買ってみたり、姓名判断のサイトを見たりしましたが、なかなか決まりません。 苗字が変わることはあまりないだろうから、「画数がいい漢字を使いたい」「夫の名前から一文字取りたい」というこだわりがもともと強くありました。 それに加えて、人と助け合って生きていける子に育ってほしいから、「人と関わるうえで大切にしたいことを名前に入れたい」という想いがありました。 こだわりぬいた名前は総画数67!?いろいろ考えていると、漢字を当てるより先に読み仮名が決まってしまい、あとから漢字を当てはめることに。これがとても大変で、使いたい漢字が苗字の画数と相性が悪いパターンもかなり多くありました。 産休に入ってからも、毎日のように名付け本とにらめっこ。夫の名前から一文字取って、画数もよくて、人と関わるのに大切なことを入れて……。最終的に、出産1週間前くらいまで悩みました。 そうして決まった名前は、総画数が67。夫の総画数が64なので、夫を超えてしまったのです。 とはいえ、たくさんの想いが詰まった名前なので、画数の多さには目をつぶって、最終決定としました。 親のエゴかもしれないけれど、幸せを願う気持ちは一緒名付けについては、周囲からやはり賛否両論ありました。 本人は今まだ4歳で、漢字で自分の名前を書くことがないので何も言ってきませんが、「親のエゴが過ぎたかなぁ」と自分で思うことがあります。それでもみんなから名前を呼んでもらう姿を見るたび、子どもの名前はこれでよかったなと思います。 とはいえ第二子の際には、少しこだわりを手放し、画数が多くなく、でもよい画数にするということに重点を置きました。どちらの子の名前も、末永い幸せを願うことに変わりはありません。 監修/助産師 REIKO 著者:柳 蓮花4歳、0歳の二児の母。第二子出産を機に退職し、現在は在宅ワークの道を模索しつつ、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年09月13日義父母にとって初孫の娘。日本人と韓国人のハーフになる娘の名前を夫婦で決めた際、義父母が反対し、ある行動に出ました。夫婦が決めた名前に反対していた義父母が、最終的に納得してくれるまでの体験談をご紹介します。娘の名前に対する夫婦の思い日韓夫婦の間に生まれた娘は22歳になったときに国籍を選ばなければならず、その際、日韓どちらかの名前を捨てなければなりません。そのときに日本と韓国の家族のどちらかが悲しまなくていいように、娘の名前は両国どちらでも使える名前にしたいと考えていました。 義父母にとっては初孫となる娘。それでも名前は私たち夫婦が自由に決めていいだろうと思い、夫婦で日韓どちらでも通用する名前を考えることにしました。 私たち夫婦に内緒で姓名判断に行く義父母どちらでも通用する名前で、私たち夫婦がこれだ! と思う名前が決まりました。義父母にその名前を電話で伝えると、「わかった」と言ってくれました。特に反論もなかったため、義父母も気に入ってくれたのだとひと安心。しかし、その数日後、義母から夫へ電話があり、私たちが決めた名前にしたくないというのです。 さらに、義父母が占い師の元へ行き字画のいい名前を聞いてきたので、そのなかから選ぶようにとのこと。名前のリストを見ると、すべて典型的な韓国の名前で私が発音するのも難しいものばかりでした。 夫婦の思いを理解してくれない義父母なぜその名前にしたのか、日本と韓国で別々の名前をつけたくない理由を夫が義父母に説明してくれました。しかし「知ってる日韓夫婦の子どもはみんな、日本と韓国で別々の名前を持っている。子どもは別の名前を呼ばれても混乱しない」など、私たち夫婦の意見をなかなか理解してくれません。 ひと通りの名前で済むのに、わざわざ将来の揉め事に繋がるようなことはしなくてはいいのではないか? という思いが私たち夫婦にはあったため、改めて義父母に伝えました。最終的には「夫婦で決めたことだから、もう言わないでくれ」と夫が釘を刺してくれ、義父母もしぶしぶ了承してくれました。 夫婦が名前を決めたあとに、私たちに相談もなく義父母が姓名判断に行ったことや、義父母を説得する過程はとてもストレスでした。でも、夫がしっかりと間に立って話をしてくれたおかげで、無事に解決することができました。義父母の願いを聞いてあげられず申し訳なかったですが、今でも両家族にとって呼びやすく、夫婦が納得する名前にできてよかったと思っています。 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2022年09月12日ベビーカレンダーは、毎月赤ちゃんの名前ランキングを調査しています。8月生まれの新生児10,206人の名づけで多かった名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10は……!?8月生まれの赤ちゃんの名づけでは、漢字やよみで夏らしさを感じる「夏っぽネーム」が多数! 季節感を名前に取り入れた親御さんが多かったようです。 8月生まれベビーの名前ランキング <女の子>「凪」が急増!「なぎさ」とよむ名前が人気8月生まれの女の子の名前ランキング1位は「陽葵(ひまり)」、2位「葵(あおい)」、3位「凛(りん)」でした。「陽葵」は7月に続き、2カ月連続で1位となりました。 「凪(なぎ)」は、6月29位、7月22位、8月は7位と夏に向けて順位を上げています。通年人気の高い名前ですが、特に夏生まれに増加傾向のある夏らしさを感じる名前「夏っぽネーム」の代表格。「凪」とは風が止み、波がなくなって海面が静まることを意味する漢字で、近年男女どちらにも名づけで多く使われるようになってきています。海を連想することから、特に夏生まれの赤ちゃんの名づけに多く用いられており、漢字ランキングでも20位と上位にランクインしていました。 夏らしい「夏っぽネーム」で増加していたのは「夏帆(かほ)」。「夏」と、船の帆を意味する「帆」を組み合わせた名前です。春は100位以下の圏外でしたが、7月は22位、8月は13位と順位を上げていました。 また、22位「七海(ななみ)」、28位「渚(なぎさ)」・「凪咲(なぎさ)」・「楓夏(ふうか)」、33位「凪紗(なぎさ)」も順位を上げており、この夏多く名づけられていました。8月の女の子の名づけは「夏」や「海」、「凪」を用いた名前が人気だったほか、「なぎさ」とよむ名前が順位を上げていました。 <男の子>「碧」が6カ月連続1位!海をイメージする名前が人気8月生まれの男の子の名前ランキングは、1位「碧(あお・あおい)」、2位「陽向(ひなた)」、3位「湊(みなと)」でした。「碧」は7月に続き、2カ月連続の1位。今年特に人気が高い名前の一つで、6カ月連続でTOP10入りをしています。 8月に増加した「夏っぽネーム」は「琉生(るい)」。6月は38位でしたが、7月は27位、8月は7位とTOP10入りし、人気が急上昇していました。「琉」は宝石の琉璃を意味し、「琉球」という言葉でなじみのある言葉です。琉球(沖縄)の青く美しい海を連想することから、夏に増加したと考えられます。 そのほか、12位「凪(なぎ)」、20位「海翔(かいと)」、34位「海斗(かいと)」、36位「大河(たいが)」、36位「櫂(かい)」など海をイメージする名前が多く名づけられていました。【女の子】8月生まれの漢字・よみランキング 漢字ランキング/8月の人気漢字2位は「夏」!「凪」を使った名前がこの夏のトレンド8月生まれの女の子に人気だった漢字ランキング1位「莉」、2位「夏」、3位「愛」でした。「夏」は毎年夏生まれの赤ちゃんの名づけに多く用いられる漢字で、昨年8月は人気漢字1位でした。今年も6月23位、7月10位、8月2位と夏に向けて多く用いられています。 「夏」を使った女の子の名前では、13位「夏帆」、28位「楓夏」、53位「帆夏(ほのか)」、66位「千夏(ちなつ)」・「瑠夏(るか)」、80位「夏芽(なつめ)」・「夏蓮(かれん)」と、100位以内に7つの名前がランクイン。