妊娠・出産を経てママになった多くの女性が悩む子育て。赤ちゃんのお世話や子どもの成長に対する悩みや不安、将来を見据えた教育や習い事など、年齢や性別、時期により子育てについて知りたいことは切々と変わります。各ジャンルに特化した専門家による記事や共感の声が寄せられるコミックエッセイで、毎日の子育てを前向きに、笑顔を忘れない子育てをする秘訣や子どもに対する選択を手助けする情報をお伝えします。 (140/1927)
長女が年少で同じクラスになったAちゃんママは声が大きく言葉遣いが少し乱暴で、苦手意識を持っていた私。しかし、年長で再び同じクラスになったとき、Aちゃんママの見方が変わる出来事がありました。その経緯をご紹介します。 第一印象長女の入園式で大きな声で「何してんねん。早くこっち来いや」と眉をひそめながら娘さんに注意しているママさんがいました。私はその姿に「小さい子どもに対してけっこうきつめやなぁ」と少し気持ちが引いていました。 教室に行ってみると、そのママがいてまさかの同じクラス。教室では他のママさんとちょっとした文句を言い合っていて、「入園式なのになんだかなぁ」という印象を受けました。それがAちゃんママとの出会いです。 折り紙教室そして年中はクラスが離れ、年長で再び同じクラスに。「また同じクラスか~」と思いながらも、あまり絡むことはありませんでした。そんなある平日の夕方、公民館で園児向けに折り紙教室があると聞いたので長女を連れて行くことに。 子どもだけ1時間程預ける形だったので、「終わるころに迎えに来るね」と約束し私はひとまず帰宅。そして1時間後、長女を迎えに公民館に行くと、他の子どもたちはどんどん出てきますが長女の姿は一向に見えませんでした。 長女がいない!?遅いな~と思って公民館の中をのぞいても長女の姿はなく、だんだんと心配になってきた私。すると電話が鳴り、確認するとAちゃんママからでした(連絡網で連絡先を知っていました)。「娘ちゃんが公民館の近くでうろうろしてたから一緒におるよ。泣いてるからこっち来たってー」とAちゃんママは言いました。 実は、長女が公民館の外に出たときに私がいなかったので、裏のほうまで探しに行っていたそう。そして泣いているところをAちゃんママが気づき、一緒に待ってくれていたのです。「もう大丈夫やで~。ママ来てくれてよかったなぁ」とAちゃんママは長女にやさしく声をかけてくれました。 長女がいなかったのは時間にすると5~10分ですが、とても長い時間に感じました。長女は尚更怖かったと思いますが、Aちゃんママのおかげで事なきを得ました。この出来事をきっかけに、「Aちゃんママは言動は強めだけど根はやさしい人なんだな」と見方が変わったのを覚えています。あまり人に対して先入観を持たずに接していきたいなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ著者:石井ゆうき9歳と1歳の姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。1人目出産直後に夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている
2024年03月04日話しかけてもほとんど無視。質問には答えてくれない。アニメのセリフや誰かの口癖ばかりを繰り返す。どれが息子の本当の言葉なの?1歳半のたーちゃんが話すことができる意味のある単語は「ワンワン」のみでした。そしてオウム返しやクレーン現象など気になる行動も増えていき、私はたーちゃんの発達やほかのお子さんとの違いに悩んでいました。たーちゃんは2歳になっても、人とのコミュニケーションへの興味が薄いようでした。私や夫が話しかけても無視して、黙々と玩具で遊び続けていることがほとんどでした。リアクションも何もないたーちゃんに話しかけ続けることを、虚しいと思ってしまうこともありました。Upload By みかみかん一方でひとりごとは多く、単語は少しずつ増えていきました。よく見ているアニメのキャラクターのセリフや、私や夫がよく言う言葉の一部を真似していました。しかし、これもエコラリアなのかなと思ってしまい、私はその様子を微笑ましく思うことができませんでした。無表情で機械的にぶつぶつと呟く様子を見ていると、たーちゃんが本当にしゃべりたいことは何なのだろうと考えてしまいました。当時の私は、そうした言葉はたーちゃんの本当にしゃべりたいことではないのではないかと感じていました。心のこもった言葉を聞きたい、そう思っていました。何を話しても無視して、感情がこもっていない言葉を繰り返すたーちゃんに、温かなコミュニケーションを感じられずに、焦りと不安ばかりが募っていきました。Upload By みかみかん3語文が出てうれしい!しかし、自分の気持ちを言葉にするのは難しく、トラブルも……たーちゃんは2歳半で初めて3語文が出ました。普段はほとんど単語しか話さないたーちゃんが屋根の雨どいを見て、「ここみずでてくる」と言って私を驚かせました。しかしこの頃も、自分の気持ちを表したり伝えたりすることは苦手なようでした。Upload By みかみかん例えば、見ていた動画を「おしまいだよ」と言って消すと、たーちゃんは怒って泣いて暴れて、パニックになることがありました。「いやだ」も「もっと」も「みたい」も言うことができないたーちゃんのことを、私はもどかしく思っていました。根気強く「おしまいだよ」と私が言うと、たーちゃんは「まい!」と手を叩いて、それでも泣き続けていました。今思えば、たーちゃん自身も、うまく気持ちを言葉にできない中、なんとか気持ちを落ち着かせようと頑張っていたのかもしれません。また、赤ちゃんの頃から教え続けてきたベビーサインをこの頃もまだ使っていました。「おいしい」時には頬をポンポンと掌で叩いてみたり、「ちょうだい」と言いたい時には掌の上にもうひとつの手を重ねてトントンと叩いて表してくれました。ですが、児童館や公園で会うお友達には通じないこともありました。「かして」のひとことがどうしても言えずに、結局玩具を横取りしてしまい、私が間に入る時もありました。Upload By みかみかんこういう時には「かして」と言うんだよと何度も教えても先に手が出てしまうので、夫と私は対応に困り果てていました。人の多い時間帯には公園に行かないようにしたり、よく会うお友達の保護者の方には発達が気になっていることを打ち明けたりしました。気になるところはあるけど、お話が上手になってきた3歳になったたーちゃんの課題は、「うん」「ううん」が言えないことでした。自分の気持ちを表すのがやはり難しいようで、思っていることと違うことを答えてしまうこともしばしばありました。それでも、無視ばかりだったたーちゃんが、何かリアクションをしようとしてくれることがうれしかったです。たーちゃんのおしゃべりの基本はエコラリアからでした。誰かの真似をそっくりそのままコピーするようにして覚えていきました。なので、しゃべり方に抑揚がなく感情がこもってないように聞こえたり、その場に合わない言い方だったり、やけに大人びた口調だったりします。これは4歳の今でも変わりません。ですが、たーちゃんが自分で努力して手に入れた大切な言葉なのだと思えば、そういった細かいことは気にならなくなってきました。どんな表現でも、たーちゃんとコミュニケーションができるというのは、これまでを振り返るとすごい成長だと思いました。4歳になった息子と会話できるのが楽しい!Upload By みかみかん現在、4歳のたーちゃんはとてもおしゃべりです。今日幼稚園であったことをたくさん話してくれますし、公園でお友達と楽しそうにお話もしています。たーちゃんの発達に対して悲観的だった昔の私に、今のたーちゃんの様子を見せてあげたいです。ゆっくりでも、ちょっと変わっていても、ちゃんとたーちゃんは自分のペースで成長しているんだよと教えてあげたいです。そして、周りのお子さんと比べずに、もっと穏やかにたーちゃんの成長を見守ってあげられたら……と思います。しかし、当時の自分も不安や心配で悩んでいる中、根気強くたーちゃんに声をかけ続けたと思います。頑張っていたね、と昔の自分を褒めてあげたいです。この記事が、発語について悩んでいる保護者の皆さんの応援になれば幸いです。執筆/みかみかん(監修:新美先生より)ことば・会話の成長に伴う変化について詳しくお聞かせくださりありがとうございます。