妊娠・出産を経てママになった多くの女性が悩む子育て。赤ちゃんのお世話や子どもの成長に対する悩みや不安、将来を見据えた教育や習い事など、年齢や性別、時期により子育てについて知りたいことは切々と変わります。各ジャンルに特化した専門家による記事や共感の声が寄せられるコミックエッセイで、毎日の子育てを前向きに、笑顔を忘れない子育てをする秘訣や子どもに対する選択を手助けする情報をお伝えします。 (151/1928)
転勤族の夫を持つぼさ子さんは、ライフプランを見直した際に自分も働いて家計を支えることを決意。しかし、転勤の多さと自分の年齢を考えると、どうすればいいものかと悩んでしまいました。「転勤族でも高齢でも就職しやすくなるにはどうしたらいいんだろう?」ぼさ子さんがそう悩んでから時間が少し経過したったころ、就職に有利な資格を取ろうと保育士資格の取得を決めたのでした。ぼさ子さんは通信講座にて自宅学習を始めることに。すると、早速自宅に教材が届くのですが……? 届いた教材の重さに驚愕! 中身を開けてみると… 通信講座の教材が届くと、あまりの重さに驚いてしまいます。 ひとまずテキストを開けてみると、全部で9教科ありました。 そして、表紙を見ただけでぼさ子さんは一気に眠気に襲われてしまいました。 (試験勉強の内容全く知らないから、中身をチェックしておかなくちゃね) そう思って教科書を開くと、保育所保育指針という文字がびっしり書いてあるページを開いてしまいました。 (そっか……。試験内容って、条約とか定義とか歴史とかが主なのね) ぼさ子さんは一気に青ざめてしまいましたが、なんとかやる気を奮い立たせ、頑張って勉強することを決意したのでした。 ◇◇◇ 自宅学習となると、自分で勉強を進めて行かないとなのでモチベーションを保つのも大変そうです。恐らく最初は知らないことだらけだと思いますが、勉強していくうちに頭に入ってくると思うので、継続して頑張ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぼさ子
2024年02月22日娘が8才のころ、離婚した私。娘も、少し悲しみにながらも、離婚したことを喜んでくれている――。そう思っていたのですが…離婚後、思いがけない娘の発言に…10歳の娘は、ずっとパパが好きでした。 しかし、夫のギャンブル依存症に耐えられなくなり、娘が8歳の頃、離婚。当時、娘は離婚したことを悲しみつつも、ギャンブル依存症に加えて酒にも依存し、私に暴言をはく夫の姿も見ていたため、「ケンカを見なくなって本当に良かった」とも言ってくれていました。 そんなある日、子どもたち同士で遊ぶとき、お友だちのパパが来てくれて、一緒に遊んでくれました。すると娘は、帰ってくるとすぐに暗い顔をしながら「Aちゃんのパパはやさしくていいな…。うちのパパは悪いことしちゃったけど、ときどき公園に連れて行ってくれたり、遊んでくれることもあったよね…」とつぶやきました。 そんな娘を見て、私は、娘に対して「ごめんね…」という気持ちと「もう少し離婚を我慢した方がよかったのかな」と考えてしまいました。 しかし、あのままギャンブルや酒に依存し、子どもに親としての背中を見せられないような男と生活し、子どもたちを育てるには最悪な環境で生きていくのは限界でした。そのため、娘たちを元気づけるためにも、今は私も積極的に子どもたちと3人で外へ遊びに行くようになりました。手に入れた幸せな暮らしを、3人でもっと豊かにして行きたいです。 作画/加藤みちか著者:松島まりこ
2024年02月21日やさしい先輩ママとの2人だけのランチ会。楽しくお話しできればいいなと思っていたのですが、「最近何だかよりきれいになりましたよね!」という私のひと言から、会話はあらぬ方向にいってしまい……。第一印象は明るくやさしい先輩ママ私が住む自治体で、移住者を増やそうと活動をする団体があります。私はその団体に入っており、そこで明るくやさしい40代の先輩ママに出会いました。笑顔の素敵なママさんで第一印象はとても良く、意気投合。「今度一緒にランチしましょう!」という流れになり、その日を楽しみにしていました。 私はただ純粋に、子育てや家族、趣味について楽しくランチができればいいなと思っていただけなのですが、出会ってから後悔することに……。 最初は盛り上がったけれど…ランチ当日。子どもや家族の話、移住者を増やす活動についてなど、いろんな話で盛り上がっていました。数カ月前に会ったときより髪型やお肌がきれいになったように思えたので、「最近何だかよりきれいになりましたよね!」と言いました。 すると、先輩ママは何かスイッチが入ったように「それがね、私これを始めたの!」と言いながら、いくつもの資料をテーブルに並べ始めました。私は思わず目がテン。並べられたのは、スキンケア商品や化粧品の資料でした。 止まらない…先輩ママの暴走トークそこから1時間以上、化粧品の押し売りトークが始まりました。オーガニック志向の強い先輩ママは、自然由来でできた品質の高い化粧品を熱く紹介。確かに化粧品そのものは良いと理解しましたが、「今度セミナーに来てみない?」「話だけでも聞いてみていいと思うの!」と営業は暴走気味に。 私は苦笑いでやんわり断ったのですが、先輩ママの押し売りトークが止まることはありませんでした。化粧品も先輩ママの印象もどんどん悪くなり……。 化粧品に興味が出たら連絡しますと伝え、ランチはそのまま終了。なんとも後味の悪いランチでした。言いたいことはわかるのですが、何においても押し付けは良くないと先輩ママを見て思いました。相手の気持ちや立場を考えたコミュニケーションが大切だと感じた出来事です。著者:松野椎香今年小3長男、小1娘、年中次男を持つ3児の母。実家は両家共に遠方。次男は知的療育中。調理師免許。書道セラピスト。筆文字やピアノ弾き語りが趣味。心理カウンセラーの資格取得を目指して日々勉強中。
2024年02月21日平日の朝、私は小学生の子どもたちを見送り、家事をしていました。するとお昼前ごろに、急に息もできないくらいの腹痛に襲われたのです。心当たりは数日前からの便秘……。すぐに横になって様子を見ていました。すると――。 驚きの診察結果…!横になってもおさまらない激しい痛みに、何かがおかしいと感じた私。すぐに仕事先から夫に帰ってきてもらい、病院へ向かいました。すると……。 診察の結果、なんと、卵巣にできたチョコレート嚢胞が肥大化して破裂していることが判明! 大きな病院へ搬送され、その日のうちに左卵巣・卵管摘出の緊急手術になりました。 振り返ってみると、子どもが小さかったころは預け先がないこともあり、3年間ほど健康診断に行っていませんでした。それからの約3年間はコロナ禍でやはり健康診断を見送っており、最後の出産から約6年も検査をしていなかったのです。結果、最悪の事態になってしまいました……。 緊急入院になってしまったため、子どもたちは急に母親である私がいなくったことで不安になり、情緒不安定に……。夜泣きや日中ぼーっとしてしまうこともあったようで、夫も慣れない家事や子どものお世話で大変だったそうです。 手術後は順調に回復したので、今は社会復帰に向けて就職活動中です。定期的に健康診断に行かなくてはいけないなと感じた出来事でした。 ◇◇◇ 子どもが小さいころはつい自分の健康を後回しにしてしまいがちですが、家族のためにも健康管理には気を付けたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/海乃けだま監修/助産師 松田玲子著者:岡とも
2024年02月21日私と夫は、大学の同級生です。大学2年生のときに、夫の芯のあるところに惹かれて私が好きになり、付き合い始めました。大学を卒業し、お互いに就職してから結婚。すると、交際中にはわからなかった夫の一面が見えてきたのです。芯が強く男らしい夫の意外な一面私自身はとても優柔不断な性格。私が迷って迷って決めきれないことも、夫は交際中から的確なアドバイスをくれ、「男らしくて頼りになるな」と私は思っていました。そんな夫と結婚して長男を授かり、長男が生後6カ月になったころの話です。 夫が長男の足をくすぐったときに長男が「キャッキャ」と声を出して笑ったのです。長男が声を出して笑ったのは、そのときが初めてでした。夫は「今の聞いた? かわいいなぁ」と、何度も長男の足をくすぐっていました。 そのたびに声を出して笑う長男。夫がだんだん静かになり、目頭を押さえて「どうしよう、こんなにかわいいんだね」と涙を流していたのです。夫の涙を見たのは初めてだったので驚きましたが、私は「愛情深い人なんだな」とうれしくなりました。 それから4年が経ち、現在の長男はかんしゃくが多く、“自閉スペクトラム症の疑い”と診断がつきました。感情のコントロールが難しく、かんしゃくを起こしているときは長男自身もつらそうな様子です。 ある夜、子どもたちが寝たあとに長男の対応について夫と話し合いをしていると、夫が泣きながら「かんしゃくのときって、長男もつらいよね」と言いました。夫は「長男のかんしゃく時の気持ちを想像すると、胸がぎゅっと締め付けられるような思いでかわいそうになる」そうです。 私が今までに見た夫の涙は、すべて長男関係です。夫が泣いているのを私は今まで見たことがなかったので最初は驚きましたが、それだけ「子どもに対して愛情深いんだ」と思っています。結婚してから知った、夫の意外な一面でした。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ミロチ著者:吉川 みきな