138種類の名前で名づけられていました。また、「凪」を用いた名前も人気で、8月は漢字ランキング20位にランクイン。「凪」を使った名前では7位「凪」のほか、28位「凪咲(なぎさ)」、33位「凪紗(なぎさ)」、66位「凪沙(なぎさ)」、80位「美凪(みな)」といった名前が人気です。 よみランキング/「なぎさ」とよむ名前が増加!よみランキング1位は「えま」、2位「あおい」、3位「ひまり」と、7月と同じTOP3でした。「ひまり」は通年を通して人気ですが、夏生まれに特に多く名づけられるよみの一つです。「ひまり」というよみは8月の誕生花・ひまわりをイメージすることから8月も人気が高かったのかもしれません。 5位の「みお」は「澪」という名前で最も多く名づけられています。「澪」は船が通る水路、水脈を意味します。海や川を連想する漢字は夏生まれに好まれることから、人気が高まったようです。 「なぎさ」というよみは、6月26位、7月12位でしたが、8月は9位へランクアップ。月間ランキングで初めてTOP10入りしました。「凪」という漢字を用いた「なぎさ」とよむ名前が人気だったことがわかります。 【男の子】8月生まれの漢字・よみランキング 漢字ランキング/8月生まれの「海ネーム」100名以上!「海」「夏」を使った名前が増加8月の漢字ランキングTOP3は1位「翔」、2位「陽」、3位「大」でした。毎年夏になると「海」という漢字を用いた名前が増加します。今年も6月26位・70名、7月20位・89名、8月は14位・106名へと増加しており人気でした。 「海」という漢字を使った名前は、20位「海翔(かいと)」、34位「海斗(かいと)」、48位「海晴(かいせい)」、76位「海(かい)」・「拓海(たくみ)」と5つの名前が100位以内にランクイン。全部で53種類のバリエーションで名づけられていました。また、毎年8月に人気の漢字「夏」も増加。5月は100位以下の圏外・10名でしたが、夏に向けて増加し、8月は27位・75名に名づけられており、7.5倍に増加しています。 よみランキング/夏に人気のよみ「かいと」が人気急上昇!よみランキング1位は「はると」、2位「りく」、3位「みなと」という結果でした。「はると」というよみは、年間ランキングでも2018年以降4年連続で人気のよみ1位を獲得している絶対王者。今年も月間ランキングで1位の座を譲っていません。毎年夏生まれの男の子に多く名づけられているのが「かいと」。6月19位・42名、7月12位・61名と徐々に増加し、8月は9位・60名に名づけられました。「かいと」とよむ名前では「海翔」、「海斗」のほか、海を漕ぎ進める道具や船を意味する「櫂」を用いた「櫂翔」、「櫂斗」、「海」や「夏」を用いた「夏絃」「海虎」など全部で28種類のバリエーションで名づけられていました。どれも漢字やよみで夏らしさを感じる「夏っぽネーム」。季節感を名前に取り入れた親御さんも多かったようです。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年8月1日(月)~8月25日(木)調査件数:10,206件(男の子:5,182件/女の子:5,024件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年09月08日近年、古風で日本的な印象のある名前「レトロネームブーム」が続いている女の子の名づけですが、「葉」という漢字を用いたレトロネームは特に秋に人気になる傾向に。そこで今回は、秋生まれの女の子17,510名の名前から、秋生まれにおすすめの「葉」ネームを紹介します! 彩葉(主なよみ:いろは)「彩葉」は、2021年の名前ランキングでも13位。年間を通して人気の名前ではありますが、2021年11月は7位となっており、秋に注目の女の子の名前です。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名づけに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく色づく葉「紅葉」をイメージさせます。 琴葉(主なよみ:ことは)「琴葉」は、2021年11月の名前ランキングで8位。2021年の名前ランキングでは17位にランクインしており、こちらも秋に名づけられることの多い注目の名前です。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 柚葉(主なよみ:ゆずは)「柚葉」は、2021年名前ランキング26位、2020年24位と、毎年安定した人気のある名前。 「柚」は、冬に香り良い実をつける樹木。秋〜冬生まれの女の子に人気の高い漢字です。料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることも。2021年の女の子の漢字ランキングでは21位にランクインしています。 詩葉(主なよみ:うたは)「詩葉」も秋におすすめ。2021年名前ランキングでは212位ではありますが、周りとは一味違った「葉」ネームとしておすすめです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 乙葉(主なよみ:おとは)2021年の名前ランキング127位の「乙葉」も、安定した人気のある「葉」ネームです。 「乙」には「普通と違った」「気の利いた」などといった意味があり、植物が曲がって成長する姿を描いた文字と言われています。「おと」という響きも魅力的で、どこか古風な女の子の印象になる漢字です。 紅葉(主なよみ:こうよう)「紅葉」とよむ、ストレートな秋の名前も魅力的。「葉」を「は」とよまず、「よう」とよむのも個性的です。 「紅」は、紅花からとった染料、鮮やかな赤い色を表す漢字。落葉植物が赤、黄に変わる「紅葉」という単語をそのまま名前にすることで、誰もが秋の美しさを連想するレトロネームになります。 双葉(主なよみ:ふたば)「双葉(ふたば)」も、女の子に人気の「葉」止めネーム。「は」ではなく「ば」濁音でよむことで、少し印象に差をつけたい方におすすめです。 「双葉」は、発芽したときに最初に出る芽のこと。「物事のはじまり」も意味し、新たな命の芽吹き、みずみずしい生命力を感じさせる名前です。 秋におすすめの「葉」がつくレトロネーム。同じ「葉」でも、組み合わせる漢字によって印象は様々です。これからの名づけの参考にしてください。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年9月1日(水)~9月25日(土)、2021年10月1日(金)~10月25日(月)、2021年11月1日(月)~11月25日(木)調査件数:17,510名