発語がゆっくりだったり、独特だったりすると、保護者として心配になったり、言いたいことが伝えられないゆえの関わり方の難しさがあったりしますよね。たーちゃんの場合、3歳ぐらいまではしゃべれる言葉はあっても会話になりにくかったり、気持ちを伝えるのが難しかったりしたけれど、4歳になったらいろんなお話をしてくれるようになったのですね。ことば・コミュニケーションの発達は、言語面の発達と、対人面、他者と関わることへの興味が育ってくるかの影響を大きく受けます。このため他者と関わることの面白さに気づいて、他者への興味が育ってくると、それまで獲得していた語彙を使って急速にコミュニケーション自体が増えてくることがあります。本人にとって楽しいと思える関わりを増やしていくことが、コミュニケーション面にもよい影響を与えるかもしれません。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月04日私は35歳の看護師。5年前に外資系の企業に勤務する夫と結婚し、幸せな日々を過ごしています。しかし……私が勤務中のある夜、1人の男性が運ばれてきました。 搬送された男性は夫!?右下腹部に激しい腹痛を訴えている38歳の男性が搬送されてきました。夫と同い年だ……と思いながら近づくと、まさかの夫本人!? どうやら夫は私に気づいていない様子。盲腸のため緊急オペが決まり、下着を切断した瞬間…… 「♡LOVE♡」 夫の下腹部にマジックで書かれた文字が! 救急隊員に状況を聞いてみると、通報者は女性。しかも場所は自宅ではないアパート。そして付き添いはなし。 もしや……不倫!? 目が覚めた夫を追い詰める!無事オペは終了。夫が眠っている間に、夫のスマホに女性から電話がありました。 自分が妻であることを言わず、夫の状況を説明すると「じゃあ私が書いた落書き丸見えじゃん! プッ(笑)」と、不倫の詳細を話しだしたのです……! 不倫の証拠をたっぷりと聞いてから、私は夫の妻であることを明かし、電話を切りました。 その後、不倫相手と妻が電話で話したことなど知らない夫が目を覚ましました。 不倫夫の末路私が夫の病衣をめくると「♡LOVE♡」の文字が。焦って言い訳を始める夫に、私は不倫相手との電話をすべて説明しました。今さら謝っても、もう遅い! 結局、私は夫と不倫相手からしっかりと慰謝料をもらい、離婚が成立。 絶対にバレないと思っていても、思わぬところでバレてしまうことってあるんですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月03日新婚のななみさんは、夫・まことさんの母である義母が好きではありません。義母は2人の間に割って入って意地悪ばかり。それでもななみさんの家出をきっかけに、一度は謝罪をしてくれました。しかし義母は反省した素振りを見せただけで、何も変わっていません。まことさんにそっくりな男の子が欲しいと密かに願っており、ななみさんに妊活をすすめます。「子どもはまだ考えていない」と伝えてもお構いなし。友人を引き連れて、妊活や育児を強要します。どうやら義母は「まことさんにそっくりな男の子を生んでもらい、自分で育てる」という未来を描いている様子。友人も「ななみさんではなく義母に育ててもらったほうが子どもも幸せだ」と盛り上がっていました。 そんな無茶苦茶な義母の話を、ななみさんはたまたま耳にしてしまいーー。義母の悪だくみをすべて夫に話すと… 義母の魂胆を知ったななみさんは、絶対に義母の思い通りにさせない、と強く決意しました。 ななみさんと母親には仲良くしてほしいと願うまことさんに、今後一切の関わりを断つことを宣言し、その決断に至るまでの経緯を話したのでした。 ◇◇◇ 義母の息子への執着は異常です。母親を大事に思い、妻と仲良くしてほしいと願うのは悪いことではありませんが、現実を受け止めて、大切にすべき人は誰か、考えてみてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年03月03日妊娠がわかって初めて迎えた私の誕生日でのこと。夫はプレゼント選びが苦手なので、あらかじめ欲しいものを伝えていました。ですが……。 これじゃないんだけど…プレゼントを選ぶのが苦手な夫。これまでも自作の詩や個性的な置物など、誕生日プレゼントとしては反応に困ってしまう贈り物ばかりでした。 なので今回は「ドライヤーが古くなって壊れそうだから、誕生日に新しいドライヤーがほしいなぁ」と希望を伝えました。夫の誕生日には夫が欲しいバッグや財布をプレゼントしているので、リクエストすることにしたのです。 ところが、夫から渡されたのは赤ちゃんの名付けの本。 たしかに名付けの本は今後必要になると思いますが、そのときはまだ週数が浅く、安定期にはほど遠い時期でした。しかも前年には流産を経験しており、私自身もまだまだ不安な状況で名付けのことを考えられる余裕もありません。 夫は自分が欲しい物をリクエストしてもらっておきながら、私には自分の主観で選んだものを贈って満足している様子。それなのに私が喜ばないことに腹を立てるので、大げんかに発展しました。 ◇ ◇ ◇ プレゼント選びは難しいですが、相手の欲しいものを渡すのが一番喜んでくれる可能性が高いですよね。親しい仲であるからこそ、相手の好みや状況を考えて独りよがりなプレゼントにならないよう気をつけたいですね。 作画/さくら著者:いしいみなと
2024年03月03日ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におくため、ママ友や友人と付き合わないように言ったり、ヒカリさんが家庭外のことで嬉しそうにしていると晴彦は機嫌が悪くなります。ヒカリさんは次第にそんな晴彦を「怖い」と思うようになり、本当にリクや自分をを愛しているのか疑念をいだくようになりました。幼馴染のリツコとヒナに、自立して外で働くことを勧められたヒカリさん。しかし晴彦に話すと「あの忌々しいばか女たちとは、早く縁を切れと言っただろう」と幼馴染を批判し猛反対! 「身の程をわきまえて、醜く出しゃばらないヒカリが大好きだよ」「俺を立てて、頼って、素直で賢く控えめなところが可愛くてさ」「長所(それ)がなくなったら何が残るの? もう一度よく考えてごらん」 そう言って、ヒカリさんへ詰め寄ります。ヒカリさんは晴彦の言葉がずっと頭に重くのしかかって……。 夫は本当に家族を愛してる? 晴彦が本当に家族を大切に思っているのか、ヒカリさんの疑念は深まるばかり。そんな中、リクは晴彦が提案したキャンプ旅行をとても楽しみにしています。 久しぶりの家族旅行、リクには良い思い出をつくってあげたいと思うヒカリさん。しかし次の瞬間、晴彦のスーツのポケットに女性もののピアスが入っているのを見つけてしまうのでした……。 信じていた夫の本性が徐々に明らかになり、不安が募るヒカリさん。子どもへの異常な厳しさや自分への束縛に疑問を抱きつつ、間違ったことが嫌いな夫に限って不倫なんてあり得ないと思い込もうとしている様子。しかしそんな父親の計画した旅行を、楽しみに待ち望んでいるリク。この笑顔を守ってあげられるのは、ヒカリさんだけではないでしょうか。どんなささいなことでも、まずは兄のツバサなど信頼できる人に相談してみるのがいいのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年03月03日エステの講師として働いている亜子さんは、優しい夫に出会い幸せな新婚生活を送っています。そんな夫とは対照に義母は少々無神経。早く孫をとプレッシャーをかけられていた亜子さんでしたが、やがて妊娠します。すると、義母は合鍵を要求したり、亜子さんの退職を厳しく責めたり……。亜子さん夫婦がすでにチャイルドシートを買ったことを知り、「なんで勝手に買うのよ!」と怒り出した義母。その数日後、「親戚からベビーカーをいただいたから見にいらっしゃい」と自信満々の義母に呼ばれて夫と共に義実家を訪問した亜子さん。しかし、ボロボロでほこりまみれなだけでなく、タイヤが動かないベビーカーを見て驚きます。夫は「いらない!」と憤ってしまいました。 ベビーカーの件が一段落した直後、話題は立ち会い出産に。夫が立ち会う予定であることを亜子さんが話すと、義母は「私もいちゃダメかしら?」とまたまたとんでも発言。 