2024年02月21日主人公・きよかは初めての育児に奮闘中。近所の子育て支援センターに通い始めるとアオハちゃんママに何かと非難され、母親失格と説教されたことも。仲良くなれる人とそうでない人がいるのを実感したとき、同級生・赤石と再会。大学時代にいじめられた過去があり、児童館でも悪口を言いふらされましたがミドリの大人の対応で回避。しかしちょっと心配な出来事が…。「良かったら一緒に行きますか?」 子どものころから好きな絵本の作品展が開催されると知ったきよか。仲良しグループのクロカワと意気投合し、一緒に行くことに。 しかし作品展は子連れで行くには少しハードルが高そう。悩んでいると夫のゴリ男が「子どもはみているから作品が好きな人同士で行っておいで」と言ってくれ、クロカワとふたりで参加。 豪華な展示内容にテンションが上がり、プレゼント当選を狙って写真をSNSに投稿。それを夫のゴリ男も喜んでくれましたが…。 作品展に行ったあとから、仲良しのミドリの対応に変化が… 旅行の計画を進めようとしたきよかさん。ミドリさんに話を振ると、別の計画を立てていると言われ唖然。ミドリさんは勘違いしたような言い方でしたが、きよかさんは責任を押し付けられたように感じてモヤモヤします。 みなさんはどう思いますか?旅行を中止したいミドリさんにどんな理由があると思いますか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぱん田ぱん太
2024年02月21日スポ少のお母さんたちと年齢差があることもあり、距離を置かれていて切ない。ママ友を作る場じゃないことは分かっているけど、土日も連休も試合当番だと朝から同じ場にいなければならない。子どもはずっと補欠だし、話し相手になるママもいない。それなのに長時間拘束されるのが苦痛でたまらない、というご相談です。共感される方も多いのでは。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、お母さんの心が軽くなる3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<万年補欠の息子。わが子が出ない試合でも応援に行かなきゃダメなのか問題<サッカーママからの相談>はじめまして。いつも深い学びと気付きをありがとうございます。記事を拝読していると、子どもを通して親が試されていること、それが親の成長にもつながるチャンスを与えられているのだと痛感します。私も、試合に出られずベンチにずっと座らせられている子どもの姿を見ることが辛く、頭で分かってはいてもグランドで涙が出る始末ですが、この件は島沢さんの過去記事を胸に、何とか気持ちを切り替えようとしているところです。もう一つ、辛いことがありまして、今回はこちらを相談させて下さい。それは、スポ少のママ達との関わりです。息子は10歳なんですが、20人ほどいるママ達の中で私が最年長(もうすぐ50歳)で、若いママ達のノリには全くついていけず、また相手からも距離を置かれていることもすごく切ないです。みんな下の名前で呼びあったり、ランチだ飲み会だと、サッカー以外の場面でも仲良くされている様子が嫌でも目に入り辛いです。子どものスポ少は、ママ友をつくる場ではないと心から割り切れればいいのですが、何せ土日も連休も試合だ当番だと朝早くからずっとその場にいないといけないことが多いです。試合にしても、先ほど書いた通り我が子はずっとベンチにいるので、他の試合に出ている子のママ達と同じ気持ちで応援できません。おしゃべりしあうようなママもいない、子どもも試合に出られない、それなのに拘束される(すみません、ひどい表現で)時間が長すぎて苦痛で苦痛でたまりません。これから学年も上がり、ますます役員だ何だと親が駆り出されることになるので、その前に辞めてしまいたいと子どもに言ってみましたが(親から言うべきではないのですが)、当然ながら本人は辞めるつもりはないとのこと。いい歳をして情けないですが、どうかアドバイス頂けましたら幸いです。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。どうか「いい歳をして情けない」なんて言わないでください。しっかりした文章から、お母さんの知性や学ぼうとする姿勢が伝わります。30代半ばで出産した私もどこへ行ってもほぼ最年長のママでした。お気持ち察します。■お悩みの一番の原因は年齢差によるママ友との距離ではないのでは?さて、お母さんは今回の相談は「スポ少のママ達との関わりです」と書かれています。しかしながら、苦悩の一番の原因は違っていませんか。実は、息子さんが試合に出られない現実がお母さんにとって最も苦しいのではありませんか。そして、その痛みを広げるように刺激するのが、わが子が試合に出ているママグループなのでしょう。その人たちがたまたまご自分より若く、下の名前で呼び合ったり、ランチや飲み会などを楽しむ層だった、ということかなと察します。このようにわが子が試合に出ている親と出ていない親との分断は、多くのクラブで起きているようです。SNSを見ていると、そのような投稿は山ほどあります。つい最近も「その日2~3試合の予定だったのに、1分も出場させてもらえなかった子どもたちがいた」という投稿を見かけました。日本サッカー協会の8人制サッカー競技規則には「JFAは、サッカーをしているすべてのプレーヤーが試合に出場する機会を得て、試合を通して楽しみ、成長する機会を持って欲しいと願っています」と書かれています。人権先進国が多い欧州ではプレータイムを平等にしています。にもかかわらず、日本の少年サッカーはなかなか追いつけません。外部サイト:日本サッカー協会8人制サッカー競技規則(P2に記載)サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■アドバイス①お母さんのマインドを整えよう応援に行く自分を褒めることそこで、三つほどアドバイスをさせてください。ひとつめ。当連載の前回記事「万年補欠の息子。わが子が出ない試合でも応援に行かなきゃダメなのか問題」を、まずは読んでみてください。このお母さんは、ずっとベンチにいる息子を見ている辛さを訴え「試合にほとんど出ないと分かってるのに応援に行かなければいけないの?」と質問されたのです。よって、私はこの相談のアンサーを「アドバイス」にしていません。あえて「お伝え」として書かせていただきました。それでもアドバイスめいたことを三つほど申し上げました。ご自分のマインドセットを整える参考にしてください。要旨は以下の通りです。①お母さんが「ただそこにいる」ことで息子は安心する。補欠の僕でもちゃんと見守ってくれている、そこにいるだけのことが子育てともいえる。そこにいるだけの自分を自分で褒めてあげてほしい。②もしパートナーがいれば「ただそこにいる」役目を二分割すること。してください。「そこにいる役」をシェアすれば、自由な時間に自分の趣味も楽しめる。③試合に出られないことが一番悔しいのは誰なのかを考えよう。試合に出られなくても遅刻もせず、不貞腐れもせず、チームのために参加する息子をほめよう。このようなマインドセットのアドバイスをしました。わが子が補欠の親に向けたマインドセットをしなければいけないこの状況が、私は情けなく悲しいです。なかなか変容できない現状に対し焦燥感も募ります。試合に出られなかったら出られるチームにお引越ししてほしいと思いますが、これは子どもの気持ち次第。すでに仲良しの仲間のいる息子さんが今のチームにとどまりたい気持ちを尊重すべきでしょう。■アドバイス②孤独に襲われている今、何度か試合を欠席するのも手「サッカー以外」の話を使用二つめ。息子さんのサッカーから離れましょう。いま、お母さんは子どものサッカーに囚われているようです。それに関連してサッカーのママグループが目につき、孤独感に襲われているのではないでしょうか。であれば、何回か用事を作って試合を欠席してみましょう。パートナーがいるのであれば交代してもらってください。完全にワンオペであれば、まずはその状況を改善しなくてはいけません。孤独は人に病を運びます。息子さんには応援していること、また応援に行くことをきちんと伝えたうえで、一度距離を置きましょう。前回記事の方は、同じように試合に出られない子の親同士でグループがあってそこで本音で話ができているようでした。しかし、それとお母さんの状況は異なるようです。したがって、パートナーか、他の友人などお母さんが本音で話のできる人を探しましょう。似たような価値観を持っていて、お母さんの感情を理解してくれる人が必要です。チームに、今は親しくなくて、お母さんと年齢は違うけれど、同じようにわが子が試合に出られない親御さんはいませんか。もしくはサッカーとまったく関係のない分野のママ友や友人はいませんか。そういう方たちと、ぜひ「子どものサッカー以外」の話をしてください。