2022年09月03日近年、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気! 特に男の子の名前ランキング上位にも多数ランクインしており、注目度の高さがうかがえます。今回は、2022年7月に誕生した新生児(男の子)5,432人の名前から、いま人気の「ジェンダーレスネーム」を紹介します。 碧(主なよみ:あお、あおい)「碧(あお、あおい)」は、2020年19位から、2021年は7位へと大幅にランクアップした近年人気の名前です。2021年の女の子の名前ランキングでも、48位にランクインしています。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて用いるパパ・ママが多いようです。夏の青々とした雰囲気にもぴったりの名前です。 蒼(主なよみ:あお、あおい)「碧」と同じよみで人気なのが「蒼(あお、あおい)」。2021年の名前ランキングでは4位、2020年は2位と、近年特に人気の高い名前です。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2021年漢字ランキングでも9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象を与えます。 凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)「凪(なぎ、なぎさ)」は、2021年19位、2020年24位と、年々人気が高まっている注目の名前。2021年女の子の名前ランキングでも24位に入っています。 「凪」は、風が止んで波が穏やかになる様子を表す漢字。爽やかな海の青さと、穏やかな波の様子をイメージさせ、男女ともに人気の名前になっています。2021年漢字ランキングでも、男の子51位、女の子31位にランクインしています。 律(主なよみ:りつ)「律(りつ)」は、2021年16位、2020年9位と、近年安定して人気のある名前。「律」という漢字は、2021年男の子の漢字ランキング34位にも入っています。 「おきて」や「さだめ」を表す「律」という漢字は、真面目な印象に。また、「旋律」といった音楽のひとつのまとまりを表す単語も連想され、芸術的なイメージも与えます。ラ行ではじまる男の子の名前は、みずみずしくかっこいい印象になります。 伊織(主なよみ:いおり)「伊織(いおり)」は、2021年の名前ランキングでは13位、2020年は18位に入っており、年々人気が高まっている名前。2021年女の子の名前ランキングでは163位に入っており、今注目のジェンダーレスネームです。 「伊」は元々神様を呼び寄せる聖職者を表す漢字であることから、名前に使うと知的で賢い印象に。そこに、細やかな模様が織り込まれたやわらかい絹織物を指す「織」を組み合わせ、どこか古風で凛とした男の子をイメージさせます。 蒼空(主なよみ:そら/のあ)「蒼空」は、男の子は「そら」、女の子は「のあ」とよむことが多い、男女でよみ方が異なるジェンダーレスネーム。2021年の男の子の名前ランキングで18位ですが、2020年は41位と、人気が高まっています。 青い草木が生い茂る様子を表す「蒼」に「空」を組み合わせることで、陸の青と空の青が融合した美しい名前に。 陽向(主なよみ:ひなた)2021年の名前ランキング21位、2020年は11位にランクインしていた「陽向(ひなた)」。2021年女の子の名前ランキングでは、254位でした。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。そこに「むかう」ことを意味する「向」という漢字を組み合わせることで、常に明るく前向きに未来へ進んでいくイメージに。「陽」は2021年漢字ランキング4位、「向」は74位となっています。 葵(主なよみ:あおい)「碧」「蒼」に続き、同じ「あおい」とよむ「葵(あおい)」がランクイン。2021年の名前ランキングでは51位、2020年は47位となっています。女の子の名前ランキングでは、2021年4位と人気の高い名前の一つです。 「葵」は、太陽に向かって成長する植物の名前。日の当たる方向へ成長していく明るさやたくましさ、そして色とりどりの花の美しさから、男女ともに人気の漢字となっています。2021年の漢字ランキングでは、男の子30位、女の子14位にランクインしています。 晴(主なよみ:はる)「晴(はる)」は2021年、2020年ともに名前ランキング35位。 「雨が止んで青空が出る様子」「雲が散って太陽が照り輝く様子」を表す「晴」という漢字を一字で用いた、一文字ネーム。2021年漢字ランキングでは11位と上位にランクインしています。 陽(主なよみ:はる/ひな、はる)男の子は「はる」、女の子は「ひな、はる」とよむことの多い「陽」。男の子の名前ランキングでは、2021年33位、2020年26位にランクインしています。 「陽」は日の当たる丘を表し、「太陽」の「陽」としてもイメージしやすい漢字。明るくあたたかく輝かしい印象を持ち、男女ともに人気の漢字です。漢字ランキングでは、2021年の男の子4位、女の子11位となっています。 人気の「ジェンダーレスネーム」は、海や空に関連する漢字や、「あお」というよみなど、爽やかな印象があり、自然を感じさせる名前が人気でした。また、漢字一文字の名前が多いことも特徴です。これからの名づけの参考にしてみてください。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年7月1日(金)~7月25日(月)調査件数:10,659件(男の子:5,432件/女の子:5,227件)
2022年09月02日株式会社共栄洋晒工場(本社:愛知県西尾市、代表:松井 勝)は、色覚異常を持つお子様でも見つけやすいユニバーサルデザインを取り入れた“みんなに優しい”お名前シールを開発し、オンラインショップにて販売を開始いたしました。COCORiNU楽天市場店: みんなの見やすいお名前ラベル【みんなの見やすいお名前ラベルについて】ユニバーサルデザインに配慮して誰にとってもやさしく、わかりやすいデザインにすることでより認識度の高いお名前シールとなっております。自分だけでなく周りにいる人たちにもわかりやすいデザインです。■開発背景お名前シールの多くは、デザインの数や利便性が追及され、本来の目的である「自分の持ち物を認識」するということが薄れてきてしまっています。お名前シールを研究していく中で、一つの答えが出ました。大人も子供も含め、先天性の色覚異常と呼ばれるうまく色が認識できない方々が多く存在し、現在のお名前シールには色やデザインにおけるバリアフリー化がなされていないことに気が付きました。このような社会全体の課題に対して、当社のこれまでに培ってきた染色の技術・経験を活かし貢献したいと思い、「みんなの見やすいお名前ラベル」を開発いたしました。■色覚異常とは男性の20人に1人、女性の500人に1人は、先天性の色覚異常と言われています。しかし、小学生では6割以上の人が色覚異常の自覚がありません。色覚異常の方は、赤色と緑色、黄色と黄緑色などの色が同じ色のように見えてしまい、見分けがつきにくくなります。■ユニバーサルデザインとはユニバーサルデザインとは、「すべての人のためのデザイン」という意味です。年齢・障害の有無・体格・性別・国籍等に関わらず、できるだけ多くの人にわかりやすく、できるだけ多くの人が利用できるようなデザインです。みんなの見やすいお名前ラベルのアイコンには、ユニバーサルデザイン推奨配色セットの色を使用し、「寒色系と暖色系を組み合わせる」「明度に差をつける」「イラストに縁取り、境界線をつける」などの工夫をしております。名前部分にはユニバーサルデザインに配慮したフォントを使用し、文字の間を適切に空けることですっきり見やすいデザインになっています。【商品概要】名称 : みんなの見やすいお名前ラベル販売料金 : 1,900円(税込)販売ルート: 楽天市場URL : みんなの見やすいお名前ラベル_商品詳細みんなの見やすいお名前ラベル_特徴みんなの見やすいお名前ラベル_特徴~楽天スーパーセールのご案内~COCORiNU楽天市場店にて、9月4日(日)20時~9月11日(日)1時59分の期間、楽天スーパーセールにて50%OFFにて販売いたします。ぜひ、この機会にご覧くださいませ。【株式会社共栄洋晒工場について(企業紹介)】■本業(生地加工業)について当社は三河産地が得意とする六重ガーゼや寝装品用生地などの染色を行っています。また、産業資材用途の生地の染色加工も行っております。環境と機能に重点をおいて消費者の立場に立ち、“必要なもの”を作っていきます。21世紀に向け、皆様に常に刺激を提供できるように新しいものを生み出していきたいと思っております。