病院の方針により、立ち会えるのは夫のみであること、亜子さんの実母も呼ばないつもりであることを告げると、義母はほっとした様子。自分だけ呼ばれないのは悔しいと思っていたのです。 そんな義母を見ていい機会だと思った亜子さんは、病院の指示により出産後の連絡や訪問を控えてほしいと先手に出ることに。「なによそれ」「おかしいんじゃないの?」と声を荒げる義母でしたが、亜子さんの夫に「母さんみたいな突撃ばぁばがいるからだろ?」ととどめをさされ、すっかり固まってしまいました。 またまた話は変わって今度は「里帰り」の話題に。義母が里帰りをすすめる目的を聞いて亜子さん夫婦は驚いてしまいました――。 昔と今の子育て しばらく放心していた義母でしたが、「行かなきゃいいんでしょ」「でも情報は流しなさいよ」と今回はすぐにあきらめてくれました。 続いて、話題は出産後の里帰りに。義母は亜子さんが里帰りすると思い込んでいたようですが、亜子さんは退院後すぐに自宅へ戻るつもりでした。実母と夫とよく話し合ったうえで、帰らないことに決めていたのです。 しかし、「普通は里帰りするもの」「夫が仕事で疲れて帰って来るのに赤ちゃんのお世話までさせる気?」と義母。 モヤモヤしている亜子さんに代わり、口を開いたのは亜子さんの夫でした。 「俺の子だよ? なんで俺がやらなくていいと思ってるの?」「親父がしなかったからって亜子にあてつけるのやめてくれる?」 居心地が悪くなったのか、義父はそそくさと部屋を出て行ってしまいました。 続けて、「俺がいない時に来るのもやめてよ」と義母の訪問についても苦言を呈した夫。「母さんの良かれは相手を困らせてるって知ったほうがいいよ」とまで言ってくれた夫に対し、亜子さんは心の中で感謝を述べるのでした。 そして、出産間近――。 健診で妊娠高血圧症候群の兆候があると言われた亜子さん。1週間後の妊婦健診までに陣痛が来なければ、陣痛促進剤を使って出産することになりました。 ◇◇◇ 昔の子育て環境と今の子育て環境は大きく違いますよね。大なり小なりあれど、両親や義両親との価値観の違いでストレスを感じたことがあるという方は少なくないのではないでしょうか。自分とは異なる状況や育児の方法などを理解することは、簡単なことではないのかもしれません。なるべくストレスをためないよう、話し合いを通してお互いに少しずつ歩み寄れるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター おーちゃん 著者:原作者 ココ
2024年03月03日結婚10年を迎える夫婦に訪れた離婚危機。離婚すべきか、我慢すべきか、そもそも離婚して生活できるのか―。さまざまな思いが交差するお話です。「不倫なんてしてない」としらばっくれる夫に、証拠を突き付けた妻・景子さん。夫は観念するかと思いきや、まさかの反論!しかも「探偵費用をパートの妻に払えるわけがない!」「俺の金を使って調べたのなら、それこそあり得ねー!」と自分がしたことを棚に上げた発言を繰り返し… 追い詰められた夫は、理不尽すぎる発言を繰り返し… 探偵費用のことを話していると、夫は「景子が稼いだ金は俺の貯金」とモラハラ発言!これには大学の仲間たちもドン引き…。しかも、妻が不倫相手の名前を言い当てても、夫は「不倫ではない」と認める気がないようです。そんなときに来客が。景子さんは来客者のことをわかっている様子ですが、夫はまだピンと来ていないようでした。 「誰が衣食住を払っていると思っているんだ」「妻が稼いだ金は俺の貯金」――。追い詰められたことで、夫は妻のことを心底どう思っているのか、本音が出てしまったようですね。夫婦はお互いを尊重しあって支えあうもののはずなのに、妻をこんなに見下しているとは……。こんな考えだからこそ、この夫は不倫をしてしまうのかもしれませんね。 >>次の話 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年03月03日私は普段、息子2人を保育園に預けています。つい最近体験した、長男とのエピソードです。冗談のつもりが…その日は家族で食べ放題の外食へ行きました。食べ放題だし、久しぶりの外食だったこともあり私はたくさん食べてしまいおなかがパンパンに。その姿を見た長男が「ママのおなか大きい!デブだ!」とひと言。私はその言葉に「デブじゃありません!大きな赤ちゃんがいるんです!」と冗談で何も考えず言ってしまいました。 その言葉を息子は覚えていたみたいで、保育園の先生に「ママのおなかに大きな赤ちゃんがいる!」と言っていたのです。後日、お迎えの時間に先生から伝えられたときは冗談だと話しましたが、すごく恥ずかしい気持ちになりました。 ◇◇◇ 冗談でも軽く考えずに、後の事を考えて言わないと駄目だなと実感しました。子どもはそんな事覚えてたの?と言ってしまうような些細なことでも覚えているので、言葉や言動にはこれから気をつけないと駄目だなと思いました。 作画/さくら著者:林梨子20代、4歳3歳の年子男の子を育てる母てます。工場のパートで働いている。
2024年03月03日ある日、夫と子どもと公園で遊んでいたときのことです。まさかの事態に!いつものように砂場で遊んだり、追いかけっこをして遊んでいました。すると、他の親子が肩車をして遊んでいて、それを見た息子がやりたいと夫にせがみました。夫は180cm弱と背が高く、肩車は不安だなと思いましたが、息子のおねだりに根負けして肩車をしてました。ですが、バランスを崩して息子が転落してしまったのです。転落するとき一瞬キャッチができたので衝撃が和らいだとは思ったのですが、頭を打ってしまったので救急車を呼びました。救急車が到着するまで、打ってしまったところを手で押さえ名前を呼び意識があるかをずっと確認していました。その後救急車に運ばれて色々と検査などをして、特に異常がみられなかったため帰宅しました。もし転落した時にそのまま頭から落ちてしまっていたらと考えると本当に怖いです。 ◇◇◇ 肩からと高い位置からの転倒で、ママもパパもまさかの事態にとても怖かったと思います。今後、肩車をするときは、赤ちゃんの場合はおすわりが安定してからにしましょう。 また、肩車をしているときは、子どもの腰を両手でしっかりと掴み、しっかりと支え落下しないように注意しましょう。立ち上がるときには、お子さんに「今から立つよ」など声がけをすると、状況がわかり安心するかもしれませんね。 作画/さくら著者:kanae20代、結婚5年目の一児の母です。フリーランスでwebライターをしたりCGデザイナーをしています。
2024年03月03日幼いころから自分の育った環境にコンプレックスを感じていたゆうみさん。そんなゆうみさんの武器は、生まれ持ってのかわいさでした。ゆうみさんは、もともと兼ね備えていた美貌を磨き上げ、日々幸せをつかむ努力を惜しみませんでした。そしてついに26歳のとき、転機が訪れます!うちの子が一番かわいい!…はずでしょ? 自分の生まれ育った境遇に負けることなく、自分磨きを続けながら働いていたゆうみさん。その努力はしっかりと実り、やさしい夫とかわいい娘に囲まれ、幸せな家庭を築くことができました。 娘の愛理の見た目はパパにそっくりだと冷やかされることもありましたが、そこも含めて愛理のことを愛おしく思っていたゆうみさん。 しかし、愛理の児童館デビューを果たした日、見るからにかわいい2人の赤ちゃんと出会い、ゆうみさんは衝撃をうけることになります。 わが子以外の子を見ると、ついついかわいいなぁと思ってしまいますよね。ですが、それもわが子にない部分が見えたりするからなのかもしれませんね。 とはいえ、パパママからすれば、容姿などは関係なくやっぱりわが子が一番かわいいものではないでしょうか。 ゆうみさんには、他の子のかわいさに翻弄されることなく、自身を持ってわが子が一番かわいい!と自信を持ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月03日■田舎から都会へ!美しく生まれ変わったゆうみ■年収3000万の夫と結婚!美意識が高めな主人公・ゆうみ。努力の甲斐あって、年収3000万の社長を射止めました。結婚して3ヶ月で妊娠し、女の子を出産。傍から見れば羨ましがられるほど順風満帆な人生だと思いますが、何やら不穏な空気…。娘が生まれて、いったい何が変化したのでしょうか…?次回に続く「私の娘は可愛くない」(全27話)は17時更新!