■アドバイス③あなたとお子さんをつなぐ世界をサッカーだけにしない(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。息子さんも同じように、サッカー以外の世界に触れさせてあげてください。学校のこと、勉強のこと、サッカー以外の興味関心やほかのことに目を向けてください。息子さんにもサッカーがすべてではないことを伝えてほしいです。そうすることで、お母さんと息子さん両者をつなぐ世界をサッカーだけにしないこと。子どものサッカーなんてほんの数年。お母さんのところはあと1年ほどですよね。ご自分を客観的に見てください。これから思春期に突入します。子育てはこれからが本番です。息子さんが人生を楽しめる大人になったらいいなと思いませんか?それには、お母さん自身がまず楽しみましょう。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年02月21日河野りぬさんの長男・ピー太くんは、生後1カ月のころ、左目の「先天白内障」が判明。幸い良い医師との出会いがあり、無事手術を受けることができました。退院後、河野りぬさんは視力訓練のためにつけるコンタクトとアイパッチに大苦戦! 紆余曲折の末、負担なく安定した訓練ができる、つけ外しのリズムを見つけました。1歳を過ぎると別の問題が発生! 歩けるようになったピー太くんは、頻繁にコンタクトレンズを落としてしまいます。 わが子のためとはいえ、コンタクト紛失による大きな出費にめまいがする河野りぬさん夫婦。そしてもうひとつ、悩みを抱えていてーー。アイパッチ友だちを探した結果… 次なる悩みは、アイパッチをつけたピー太くんの支えになるようなお友だちを作ってあげたいということ。探し求めた結果、保健師さんから盲学校をすすめられました。 片目は見えているピー太くんも対象者なのだそう。思わぬ場所にあったコミュニティに望みを持ち、電話をかけたのでした。 盲学校という選択肢はまさに盲点! 良い出会いがあると良いですね。 >>次の話河野りぬさんのマンガはInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね! 監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年02月21日マチ子さんは妊娠をきっかけに夫のブン太と結婚しました。家事も生活費もきっちり「半分」にしたいブン太のこだわりは次第にエスカレートし、幸せだった生活が壊れ始めます。同僚・ミナミとブン太が浮気していると気付いたマチ子さんは、ミナミと直接対決することに。ミナミは自分にも家庭があるためバラされたら困ると浮気を認めるも、まずは100万円、その後は分割払いなどで慰謝料の支払いをするようマチ子さんが提案すると逆ギレ。そんなこともあろうかと会話を録音していたマチ子さんは、それを切り札に慰謝料を支払いお金で解決しよう説得します。 仕返しはしない代わりに…私は得た証拠でミナミの家庭を壊すこともできますが、それで自分が幸せになれないことはわかっていました。そのため浮気を黙っている代わりに、ミナミには1円でも多く慰謝料を払ってほしいと提案したのです。 マチ子さんは希望する額の慰謝料さえ払ってもらえれば家庭を壊すようなことはしないと約束し、ミナミに弁護士の名刺を手渡しました。ミナミは無言で名刺を握りつぶしますが、マチ子さんは名刺を大事にするよう詰め寄ります。 実はマチ子さんが正社員として復職した職場は、ミナミと同じ会社の本館。ミナミはもともと本館勤務でしたが、別館に異動になっていました。マチ子さんは慰謝料をなかったことにしようものなら、不倫の事実を知らない家族のいる自宅に書類を送り付け、職場のミナミの席まで会いに行くと釘を刺すのでした。 一緒に働いていたときから正社員であることを盾に、派遣社員のマチ子さんに悪態をついていたミナミ。当初はマチ子さんの味方になってくれる人はいないように思えましたが、上司はしっかりマチ子さんの仕事ぶりを評価していたようです。そのときにミナミがマチ子さんに手を差し伸べてくれていたらまた違う結果になっていたのかもしれませんが、今となってはミナミの行いが因果応報となったと言わざるを得ませんね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2024年02月21日兵庫県・淡路島から出航している「うずしおクルーズ」を運営するジョイポート淡路島株式会社(本社:兵庫県南あわじ市福良、代表取締役:鎌田 勝義)は、2024年3月23日(土)、24日(土)、4月6日(土)、7日(日)の4日間限定で「職業体験・キッズ船長になろう!」を開催いたします。メインビジュアル昨年初めて開催した本イベントを体験した子供達からは、「船長さんと同じ仕事ができて嬉しい」「将来は船員になりたい」などの声をいただき、船乗りの仕事の奥深さに触れていただくことができました。2度目の実施となる今回も、「船や船員」の技術を学び、船長の仕事を体験します。本イベントでの体験を通じて、安全で快適な航海がつくられていることを伝えるとともに、船や船員の仕事への興味や関心を引き出す機会を提供し、未来を担う子供達の生きる力を育むことに繋がっていくことを期待しています。チラシ1チラシ2■体験のポイント・子供の自主性や積極性が高められ、うずしおや船、船員の知識が学べます。・普段は入れない操舵室で、船長の仕事に挑戦できます。・船内アナウンスでお客様に魅力を伝える、船上ガイドの仕事に挑戦できます。【イベント概要】開催日 :2024年3月23日(土)、24日(日)、4月6日(土)、7日(日)時間 :10時00分~12時15分頃(受付開始9時30分)所要時間:2時間15分(乗船時間含む)集合場所:南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館3階(道の駅福良)<体験内容>うずしおという大自然の迫力、初めて入る操舵室、無線体験や船内アナウンスなど、子供達の知的好奇心を刺激するプログラムをご用意しました。操舵室お客様のお出迎え船長のレクチャー無線体験船上ガイドのアナウンスレッスン船内アナウンスに挑戦修了証の贈呈■対象小学生(3年生以上)のお子様とその保護者様・保護者の方は一部を除きお子様の体験の見学となります。・10:50発便の咸臨丸で職業体験とうずしお観覧をお楽しみいただきます。■参加料定員 :各日お子様5名と保護者様(上限15名)料金 :小学生 3,000円、大人 5,000円含むもの:乗船料、体験料、貴賓室の貸切料、消費税■申込方法WEB予約優先(クレジットカードによる事前決済)申込ページURL: 【うずしおクルーズ基本情報】世界最大の渦潮を「咸臨丸」「日本丸」の大型帆船で体験する約1時間のクルージングです。うずしおと咸臨丸営業日・出航時間 : HPにて要確認料金 : 中学生以上 2,500円、小学生 1,000円、幼児 大人1名につき1名無料場所 : 南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館(道の駅福良)公式ホームページURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月21日うちのムスコ、水泳を習い始めてもうすぐ2年が経ちます。けのびとバタ足で長いことつまずきましたが…あきらめずに習い続け、やっとこさクロールを教わる段階まできました!パチパチパチパチ…■進級試験のリベンジに臨む息子!息つぎなしのクロールは一発合格できたのですが、息つぎありのクロール(12.5m以上泳ぐ)は前回、不合格となってしまいました。とても悔しかったようで…「次の進級テストでは、絶対に合格する!!」とリベンジに燃えていました。さて、先日行われた進級テストの結果はどうだったのでしょーか!?息つぎがどうしても苦手なようで…息つぎする度に沈んじゃうムスコ。一見すると溺れているようにも見えるので、合格は厳しいだろうなぁ…と、母は思ってしまいました。あきらめが早くてごめん。 ■息子のガッツはすごかった!今回は半分泳げばOKだったにもかかわらず、25m泳ぎきったムスコ!大人の私でも25m泳ぐのは結構きついので、よく頑張ったなぁ…と、ムスコのガッツに感動しました。25m泳ぎきれたので、ムスコは合格したと思い込んでいました。とてもうれしそうで、自信に満ちあふれたムスコの表情を見ていたら、私も「もしかしたらチャンスあるかも!?」とちょっとだけ期待しちゃいました。やっぱりそんなに甘くない(笑)合格するための条件の中に「きちんと息つぎのフォームができている」という項目があるので、ムスコはまだ合格基準には達していませんでした。ヘンテコな息つぎフォームだったけれど、息はちゃんと吸えているのがすごいな! と思った母なのでした(笑)数分前までは合格だと思って本当に嬉しそうに笑っていたのに…不合格だと知ってからはなんともいえない切ない表情の笑顔に変わったので、母の心もキューーっとしました。不合格は残念だったかもしれないけれど、合格を目指して25m泳ぎきったムスコのガッツは褒め称えたい!すごい!えらい!すてき!かっこいい!!ドンマイ!ドンマイ!また次、がんばろ!