■各種サイト、SNSCOCORiNU楽天市場店: 公式Instagram : ■会社概要商号 : 株式会社共栄洋晒工場代表者 : 代表取締役 松井 勝所在地 : 愛知県西尾市法光寺町西山12番地設立 : 1953年事業内容: 綿・スフ・合繊織物の染色整理加工織物・繊維製品販売URL : 【本商品に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社共栄洋晒工場Tel:0563-56-7245 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月01日2022年7月生まれの女の子5,227名の名前の大調査! 夏の植物や、穏やかな陽射しを連想させる名前が多くランクインしています。1位陽葵(主なよみ:ひまり)2022年7月生まれの女の子でもっとも多かった名前は、「陽葵」でした。2021年の名前ランキングでは3位、2020年は1位と、近年特に人気の高い名前です。よみ方は主に「ひまり」。7月生まれでは「ひなた」「ひより」というよみもありました。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 2位凛(主なよみ:りん)2位にランクインしたのは、「凛(りん)」。2021年の名前ランキングでは2位、2020年は3位と、安定した高い人気を誇る名前です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。 3位葵(主なよみ:あおい)「葵(あおい、あお)」が、3位にランクイン。2021年の名前ランキングでは4位、2020年は7位と、近年人気が高まっている名前です。 太陽に向かって成長する草花である「葵」は、赤、ピンク、白、黄色、紫など、様々な色の美しい花を咲かせます。その性質や美しさから、近年男女問わず名づけに人気の漢字となっています。 4位結月(主なよみ:ゆづき)4位に入ったのは「結月(ゆづき)」。2021年の名前ランキングでは8位、2020年は4位でした。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表します。そこに「月」を組み合わせることで、神秘的で美しい印象に。「結」は2021年漢字ランキングで2位に入っており、女の子の名づけに人気の漢字です。 5位莉子(主なよみ:りこ)5位には「莉子(りこ)」がランクイン。2021年の名前ランキングで10位、2020年は8位と、近年人気が継続している名前です。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 6位紬(主なよみ:つむぎ)5位にランクインしたのは、「紬(つむぎ)」。2021年の名前ランキングでは1位、2020年では2位と、近年大人気のトレンドネームです。 「紬」は、高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる名前です。 7位一華(主なよみ:いちか)7位には「一華(いちか)」がランクイン。2021年の名前ランキングでは43位、2020年は35位でしたが、これからさらに人気が出そうな注目の名前です。7月は、6月比で5倍近く増加していました。 「華」は、色艶があでやかな様子、優れた良いのもを表す漢字。優美で華やかな印象になることから、女の子の名づけに人気です。「一」という漢字と組み合わせることで、凛とした印象や、唯一無二の個性を感じさせます。 7位芽依(主なよみ:めい)同率で7位にランクインしたのは、「芽依(めい)」でした。2021年の名前ランキングでは6位、2020年は4位に入っており、安定した人気を誇る名前です。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は、「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。 9位陽菜(主なよみ:ひな、はるな、はな)9位にランクインしたのは、「陽菜(ひな、はるな、はな)」。2021年の名前ランキングで9位、2020年は10位と、女の子の名づけでは定番人気となっています。 陽の当たる丘を表す「陽」に、可愛らしい花を咲かせる菜の花の「菜」を組み合わせることで、明るくあたたかい印象の名前に。「ひな」「はるな」「はな」と、よみもすべて穏やかで親しみやすい印象です。 10位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな、ゆうな)10位に入ったのは「結菜(ゆいな、ゆな、ゆうな)」。2021年の名前ランキングでは7位、2020年では6位と、こちらも安定した人気のある名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2021年漢字ランキングで2位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 10位彩葉(主なよみ:いろは)同率で10位に入ったのは「彩葉(いろは、あやは、さわ)」。2021年の名前ランキングでは13位、2020年では18位と、これからさらに人気が高まりそうな注目の名前です。 彩り、色を取り合わせた様子を表す「彩」は、「多彩な魅力を持った子に育つように」と、女の子の名づけに人気の漢字。そして、若葉を連想させる「葉」を組み合わせることで、みずみずしい生命力も感じさせます。 2022年7月につけられた女の子の名前は、夏の植物や穏やかな陽射しを連想させる漢字が多く用いられていました。明るく美しく、親しみやすいよみの名前が多かったです。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年7月1日(金)~7月25日(月)調査件数:女の子:5,227件
2022年08月31日2022年7月生まれの男の子5432名の名前の大調査! 海を連想させる、夏らしい名前が多数ランクインしています。1位碧(主なよみ:あおい、あお)2022年7月生まれの男の子でもっとも多かった名前は、「碧(あおい、あお)」でした! 2021年の名前ランキングでは7位、2020年は19位に入っており、年々人気が高まっています。 「碧」は、自然が生み出す青緑色を表します。紺碧の輝きを放つ海を連想させ、夏にぴったり。「美しく輝く人生を歩めるように」と、近年名づけに人気の漢字です。2021年の漢字ランキングでは、19位にランクインしています。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2位にランクインしたのは「陽翔(はると、ひなと)」でした。2021年の名前ランキングでは2位、2020年では3位と、ここ数年大人気の名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。「陽」は2021年漢字ランキング4位、「翔」は1位と、人気漢字を組み合わせた名前でもあります。 3位湊(主なよみ:みなと)3位に入ったのは、「湊(みなと、そう)」。2021年の名前ランキングでは3位、2020年は5位と、毎年安定した人気のある名前です。 「湊」は、水上航路の集まってくるみなとを表します。「集まる」の意味から、「人気者になるように」「友人に恵まれるように」といった願いが込められているようです。海を連想させるので、夏生まれの男の子に特に人気の名前です。 4位悠真(主なよみ:ゆうま、はるま)「悠真(ゆうま、はるま)」が、4位にランクイン。2021年の名前ランキングでは9位、2020年では7位と近年人気の名前です。 遥か遠い様子、のんびりしている様子を表す「悠」に、嘘や欠け目のない「真」という漢字を組み合わせることで、スケールが大きく真っ直ぐと育つようなイメージに。おおらかさや伸びやかさを感じさせる名前です。 