2024年03月03日私は3歳の男の子と0歳の女の子のママです。長男の妊娠期は切迫早産で長期入院になり、2人目は妊娠がわかった妊娠5週ごろから自宅で安静に過ごすよう医師から指示を受けました。それでも切迫流産、切迫早産になってしまったのですが、そんななかで、私が家族に対して後悔していることをお話ししたいと思います。急な里帰り安静期間が長くなるにつれ、私は動けないストレスで精神的にもボロボロ。当時2歳になったばかりでイヤイヤ期の長男にも、ちょっとしたイタズラ程度でも大声で怒鳴るように……。一方、夫は仕事と家事をひとりでこなし、とても疲れている状態でした。 そんなとき、妊娠32週の妊婦健診で医師から子宮頸管があと少しでも短くなったら入院だと告げられたのです。私が入院になると、夫の仕事中に長男のことをみる人がいません。夫と話し合い、私の両親に頼んで妊娠32週に里帰りをすることにしました。 イライラが今度は両親に……実家でお世話になり始めると、普段はあまり両親には頼らず子育てをしているせいか、長男も両親もどのように関わればいいのか模索しているようでした。私からも長男の食事の味つけや、してはいけないことをしたときに注意するポイントなど両親に前もって伝えましたが……。 「やめて」と言っても隠れてお菓子をあげようとする、スマホばかり見せる父や、長男の食事についてなかなか理解してくれない母にイライラして、何度か怒ってしまいました。両親も私がものすごい剣幕で怒るので、驚いていました。 イライラしないためにしたこと両親にまでイライラしてしまう自分が、情けなくてつらくてたまりませんでした。そんなとき、夫に相談すると「ちゃんとご両親に何でイライラしているか、家でもイライラしていたことを伝えたら?」とアドバイスを受けました。 後日、両親に今は入院せずに過ごせるかとても不安なこと、長男のイヤイヤ期も重なり、育児が自分の思うようにいかずにつらいことなどを伝えると、両親は「わかっているから大丈夫だよ」と言ってくれて、安心と同時に少しイライラが緩和されました。 その後もイライラを抑えることは難しかったですが、正期産の時期に入ると動けるようになり、少しずつイライラは軽減されました。夫は長男と外出、母は私の愚痴を聞いてくれて、父は甘い物を買ってきてくれるなど心遣いがうれしかったです。ひどいことばかり言ってしまった私に寄り添い、気遣ってくれた家族のおかげで無事に出産でき、とても感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2024年03月03日転勤族の夫を持つぼさ子さんは、ライフプランを見直した際に自分も働いて家計を支えることを決意。しかし、転勤の多さと自分の年齢を考えると、どうすればいいものかと悩んでしまいました。「転勤族でも高齢でも就職しやすくなるにはどうしたらいいんだろう?」ぼさ子さんがそう悩んでから時間が少し経過したったころ、就職に有利な資格を取ろうと保育士資格の取得を決めたのでした。すき間時間で勉強を始めたぼさ子さんは、苦戦しながらもひたすら試験の過去問題を解いて、着々と実力をつけていきました。 そんなある日、勉強に集中するあまり、受験申請を忘れるという重大なミスを犯してしまっていたことに気付き、慌ててしまいます。一時は、受験を諦めることまで考えていたのですが、夫の言葉に背中を押され、なんとか受験申請の締切日にすべての提出書類を揃え終わったのでした。 郵便局へ到着すると受付の人に封筒を渡すのですが、簡易書留の受付時間は既に終了しており、取り扱ってもらえませんでした。そこで、ぼさ子さんはまだ間に合う郵便局はないかと尋ねることに。すると「中央郵便局なら21時まで受け付けているかも……」と教えてもらって……!? 予期せぬハプニングの連続にママは思わず… ぼさ子さんは急いで夫に電話して、中央郵便局へ向かうことに! しかし、大雪のせいで道が渋滞を起こしており、なかなか前に進みません。 そんななか、20時45分に郵便局へ到着したぼさ子さん。 中に入ると、そこには長者の列が……。 (21時までに窓口にたどり着けなかったらどうなっちゃうのーー!?) 思わずぼさ子さんは不安で体が震えてしまいました。 そして20時59分、やっと順番が回ってきたのです! 「スミマセン、簡易書留デスガ、オネガイシマス……」 封筒を渡された受付のお姉さんは、無言でそれをじーっと見つめます。 そして……。 「大丈夫。ちゃんと今日の消印押しておきますね。試験頑張ってください」 ようやく長い闘いを終えたぼさ子さん。 お姉さんのその言葉を聞いて、心から安堵したのでした。 ◇◇◇ ハプニングが重なりながらも、最後まで諦めなかったお陰で、なんとか無事に試験の書類の提出を済ますことができたぼさ子さん。本当によかったですね。保育士の試験もこの調子で頑張ってほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター ぼさ子
2024年03月03日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。いつになってもデイサービスに行く兆しが見えない義母。まる子さんがケアマネさんに今の状況を相談したところ、ご家族の意見も聞きたいとのこと。早速夫に話をすると「はなから行くなんて思ってない」と軽く言われてしまい、毎回行かせるつもり準備を進めているまる子さんは、カチンときてしまったのでした。ある日、つい昨日まで歩行器で歩いていたはずの義母が床をはっていました。まさかまた圧迫骨折!?と思い話を聞いてみると、手元の薬が切れてしまったようで、不安から痛みが出ているのではないかとまる子さんは推測しました。そこで整形外科に行くことにしたのですが、用意をしている最中に薬を見つけたらしく、急に元気になって歩行器で歩き始めました。義母にとっては、思い込みが一番の薬なのかもしれません。 ケアマネさんの来訪に向けて、家族で話し合い 結局、契約してから1回もデイサービスには行っていません。 デイサービスの日が近付くと、プレッシャーから不眠気味に……。 行くメリットもあると思うので、ぜひ行ってほしいのですが……。 夫の意見もまとまっています。 そんなことまで考えていたとは……! いや、行かないですよね? それ……。 義母は、作り話でつらさをアピール。 その作り話がかえって夫を怒らせてしまう結果に……。 私の相談相手にもなってくれているケアマネジャーさんから、家族の考えをまとめておいてほしいと言われたので、話し合いをすることに。私は当然、デイサービスに行ってほしいと思っています。ひとりではいられないと義母が言う以上、それしか選択肢はありません。入浴や同世代の人たちとのおしゃべりなど、行くメリットもあると思っています。 夫も私の意見を尊重してくれて、義母の説得に向かってくれたのですが……。「デイサービスには行く」と言いつつ「当面の間はお休みします」と、一休さんとでも話しているかのような状態に……。おまけに、夫に対してつらいのを我慢しているアピールをしたいのか、作り話まで始めて結局夫を怒らせることに……。 そして、話し合いが終わり、私たちが出したファイナルアンサーは……「デイサービスには行かない」でした。 --------------「デイサービスには行く」けれど「当面の間はお休み」したいという、保険を残しておきたい気持ちが見える答えは、なんともお義母さんらしいですね。でも、行く気持ちがあればすでに行っていると思うと、まる子さん夫婦の結論は正しいかもしれませんね……。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年03月03日結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられました。 ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは詳しい状況を説明すると「ごめんなさい」と泣きながら謝罪。ユリはそんなモネに対して、「今日はもう帰って」と言うと、モネは無言でその場を立ち去ったのでした。 翌朝目を覚ますと、モネの所へ向かったユリ。モネが出てくると「今話せる?」と尋ねると、先にユリが口を開きました。ユリはモネとの関係を修復させたいと訴えるのですが、モネはその言葉に困惑してしまいます。しかし、ユリはモネに対して「全部憧れだった」と伝えると、尊敬している部分を語り出したのです。 物事を白黒はっきりつけられる友人に憧れていた妻は… 「他人の目を気にして自分のしたいことを我慢するのはおかしいよ」 「あの子はちゃんと自分を持ってるからいいよね」 「あの人は私と価値観が違うから、関わらなくていいかな」 学生時代から人に流されず、自分の意見を持っているモネに対して密かに憧れを抱いていたユリ。 「好き嫌いがはっきりしてるモネの好きは、何よりも信用できた」 「モネと一緒にいると、自分のことが好きになれたんだ」 ユリはずっと思っていたことをモネに伝えたのでした。 ◇◇◇ 周囲に流されず、自分の意見をちゃんと持っているモネを尊敬し、信頼していたユリ。「モネといることで自分が好きになれた」と言っていましたが、その発言からユリにとってモネは特別な存在であることが伝わってきました。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年03月03日自閉症小4長男と電車にのって買い物へUpload By taeko12月のある土曜日のことです。