2024年02月21日主婦のユリは幼稚園に通う娘・サクラを迎えに行くため、バス停に向かいました。しかし、いつもなら1番にバスから降りてくるはずの娘が降りてきません。焦ったユリが確認すると、先生から「お父さんのほうのおばあちゃんが迎えに来た」と告げられます。娘の居場所がわかりホッとしたと同時に、夫から何も聞いていなかったためユリは怒りがこみ上げてきました。夫は当てにならず、義母と話をすると今回の誘拐騒動はすべて義母の勘違いから始まっていたことが判明。帰宅した義母にユリが怒りをみせると、義母はしぶしぶ謝ってホテルへ消えていきました。一方夫からは、今回のことを意にも介していないようなメッセージが届き、ユリは怒り心頭です。ユリが怒っているとは知らない様子の夫。実母とユリ、サクラの3人が待っていると思い、ルンルン気分で帰宅しますが……? 自分のしたことが返ってくる!? ケーキを手に帰宅した夫が目にしたのは、真っ暗な部屋に置かれた妻からの書き置きでした。行先などは何も書かれておらず、娘と一緒にいることだけがわかる書き置きに夫は困惑……。訳がわからず混乱した夫はすぐにユリへ電話し、ユリが夫へ電話したときと同じように居場所を問うのでした。 夫自身がユリと同じ状況になったことで、昼間の自分の言動がよくないものであったかを理解したのではないでしょうか。家族間であっても相手の立場になって考えることを大切に過ごしたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2024年02月21日息子の吐き戻しが気になり、小児科に訪れたときのエピソードをご紹介します。 なにかおかしい…息子が生まれ、退院後自宅で過ごしていると、生後2週間ほどで息子が育児用ミルクを少量吐き戻しするようになりました。数日続いたので近所の小児科で診てもらうことに。医師からは「よくある新生児の吐き戻しですね」と診断を受け、そのまま帰宅し様子を見ていました。 ですが、次の日から育児用ミルクを飲んでいる最中に大量に戻すようになり、夜中も噴水のように吐き戻していました。やはりおかしいと思い、出産した産婦人科で診てもらうと、「ここでは診れません」と言われました。元々黄疸の数値が高く、それもおかしいと思っていたのですが、黄疸の数値が高い・吐き戻しが酷いという点が引っかかったようで、すぐに大学病院へ緊急搬送されました。 大学病院での診断は「肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう:生後2~3週ころから吐きもどしがみられ、徐々に「噴水状」になることが特徴。薬剤による治療法と手術による治療法があるが、病院によって方針が異なることがある)」でした。翌日すぐに手術し、無事回復に向かいました。黄疸の数値が高かったのも肥厚生幽門狭窄症で育児用ミルクが腸に届いていなかった、消化し切れていなかったことが原因とのことでした。 初めての子育てで、周りに前例もなくとても不安でしたが、病院の先生から「ママの勘が1番当たる」と言われました。「毎日一緒にいるママが少しでも異変を感じたらそれは病院に行くべき」と教えてもらい、そこからはすぐ病院に行くようにしています。 作画/大福監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:田中愛 1歳の息子を持つママ。医療事務にてパート勤務。趣味はライブ参戦
2024年02月21日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。認知症と診断された当初、母・あーちゃんは病院の付き添いを頑なに拒否していましたが、最近では「自分がおかしいから」ではなく「自分が愛されているから」付き添われているという解釈になったようで、受け入れてくれています。病院に到着するなり、周りの人に娘が一緒に来てくれていると話すこともあり、少しうれしそうにも見えます。いつものように診察を終えたあーちゃん。先生から「ご家族の方は何かありますか?」と聞かれると、「はい! ありません!」と堂々と答えました……。ワフウフさんが慌てて「短期記憶がかなりひどくなっています」と伝えたところ、「大丈夫よね!」と答えるあーちゃん。まったく会話がかみ合わず、困惑してしまうのでした。 「結局」の説明がいつまでも続く… お正月、姉の家でごちそうをたんまりと食べました。 同じ話のループも、姉妹2人で聞くからストレスも半減。 そして、気付くとあーちゃんは食事よりも先にデザートのお菓子を完食していました……。 もう、食欲のコントロールはできないのかもしれません……。 ここで突如、あーちゃんから亡くなった叔母の話が。 姉妹で協力して伝えようとするも……。 全然伝わっていなかった! そして、食べ過ぎたあーちゃんは、お正月からリバース……。 あーちゃんと一緒に姉の家にお邪魔したのはお正月。お料理じょうずな姉が、おいしいごちそうをたくさん作ってくれて、ゴージャスなおせちも注文してくれていました。「普段はこんなごちそう食べられないから」と、あーちゃんは何度もリピートしていました。 おせちは、ちょうど1人ずつ分けられるように入っていたのですが、気が付くとあーちゃんが中に入っていたお菓子をすべて完食していました……。おそらくデザートとして入っていたもので、他人の分まで食べてしまったことよりも、食欲のコントロールができず、食事を終える前にお菓子を食べ尽くしていたことが衝撃で……。 さらにその日、急に亡くなった妹が住んでいた家の管理がどうなっているのか聞いてきました。できるだけわかりやすく、シンプルにまとめて説明したのですが、「結局どういうこと?」の言葉で振り出しに戻り……。「結局」をエンドレスで説明することに。しかし、何度説明しても理解はできなかったようです。 --------------何度も同じ言葉を聞かされ、何度説明しても理解ができず……。それでも本人に悪気はなく、誰が悪いわけでもありません。認知症がもっと進行していくと、こういったもどかしい状況も増えると思うと、よりひとりで背負うのは難しくなってきますね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。>>次の話 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年02月21日2024年1月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 2024年1月生まれの男の子の赤ちゃん3,353名の名前から、人気のよみランキングTOP10と、注目のよみを紹介します。1月は定番「と止めネーム」のほか、新年ならではの名前が人気に! <1月>男の子に人気のよみランキング「と止めネーム」が人気1月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「あおと」、2位「はると」、3位「みなと」と、止め字に「と」を使った「と止めネーム」が人気という結果となりました。8位には「ゆいと」もらんくインしており、1月は「と止めネーム」が4つもラインクインしていました。 「とうま」に注目注目は、1月よみランキング7位の「とうま」。冬生まれに増加する「冬」や「柊」を用いた「冬真」・「柊真」といった名前で多く用いられており、20種類のバリエーションで名付けられていました。 新年・1月らしいよみも増加また、新しい年が始まる1月に相応しい「あらた」が、2023年12月の88位から1月は45位に。旧暦で1月を意味する「睦月」のよみ「むつき」が2023年100位圏外から、1月は66位にランクアップしていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:3,353件(男の子)※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2024年02月21日そんな長女が2歳のころ、育てにくさに悩んでいた私。言葉の遅れも気になっていました。そこで、市の広報で見つけた子育て相談に行ってみることに。しかし、専門家の言葉に私はひどく落ち込むことになってしまいました……。 子育ての悩みを相談すると…長女は生後10カ月ごろからかんしゃくが始まり、2歳ごろになると言葉の遅れが目立ち始めました。普段はほとんど話さない長女ですが、自動販売機やスーパーのロゴを見つけると指を差しながら唐突に話し出す長女に、私はネットでよく見る自閉症の特徴と似ているなと思っていました。 ある日、たまたま手にした市の広報誌で子育て相談があることを知り、すぐに予約。当日、長女と一緒に子育て支援センターへ行き、臨床心理士の先生に子育ての悩みを話しました。 すると……。 「でも、まだ2歳だしね。それにちゃんと理解力はありそうだけど」と言われ、私の思いや不安はあまり理解してもらえません……。それどころか、いたずらをし始めた長女に私が注意していたのを見て、「ダメって言っちゃダメよ。あなたの接し方が悪いんじゃない?」と言われてしまったのです。 後日、別の方に相談すると…指摘された言葉が頭に残り、私のせいかもしれないと、ひどく落ち込みました。ですが、夫や職場の託児の先生から励まされ、また、託児の先生が療育などに詳しかったこともあり、その後はたくさんの方からアドバイスをいただきました。 また、後日子育て相談の担当の方が変わると、その方のおかげで発達を専門に見ている医師と出会うことができたのです。そして長女は発達検査を経て、高機能自閉症と診断されました。 当時は心理や発達の専門家だからと、臨床心理士さんに言われたことを真に受けていた私。不安を理解してもらえず、ダメ出しをされたことは傷つきましたが、たった1時間で人を理解することは、専門家でも不可能なのかもしれません。今は割り切れるようになりました。子どもと一番近くにいるのは親である私なのだから、自分自身をもっと信じてみようと思えるようになるきっかけとなった出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:なか さおり
2024年02月21日■これまでのあらすじ早生まれの長男が3歳で幼稚園に入園。イヤイヤ期が激しかったので「きっと幼稚園に行きたくなくて暴れるだろうな…」と予想はしていたが、やはり長男の登園拒否は入園式の数日後に始まってしまう。そしてそれは日増しに悪化。朝食を拒否するようになり、着替えも泣き暴れて親が必死に着せたものを脱いでしまい、ついにはパンツを投げて真っ裸になって泣き叫ぶ…! いつまで登園拒否は続くのか? 拒否するのには何か理由や原因があるのか? 当時妊娠9ヶ月で暴れる長男を制止するのが難しかった母は、長男にどう声を掛け、どう対応したらいいのか頭を悩ませるのだった。■長男の園生活は…?■何もしなかったってどういうこと!?幼稚園はどうだったか聞くと、必ず「楽しかった」と言ってくれる長男。あんなに行くのを嫌がるので「園生活がつまらなかったらどうしよう…」と思っていましたが、行けば行ったで楽しんでくるようです。しかし、何をしたのかと具体的に聞くと「何もしなかった」とのこと…。何もしなかったって…、あんたそれどういうこと?何もしなかったのに楽しいって何!?母はますます心配です…。次回、何もしないとはどういうことなのか、具体的状態が明かされます…!次回に続く「ようちえんにいきたくない」(全15話)は12時更新!