5位陽太(主なよみ:ひなた、ようた、はるた)5位にランクインしたのは、「陽太(ひなた、ようた、はるた)」でした。2021年の名前ランキングで23位、2020年は15位 に入っています。 あたたかく明るい印象の「陽」という漢字に「太」を組み合わせることで、どっしりと安定感のあるイメージに。「太陽」を連想させ、「明るく心あたたかい人に育つように」といった願いが感じられます。 5位蓮(主なよみ:れん)「蓮(れん)」が同率で5位にランクイン。「蓮」は、2021年・2020年ともに名前ランキングで1位となっている、現在大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 7位蒼(主なよみ:あおい、あお)7位にランクインしたのは「蒼(あおい、あお)」。2021年の名前ランキングでは4位、2020年は2位に入っており、こちらも近年人気の名前です。 青い草木が生い茂る様子を表す「蒼」。「すくすくと健康に育つように」といった、パパ・ママの願いが感じられます。2021年の漢字ランキングでは9位にランクインしています。 7位大和(主なよみ:やまと)同率で7位にランクインしたのは、「大和(やまと)」。2021年の名前ランキングで12位、2020年は17位 に入っています。 大きく立派な様子を表す「大」は、男の子の名づけの定番。「和」は「和らぎ」という意味があるほか、「日本」も指す漢字。大らかさや伸びやかさ、そしてどこか日本的な印象も与える名前です。 9位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)「凪(なぎ、なぎさ)」が9位にランクイン。2021年の名前ランキングでは19位、2020年は24位にランクインしています。また、2021年女の子の名前ランキングでも24位にランクインしており、人気のジェンダーレスネームとしても注目されています。 「凪」は、風が止み海の波が穏やかになる状態を表す漢字。海や風を連想させ、爽やかで穏やかな夏のイメージがわく名前です。 9位律(主なよみ:りつ)同率で9位に入ったのは、「律(りつ、おと)」。2021年名前ランキングでは16位、2020年では9位にランクインしており、2021年漢字ランキングでも34位に入っています。 「律」は、おきてや定め、物事の法則を表すほか、音の高さやその規定を表します。そのため知的な印象でありながら、どこか芸術的な雰囲気も感じさせます。「りつ」という響きも新鮮で、アーティスティックな印象を与える名前です。 2022年7月につけられた男の子の名前は、「海」を連想させる漢字を使った名前が多くランクインしていました! 広く大きくダイナミックな海は、明るく元気な男の子のイメージにぴったり。これからの名づけの参考にしてくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年7月1日(金)~7月25日(月)調査件数:男の子:5,432件
2022年08月27日ベビーカレンダーは、毎月赤ちゃんの名前ランキングを調査しています。7月生まれの新生児の名づけで多かった名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10は……!?7月生まれの女の子の赤ちゃんの名前は「なぎさ」とよむ名前が増加!「夏」を用いた名前が前月比+2倍増加していました。男の子では、「凪」「海」「夏」など、夏らしい漢字を使った名前が人気! 詳細をお伝えします。 【女の子】7月生まれの名前・漢字・よみランキング 名前ランキング:「なぎさ」とよむ名前が人気!7月生まれの女の子の名前ランキング1位は「陽葵(ひまり)」、2位「凛(りん)」、3位「葵(あおい)」でした。6月から引き続き「葵」という漢字を用いた名前が人気です。 夏らしい名前として多く名づけられていたのは、「なぎさ」とよむ名前です。上位では12位「凪紗」・29位「凪咲」がランクインしていました。「なぎさ」は海や湖の波打ち際を意味する「渚」をイメージすることから、夏生まれに人気のようです。 また、6月の100位圏外から、7月は7位へ大きくランクアップしたのは「一華(いちか)」。「華」という漢字は草木の花が咲くという意味のほか、美しい、立派、優れたものという意味があり、特に女の子の名づけで人気です。7月は、6月比で5倍近く増加していました。 漢字ランキング:「夏ネーム」が約2倍に急増!七夕・7月にちなんだ名前も漢字ランキング1位は「花」、2位「莉」、3位「乃」となっており、TOP10は年間を通して人気の高い漢字がランクインしていました。7月に増加していたのは、10位「夏」。5月は60位・41名に名づけられていましたが、6月は23位・100名へ増加。7月は10位にランクインし、195名・約2倍に急増しています。「夏」を用いた「夏ネーム」は、22位「夏帆(かほ)」、29位「楓夏(ふうか)」、43位「瑠夏(るか)」、52位「千夏(ちなつ)」、66位「瑚夏(こなつ)」、80位「帆夏(ほのか)」が特に人気でした。 また、7月生まれは七夕にちなんだ「七」を用いた名前が毎年増加します。今年は女の子64名、男の子17名、合計81名に名づけられていました。女の子では「七海(ななみ)」、「七星(ななせ)」、「七彩(ななせ)」、男の子では「七翔(ななと)」、「煌七(せな)」といった名前が人気でした。 よみランキング:1位は「えま」!「ひなた」「なぎさ」など季節感あるよみも人気よみランキング1位は「えま」、2位「あおい」、3位「ひまり」という結果でした。「えま」は今年、月間ランキング6度目の1位となっており、大変人気が高いよみです。 7月に増加していた名前では、「ひなた」が6月20位から7月は11位へランクアップ。7月の季語に「日向水(ひなたみず)」という言葉があり、季節感を取り入れた名づけをしている親御さんも多いようです。また、「なぎさ」は6月26位・32名から、7月は12位・51名へ順位を上げ1.6倍に増加。夏に多く名づけられていたことがわかります。 【男の子】7月生まれの名前・漢字・よみランキング 名前ランキング:1位は「碧」!ジェンダーレスネームの一つ「凪」が人気7月生まれの男の子の名前ランキングは、1位「碧(あお・あおい)」、2位「陽翔(はると)」、3位「湊(みなと)」でした。「碧」は今年特に人気が高まっている名前です。2020年の年間ランキングでは19位でしたが、2021年は7位へ大きくランクアップし、今年は現在5カ月連続で月間ランキングにTOP10入りしています。6月から引き続き、2カ月連続でTOP10入りしている9位「凪(なぎ)」。風がやみ、波が立たないことを表す漢字で、海をイメージするためか夏生まれに多く名づけられる「夏ネーム」の一つです。7月生まれの女の子の名前ランキングでも22位と人気が高く、男女どちらにも名づけられている「ジェンダーレスネーム」でもあります。 漢字ランキング:「海」「夏」といった夏らしい漢字を使った名前が増加漢字ランキングTOP3は1位「翔」、2位「大」、3位「陽」。TOP10は年間を通して人気の高い漢字がランクインしています。毎年夏になると「海」という漢字を用いた名前が増加します。今年も6月26位・70名から、7月は20位・89名へ増加していました。「海」という漢字を使った名前では、32位「海斗(かいと)」・「海翔(かいと)」のほか、「海虎(かいと)」、「海晴(かいせい)」、「瑠海(るか)」など56種類のバリエーションで名づけられていました。 また、「夏」という漢字は6月93位・23名から、7月は40位・55名へ2倍以上に増加しています。「夏」を用いた名前は50位「夏樹(なつき)」、80位「夏輝(なつき)」のほか、「夏維(かい)」、「夏向(かなた)」など55種類の名前で名づけられていました。 