クリスマスプレゼントが決まらず、サンタさんへの手紙を書けずにいた長男のミミ(小学4年生)。おもちゃをたくさん扱っているお店に見に行けば、欲しいものが見つかると思い、翌日の日曜日に次男のふー(幼稚園年長)も一緒におもちゃ屋さんへ行かないかと誘いました。いつもならお出かけを嫌がる傾向があるミミですが、この時は「行くー!」とウキウキして珍しく誘いに乗って来てくれて、私もうれしい気持ちになりました。「座りたいのに!生きるのつらい!」電車移動中もミミからは小さな不満がたくさん出て……翌日は早めに身支度開始。思ったよりスムーズに支度できたため、早めに駅に着きました。10分ほど駅のホームで待つことになったのですが、ここでミミは「ヒマ」と早速マイナスモード。私も(もう文句が出た……)とがっくり。ですが、ここで次男のふーが「しりとりしよー」と提案してくれ、みんなでしりとりをしてなんとか雰囲気は良くなりました(ホッとしました)。到着した電車は混雑していたため座れませんでした。ミミは電車の中で読もうと図鑑を持ってきていたのですが、椅子に座れないと読めないと思ったのでしょう。悔しい気持ちが口から出てしまいました。「座りたいのに!生きるのつらい!」周りに聞こえるような大きな声だったので、私はびくっ!(なんでこんなことで怒るの……)と不満に思いつつも「あと2駅で乗り換えだよ。すぐ着くよ」、「(電車内モニターの天気予報を見て)ほら、今日晴れだって」とミミの気持ちが切り替えられるように、話をそらしました。Upload By taekoその後電車を乗り換えたのですが、そこでも椅子は空いていません。「本読もうと思ったのに!」と、またまた大きめの声で不満を言うミミに私は空いているドア前スペースを見つけ「ここに寄っ掛かれば読めるよ」と穏やかに提案、ミミは立ちながら本を見ることで、落ち着くことができました。Upload By taeko全てに対して文句が止まらない⁉私もイライラモヤモヤ……!Upload By taeko50分ほどで目的地に到着……したのですが、その日はおもちゃ屋さんでイベントがあったようで、入場整理をしていたためすぐに入れませんでした。Webサイトでもっと調べておけば良かった……!「もう最悪!何で入れないんだよ」とミミはまたまたマイナスモード。私も心の中では全てに対して文句ばかりいうミミにイライラモヤモヤ……。10分ほどでようやくお店に入れた時はホッとしました。お店ではお目当てのおもちゃが見つかり喜ぶミミ。「このおもちゃをサンタさんにお願いする!」と言う笑顔のミミを見ていると私も心がなごみます。ふーはミミとは別のおもちゃコーナーを見たいとのことで、ミミには「この場所にいてね、私とふーは、あっちの〇〇のコーナーにいるから」と伝え、ふーにつき添いました。ふーのお目当てのおもちゃがある場所からもミミがいる場所を見ることができるので、そばを離れても大丈夫だろうと思ったのです。ですが……。ミミがいない⁉シクシク泣き続けた50分の帰路しかし、少し目を離したらミミの姿が見えません!「迷子になった⁉」と私はふーを連れて店内をあちこち探しました。お店は広く、混雑しているのでなかなか見つかりません。「どうしよう!」不安になりながらお店のあちこちを探したところ、5分ほどでようやくミミを発見!「良かった!」と思わずミミを抱きしめました。その時、ふーがミミに対して「もー!どこ行ってたの?」とちょっと怒った口調で言いました。するとミミはふーを『どんっ!』と叩いてしまいました。ミミも私たちを探して不安な気持ちだったのに、ふーから責められたことが怒りにつながってしまったのでしょう。泣き出したふーに私は「『見つかって良かったね』っていうんだよ」、ミミには「叩いちゃダメだよ」と言うと、今度はミミも泣き出しました。お店で泣き続ける二人、私の心は疲れ果ててしまいました……。その後、ふーはおやつを食べて機嫌を直したのですが、ミミは帰宅するまでずーーっとシクシク……。歩いていても電車の中でもシクシク……、帰路の50分間ずっと涙をこぼしていました。私は(私の心が態度に出てしまっていて、それが子どもに伝わって不安にさせているのかもしれない……)とも反省しました。Upload By taeko「外出なんてしなきゃよかった!」とも思うけれど、いつか「お出かけは成長のもと」だったと言える日が来る!やっと帰宅しても、しばらくは座り込んでシクシク泣いていたミミ。それでも、30分ほど過ぎた頃にテレビを見だして、夕ごはんを食べたらすっかりいつも通りのミミになりました。夜、その日を思い返しながら「遠くに行くといつもケンカになるな……。本当に嫌だな……」、「本当に外出なんてしなきゃよかった……」と疲れ切った私。でも、少しずつ少しずつ「子どもなんだから揉めるのは当たり前」、「兄弟ゲンカしてもそこから学んで成長すればいい」と思えるようになり、「ミミがサンタさんに手紙を書けたし、お店に行って良かった!」と前向きにとらえることができました。今は外出してもトラブルばっかりですが、いつか「お出かけは成長のもと」だったと思えたらいいなと思います。執筆/taeko(監修:初川先生より)兄弟連れてのお出かけエピソードをありがとうございます。電車内の混雑、着いた先での待ちなど、お出かけはどう予想しても予想しきれない事柄がありますね。ふーくんのしりとり発案など、一緒だからいいことも、はぐれたあとの素直な一言(「どこ行ってたの?」)によるミミくんの涙も、いいこともそうでないことも起きますね。はぐれてしまったときは、お互いにとても心細かったことと思います。ミミくんからしたら、不安でいて(もしかしたら二人を探しに動いてしまったかもしれず)、さらに責められたら泣けてくるのも自然なことでしょう。ミミくんの気持ちもふーくんの気持ちも当然そうだろうというところで、挟まれた保護者はより慌ててしまうかもしれませんね。お出かけにしても、きょうだいのもめごとにしても、さまざま気持ちや事情が分かってしまうし、ましてやお出かけだと周囲の目も気になったりして、保護者としては緊張が高まるシーンですね。お疲れ様でした。子どもたちが成長してゆき、そしてお出かけ自体に慣れてゆき、「お出かけは成長のもと」と思える日はきっと来ることと思います。また、個人的にはミミくんがおもちゃ屋さんで欲しいものを見つけられたのがよかったなと感じました。選択肢がありすぎて(刺激がありすぎて)選べない・決められない子もいるだろう、そして、逆に欲しいものが見つからなくても大変だったろうと思うので、ミミくんは選べる子なんだなと感じました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月03日生後2カ月のこのちゃん。この日は初めての予防接種に挑みます!パパやママはこのちゃんがどんな反応をするのかドキドキしていますが、このちゃんはまだこれから起きることを知りません。さて、予防接種デビューはいかに…!? 今日は予防接種デビューの日 すやすやと気持ちよさそうに眠るこのちゃん。 実はこの日は、予防接種を受けに行く予定なんです。4種類とたくさん!無事終えることができるかな? このちゃんはご機嫌♪ お昼寝から目覚めたこのちゃん。これから起きる出来事も知らないので、まだまだ余裕の表情です♪ いざ!病院へ向かうよ ご機嫌なこのちゃんを連れて、病院に到着しました! 「このちゃんなら大丈夫!」とたくさん声をかけるパパとママ。 初めての予防接種スタート!注射の準備が整い、いよいよ予防接種のスタートです。 さっきまでは余裕の表情でしたが…。いつもと違う雰囲気を感じ取った様子のこのちゃん。 今から何するの…!? 「わたし、今からなにされちゃうの…!?」と先生に訴えている表情がたまりませんね。抱っこしながらママやパパも「大丈夫だよ」と声がけします。 まずは、飲むタイプのロタウイルスからスタート! すると…、先生がお薬を口に入れた入れた瞬間、この表情です(涙)もう少しだから、頑張ろうね! いよいよ注射を打つよ!このちゃんが落ちつくのを待って、いよいよ初めての注射を打つ時がきました。 なすがままのこのちゃん。泣かずに落ち着いているようですが… 針を打った瞬間…!? 「ギャャアアアアアア!!!」と大きな声が病院に響きました! ママたちもこのちゃんをたくさん励まします!初めての注射、きっとびっくりしたよね。がんばれ、このちゃん! 先生に訴えてみる… 「これ、すごい痛いよ…」という表情で、先生やママたちに訴えるこのちゃん。 あと少し頑張ろうね! 泣きながらも、たくさん頑張ったこのちゃん。いよいよ最後の注射です! 最後も大泣きで頑張り、無事初めての予防接種が全て終了しました!このちゃん、本当にたくさん頑張りましたね。 放心状態… 予防接種を打ち終えたこのちゃん、泣き疲れてすっかり放心状態です。 ママやパパにたくさんたくさん褒めてもらいました♪ YouTubeのコメントでも、「よく頑張りました!」「えらい!」などのコメントがたくさん寄せられていましたよ。小さな体で初めての注射、本当によく頑張りました♪ 病院から帰宅したこのちゃん。泣き疲れてしまったのか、ぐっすり眠っています。 普段はちょっとした物音で起きてしまうそうですが、この日は全然起きません。たくさん頑張った証拠ですね。このちゃん。ゆっくり休んでね♪初めての注射、お疲れ様でした! YouTube「このいち日記@user-sh6td8hq6d」では、可愛らしい動画がたくさん配信されていますよ。このちゃんはすっかりお姉さんに成長♪妹のいちちゃんとの仲良しな姿もぜひご覧くださいね。Instagram(@konopuu)の更新も行っているので、そちらも要チェックですよ。 画像提供・協力/このいち日記