2024年02月21日今よりもっと幼い頃はとってもカワイイ事を言ってくれていた末っ子も、上の子達同様、今ではすっかり【イベントごとには来てくれるな】スタイルが定着してしまいました。(なんでや!)先日、幼稚園最後の発表会があったんですが、予想通り、拒否。(しかも笑みを浮かべながら 笑)しかし、今回は最後という事でしっかりと見に行かせていただきました!少人数の幼稚園なので、かなり近くから見ることができ、さらにそれぞれのクラスの発表が始まる前に観覧席の席替えが行われ、各家庭1人ずつ【最前列】へ!ワクワクしながらスマホのカメラを構えつつ待っていたんですが、舞台袖から上がってきた瞬間、私と目が合った末っ子はかぶっていた帽子をザっと勢いよくおろし、顔を全隠ししました(笑)その後もず~と顔を隠しつつ、顔を出さなければいけない場面では終始無表情を貫き通し。一番最後、子どもが一人ずつ中央で、自分の役柄と名前を言う場面があったんですが驚くほどに小声でした(笑)帰宅後、早速理由を聞いてみたんですが、みんなが一斉にカメラを向けていたのがとっても恥ずかしかったそうで。上の子達も【恥ずかしい】という理由で今回の末っ子のような状態になることがよくあったんですが、【カメラを向けられたから】という具体的な理由を聞いたのは初めてだったので確かに、大人でも急に大人数からカメラを向けられたらびっくりするよな~、なるほどな~!!と思いました。とりあえず、私の事がイヤだったわけじゃない事が分かってホッとしました(笑)
2024年02月21日2歳の娘・ヒナタを育てるタケシとエリの夫婦。産後2年たち、2人目を望みつつも、レスが続いていました。その原因は、エリ。どうしてもタケシの性的な目線や行為を受け入れられずにいました。同じくレスだったはずのママ友たちは次々妊娠していき、悩みは大きくなるばかり。しかしエリは産後に夫が容姿をバカにしてきたことや、性欲を押し付けてきたりした言動を思い返すと、やはり夫とは「できない」と感じてしまいます。 相手の性欲も処理しないと…レスの相談をした友人が「気分転換に」と貸してくれたドラマを見ていたエリ。予想外に、そのドラマはセクシーな表現のあるものでした。 夫はエリがそんなドラマを見ていたことに触発され、性欲が爆発。挿れなくていいから触ってほしいと、エリに頼み込みます。 夫の言うとおり、処理してあげたエリ。しかし事後に「またお願い」「ほんとうはちゃんと挿れたい」と言われ、エリは思わず鳥肌が立ってしまいました。 夫は、エリが拒否しても浮気せずにいてくれます。結婚したのだから相手の性欲にも向き合わなければいけないと、責任感を感じるエリ。ですが、やはり乗り気にはなれず……。 ◇◇◇ スキンシップさえ不快に感じてしまうエリさんにとっては、触ることも嫌だったのではないでしょうか。これでレス解消に一歩前進すれば良いのですが、エリさんはまだ無理そうです。 夫はエリさんに要望を伝えたので、今度はエリさんからも夫に譲歩できる要望を伝えられるように頑張ってほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年02月21日ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。昔から思っていることがうまく言えず、相手に気を遣わせてしまう自分の性格がきらいだったヒカリさん。晴彦のことは、そんな自分を受け入れてくれる夫だと思っていました。ある日、ヒカリさんはリクの幼稚園の保護者会に参加します。年長組の役員決めをする場で、卒業対策委員が決まらなかったため、じゃんけんで決めることになりました。 うまく委員をやる自信のないヒカリさんは、じゃんけんに負けたくないと願いますが……。 お願い!じゃんけんの神様… ヒカリさんの願いは届かず、じゃんけんに負けて卒業対策委員になってしまいました。既に委員に決まっていたママに話しかけられ動揺するヒカリさんでしたが、「足手まといにならないように頑張ろう」と決心します。 しかし家に帰って晴彦に伝えると、「人付き合いが苦手なヒカリに役員なんて無理」「今からでも断りなよ」「俺が言うことに間違いはない」などと言われてしまいました。 晴彦のことを「私のことを私より理解している夫」「夫の言うことはいつも正しい」と思っているヒカリさんは、晴彦の意見に納得しながら「どうやって断ればいいんだろう……」と頭の中で考えていたのでした。戸惑いながらも、委員会を頑張ろうという気持ちになったヒカリさんを、頭ごなしに否定ばかりする晴彦。また、晴彦の言葉を聞き、気持ちが変わるヒカリさんを見て、晴彦に支配されていると感じた方も多いのではないでしょうか。 いつかヒカリさんが、晴彦に左右されず自分の気持ちを優先させることができるようになることを願うばかりです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年02月21日私は結婚後、夫の実家で同居していました。義母は何かと「嫁は家族ではない」 という義家族のしきたりを持ち出してきて……。私は専業主婦で家事全般を任されていたのですが、なかなか義母に努力を認めてもらえず、悩んでいました。正直、嫌味とも取れるような発言ばかりで、何かあると「嫁だから」 と言って私は仲間外れにされていました。 さらに義母は夫に対して「嫁を気に入ってほしいのなら、海外旅行くらい連れていきなさいよと……」と言ってきたのです。わが家はそんなに余裕がないのですが、2人の貯金をかき集め、義理の両親を招待することに。もちろん、義家族のしきたりから嫁の私は留守番で……。留守中に義姉が訪ねてきて…家族が旅行中、私はのんびりしていました。仲間外れにされていささか気分は良くありませんでしたが、気兼ねなく過ごせるのはホッとしていたのです。 しかし突然玄関の鍵が開く音がして、身構えていると、義姉が家に入ってきたのです。お互いにびっくりして、悲鳴を上げてしまいました。義姉は、思い出の写真を取りに来たとのこと。今度友だちの結婚式があり、必要なのだそうです。帰りも駅までタクシーに乗ると言っていたので、車で送り届けたところ、とても感謝してくれました。普段何をしても義母たちからはこういう反応がなかったため、とても新鮮でした。 「さっきは突然実家に行ってごめんね」「旅行に行かなかったんだ?」電車に間に合ったと義姉から連絡をもらったとき、今回の旅行について尋ねられました。「私は嫁なので留守番なんです」私の返事に驚く義姉に違和感があった私は、家族のしきたりについて質問することにしました。救世主に羽を授けられた!私の問いに、義姉は逆に質問してきました。これがいつもの事なのかと。告げ口のようで何だか嫌でしたが、義母にされてきたこと、夫は義母にいろいろ言ってくれたが何の意味もなかったこと、半ば強引に夫が海外旅行に連れて行かれたことを伝えました。すると、義姉はしきりに謝ってくれて……。義姉は母親の訳のわからない発言や行動、弟の口下手で弱いところを指摘し、申し訳なさそうにしていました。そして自分は親とは同意見ではないため誤解を解きたい、これからは味方になると言ってくれ、一緒にこれからの事を考えてくれたのです。 まだ義理の両親には言えないでいるのですが、実は最近妊娠がわかり、そういう意味でもこれからのことはとても不安に思っていました。そのため、義姉が味方になってくれるというのは、とても心強かったです。 いろいろと相談した結果、私は荷物をまとめて出ていくことに。自分たちが持ってきた家電や家具もすべて運び出すことにしました。義姉が作業など手伝ってくれ、おなかに負担がかからないようにしてくれました。部屋探しや引越しの手配、夫への連絡など、秘密裏に動いてくれて本当に助かりました。 明るい未来へいよいよ義父母たちが帰国する日。夫は帰国のどさくさに紛れて、空港からひとり新居へ。夫を見失い、連絡もつかなかった義父母は、ひとまず2人で帰宅。様子の変わったわが家に仰天したようです。私の姿が見えず、家財道具一式が消えていたのですから。 慌てた義母はあちこちに連絡し、義姉にも何か知らないかと尋ねてきたそうです。義母に対して強い怒りを感じている義姉はここぞとばかりにしかり倒し、私たち弟夫婦には金輪際関与しないよう忠告してくれたそう。 このように思い切った決断ができたのは、すべて義姉のおかげでした。また生まれてくる子どもの成長も一緒に見守っていただけたらと思っていることを義姉に伝えると、成長が楽しみだととても喜んでくれました。私の妊娠を義姉から聞いた義母は、改心すると急に言い出したようです。接見禁止と義姉からすでに伝えてもらっていますし、もちろんこの先孫の顔を見せることはありません。 今私たち夫婦は、明るい未来へ向かって新しい一歩を踏み出しました。家族みんなで仲良くずっと暮らせるよう、我が家のルールを決めたいと思います。決して家族の誰かを疎外するような、悪いしきたりは作りません。 パートナーの親と同居するということは、なかなかに覚悟がいるもの。理不尽ともとれる義実家のルールを課せられた妻さんに、義姉が味方についてくれ、手助けをしてくれて本当によかったですね。義両親から離れられたことで、出産の準備も穏やかにすすめられるのではないでしょうか。生まれてくる子と一緒に新たな人生を歩んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月21日こんにちはmiharuですもうすぐ卒業シーズンですね、、!!4月からは新しい生活をスタートされる方も多いのではないでしょうか今回は、そんな方向けに我が家の習い事事情をご紹介させていただけたらと思います!とはいえ、沢山習い事をやらせている訳ではないので、あくまでも参考程度ですがすみません!習い事を始める前に確認すべき【3つのポイント】まず習い方は大体1ヶ月6千円〜1万円近くするものなので、入る前にとっっても慎重に考えます!笑①体験はしっかりと行き、できれば何ヶ所か行ってみるべし!値段、先生の雰囲気、お友達の雰囲気、子供の身になるかなどなど、、!娘が通っているダンスは、何ヶ所も体験に行き、チアダンス、ガールズダンス、KPOPなど娘が1番楽しんでやっていたのはどれか、よくよく考えました②先輩がいるかどうか息子はバスケ、娘はダンスをやらせているのですが、やっぱり先輩の存在は大きいです!しっかり挨拶をする、あの先輩のようにかっこよくなりたい、、とモチベーションも高くなります✨③親がやらせたくても子供がやりたくなかったらやらせない息子が年中のときに、まわりがみんなスイミングを習わせていたのでやっぱり早めに習わせたほうが良いな、、、!と思い、息子を無理やりスイミングクラブに入れたことがあります。水がまだ苦手だった息子は毎回大泣き、家にいるときも毎日のように、「ねぇあと何回寝たらプール?」と悲しそうな顔で言っておりました我慢すればいつか慣れるかなと思い、2ヶ月続けましたが、やっぱり嫌そうだったので、今は始める時期じゃないと思い退会しましたその翌年の夏に、お友達のお家で大きなお庭プールで遊ばせてもらい、お友達が楽しそうに泳いでいるところを見て、息子も水を怖がらず泳ぐことが好きになりました!今ではスイミングスクールにも通っています✨習い事は子供がやりたい!と思えるタイミングで始めるのがおすすめです♪地域のスポーツクラブはお財布に優しい&お友達も沢山できる!息子は通っている小学校のミニバスに加入しているのですが、月¥1000なので他の習い事に比べるととてもありがたい金額、、✨1年生〜6年生までいるので、同じ学校の先輩や友達も多く、そのおかげで友達がたくさん増えました!!!ただ、1つだけ注意点が!!※親の手伝いが必須※お財布に優しい代わりに、親御さんみんなで協力し合わなければならないことが沢山あります!!うちのミニバスでは、当番や係などもあります。親のお手伝い具合も、そのチームによって様々なので、入る前にしっかり確認することをオススメします!でも手伝いがある分、親同士の仲も深まりますよ✨いかがでしたでしょうか??個人的な意見なので、少しでも参考になれば嬉しいです最後までお読みいただきありがとうございました!!
2024年02月21日最近、仕事の関係で夜勤務が続いている夫。毎日家族のために仕事を頑張ってくれているのは十分理解しています。しんどくて疲れているのはわかるけれど……家事、育児は母親だけの仕事!? 私だって休みたいし、疲れています。そんなある日、私は夫に不満を爆発させてしまったのです……。 家のことはすべて私?わが家は小学2年生、年長、年少、生後7カ月の4人の子どもがいます。家族のために毎日一生懸命夫は仕事を頑張ってくれています。最近は仕事の都合で夜の時間帯の勤務が増え、私や子どもたちとは生活リズムが反対になっています。 そのため子どもたちの学校への送迎やごはんの準備、身の回りのお世話やお風呂などすべて私がしていました。夫が夜勤務になったはじめのころはそれも仕方ないなと思っていましたが、ある日、分担できることもあるのでは? と思うことがいくつか出てきました。 分担できると気づいた日夫の夜勤務。生活リズムが私たちとは反対と言っても、完全に逆転しているわけではありません。私や子どもたちが起床する時間には帰宅し、リビングでくつろいでいる状態です。「おはよう!」と毎日朝のあいさつはかわします。当たり前のように私が朝ごはんを作り、子どもたちの学校の用意やゴミの日には捨てに行き、子どもたちの送迎バスを見送ります。 ある日のこと、「これ、私ひとりで忙しくしているけれど、夫も1つくらい手伝ってくれても良いのでは?」と気づき、夫に「もうすぐ子どもたちの送迎バスがくるけど私が見送るの?」「しないといけないことがたくさんあって時間がない」と遠回しに伝えてみました。 遠まわしに言ってみたところ……夫の返事は「うん」、または無言でした。私は夫のように会社勤めはしていませんが、自宅で仕事をしています。夫と比べると融通がきくところも多々ありますが、私も忙しい。半分とは言わないまでも少しは手伝ってくれても良いのでは!? と思い、私の怒りも蓄積されていました。 その後も夫は平日子どもの送迎などの時間には寝室で寝て、子どもたちが帰宅してひと息ついたころに起床する。週末休みの日には昼過ぎになっても起きてこない日もありました。 私が爆発した日子どもたちが夫を起こそうとしたところ、「休みの日しかゆっくり寝られないから寝かせて」と言ったのを聞き、私は夫に怒りをぶつけてしまいました。「疲れているのはわかる。でも私も疲れるときがある! 私だって思いっきり寝たいときに寝たいし、休めるときに休みたい! なぜ私がすべて何もかもしないといけないの?」と。私の溜まっていた不満を夫が聞き、しばらく気まずい時間が……。 しかし夫は反省したようでそれからはゴミが多いときは手伝ってくれたり、たまに子どもの送迎に行ってくれたり、子どもたちの面倒や家のことを進んでしてくれるようになりました。 ずっと我慢していて言えませんでしたが、いつか夫は気づいてくれるだろうと期待をしたり、遠まわしに話をしても、私のストレスが溜まるだけでした。私はこう思っている、とはっきりと気持ちを伝えるのは大切だなと思いました。 著者:中村 望8歳、6歳、3歳、0歳の4人育児中のママ。長年、事務員として勤務していたが出産を機に退職。1人目の育児が少し落ち着いたときに趣味として始めた習い事で、現在では指導者として教室を運営。ママ目線での執筆活動もおこなう。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年02月21日夫は仕事が忙しく家事や育児の時間をとるのが難しいため、1人目の出産を機に私が仕事を辞めることになったわが家。しかし経済的な理由から、産後も仕事を継続してほしいという思いが夫にはあったのです。そして夫から度々投げかけられた言葉にモヤモヤしてしまい、ある日怒りが爆発してしまいました。夫の口から出た信じられない言葉「働くこと」に関する夫の言葉で強烈に印象に残っているのは、まず現在8歳の第1子が生後5カ月になるころに言われた言葉です。毎日、家事と慣れない育児を必死でワンオペでこなしている私に、「仕事っていつまでやらないつもりなの?」と言う夫。その後に続いたのは、「うちの経済状況的にいつまでも休まれては厳しい」。そして飛び出した耳を疑うような言葉は「働かざるもの食うべからず」でした。 産後5カ月といえば育休中の人でもまだ仕事復帰しない人も多く、仕事をしていなくて当たり前と私は思っていました。「なぜこの時期にそれを言う!?」と、衝撃しかありませんでした。子どもが生まれた当初、育児と家事にほとんどノータッチだった夫は、その大変さをまったく理解しておらず、毎日私のことを家でのんびりしている人のように思っていたようです。 働き始めると今度は夫は……その後、モヤモヤしながらも私は働いてほしいという夫の希望を背負い、1人目が1歳半になるころから一時保育を利用して少しずつ家でできる仕事を始めました。しかし、まず一時保育の空きが少なく、まとまった時間をとって思うように仕事をすることはできません。一方で受けた仕事は締め切りまでに完成させなければいけないため、仕事とワンオペ家事や育児でヒーヒーしていました。 ちょうどそのころは、周囲で新車を買ったりマイホームを買ったりといった話題が続いた時期。そういう話題が出るたびに夫の口から発せられていたのが、「あの家は共働きだから(そういうことができる)」というフレーズでした。 フルタイム以外は働いているに入らない!?夫の指す「共働き」とは、奥さんも正社員でフルタイム勤務で稼いでいるということ。「うちは共働きじゃないから家や新車を買うのは無理だよ」という意味合いが込められています。 その言葉を聞くたびに私は「こんなに日々いっぱいいっぱいで働いているのに、働いている人とはみなされていないのはおかしい」という怒りを覚えました。 そして、もっと稼いでほしいという願望を匂わせてくる夫と、夫の度重なる発言についにその怒りが爆発しました。 夫の変化私は夫に、「育児と家事でいっぱいいっぱいで、とても仕事を増やすことはできない。私に仕事をしてほしいなら、あなたが家事と育児をする時間を少しでも増やして。あなたにその覚悟がないなら現状を変えるのは難しい」と伝えました。夫は私の状況をまるで理解していなかったことに初めて気づいた様子。 その後は頻繁に言っていた、ほかの家の経済状況を羨むようなフレーズを言わなくなりました。そして今では、以前より家事や育児も手伝ってくれるように。とはいえ夫は仕事が忙しく、下の子が3歳になった今もなお、私の仕事の比率を劇的に増やすことはできていません。 夫婦で家事と育児の役割分担がきちんとできなければ、とてもフルタイムで働いて仕事、家事、育児のすべてを回していくことはできないと感じています。しかし、家事と育児の役割分担をするのは、夫の仕事時間が減らない限り難しいのが現状です。「夫の働き方が改善されれば、もっと子育てと仕事の両立がしやすくなるのに」と夫の会社や、ひいては日本社会の抱える課題を感じたりもしています。もっと夫婦で子育てしやすい社会になっていくといいなと思います。 著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。
2024年02月21日私は現在夫と別居して離婚協議中です。夫とは学生時代からお付き合いをしてきましたが、ほとんど喧嘩をすることもなく、ずっと仲良しでした。ですがある日突然夫から、「好きな人ができたから離婚したい」と言われてしまったのです。まさに青天の霹靂でしたが、今思えば仲良くしていたころのなかにも、あれは裏切りのサインだったな……と思い当たることがいくつかありました。そのなかの3つをお伝えします。サイン①:ファッションの変化夫はファッションが好きなので、長い付き合いのなかでいろいろなテイストに変化してきましたが、あるころからなんだか夫らしくないテイストになったなと感じるようになりました。併せて髪型も変わったのですが、今担当している仕事の影響かな……なんて思いながらも私は内心、髪も服も似合わないなーと違和感を覚えていました。 当時6歳だった娘からも不評でしたが夫は変わることはなく、さらにこれまでずっと苦手だったアクセサリーまでつけるようになったのです。後日、不貞相手の調査を依頼したことで入手した写真を見て納得。夫は彼女のテイストに染まっていたのでした。 サイン②:グルメ雑誌を定期購読夫と私の共通の趣味はグルメです。子どもたちが生まれる前はよく、おいしいと評判のお店に足を運んで楽しんでいました。子どもたちが生まれてからはなかなか外食する時間も取れないので、いつかここに行きたいね、なんて話をよくしていたのですが、あるころから夫が、少しハイクラスのグルメ雑誌を定期的に購入するようになったのです。 時間ができたら私を連れて行くつもりでリサーチしてくれているんだな、と呑気なことを考えて、私も一緒に雑誌を読んで楽しんでいたのですが……今思えばあの雑誌は完全に、不貞の相手と行くお店をリサーチするために購入していただけでした。 サイン③:仕事部屋への出入りを断る自営業の夫は自宅とは別に仕事部屋を持っていました。多忙な夫のために食事を届けたり、時間を見つけては掃除や片づけ、食器の洗い物などをしに行ったりしていたのですが、ある日いつものように始めると「今日はもういいよ」と言うのです。 そのあとも、私のサポートは断るようになりました。そのころはちょうど2人目が生まれたころで、私も余裕がなかったので、断るのは夫のやさしさだと思っていたのですが……今思えば、不貞の証拠を見つけられてしまうのを警戒したからだと思います。 今になって思い返すと怪しい! と思えるようなこれらのことも、当時は夫のことを信じていたので、浮気のサインだとは夢にも思いませんでした。でももしかしたら、心のどこかでは違和感を覚えていながら気にしないようにしていただけかもしれません。女の勘は侮れないなと感じています。 著者:山本舞花2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年02月21日子どもにイヤイヤされることが苦痛……。今回は「子どもがママだけにイヤイヤする理由」に気づいたときの私の体験談をご紹介します。 あれ? いつものおねだりやイヤイヤがないわが子と私の両親と一緒に買い物へ出かけたときのこと。いつもならお菓子コーナーへと一直線のはずのわが子は、今日は私の手をしっかり握って動こうとしません。妙に大人しいのです。あれこれ買ってと催促することもイヤイヤすることもなく帰宅したことがありました。 このとき「子どもはイヤイヤする相手を選んでいるのではないか?」と、感じたのです。私の両親がいることで遠慮していたのかもしれません。小さいながらも、甘えられる人、そうでない人を区別しているのかもと思いました。 子どもがママだけにイヤイヤする理由久しぶりに会った私の両親に遠慮気味だったわが子。両親と別れた瞬間から、いつもの甘えん坊に戻りました。 イヤイヤは甘えられる環境が整っているからできることなのかも……。「私だから甘えられてイヤイヤもするんだ」と思うと、イヤイヤは「子どもに信頼されている証拠」だと感じました。 つい大声で叱ってしまうこともあるけれど子どもの気持ちを理解していても、つい大声で叱ってしまうこともあります。あとから自己嫌悪に陥ってしまうこともしばしば。気持ちに余裕がないと、誰しも感情をコントロールしにくくなります。 ちょっと叱り過ぎたなと思ったときは、まず気持ちを落ち着かせてから子どもに謝っています。すると子どもは「いいよ」とすんなり許してくれます。わが子のイヤイヤに困り果ててしまうこともありますが、素直に許してくれる子どもの姿は、私自身も見習いたいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:田中由惟一男一女の母。2人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2024年02月21日進学校を志望したADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)の診断がある中学3年生の娘小学校1年生のときADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けた高校2年生の娘がいます。小学校入学から現在まで通常学級に所属しています。義務教育期間中は、心配事があるときはスクールカウンセリングや担任との臨時の個別面談などで手厚い支援を受けてきました。ですが、高校に入り支援が薄くなったように感じています。娘は、中学3年生の夏休みを利用して、公立や私立の高校をいくつか見学し、志望校を自分で決めました。第一志望の学校は進学校だったため、娘の内申点ではチャレンジになるとのこと。それでも娘は「この高校に進学したい」という意志を貫きました。そこからは塾や自宅で熱心に勉強を頑張っていました。ただ、ADHDの特性からか、集中力に欠ける面があり、テストも凡ミスが多く……。親としては、本人の本来の実力を発揮できたら、中学の定期テストや高校受験も、また違ったものになったかもしれないという思いがついてまわりました。受験票忘れ、集合時間に間に合わず……。なんとか受けた試験でもパニック発作が!そして迎えた受験当日、朝から受験票を忘れたり、駅での集合時間に間に合わなかったりと、トラブルが多々ありました。しかし最大のトラブルは、試験中にパニック発作が起きてしまったことです。思うように実力を発揮できなかったと大泣きしながら帰宅した娘……。詳しいことを聞いても本人もパニックを起こしていたので「分からない……」と。頑張っていた娘を見ていたので、どう声をかければいいか分かりませんでした。Upload By ユーザー体験談その後、娘は第二志望の公立高校を受験しました。なんとか気持ちを切り替えて落ち着いて挑むことができ、無事合格。そちらへ進学することになりました。高校では支援は薄い?担任から「スクールカウンセリングは辞退してほしい」と言われ……公立高校に進学して思っていることは、担任の先生によるところもあると思いますが、全体的に支援の手が薄いことです。入学時、担任の先生に「娘の発達障害の特性をお伝えしたい。配慮、支援をお願いしたい」と話したのですが、「その時その時、適宜お話ししましょう」と言われ、そのまま話は流れてしまいました。娘のパニック障害についても話してみても、先生はピンとこない表情……。Upload By ユーザー体験談また、スクールカウンセリングを月一回依頼しましたが、担任の先生からは「ほかにカウンセリング希望者が多数いるんです。娘さんは通院されているので、そちらでフォローしてもらえませんか?」と言われてしまいました。病院は遠く、受診日とカウンセリング日を別日にするという決まりがあり、土日に模試がある娘は病院のカウンセリングを受ける時間がありません。高校側に、病院でのカウンセリングが難しいことを伝えたのですが、学校でのカウンセリングは辞退してほしいの一点張り。結局娘はカウンセリングを受けることができていません。2年生になり担任になった先生は、1年生の時と違い家庭から連絡すると、きめ細やかな応答をしてくださる方で安心しました。ただし、それでもこちらからアクションを起こさないとフォローはありません。例えば、内服薬を開始したことなどを私から電話で伝えていますが、定期的な交流や伝達はないのが現状です。障害学生支援を利用する?しない?大学の支援センターからの温かい言葉大学進学については漠然としたイメージしかないようだった娘ですが、高校1年生でとある大学のオープンキャンパスに参加してみたところモチベーションが上がり、「英語を勉強したい!」と大学進学を決意。高校2年生になると留学にも興味を持ち始め、大学は留学ができて、英語の教員免許(中・高)取得ができるところを希望し、志望校を探しだしました。その頃、私は発達障害のセミナーに参加し、障害学生支援について学びました。こんな手厚く見てくれる大学があるのかと思った私は、娘がオープンキャンパスに参加した大学について調べ、娘とその情報を共有しました。最初は「私は障害をクローズして進学と就労をしたい」と葛藤していた娘ですが、数ヶ月後「○○大学に進みたい。この大学は、オープンキャンパスに行ったときから自分の個性や希望に合った大学と感じていたの。あと、お母さんが調べてくれたように、支援が手厚いのも魅力」と大学の障害学生支援を利用することを決意したようです。Upload By ユーザー体験談志望大学を決めた娘が塾の先生に相談したところ、「この大学一本に絞って、推薦入試、一般入試と全て受けるつもりで受験対策をしていきましょう」とアドバイスをもらいました。学校の担任の先生からも応援いただいています。また、娘はこの大学のオープンキャンパスに2年連続参加しており、その事は大学の支援センターで把握されていました。そこで、支援センターの担当の方へ、娘が単願受験を決めたことをお伝えすると、「受験前にぜひ面談させてください。受験時からフォローする必要性があれば対応します」とおっしゃってくださいました。また、「今後志望の学部を絞れたら、学部長と面談の機会を設けましょう、もし学部が決められなかったとしても、気になる学部を教えてください」とも言われています。Upload By ユーザー体験談こちらの大学は支援が手厚く、大学生活から就労まで、教員がマンツーマンで支援してくださるそうです。娘は塾に通いつつ、本人が学びたい大学を目指して懸命に勉強しています。もともとネガティブ思考で、自分の発達障害に負い目を感じていた娘が、自分の進路を切り開いていく姿をまぶしく感じています。娘に合った環境で羽ばたいていけるよう、私も応援し続けたいと思います。イラスト/星河ばよ※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:井上先生より)来年度(令和6年4月1日以降)から公的施設や公立学校以外の私立学校や事業所でも「合理的配慮の義務化」が施行されます。一方、こちらのコラムのように公立高校でもまだ合理的配慮がシステムとして浸透していないところもあると思います。義務教育段階である中学校までは保護者が支援ニーズを学校側へ伝えて合理的配慮を検討してもらう流れがあります。しかし、高校、大学となるにしたがって、本人からの支援ニーズの訴えが必要とされるようになってきます。高校段階はその入口として重要な時期だと思います。今回の読者さんのように大学受験など目標を定めながら、オープンキャンパスで直接本人が大学スタッフと話をする機会を作ることで、自身が支援の必要性を認識したり決められるようにしていくことが大事だと思います。大学スタッフの側からしても受験前に相談していただけるほうがありがたいです。受験前の相談は不安とおっしゃる方もおられますが、これが合否に影響することはありません。オープンキャンパスでのポイントは、志望先の学科やコースに実技、実習、実験などが卒業要件になっている場合、その内容を詳しく担当教員に聞いていただきたいということです。本人の持っているイメージと入学後の実際のギャップに悩んでしまう学生が多くいます。入学後の転科は困難な場合もありますし、合理的配慮においては希望する配慮や支援がすべて実現できるとは限らないことも考慮しておく必要があるでしょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月21日2人目を妊娠していたときのこと。1人目の長女が予定日を遥かに過ぎてから生まれたこともあり、予定日の5日後に入院日をして出産することになっていました。案の定、予定日になっても生まれる気配がないので、近所のイベントに出かけたのですが……。 自宅近くのイルミネーション会場へ出産予定日は祝日で、自宅近くの山でイルミネーションイベントが開催されていました。どうしても行きたいという娘。安静にして家にいるのが正解だと思いましたが、入院前の最後の思い出づくりにと車で向かうことに。何か異変があったらすぐに引き返そうと思っていました。 イルミネーションはとてもきれいで、娘も大喜び。「3人でのお出かけはこれで最後だね」と感慨深い気持ちになっていました。イルミネーションを見終え、いざ帰ろうとしたときです。なんと、車のタイヤがパンクしていました。 急いで業者に連絡しましたが、道路が混んでいるので何時間かかるかわからないと言われ……。その間に私のおなかはどんどん痛くなっていき……、すぐに病院へ行けない状況に恐怖を感じました。 結局、おなかの痛みは前駆陣痛で大変な事態は免れました。妊娠中は何があるかわからないので、自宅近くの場所でも気をつけたいと思いました。 ◇ ◇ ◇ 自宅から近い場所であっても渋滞で車が動かなくなる可能性もあるので、妊娠中とくに臨月に入ったら人が集まる場所やイベントは避けたほうが安心かもしれません。何かあった際の行動も考えつつ、マタニティライフを楽しみたいですね。 作画/森田家著者:晴田ちえり
2024年02月20日息子は幼稚園に通う前まで、遊び場として支援センターを頻繁に利用していました。息子が2歳のとき、おもちゃで遊んでいると、息子と同じくらいの年齢のある男の子が息子の遊んでいるおもちゃをいつも取ってしまいます。その男の子のママさんの態度にあ然としてしまいました……。 何度も取られるおもちゃに逃げる息子ある日息子が車で遊んでいると、ある男の子に取られてしまいました。ほかのおもちゃで遊ぼうかと息子に言い、他のおもちゃで遊んでいると、また取られる。息子も男の子におもちゃを取られるのが嫌で逃げていました。 「順番だよ」と私から男の子にやさしく伝えましたが、まだ2歳の息子と同じくらいの年の子ども。伝わりません。「そう言えば男の子のママやパパがいない」と思い、辺りを見渡すと、男の子のママらしき人物がスマートフォンを触っていました。 驚愕した保護者の態度息子が逃げても逃げても追いかけてきておもちゃを奪っていく男の子。息子は大泣きしてしまい、「ごめんね。おうちに帰ろう」と息子に言いました。それでも男の子のママはこちらを見ようともしません。 さすがに腹が立ったので、男の子に「ママを呼んできてくれるかな?」と言うと、男の子はママのところに行きましたが、一部始終を見ていなかったので、「なに?」という顔をしている男の子のママ。 私は呆れて言葉も出てこず、その場を後にしました。帰りに窓から中の様子を覗きましたが、男の子のママはまたスマートフォンを触っていました。 まだ2歳。順番を守れないことやおもちゃを取ってしまうことはよくあることですが、親が必ず見ていなければいけない年齢だと思います。私にとって、子どもより大事な物はありません。 スマートフォンは子どもが寝てからいくらでも見られると思います。わが子が安全に遊べるように、わが子が他の子に嫌な思いをさせないように、自分の子は自分で責任を持って見るべきだと再確認した出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち監修/助産師 松田玲子著者:宮﨑るか
2024年02月20日わが家の夫は家事育児にノータッチ……。まだ子どもが小さいので、実家の母の力を借りてなんとかやっています。夫の帰りが遅い日には、実家で食事をとり、母は夫の分の食事も持たせてくれます。料理じょうずな母が作る和食は、疲れた体を癒してくれる絶品です。夫が帰ってくるのは12時過ぎ。3日に1度はお酒を飲んで帰ってきます。ここ最近はずっとこんな調子で、夫の食生活は乱れっぱなし。さすがに心配になってしまいます。夫の体が心配で…仕事の付き合いもあるので、多少は仕方がないと理解していますが、このままでは体を壊してしまいます。せめて家で食事をするときは胃を休めてほしいと思い、母から習った栄養バランスの整った和食を作りました。 しかし、食卓を見た夫は舌打ちして「何だよこれ!もっと精のつくもの出せよ!」と、不機嫌に……。みすぼらしいとけなした挙句、料理には手もつけずに捨ててしまったのです。 食べ物を粗末にするなんて、子どもの前で絶対にしてほしくありません。反論しようとしましたが、ふとある考えが浮かびました。そんなに精がつくものが食べたいなら、お望み通り食べさせてあげましょう……。 精のつくものが食べたいのなら…次の週末、私は大量のスタミナ料理を作りました。スタミナといえばニンニク! さすがにニンニク20玉分のにおいは破壊力抜群だったようで、接待で午前様だった夫も、そのにおいに目を覚ましました。私は、言われたとおり思いつく限りの「精のつくもの」を準備したことを伝えましたが、夫は「ムリムリムリ……!」と拒否。その上、夫は「二日酔いだから雑炊を作れ」と私に言ってきたのです。 妻失格精のつくものしか受け付けない夫のために、私はこってりの鶏がらスープで作ったスタミナ雑炊を作りました。もちろんニンニクたっぷり、トッピングはフライドオニオンです。 私が作った雑炊を見て夫は怒りだし「妻失格だ!」と声を荒らげました。そのまま雑炊はシンクに捨てられてしまいます。 料理じょうずな母に育てられた私は、小さいころから「食べ物を粗末にする人は、まわりにいる人間も粗末にするから絶対に関わるな」と教えられてきました。これまであまりしっくりこなかった母の教えが、このときほど納得できたことはありません。 私はこれ以上夫とは一緒にいられないと確信しました。食べ物のありがたみ1人になった元夫は、外食三昧で体重は増加。毎日の外食にさすがに飽きたようで、ヘルシーがウリのレストランで寂しそうに食事をしているところを見かけることもありました。今になって、誰かが食事を作ってくれるありがたさがようやくわかったことでしょう。 毎日誰かの手料理が食べられることは、当たり前ではありません。限られた予算の中で食材を選び、バランスを考えてメニューを作り、手間ひまかけて調理し、後片付けをする……料理は見えないところでたくさんの手間と時間がかかっているのです。 そう考えると、すべてに感謝しながら味わいたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月20日ゆるっと性教育
子育てはフリースタイル
横峰沙弥香の「まめあるき」