よみランキング:「と止めネーム」がTOP3を独占!「せな」が人気よみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「あおと」と、TOP3すべてが「と止めネーム」でした。「と」を止め字に用いた「と止めネーム」は、ここ数年大変人気が高く、男らしくたくましい印象になります。7月はTOP3のほか、7位「ゆいと」、11位「ゆうと」、12位「かいと」とTOP20に6つの「と止めネーム」がランクインしていました。 近年男の子の名づけでは、「そら」「はる」「あお」のような二音の「ジェンダーレスネーム」が増加傾向にあります。7月、20位だった「せな」は4カ月連続で月間ランキングの順位が上がっており注目です。女の子のよみランキングでも38位に入っている人気の「ジェンダーレスネーム」で、7月は「星那」「星凪」「世梛」「惺凪」など31種類の名前で名づけられていました。七夕もあったことから「星」にまつわる名前が多いようでした。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年7月1日(金)~7月25日(月)調査件数:10,659件(男の子:5,432件/女の子:5,227件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年08月25日2022年上半期に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、女の子の名前で特に人気だったよみランキングTOP15をご紹介します。1位えま2022年上半期生まれの女の子で最も多かった名前のよみは、「えま」でした! 昨年のよみランキングでも1位に輝いている、今大人気のトレンドネームで、「咲茉」という名前で多く名づけられています。 「えま」という響きは、外国でも「Emma」としてよく名づけられる人気の名前でう。将来ワールドワイドに活躍してほしいと願って、この名前をつけるパパ・ママも多いようです。 2位みお「みお」が2位にランクイン。2021年のよみランキングでは2位、2020年は7位と、近年人気が高まっているよみです。「美桜」「澪」といった漢字で名づけられており、「桜」という漢字を用いることから特に春生まれの女の子に多く名づけられます。 マ行で始まる名前は、やさしくあたたかみのある印象に。癒し系の女の子をイメージさせます。有名人では、女優の今田美桜さんが同じよみで活躍されています。 2位めい同率で2位にランクインしたのは、「めい」。2021年のよみランキングでは5位ですが、5月の月間ランキングでは毎年1位となっています。「芽依」「芽生」といった漢字が人気です。 「みお」と同様、マ行で始まるためやさしくやわらかい印象です。また、「めい」という響きが呼びやすく、親しみやすさを感じさせます。スタジオジブリのアニメ『となりのトトロ』のメイちゃんをイメージするかたも多いのではないでしょうか。有名人では、女優の永野芽郁さんが同じよみで活躍されています。 4位こはる4位に入ったのは「こはる」。2021年のよみランキングでは9位、2020年では12位と、少しずつ人気を高めている注目の名前です。「心春」「心陽」といった漢字が特に人気です。 「こ」を最初に付けることで、どこか古風ながらも新鮮な印象の名前に。「はる」という響きは「春」を連想させるため、毎年春生まれの女の子に人気のよみです。有名人では、ダンサーの菅原小春さんなどが同じよみで活躍されています。 5位ゆい5位にランクインしたのは、「ゆい」でした。2021年のよみランキングでは4位にランクインしています。「結衣」という名前が特に人気のようです。 ヤ行で始まる名前は、優雅で気品ある印象に。「ゆい」という響きが、可愛らしく親しみやすい印象も与えます。有名人では、女優の新垣結衣さんなどが同じよみで活躍されています。 6位さな6位にランクインしたのは、「さな」。2021年のよみランキングでは12位にランクインしています。「紗奈」「紗菜」といった漢字が人気です。 爽やかで上品な印象を与える「サ」という音に、明るくあたたかみのある「ナ」という音を組み合わせることで、魅力的な女の子をイメージさせます。有名人では、韓国のアイドルグループTWICEのサナさんが同じよみで活躍されています。 7位つむぎ「つむぎ」が、2022年上半期のよみ7位にランクイン。2021年のよみランキングでは3位、2020年では5位と、近年大人気のよみです。「紬」という漢字で名づけられることが多く、2021年の名前ランキング1位にも輝いています。 「紬」は、高級な絹織物のこと。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる名前です。 8位いちか8位にランクインしたのは「いちか」。2021年のよみランキングでは8位に入っています。「一華」「一花」といった名前が人気です。 「いち」という始まりを感じさせる響きに、賢くスタイリッシュな印象になる「か」を止め字として組み合わせ、華やかで優美な印象のよみに。 9位あおい「あおい」が9位にランクインしました。2021年のよみランキングでは6位に入っており、「葵」という漢字が特に人気です。また、上半期男の子のよみランキングでも12位にランクインしています。 「あおい」というよみはすべてア行の音を連ねることで、開放的で大らかな印象に。呼びやすく親しみやすい印象も与えます。 9位りお同率で9位にランクインしたのは、「りお」というよみ。2021年のよみランキングでは11位にランクインしており、「莉緒」「莉央」といった名前が人気です。 ラ行の音はみずみずしい印象を与え、美しい女の子のイメージにぴったり。有名人では、女優の内田理央さんなどが同じよみで活躍されています。 11位りん「りん」が11位にランクイン。2021年のよみランキングで17位に入っており、「凛」「凜」といった漢字が用いられています。 「りん」という響きが可愛らしく、親しみやすさを感じさせる一方、「凛・凜」という漢字は凛々しく引き締まった様子、力強い様子を表します。そのため、自立したかっこいい女性もイメージさせます。 12位さくら12位にランクインしたのは「さくら」。2021年のよみランキングでは20位ですが、毎年春に人気が高くなるよみです。「咲良」「さくら」という名前が特に人気です。 「さくら」は「桜」を連想させ、美しく可憐な印象に。春に桜の木の下に人々が集うことから、「人気者になるように」「友人に恵まれるように」といった願いも込められているようです。同名の有名人では、韓国アイドルグループ・LE SSERAFIM(ル・セラフィム)の宮脇咲良さんが活躍されています。 13位ひまり13位にランクインしたのは「ひまり」という名前。2021年のよみランキングでは14位。「陽葵」という名前で多く名づけられています。 「ひまり」という響きが、丸くやわらかい印象です。「ひまわり」や「ひだまり」を連想することもでき、明るさやあたたかさを感じます。 14位ひなた14位にランクインしたのは「ひなた」。2021年のよみランキングでは23位にランクインしており、「ひなた」とひらがなでの名づけが人気です。男の子の上半期よみランキングでも6位にランクインしています。 日の当たる場所、明るい場所を示す「日向」を連想させ、穏やかであたたかい印象に。春生まれの男女に人気のよみです。 15位ゆあ2022年上半期のよみランキング15位に入ったのは、「ゆあ」でした。2021年のよみランキングでは18位にランクインしており、「結愛」という名前が特に人気のようです。 やさしく上品な印象の「ゆ」という音に、大らかであたたかみのある「あ」という音を組み合わせ、キュートでのびやかな印象の名前になっています。同名では、女優の新川優愛さんが活躍されています。 このほか、16位から30位までの【上半期名前ランキング】の結果は、以下の通りです。 2022年上半期に誕生した女の子の名前のよみには、「春」や「花」を連想させるよみが多くランクインしていました。「えま」「みお」「めい」といったイマドキな二音ネームが人気上位を占める一方、「こはる」「つむぎ」といった古風で日本的な「レトロネーム」も人気の模様。これからの名づけの参考にしてみてくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年1月~6月、各月1日~25日調査件数:調査件数:61,218件(男の子:31,038件/女の子:30,180件)