2024年03月03日夫の希望もあり、結婚後は家庭に入りました。今はパートで働きながら、家事に勤しむ毎日です。しかし、当の夫は主婦を見下してきて……。男性はもちろん、女性の生き方も多様化する現代。社会で活躍している女性も大勢いますが、夫はそれに関しては見ないふり。私のことを下に見ており、意見されるのもイヤなようです。 時代錯誤な両親に育てられた夫ある日のこと。私は体調不良で寝込んでいて、家事がまったくできませんでした。夕飯に何か買って帰ってほしいと夫に頼むと、それを拒否。食事を作るよう私に言うのです。そして、自分の母親は体調の悪いときでも三食しっかり作っていたと話し出し……。 私の実家では、父が台所に立つこともありました。夫の両親は昔かたぎの人たちなので、うなづける話ではありますが……。 家族が助け合うのは普通のことではないかと私が言葉を投げかけると、夫の怒りがヒートアップ。体調の悪い私に向かって、さらなる暴言を放ったのです。「俺がいないと生きていけないゴミが意見を言うな」 と……。そして、捨てられたくなかったら食事を作れ、女なんて腐るほどいるんだから違う女と生活してもいいんだと、脅してきたのです。 このとき、私の中で何かが変わりました。 夫の心ない発言に私は…それからしばらく、私はいろいろ考えました。そして結論に至ったのです。私はこれ以上この人と暮らせない、と。 私は夫に宣言しました。奴隷になるために結婚したわけではない、もう好きなようにやらせてもらう。そう私が告げると、夫はまた私を見下したのです。「誰のお陰で楽に生きていると思っているんだ?」「男に寄生しているゴミ女が生意気言うなよ」 それ! これまでも何度か夫の口から発せられるゴミ発言! 私はこれについてもよく考えたのです。「は? なめんなよカス」私がいないと何もできない夫こそ、私に寄生しています。何でも私に任せっきりで、自分ひとりで生活するなんて到底無理な話です。結婚前は実家で義母に手厚く世話されていたはずですし……。 でもこれからは、何でも自分でやってほしいですね。私は家を出ていくのですから。 一度できた溝は埋まらない離婚話をもちかけると、夫はこれを拒否。義父母を味方につけ、私を義実家に呼びつけて説得しようとしてきましたが、私は弁護士の立ち会いなしに夫には会いませんでした。 結婚生活の何が不満なんだと漏らす夫にあきれるばかり。原因が全く思い当たらないようなので、これからも夫の態度は変わらないでしょう。帰ってきてほしいと言ってきますが、戻ることはありません。 結局、離婚できたのは家出してから3カ月後でした。私は元夫からの連絡をすべて絶ち、新しい人生をスタート。就職もして、今は慌ただしい日々です。仕事は大変ですが、前よりずっと穏やかな毎日で気に入っています。 ◇ ◇ ◇ 夫婦は対等なもの。どちらも気持ちよく生活できるよう、お互いをリスペクトし、思いやりをもって生活したいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月03日ADHDの高校生。自己管理の苦手さから、部活の人間関係でトラブルに……イライラを親にぶつけてくるようになりましたQ:ADHD(注意欠如多動症)と診断されている高校生の子どもがいます。部活動をしていますが、自己管理が苦手で遅刻や休みが多くなっています。そのことを同級生や先輩から注意されたり、いじられたりすることが精神的な負担となっているらしく、家で親に対しイライラをぶつけてくるようになりました。自立を促さなければいけない年齢だと思いますが、保護者としてどのように関わっていけばよいでしょうか。A:人間関係に関するストレスや精神的な負担などについては、スクールカウンセラーなども含めて、安心して相談できる場所や人の確保が大切になるでしょう。自己管理については、本人の努力だけで補うことが難しい場合もあるので、スマートフォンやタブレットの活用などについても検討してみましょう。Upload By 発達障害のキホン思春期になると、障害特性からくる苦手さから心理的ストレスが高まり、不安や抑うつ傾向が強くなる子どももいます。思春期では保護者に相談しにくいことも増えていくかと思います。スクールカウンセラーなども含めて、安心して相談できる場所や人を確保していくことも大切になってくるでしょう。自己管理については、本人の努力だけで補うことが難しい場合もあるので、スマートフォンやタブレットのスケジュール管理アプリや、電子タグのような市販されている忘れ物防止グッズなどを使いこなせるように教えていくことも一つの方法です。学校での合理的配慮として、メモを取る時間がかかる場合は写真を撮らせてもらう、連絡帳の代わりにアプリを使うことなども考えられます。高校段階においては、スマートフォンやタブレット機器の持ち込みが制限されている学校も多いので、使用方法などについては学校との話し合いが必要かと思います。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年03月03日■これまでのあらすじ長男の激しい登園拒否に頭を悩ませていた私だったが、義母から夫の幼稚園時代の連絡帳を見せてもらったことから長男の成長を感じるようになる。やがて園でプール活動が始まると、水遊びが好きな長男の登園渋りが解消。喜んだのも束の間、2学期になるとまた状況は戻ってしまうのだった。そんな中、私はおしゃべりな長男が園ではお友だちと会話していないことが気になるようになる。そこである朝、お友だちに話しかけるよう促すが、長男は急に無言で相手の手を取ってしまい、お友だちは驚いてしまう。この出来事から、長男にはもう少し時間が必要だと思った私だが、ある日、長男がお友だちと会話しているところを目撃し…。■世紀の大事件!■ついに仲良しのお友だちが…!我が子にお友だちができる喜び…! 親になって初めて知りました。子どもの頃、お友だちのお母さんが「いつもうちの子と仲良くしてくれてありがとね」と私に言ってくれましたが、今、その気持ちが痛いほどよくわかります…!○くん、本当にいつもうちの長男と仲良くしてくれてありがとう。仲良しのお友だちになってくれたことに感謝しかありません。そして、登園渋りの方はというと…!?次回に続く「ようちえんにいきたくない」(全15話)は12時更新!
2024年03月03日保育士の中田馨さんが、子どもの持ち物について教えてくれました。もうすぐ新年度も始まります。園で使用する子どもの持ち物についてしっかりと確認しておきましょう。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回は、保育園に持っていく持ち物についてのお話です。園で子どもが困ってしまうことのないよう、今回のお話を参考に持ち物の準備や確認をしていただければと思います。 名前の未記入持ち物1つ1つに名前を書くのは、本当に大変。入園に向けての時は、新しい生活への期待もあって割と楽しく書けるのですが、日常になるとそうはいきません。乳児さんは、紙オムツに1枚1枚名前を書かなければいけない保育園もありますので、名前書きは大変な作業です。 保育園で様子を見ていると、入園して間もないころは、ほぼ100%の持ち物に名前が書かれていますが、だんだんと未記入の持ち物が増えてきます。毎日忙しい中ですので、うっかり忘れてしまうことはもちろんあることでしょう。特に、新しく買い替えた持ち物に名前を書き忘れることが多いので新調したときは「買って名前書きをする」を1つの流れにしていただけたら助かります。 例えば、私の場合、あらかじめシールなどにまとめて名前を書いておき「新たに買ったら貼るだけ」にしておきました。 衣服のサイズ服のサイズが大きかったり小さすぎたりも、困ることの一つです。例えば、ズボンが長すぎると、裾を踏んで転ぶ原因になることが。また袖が長すぎると、手先を使う遊びがしにくかったり砂遊びをするときに袖口がすぐに汚れます。保育士はその都度、折り返すなどして活動しやすいように工夫をしていますが、またすぐに裾が落ちてきたりするものです。 ズボンが小さすぎると、ぴちぴちで可動域が少なく、走ってコケることもあります。Tシャツが小さければおなかがすぐに出てしまいます。また、ズボンのゴムが緩んでいたらちょっと歩くだけですぐにズレてしまいます。靴が大きすぎても小さすぎても歩きにくいです。目まぐるしく成長している子どもたちです。服のサイズは定期的に見直していきましょう。 自分で着られない、脱げない身の回りの簡単なことを自分でできるようになってくると、段階を経ながら少しずつ衣服の着脱を子どもたち自身がし始めます。保育士はそばで見守りながら、できるだけ子ども自身に頑張ってもらい、難しいところだけさりげなくサポートしています。 しかし、例えば子どもが自分だけでは着ることができなかったり、脱げない服だったら、保育士がほぼすべてをサポートしなければいけなくなってしまいます。例えば、ボタンの小さいネルシャツ。サイズの小さなピチピチのズボンやTシャツ、ハイソックスなどなど。一生懸命脱ごうとしているのに、服の幅が小さくて腕を出すことができずに「ぬげない!!」と困っている子どもは実は多いものです。 服のサイズさえ合っていれば自分でできるはずなのに、できなかったら自分で着替える意欲の減退にもなりかねません。子どもの自立に向けても大切なことですので、保育園に持っていく(着せていく)服が着やすい、脱ぎやすい服かどうかの見直しをしてみてください。 誤嚥の恐れのあるもの保育園は、複数の異年齢児が一緒に過ごす場です。その中には、触ったものを口に入れる乳児もいます。ですので、保育室の中には、誤嚥の恐れのあるものは置かない。置いたとしても保育士がきちんと管理するようにしています。 ただ、家庭から持ち込まれたものは管理できない場合があります。細い髪ゴム、バンドエイド、虫よけシールなどはよくある例。家にある小さなおもちゃがかばんの中に入っていることもあります。例えば、虫よけシールを背中に貼っておけば、自分の子どもは手が届きませんが他の子には手が届きます。子どもははがすことが大好きですので、見つけたらはがして「これは何だろう」と確かめるために口に入れるでしょう。 ほんの些細なことかもしれませんが、それが大きな事故につながることもあります。きっとほとんどの保育園で入園時の注意点として伝えられていると思うのですが、入園児は数多くの決まり事を伝えられますので、すべてを覚えることができないでしょう。ポイントは「誤嚥の恐れのあるものは保育園に持って(つけて)行かない」と言うことです。 ここで書かれたことは、保育士からその都度、伝えられていると思います。子どもたちが安全で快適に保育園で生活するためにも、意識していただけたらうれしいです! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月03日4歳の娘と生後7カ月の息子を育てています。娘がまだ1歳のとき、地域の子育て支援センターによく遊びに行っていました。そこで出会った1人のママ。同い年の女の子のママだったので自然と話すようになったのですが、このママのある発言がとても気になりました。 明るくて話しやすいママそのママはとても明るくて話しやすいので、いろいろと知り合いも多い人でした。子どもとも大きな声で笑いながら遊び、他の子たちもそのママと遊ぶのが大好き。子どもたちと一緒にふざけたりもして、私の娘もそのママのことがお気に入りでした。 ある日、そのママ友の子と私の娘が遊んでいて、2人でそれを見守っていました。いつものように雑談をしていたのですが、話の流れで子どもの顔が誰に似ているかという話題に。 「うちの子二重じゃないから」発言そしてママ友がさらっと驚くような発言をしました。「うちの子はパパ似で。だから二重じゃないでしょ? 女の子なのにかわいそうだよねー。まあ、それならそれでお笑い系に行くしかないよね!」と言うのです。ママ友ははっきりとした二重。そしてパパは一重で、パパのほうに目は似たのだそう。 そうだとしても「女の子なのに二重じゃないからかわいそう」と言われて、私は内心「ええっ!?」とびっくり。その場は驚きを隠しながら、「でもH(ママ友の子)ちゃんかわいい顔じゃない!」と明るく返すので私は精一杯でした。 悪気はないみたいだけれど…ママ友はいつもの調子で明るく、ニコニコと笑いながらこの発言をしていたので、本当に悪気はないようでした。しかし、何を隠そう目の前にいる私の娘も一重なのです。ママ友の発言を受けて「ということはうちの子もかわいそう? 女の子が一重だとかわいそうなの?」とショックでした。 ママ友はわが娘のことまで言及したわけではないので、単に自分の子の場合を言っただけだとは思います。けれど、ニコニコしながら「かわいそう」と言われ悲しい気持ちになりましたし、Hちゃんがこれから先この発言に傷つく日がこなければいいなと思いました。 傷つける意図がなくても、何気ない発言で少しショックを受けた出来事でした。この発言でママ友と疎遠になることはありませんでしたが、少しだけ心の距離ができたように思います。何より私は娘のことが大好き。一重でも二重でもたまらなくかわいい!と改めて思いました。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年03月03日働きながら子育てに奮闘する、2児のママ・まぼさん。仕事と育児とを両立するなかで「子どもとコミュニケーションが減っているのでは?」「周りに迷惑をかけているのでは?」と後ろめたい気持ちになり、日々葛藤を感じてきたそう。そんなまぼさんが本音で綴る連載「働きながら子どもを育てるということ」。 いろんな壁にぶつかりながらも、仕事と子育ての両立に向き合う、頑張るママたちへの応援エッセイです。いよいよ第二子である娘さんの保育園が決まり、二度目の職場復帰を迎えたまぼさん。改めて働き方を考えるきっかけになったようです。そんなまぼさんが選んだ、仕事へのスタンスとは……?第二子となる娘も無事保育園に入った。コロナの影響により、保育園内でのルールもいろいろと変わり、園内にいる大人は全員マスクをするようになった。(園児はマスクは任意)新部署には私を迎えるために出社した課長しかいなかった。大量に焼き菓子を買ったが、配る相手がいなかった。新しく入ったチームは、ベテランの先輩と、優秀と噂の後輩社員と私の3人体制。これは頼もしい! と思いつつも、果たして私が戦力になれるのだろうか。そしてもしかしてこのチーム、実は結構ハードなのでは……???次回は忙しいチーム体制と熱を出しまくる子どもの間で揺れる話をお送りできたらと思います!PROFILEまぼさんイラストレーター/会社員イラストレーターと会社員を兼業する働くママ。パパのびぼちゃん、5歳の男の子・よいたん、2歳の女の子・しおさんと4人家族。イラストで綴る育児日記を、インスタグラムやツイッターで更新中。著書に『よいたん3歳、ときどき先輩。』(KADOKAWA)がある。Instagram:@yoitan_diarytwitter:@yoitan_diary
2024年03月03日子どもが生まれる前まで10分前行動が染みついているタイプの人間だった。特に人との待ち合わせの前や、「○時開始」など時間が決まっている場合は10分と言わず、出られるものなら可能な限り早めに出発して20分以上は余裕をもっておきたいタイプであった。しかし子どもが生まれてからこれほどまでにたった10分前に行動するということが難しいと思ったことはない。どんなに事前に準備をしていてもすべて「その日の我が子の様子で決まる」といっても過言ではないのが子連れの行動。「要領の悪さを理由にした言い訳では?」と思う人もいるかもしれないが、とにかく子どもと一緒だとどんなに予想していても、さらなる予想外のことが巻き起こってしまうのである。そして我が子が1人目の子育ての場合「そのパターンは知ってるよ」「それも知ってる」なんて場面はなく、大体のピンチは初めましてのピンチである。しかしあるときそんなお出かけ前のバタバタに終止符が打たれた。そんな乳幼児期を終え息子が幼稚園年長さんくらいからだろうか、ある程度自分の準備を自分でしてくれるようになったため、息子の分も同時進行でこなしていた計2人分の準備から、私1人の分と気持ち手伝いくらいの息子の準備1.2人分くらいの量になった。しかし…子どもといて10~20分の時間をつぶすなどはできないので、もうこうなったら目的地に行ってその前で時間が過ぎるのを待とう!けど…子どもといてこの微妙な時間をなんとかやり過ごすってなんと難しいこと…。子どもって暇が嫌いだよね。時間をもたせる暇つぶしグッズも移動の電車などですべて遊びつくしたし、なにより「現地に着いた!」のテンションなのでもうそんな小手先の時間つぶしは通用しない。そんな息子も現在小学2年生になり、10分程度ならトイレ、20~30分なら本屋に行ったり近くのカフェでジュースを一杯飲むなどして大分大人と同じペースでサクッと行動ができるようになった。時計もよめるようになったので「あと何分?」も大分体感で理解してくれるお年頃に。なので目的地に行って時間がかかる場合もしりとりをしたりおしゃべりしたりして目的時間までを過ごすことができるようになった。大人と同じである、楽になった…!!息子が幼稚園小学校に入るくらいまでは「ああ…外出ひとつでいつまでこんな大変なことが…」と思っていたが、過ぎてみるとちゃんとゴールはあったなぁと思う。
2024年03月03日結婚前、一人暮らしを始めたときの話です。当時私が住んでいたのは、祖父がオーナーをしているマンションで、駅徒歩5分の好立地! でもひとつだけ気になることがありました。マンションの近所には小さな女の子が住んでいます。いつもおなかを空かせている様子で、いつもコンビニの廃棄が出るのを待っているよう。この子はどこに住んでいるのでしょう。ボロボロの服を着た親子との出会い女の子の正体がわかったのは、祖父とマンションの1階にあるお寿司屋さんに行ったときでした。お店に入ると、元気な大将にカウンターの特等席に案内してくれます。グルメな祖父が選んだお店なだけあって、どのネタもおいしくて感動しっぱなし。祖父と話しながら食事を進めていると、いつも見かける女の子とその母親がお店に入ってきました。すると、ご機嫌だった大将の表情が一変し「そんな格好で入ってこないでくれ!」と怒鳴りました。お店の入り口に目を向けると、親子の服は薄汚れています。それでもここで食事をしたいと訴えていますが、あんたみたいな貧乏人が払える額じゃないと大将は突き放していました。 お寿司が食べられないと悟った女の子は、今にも泣きそうな顔をしています。私と祖父は居ても立っても居られず「私がご馳走します! 一緒に食べましょう」と誘いました。 「次はないですよ」完全に勢いで言ってしまいましたが、ここで会ったのも何かの縁。このまま返したら後悔してしまいそうです。私は個室の確保をお願いし、大将も私たちが声をかけたなら……と、親子を席に案内してくれました。 食事をしながら聞いた話によると、親子はこの近くに住んでいるそう。限られた稼ぎの中で生活をしていたようですが、今日は女の子の誕生日なので、せめて比較的安価ないなり寿司や納豆巻きを食べに来たと話します。親子は見た目こそ薄汚れていますが、母親は思いやりに溢れており、女の子はとても賢い子で、楽しい会話に祖父は上機嫌。今日はご馳走すると言い、お寿司をたくさん振る舞っていました。 たくさん食べた私たちを見て大将も嬉しそうにしています。「またお願いします〜」と声をかけると、祖父は「次はないですよ」とぽそっと告げました。 地域を支えるお店だったはずなのに…キョトンとしている大将に向かって、このお店を貸し出している祖父は「このお店は、地域の憩いの場にしてほしくて貸し出している」と言いました。食事が用意されていない子どもが来たら、ごはんを食べさせてあげてほしい、地域で困っている人がいたら手を差し伸べてほしい……そんな約束を取り交わす代わりに、家賃を格安にしているそうです。 しかしこのお寿司屋さんは、お世辞にも地域の憩いの場とは言えません。祖父は最初の約束と違うので退去してほしいと告げたのでした。 その後、その場所に入ったカレー屋さんは祖父との約束通り、子ども食堂の運営などをして、地域の人の拠り所のようなお店になっています。 先日の母親は、祖父のマンションの管理人を任されるようになりました。細かなことによく気づく彼女のおかげで、私も快適に暮らすことができたのでした。 高級店としてプライドを持ってお店を営むことは決して悪いことではありません。しかし、契約時に約束をしたのであれば、地域にひらけたお店であってほしかったですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月03日夫の転勤を機に退職し稼げなくなった私に、夫は何かあるたびに「お前は稼いでないくせに」と見下してくるようになりました。私も働いていないことに対する罪悪感を抱くように。黙っている私に夫の言動はエスカレートしていったのです。 稼げない私を見下す夫夫の転勤先に子どもと一緒について行くため、私は勤めていた会社を退職し、わが家の家計は一馬力となりました。無駄づかいはせず毎月やりくりを頑張っていたため、毎月まとまったお金を貯金できていました。しかし、私が仕事を辞めたころから夫の厳しい家計チェックが始まったのです。 私がドラッグストアで購入した1,000円の化粧水さえも夫は無駄と言ってきたり、夫のリクエストで購入した夕飯の牛肉は「稼ぎのないお前は食べるな!」と、私だけ鶏むね肉を食べるように強要されることも。 私は最初こそ夫に抗議しましたが、何を言っても「稼いでから意見しろ!」としか夫は言わないのです。そんな毎日に、私は働いていないことに対する罪悪感をだんだんと抱くように……。喧嘩をしながらも夫の言うことを受け入れるようになったのでした。 言動はさらにエスカレート夫の言動はさらにエスカレートしていき、水道とガス代がもったいないからと私だけお風呂の時間を5分以内に制限されるように。5分が過ぎると早くお風呂から出るよう夫が催促をしにきて、「お前はこんなこともできないなんて、本当に無能だな」と言ってくるようになりました。そんな日々が続き、とうとうブチ切れてしまう出来事が起こったのです。その日、夫にテレビのリモコンを取ってほしいと私はお願いされましたが、ちょうど生後3カ月の息子のおむつ替え中で手が塞がっていたため、今は無理だと夫へ伝えました。すると「ごちゃごちゃうるせーな! お前ら(私と息子) は稼いでねえんだから、まずは俺の言うことを聞け!」と怒鳴ってきたのです。 私だけではなく、子どにも怒鳴った夫に私の怒りは爆発。慣れない育児や寝不足の日々も重なり、私は夫へ今までの不満をすべてぶつけ、最後は離婚すると切り出しました。 原因はプレッシャーだった「離婚」という言葉と今まで見たことのない私の怒りように、さすがの夫も冷静になったようで何度も謝ってきました。そして、夫は私に本音を明かしてくれたのです。「本当は自分の言動が異常だって気付いてた。自分(夫) ひとりで家族を支えなきゃいけないことが想像以上にプレッシャーで、自分でも感情をコントロールできなくて……」と、かなり追い詰められている様子の夫を見て私も仕事をすることを決意。 しかし、これからも夫の転勤は続くため、決まった場所で働き続けることは難しく……。夫と相談した結果、息子を家で見ながらフリーランスで働くことにしました。最初こそ育児と仕事の両立はうまくいきませんでしたが、現在は何とか軌道に乗ったのです。少しですが収入も増えたおかげで、夫と私の心にも余裕ができ、以前のような穏やかな日々が戻ってきたのでした。 夫が妊娠・出産のつらさを知らないように、私も夫が仕事や家族を養うことで感じるプレッシャーやストレスを本当の意味では理解できていないと思います。もしかしたら、そういった日ごろの私の態度が夫を暴走させてしまった理由の1つだったのかもしれません。自分が経験したことのないことでも想像力を働かせ、相手に寄り添う大切さを学ぶことのできた体験でした。 監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代0歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2024年03月03日主人公・柚羽(ゆずは)は、学生時代に当時現役東大生のコウと交際。就職後に結婚するとコウのモラハラ発言が激化し、カメラ付きの部屋に閉じ込められてしまいます。友人ヨシキに救出され、柚羽は実家を頼ることに。しかし母親に怒られ修羅場に。ヨシキのおかげで仲直りするもコウが来訪。柚羽にGPSをつけていたことがわかり…。「彼女、情緒不安定なところがあるでしょ?」 インターホン越しにコウと話す柚羽の母。コウに柚羽の弱いところを見抜かれていてゾッとしますが「娘を苦しめるのは許さない!」と決意を固めます。 柚羽が逃げたことを“脱走した”と言うコウを問い詰めると、焦ったコウは本性を現します。自分にふさわしい妻になるようしつけをした、ご飯は与えている、などと次々と失言し…。 「今すぐ帰って、警察を呼びます」と母が言い放ち 本性を現したコウさんに、静かに怒りをぶつける柚羽さんの母。暴言を吐き続けられ、警察に連絡。うろたえたコウさんは大声で叫びながらその場を離れました。 柚羽さんの母は強いですね。コウさんの暴言にひるむことなく、大人の対応をしました。もし同じような状況になったら、みなさんはどんな対応をしますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2024年03月02日主人公の栄子は、娘・咲(5歳)と同じ保育園に通うあみちゃんのママから毎週末アポなしで託児所扱いをされるように。困っていると知人のあきほのおかげで一件落着。しかしあみちゃんママはご近所宅にも同様のことをしており、それを知った彼女の夫が激怒。他人に娘を預けたがる理由を問い詰めると…。「私、子育て向いてない」 あみちゃんママの発言に衝撃を受ける夫。そう思った理由を質問すると、あみちゃんママが少しずつ話し始めます。 在宅ワークでイライラしているうえ、話しかけられても仕事でかまってあげられず、料理が苦手でレトルトに頼ることも多く、子どもにしてあげられることがないと感じていたようで…。 子どもとの関わり方がそもそもわからない、と悩んでいたとき ハンドメイドの帽子が欲しいと言われたあみちゃんママさん。「忙しいから何か作っている暇はない」と断り、宿題するよう促します。 子どものリクエストにはなるべく応えてあげたいものですが、苦手な手作りとなるとハードルが高いですよね。もし、みなさんが苦手なことをおねだりされたらどうしますか?どんなふうに返事しますか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター はむ子
2024年03月02日新婚のななみさんは、夫・まことさんの母である義母が好きではありません。義母は2人の間に割って入って意地悪し、まことさんはそれに気付かず義母の肩を持ちます。そんな毎日に限界を感じたななみさんが家出をすると、まことさんは心を入れ替えてくれました。しかし義母は反省した素振りを見せただけ。何も変わっておらず、執拗に妊活をすすめてきます。ある日義母は、ななみさんに子どもを早く産ませたいがために、子どもを複数人産んだという友人を引き連れてやってきました。 「子どもはまだ考えていない」というななみさんに対し、妊活や育児の話をひたすらする義母たち。ようやくまことさんが帰宅すると、都合が悪かったのか、義母たちは帰っていきました。忘れ物をした義母たちを追いかけると… 偶然にも、義母が妊活を強要する理由を知ってしまったななみさん。3人によって繰り広げられる自分の悪口を、ただただ聞いていたのでした。 ◇◇◇ まことさんのためにもう一度義母との関係を見直そうと思っていたななみさんは、さぞかしショックだったことでしょう。もし、今後子どもを持つことになったとしても、義母には会わせたくないと思ってしまいますね。著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年03月02日横峰沙弥香の「まめあるき」
ゆるっと性教育
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々