2022年08月17日2022年上半期に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、男の子の名前で特に人気だったよみランキングTOP15をご紹介します。 1位はると2022年上半期の男の子で最も多かった名前のよみは、「はると」でした! 「陽翔」「陽斗」といった漢字で名づけられています。2021年のよみランキングでも1位にランクインしており、「陽翔」という名前は上半期1位、2021年2位と、近年人気の高い名前です。 「はる」というよみは「春」を連想させ、あたたかく明るい印象を与えます。「と」という止め字を用いることで、きりっとかっこいい男の子のイメージに。 2位ゆいと2位にランクインしたのは、「ゆいと」。2021年のよみランキングでは7位でした。「結翔」という名前が特に人気のようです。 「ゆい」というやさしく可愛らしい印象のある音に、「と」という止め字を組み合わせることで、やさしさと力強さが融合した名前になっています。 3位りく「りく」が、上半期の男の子のよみ3位にランクイン。主に「陸」という漢字で名づけられており、「りく」というよみは2021年も2位に入っている大人気のよみです。 「りく」は「大陸」を連想させ、広く雄大なイメージや、強い生命力を感じさせます。 4位はるき4位は「はるき」。「春輝」「悠希」といった名前で名づけられていました。2021年のよみランキングでは6位に入っています。 あたたかく明るい「春」を連想させる「はる」というよみに、「き」という止め字を組み合わせることで、賢くシャープな印象も与えます。有名人では、作家の村上春樹さんが同じよみで活躍されています。 5位そら2022年上半期、5位にランクインしたよみは「そら」でした。「蒼空」という名前が特に人気で、上半期の名前ランキングでも5位に入っています。「そら」というよみは、2021年のよみランキングでは13位です。 広く大きな「空」を連想させ、「のびのびと大きく育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。男の子だけでなく、女の子にも名づけられることの多い「ジェンダーレスネーム」の一つです。 6位ひなた6位にランクインしたのは、「ひなた」でした。「陽向」「陽太」「陽大」といった漢字で名づけられています。2021年のよみランキングでは11位ですが、毎年春から夏にかけて多く名づけられる傾向があります。 2022年上半期女の子のよみランキングでも、14位にランクインしている「ジェンダーレスネーム」でもあります。 日の当たる場所、明るい場所を示す「日向」を連想させ、明るく穏やかな印象に。「陽」という漢字を使った名づけが人気です。 7位あおと7位にランクインしたのは「あおと」。2021年のよみランキングで4位、2020年は9位と、年々人気が高くなっているよみです。「碧斗」「碧人」といった漢字が人気です。 「あお」という響きはア行が連なり、大らかで開放的な印象に。また、「青」を連想させ、空や海などの雄大さや爽やかさをイメージさせます。 8位みなと「みなと」が上半期のよみ8位にランクイン。2021年のよみランキングでは3位、2020年は2位と、毎年安定した人気を誇るよみです。「湊」「湊斗」といった漢字で名づけられています。 「みなと」は、水上航路の集まる場所を表す「湊」を連想させ、「人気者になりますように」と願ってつけるパパ・ママも多いようです。海の爽やかさや雄大さも感じさせます。 9位そうた9位にランクインしたのは、「そうた」でした。2021年のよみランキングでは5位にランクインしており、「颯太」「蒼太」といった漢字で名づけられています。 爽やかな印象を与えるサ行で始まり、安定感や男らしさのある「た」という止め字で終わることで、バランスの良い名前に。有名人では、棋士の藤井聡太さんや俳優の福士蒼汰さんが活躍されています。 10位はる2022年上半期の10位のよみは、「はる」でした。2021年のよみランキングでは15位にランクイン。女の子のよみランキングでも45位に入っている「ジェンダーレスネーム」です。 「暖」「悠」「晴」「陽」といった漢字で名づけられており、どれも明るく穏やかであたたかい印象の漢字ばかり。まさに「春」の陽気を感じさせ、毎年上半期に人気の高い漢字です。 11位ゆうと「ゆうと」が、上半期のよみランキング11位にランクイン。「悠人」「悠斗」といった漢字で名づけられています。2021年のよみランキングでは8位でした。 「ゆう」という響きが、やさしく伸びやかな印象。そこに力強い止め字の「と」を組み合わせることで、バランスの良いよみになっています。有名人ではサッカー選手の長友佑都さんや、タレントの中島裕翔さんが同じよみで活躍されています。 12位あおい12位にランクインしたのは、「あおい」。2021年は9位にランクインしており、「碧」「蒼」といった名前が特に人気です。2022年上半期女の子のよみランキングでも、9位にランクインしています。 「あおい」というよみはすべての音がア行で成っており、開放的で呼びやすい名前に。大らかで穏やかな印象を与えます。 13位そうま13位にランクインしたのは、「そうま」でした。2021年のよみランキングでは10位。「颯真」という名前が特に人気のようです。 爽やかな印象のある「そう」という響きに、「ま」という安定感のある止め字を組み合わせることで、包み込むような落ち着きを感じさせる名前に。 14位いつき「いつき」が14位にランクイン。「樹」という漢字が特に人気で、2021年のよみランキングでも14位に入っていました。 「樹」という漢字を一文字で用いることで、潔く凛とした印象があります。また大樹を連想することから、どっしりと安定感のイメージに。 15位あお2022年上半期、15位にランクインしたよみは「あお」でした。「碧」「蒼」といった漢字が特に人気です。2021年のよみランキングでは33位でしたが、これからさらに人気が高まりそうな注目のよみです。 「あお」というア行を連ねた響きが大らかで開放的な印象を与え、爽やかで美しい「青」も連想させます。 このほか、16位から30位までの【上半期名前ランキング】の結果は、以下の通りです。 2022年上半期に誕生した男の子の名前のよみには、太陽の光、そして海や空の「青」を連想させるよみが多くランクインしていました。また、「そら」や「ひなた」といった男女どちらにも名づけられている「ジェンダーレスネーム」が上位に多数ランクインしており、注目の高さがうかがえました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年1月~6月、各月1日~25日調査件数:調査件数:61,218件(男の子:31,038件/女の子:30,180件)
2022年08月16日2022年上半期に誕生した新生児(女の子)の名前を大調査! 約3万人超の赤ちゃんの名前の調査結果から、いま人気の名前ランキングを紹介します。女の子の名前は、近年古風で日本的な名前「レトロネーム」が人気! 今年の上半期ランキングでも、多数の「レトロネーム」がランクインしています。 1位陽葵(主なよみ:ひまり)2022年上半期生まれの女の子にもっとも多く名づけられた名前は「陽葵」(145人)でした! 2021年の名前ランキングでは3位、2020年は1位と、近年特に人気の高い名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 2位凛(主なよみ:りん)「凛」が139人の女の子に名づけられ、2位にランクイン。2021年の名前ランキングでは2位、2020年は3位と、安定した高い人気を誇る名前です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。また、寒いという意味を持つことから、冬生まれの女の子に特に多く名づけられる名前でもあります。 3位芽依(主なよみ:めい)上半期132人の女の子に名づけられた「芽依」。 2021年の名前ランキングでは6位、2020年は4位に入っています。「芽依」は5月(英語でMAY)生まれの女の子に毎年多く名づけられており、5月の月間ランキングでは2年連続で1位となっています。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。 4位結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)131人に名づけられ、4位に入ったのは「結菜」。2021年の名前ランキングでは7位、2020年では6位と、毎年安定した人気のある名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2021年漢字ランキングで2位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 5位詩(主なよみ:うた)5位にランクインしたのは「詩」。上半期に118人の女の子に名づけられています。2021年の名前ランキングでは、22位にランクインしています。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 6位葵(主なよみ:あおい)6位にランクインしたのは「葵」。上半期には110人の女の子に名づけられました。2021年の名前ランキングでは4位、2020年では7位と、近年トレンドの名前の一つです。 「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから女の子の名づけに人気です。 7位紬(主なよみ:つむぎ)「紬」が上半期に106人の女の子に名づけられて7位にランクイン。2021年の名前ランキングでは1位、2020年では2位と、近年大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる名前です。 8位結愛(主なよみ:ゆあ)8位にランクインしたのは、上半期に101人の女の子に名づけられた「結愛」。2021年・2020年ともに、名前ランキングでは12位に入っています。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、パパ・ママの愛が感じられる名前です。 9位陽菜(主なよみ:ひな、はるな)2022年上半期に100人の女の子に名づけたれた「陽菜」が9位にランクインしました。2021年の名前ランキングでは9位に入っています。 日の当たる丘を表す「陽」に、春に可愛らしい黄色の花を咲かせる菜の花の「菜」を組み合わせることで、明るく親しみやすい印象に。「ひな」というよみも可愛らしいです。 10位心春(主なよみ:こはる)10位にランクインしたのは「心春」。上半期に98人の女の子に名づけられています。2021年の名前ランキングでは23位、2020年で42位にランクインしており、近年注目度が高い名前です。 「心」に「春」を組み合わせることで、心のあたたかさや思いやり、穏やかで落ち着いた性格などがイメージできます。「こはる」という響きが、どこか古風で日本的な「レトロネーム」の一つでもあります。 11位莉子(主なよみ:りこ)「莉子」が、11位にランクイン。上半期に96人の女の子に名づけられました。2021年の名前ランキングで10位、2020年は8位と人気の高い名前です。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 12位咲茉(主なよみ:えま)12位にランクインしたのは、2022年上半期に91人の女の子に名づけられた「咲茉」。2021年の名前ランキングでは16位、2020年は25位と、これからさらに人気が高まりそうな名前です。 「笑う」「咲く」ことを表す「咲」という漢字に、ジャスミンを表す「茉莉花」の「茉」を組み合わせた名前。ジャスミンは白く可憐で香り良い花を咲かせることから、「美しく笑顔の多い人でありますように」というパパ・ママの願いが感じられます。 13位結月(主なよみ:ゆづき)13位にランクインしたのは、「結月」という名前。上半期に90人の女の子に名づけられています。2021年の名前ランキングでは8位にランクインしています。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 13位楓(主なよみ:かえで)同率で13位にランクインしたのは「楓」。2021年の名前ランキングでは17位にランクインしています。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋生まれの赤ちゃんに多く名づけられますが、今回は上半期ランキングにも上位にランクインしています。 15位琴葉(主なよみ:ことは)上半期に89人の女の子に名づけられた「琴葉」。2021年の名前ランキングでは17位にランクインしています。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 このほか、16位から30位までの【上半期名前ランキング】の結果は、以下の通りです。 2022年上半期に名づけられた女の子の名前は、自然の美しさや可憐さ、あたたかさを感じさせる名前が多くランクインしていました。また、「詩」「紬」「心春」「莉子」といった古風で日本的な「レトロネーム」人気は、今年も継続しているようです。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!
2022年07月30日2019年12月生まれの息子・ウメオくん、2022年6月生まれの娘・イクラちゃんのママであり、イラストレーターのオムスビさんが描くエッセイマンガ。オムスビ一家のほっこりエピソードが満載! 人の名前を覚え始めたウメオくん。自分自身の名前を認識しているのか確認してみたところ、まさかの回答にビックリ!言葉も人の顔もだいぶ覚えてきたウメオくん。 スマホの写真を見ると、誰だか教えてくれるようになりました。 「これは誰でしょう? じゃあ、これは…?」 じーじ、ばーば、おーちゃ(父ちゃん) 全部正解! じゃあ、自分のことは……? 「かーいー(かわいい)」!!その答えがかわいすぎる!! オムスビさんが今までの様子を振り返ってみると、道行くマダムたちからも、おじいちゃん・おばあちゃんからも、パパ・ママからも「かわいいね」とよく言われていたのだそう。まさか、自分の名前を「かわいい」と思っているだなんて……!幸せすぎる勘違い! SNSのコメント欄でも、 「周りからたくさんかわいがってもらってるのがすごく伝わる」「かわいい〜!」と、その間違えにキュンとくる人多数♡ かわいいかわいいウメオくん。これからもすくすく大きくなぁれ♪ 著者:マンガ家・イラストレーター オムスビ
2022年07月29日こどもと見つけた小さな発見日誌
育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん