息子も1歳になり、ひとり歩きも少し安定してきたころ、家の前で息子を遊ばせていたときに起こった事故でした。ほんの少し目を離した瞬間に息子が側溝に落ちてケガをしてしまい、私は息子の手当てをしながら自分の対応に後悔したのを思い出します。それ以来、たぶん大丈夫!と思わず、よりいっそう注意するようになりました。ほんの一瞬のことで思わぬケガにつながってしまうんだと実感した、私の体験談をお伝えしたいと思います。 きっと大丈夫だろうという気持ちよちよち歩きの息子と一緒に、家の前のお花にお水をあげていました。私の家の周りには25cmくらいの深さがある側溝があり、カバーされていません。息子は側溝から離れた場所で、しゃがんで石を拾って遊んでいました。集中して遊んでいるように見えたので、ホースを片付けるために壁で遮られた庭へ一瞬だけ入りました。 ほんの5秒くらい目を離しただけでしたが、急いで出てきて息子に目をやるとまさに側溝へ向かって歩き、落ちる瞬間でした。「危ない!」と叫び駆け寄りましたが届かず、息子は側溝に転落してしまったのです。 側溝に落ちてしまった息子側溝にうつぶせになる形で倒れ、息子は大泣き。慌てて抱き上げると、息子の口元が血で真っ赤になっていました。出血が多く、ぱっと見てどこをケガしているのかわからない程でした。 急いで家の中に入り流水で洗って改めて見てみると、上唇が5mmほど切れて、上唇の裏の筋が切れて出血している状態でした。タオルを押し当てて止血しながら、泣き叫ぶ息子を抱きしめて「手当してるから大丈夫だよ」と言うしかなく、ごめんねという気持ちでいっぱいになりました。 ほんのちょっと目を離しただけなのに傷が小さく、出血もすぐに止まったため、家で様子を見ることにしました。唇のケガ以外には打撲などはなく、少しほっとしました。ただ唇の腫れが引いて傷がふさがるまでの4~5日くらいの間、いつもはしっかり食べる大好きなごはんもひと口ずつ食べては痛そうに顔をしかめて少ししか食べられず、見ているのがつらかったです。 ケガから半年以上経ち、話せるようになった息子は、その溝を見て「ここドーンって落ちた、痛い痛いよ」と言います。小さかったのに鮮明に記憶に残っているようで、本当に怖い思いをさせてしまったんだと胸が痛いです。ほんのちょっとだからと自分の用事を優先せずに、どうしたら息子にとって安全でベストかを考えて行動すべきでした。 ちょっとだからと済ませてしまいたい用事があったとき、私はそれを優先させてしまったために息子にケガをさせてしまいました。大事には至らなかったけれど、息子は怖い経験としていまだにしっかりと覚えています。1歳という活動範囲が増えていくけれどまだまだ理解が不十分な時期。自分で思っている以上に注意して見守らないといけないんだなと実感した私の体験談でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 原案/山下 ひいこ作画/やましたともこ監修/助産師REIKO
2022年11月20日1歳差の年子で1歳・2歳・3歳の子どもたちを育てる日々。夫は仕事がとても忙しく、ほぼワンオペ育児状態でしたが、追い打ちをかけるように夫の単身赴任が決まり……。それでも子どもたちに向き合うために私が心がけたことをご紹介します。元々ほぼワンオペ育児状態のわが家わが家は元々ほぼワンオペ状態でしたが、子どもたちがパパを好きでいてくれるように毎日写真や動画を見せて、とにかくパパを褒めていました。おかげで子どもたちはなかなか会えなくてもパパ大好き! 特に末っ子の1歳の娘はパパがいるとニコニコ笑顔でした。ほぼワンオペ状態とはいえ、そんなパパ大好きな子どもたちのため、毎日の育児に奮闘していました。 パパ大好きな子どもたちのケアパパが単身赴任になったことを、2歳と3歳の上2人は何となく理解している様子でした。しかし問題はパパ大好きな1歳の末っ子。パパが使っていたコップなどを見ては泣いたりしていました。それと同時に以前は朝までぐっすり眠っていたのに夜泣きが始まったり、体調を崩したり……。心身ともに不安定な状態でした。 週末にパパが帰宅し、また出発した日は抱っこしていないとずっと泣き通すほど寂しい様子。私自身も社会復帰後に完全ワンオペ育児でてんてこ舞いだったこともあり、どのように接していいのかわからなくなってしまいました。 完全ワンオペ育児だから「1日1ハグ」育児・家事・仕事と心身ともにヘトヘトでした。気がつけば余裕がなく怒ってばかりの日々。触れ合う時間さえ忘れていました。これではダメだと考えて、思いついたことが「1日1ハグ」。どんなに忙しくても1日1回以上は3人それぞれを抱きしめることにしました。それまで離れると泣いていた1歳の末っ子もひとり遊びを再開してくれ、2歳と3歳も笑顔で過ごせる時間が少しずつ増えていったように思います。 今でも完全ワンオペ育児は続いていますが、3人でお手伝いをしたがるようになってくれたり、「ママ大丈夫? 」と聞いてくれたりするように。どんなに忙しくても触れ合うことって大切なことなんだなと感じられ、子どもたちと過ごす時間を今まで以上に大切にできるようになりました。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2022年11月19日仕事の始まりと同時に保育所生活も始まったママ。朝はせわしなく心の余裕をなくし、お子さんにキツくあたってしまうことも……。そこで、お子さんの睡眠を見直したところ、いろいろなことがスムーズに進むようになったそうです。子どもが1歳4カ月のとき、私が仕事を始めるのと同時に子どもは保育所へ通い始めました。制限時間とタスクができたことでわが家の朝の様子は一変。ただでさえせわしない朝に、子どもの機嫌が悪いと何ごとも進みません。時間に追われ私の気持ちに余裕がなくなり、子どもにキツく当たることも……。これでは子どもにとっても私にとっても、周りの家族にとってもよくないと考え、子どもの睡眠や朝の作業を見直してみました。 たった10分の差で大違い! 大人に合わせた時間で起こしていました朝食や片づけ、着替え、自分と子どもの分の荷物の準備をするためには、家を出る1時間半前には子どもを起こさなければならないと考えていました。しかし子どもを起こすとたいがい機嫌が悪く、なかなか食卓につきません。やっと食卓についたと思っても、今度は食事を食べません。 朝食を食べさせずに保育所に行くという選択肢は私にはなく、けれどうまく食べさせることもできず……。食事も支度も進まないのに時間ばかりが過ぎてゆき、私のイライラと子どもの不機嫌が重なりひどい雰囲気の食卓でした。 子どもが自分で起きるまで待つことに子どもには気持ちよく食卓についてもらいたい。そのために私がしたのは、朝の作業の見直しや入れ替えです。具体的には、子どもが自分で起きてくるまで待つことと、子どもが起きるまでに自分の身支度や出かける準備を先に済ませるようにしました。 いざやってみると、意外なことに子どもはそれまでよりも10〜15分長く寝ていると自分で起きてくるのです。スッキリと目覚めるので、寝起きから元気いっぱい。その姿を見るだけでも私の心は穏やかになりました。 ご機嫌でごはんを食べて準備もスムーズ子どもが気分よく朝を迎えられたおかげで、食卓につくまでもスムーズ。子どもも食べさせてもらうのを待つのではなく、自ら進んで食べようと意欲的な姿勢を見せます。ダラダラすることなく食事を食べ終えると、空腹が満たされてさらに元気に。 私はその様子を見て安心し、気持ちに余裕をもつことができたのです。時間も気持ちも余裕ができると使う言葉も丁寧になり、子どもにも家族にもやさしく接することができるようになりました。 子どもが時間ギリギリになっても寝ていて、私が起こすこともあります。それでも以前に比べるとずっと機嫌がよいのでスムーズにことが進み、私もイラつかずに済んでいます。十分に睡眠をとることの大切さを改めて感じました。 作画/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2022年11月19日1歳を過ぎても、なかなかひとりで歩き始めない息子。別にそんなに早く子どもが歩き始める必要はないとのんびり構えていた私は、義母に会うたびに息子が歩き出さないことを指摘され、悩み始めました。「歩き出さないのは私のせい?」と心配した私の体験をご紹介します。※外反足や外反扁平足のお子さんは、歩行が遅いという特徴があります。その原因として、低緊張が挙げられます。低緊張は、いざというときには力が出せるのに、持続する力がないことが特徴です。低緊張になる原因の1つに知的な面が関与していることもあります。 歩けないのは選ぶ靴のせい?息子が1歳を過ぎるころ、義母からよく「○○はまだ歩いてないの?」と会うたび聞かれるようになりました。歩き始める子が増える中、私自身も外反扁平足(土踏まずがなくべた足)気味で、1歳4カ月になってもひとりで歩けない息子を心配するように。 義母は「あら、足の形が変ね。こんな靴じゃダメじゃない! 歩けないのは靴のせいよ」と言われ、言われるがまま足首までサポートがあるハイカットの良品な靴を購入し、息子によく履かせたりしました。 息子はそんなに歩き出すのが遅い?甥や姪を見ていた私は、「子どもって歩き始めは外反足気味の子が多いのにな……。たしかに靴選びは大切だけど、歩けないのは足首や靴の問題なの?」と思っていたのですが、義母から何度も息子の足や歩かないことについて言われることにストレスを感じ、悩み始めました。 「歩けないのは私のせい? 病気なの?」と不安になり、定期健診のときに医師に相談したところ、「子どもが歩き出す時期はそれぞれ。外反足は成長過程で治る子がほとんどなので様子を見ましょう」との診断。私は医師からの診断を聞いてすごく安心しました。 はっきり伝えることも大切!定期健診後、義母に会った際に直接医師から言われたことをそのまま伝えました。すると、義母は「そうなの? 今は昔と違うのね。昔は子どもが歩けないのは靴のせいだってよく言っていたのに」と。今まで、育児のことについて自信満々に私に指摘していた義母が「医師の診断ではそうだった」と伝えるとあっけなく引き下がったのです。 息子の成長過程や育児の仕方でいろいろ悩んだら、直接専門家に聞いて私自身が学ぶことも必要だと思いました。また、義母に言われるままではなく、はっきり正確な情報を伝えることでお互いスッキリすることもわかりました。 1歳4カ月になっても片手サポートがないと歩けませんが、外反足は徐々に治ってきています。義母も孫を心配するあまり助言をしてくれていると思うので、意見を尊重しながら良い情報は受け入れて試し、必要時は専門家に相談しながら一緒に子育てしていけたらと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこ
2022年11月19日現在2歳の娘を育てています。住んでいるのは関東の田舎のほうで、近所には子どもよりおじいちゃん・おばあちゃんが多い地域です。それはそれでかわいがってもらえるので良いのですが、人によってはちょっとしつこい育児の先輩になったりもします。そんなしつこい子育てアドバイスを、波風立たせずに乗り切った体験談をお伝えします。 お隣は近所でも有名なおしゃべりおばさんわが家の隣に住んでいるのは、世話好きでおしゃべり好きなおばさんです。娘が生まれる前まではあいさつをして、ごくたまに少しだけお話しする程度の距離感でした。 娘が生まれてもしばらくは同じような距離感だったのですが、娘が1歳4カ月で外を歩き回るようになってから、その距離感が激変しました。 毎回育児アドバイスを延々と……ある日、歩けるようになった1歳4カ月の娘と家の前で遊んでいると、お隣のおばさんが家から出てきて話を始めました。ここから1時間、怒涛の育児アドバイスが始まりました。「布おむつのほうがいい」「私は孫も育てた」「歩き方が少し変だよ」などなど……。 しかもこれが1回きりではありませんでした。会うたび、しかもほとんど同じ話を毎回聞かされるようになったのです。偶然会うならまだいいですが、玄関を開ける音や車が帰ってきた音を聞いて急いで出てきているようで、週の半分以上は延々とアドバイスを聞いている時間がありました。 思い切って避けてみたさすがに週の半分以上、毎回30分~1時間の一方的なアドバイスを聞いていては、たまったものではありません。そんな状態で2週間も経つと我慢の限界がきました。そこで「もう我慢できない!」と思い、積極的に避けるようにしたのです。 まずは車をとめる場所を、お隣さんから見えない駐車場に変えました。また、2回に1回は「すみません、病院の予約しているので」「これからお昼寝なので」など言いながら避けるようにしました。 会ったときはきちんとあいさつで乗り切った!これを数回繰り返すとさすがにお隣さんも察してくれたようで、車をとめたり玄関を開けただけで飛び出してくることはなくなりました。 けれどもこれで終わりではありません。ゴミ出しなどではときどき会うので、そのときはとびきり元気に「おはようございます!」と言うようにしています。それを受けてなのか、お隣さんは娘に会ったときも今まで通りやさしく接してくれます。 育児中に無駄なイライラは溜めたくない一方で、娘をかわいがってくれるお隣さんを切り捨てることもしたくありませんでした。もしかしたら関係が悪くなることもあったかもしれませんが、結果としてお隣さんとはほどよい距離感に戻りました。思い切って嫌なところだけ避けてよかったと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2022年11月19日原黒ゆうこさんの幼稚園のママ友トラブル体験談をマンガ化!幼稚園のママ友、マサエさんに「今度の土曜日、子どもを預かれないか」と頼まれたユウコさん。しかし、平日にできなかった家のことをする時間や、家族との時間を優先し、お断りすることに。翌日、保育園では同じくお願いを断った、ミカさんとユリさんが、マサエさんを必死にフォローしている姿が……。ユウコさんは前日にメッセージでマサエさんからのお願いを断っていたのですが、ミカさんに「ユウコさんはマサエさんの子どもを預かれないの?」と聞かれてしまいました。ユウコさんがどうにかマサエさんのお願いを叶えられないか、という嫌な流れに。「でも、ここで折れたら……」。ユウコさんは思い切って断ろうとしますが……!? 「私、衣替えなんて言っていない!」話し合いは嫌な方向に… ミカさんやユリさんと同様に、前日にマサエさんからのお願いを断っていたユウコさん。 「心配だけど、子どもたちだけでお留守番させるしかないかな」と、マサエさんの表情が暗くなると…… 「衣替えなんて平日にやればよくない?」「なんならお手伝いするよ!」「すぐ終わるよ!」 衣替えをするなんて言っていないユウコさんですが、なぜか周りにフォローされる形で、どうにかユウコさんが預かれないか、という流れに……!? 「でも、ここで折れたらこの先もずっとこんな感じになるんだろうな……」そう考えたユウコさんは、 「ごめんなさい!久しぶりに家族でゆっくりしたいんだ!」思い切って、はっきりと断りました。すると……。 「わかりました、無理を言ってすみません」 なぜか敬語のマサエさん。ユウコさんは逃げるようにその場を後にしました。 無理をして相手からのお願いを承諾してしまうと、後々、自分が苦しくなる……。よくあることかもしれませんね。ユウコさんのように、きっぱり断れる人は、実は少ないのかも? もし、そんな場面に遭遇したら、ミカさんやユリさんのような無理な後押しではなく、中立の立場でフォローできると良いですね。作画:松本うち 著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ2人の子持ち主婦。実話を基にしたマンガをInstagramに投稿中。出産してから毒親育ちだと気づく。
2022年11月19日第2子の育休後、在宅勤務をしていたサル山さん。今の仕事を続けながら育児をすることに「社畜の時ですらうつにならなかったのに、今のほうがしんどいわ」と限界を感じます。ある朝、保育園の連絡帳に何も書くことが思いつかないことに呆然としたサル山さん。夫に相談すると「今の会社、辞めてもいいんじゃない?」と言ってくれます。サル山さんはとりあえず、今の会社でサル山さんが望む働き方が実現可能か聞いてみることにしたのですが……。 上司に相談するとまさかの笑顔で… 「パートタイムってのは、前例がないから無理だなぁ」「チームリーダーも今持ってる仕事も、春になったら下に新人つけるから、育つまで頑張って〜」 笑いながら軽く上司にそう言われ、「今しんどいって訴えているのに、仕事の軽量化もしてもらえない」と感じます。 そして何よりも、自分が雑に扱われているように感じたのが耐えれらず……。 「……わかりました。それじゃあ退職します」 サル山さんが意を決してそう伝えると、上司は耳を疑ったのか、「……えっ?」「……えっ?」と、何度も聞いてきたのです。 一緒に働いていた人にしんどさが伝わらないと、無力感でいっぱいになりますよね。皆さんも、同じような経験をしたことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター サル山ハハヲ
2022年11月19日妻・てんさんが妊娠中から不倫を続け、発覚し一度は謝って断ち切ったと思われた夫。しかしその後もまだ不倫相手と繋がっているという、信じがたい事実を知ったてんさん。このまま許すわけにはいかないと決断し、兄の友人であり弁護士でもある真也くんの元へ相談に訪れます。今まで静かに状況を見据えていたてんさんでしたが、ついに行動に出ることに…!夫と不倫相手がまだ繋がっていることを知ったてんさんは、兄の友人で弁護士でもある真也くんの元へ相談に訪れます。離婚も考えたいけど、子どものことを考えると悩んでしまうてんさんに真也くんの提案は…。弁護士の真也くんの元へ。てんさんの決断とは… 弁護士の真也くんに相談して、自分を裏切り続けていた夫と不倫相手に制裁を下したいと決意したてんさん。「見たくないものを見てしまうかもしれない」と真也くんに忠告を受けますが、夫の尾行調査することをお願いするのでした。 後日、真也くんの知り合いで探偵の小南さんからGPSを受け取り、使用方法の説明を受けます。狙うのは夫が出張に行く日の早朝。てんさんはついに動き出します…! てんさんの中で渦巻いていた「子どものことを考えると離婚は…」「でも制裁したい」という悩みを、優しい言葉で導いてくれた真也くん。弁護士である彼の助言もあり、てんさんは決断することができました。必死の想いで決断したてんさんですが、夫や不倫相手に一矢報いることができるのでしょうか⋯。 作画:松本うち 著者:マンガ家・イラストレーター てんInstagramで、夫が不倫した自身の壮絶体験記を書き綴り反響を呼んだ。その投稿をきっかけに「任意同行願えますか?シーズン2」(読売テレビ)にも出演。
2022年11月19日ある日、仕事が終わって保育園にあん太くんをお迎えに行きました。すると、みんなの輪の中にあん太くんの姿がありません。が、よ~く探してみると部屋の隅っこにあん太くんが座っているのを発見!そしてそのときあん太くんは何をしていたかというと……?食べ物に目がない…!? まきこんぶさんが仕事を終えてあん太くんをお迎えに行くと、子どもたちの輪の中にあん太くんの姿はありませんでした。そしてよく見ると、部屋の隅っこで、図鑑を読むあん太くんを発見! あん太くんは食べ物の図鑑に釘付けのようでした。 また別の日、お迎えに行くと、ギャン泣きのあん太くんが! どうやら絵本のお片づけを嫌がって逃げ回っている様子。その様子をよく見てみると……。大事そうに泣きながら抱えている絵本は、パンの絵本だったのです。 食べ物が大好きなあん太くんでした。 ◇◇◇ 食いしん坊なあん太くんは、リアルな食べ物だけでなく、食べ物の図鑑や絵本にも興味津々なのですね。図鑑を見ながら、よだれが……! 帰宅後、何を食べたのでしょうね♡著者:マンガ家・イラストレーター まきこんぶ心に余裕のないヒステリックなワーママ。牛乳多めのカフェオレと焼き立てパンがあればだいたい機嫌が直る。何気ない日常をテンション高めで漫画にしてブログやInstagramにUPしている。ナルシストで家庭的な夫「オタッキー」と内弁慶外地蔵な娘「こはさん」、食欲が9割の息子「あん太くん」との4人暮らし。
2022年11月19日タイミングをとって性交する日を聞かれ、つくしが断るとノートを差し出してきた義母。病院で指導されたことなどに加え、夫とタイミングをとって性交した回数を都度書いて提出するように義母が求めてきて……悩むつくしに、夫は「書く必要ないよ」と言ってくれました。さらに、「母さんに何かされたらオレに言えよ」と心強い言葉をかけてくれる夫。義母にお茶出しを頼まれて、客間に持って行った際、「不妊の嫁」と話しているのが聞こえたのを思い出し……? 義母の愚痴を言うのを思いとどまった妻は… 私に聞こえるようにわざと……「不妊の嫁」って噂してたんだ。思い出しただけで腹が立ってきた。 「あのね……聞いて」 つくしが義母について話そうとしたと同時に電気を消す夫。 夫に「何?」と聞かれても、「何でもない」と背を向けるつくし。 本当は相談したい……だけど、布団屋も、この家も、管理しているのはすべて義母。ひろしさん(夫)に愚痴を言っても、困らせるだけ。そう思い直したつくしは、「今度……一緒に病院へ行ってくれない?」夫にお願いしたのですが……? つくしが義母について話そうとした瞬間…タイミング悪く夫が電気を消し、愚痴を話す気が失せてしまいました。愚痴を言うことを諦め、せめて不妊治療だけでも夫に協力してもらおうとお願いするつくしですが……良い返答をしてもらえるのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月19日夫に突然、離婚を突きつけられたカナコさん。亀裂の始まりは、ある日突然、仕事を辞めると夫が言い出したことがきっかけでした。仕事を辞めてから数カ月が経過しても、一向に動き出そうとしない夫。カナコさんは薬を飲まないと眠れないほど精神的にも追い詰められているのに、夫は我関せずと深夜まで動画を見ては大笑いをしています…。そんな夫にとうとう堪忍袋の緒が切れてしまったカナコさん。これまで我慢していた心の内を思い切り吐き出します。カナコさんの悲痛な叫びを聞いた夫は…。連日深夜まで自由気ままに過ごす夫に、ついにカナコさんの怒りが頂点に。限界をとうに超えていたカナコさんは、今までため込んでいた夫への不満をぶつけてしまい…。 もう限界…!なんで私だけが苦しんでるの…!? 薬を飲まないと眠れないほど、追い詰められていたカナコさん。持病の腰痛があるとはいえ、家のことも職探しも何もせず自由に過ごしている夫に、怒りが湧いてしまうのも当然です。とうとう我慢が限界にまで達したカナコさんは、「なんでこの状況で笑えるの? いつから仕事を探すの? なんでずっと家にいるの?」と、これまで溜め込んでいた夫への不満が口をついて出てきます。 カナコさんの必死の剣幕に夫も一言「ごめんなさい」とだけ返しますが、果たして夫にはカナコさんの気持ちがどれほど伝わったのでしょうか…。 翌日、部屋を見渡すと夫が寝ころんでいた布団はもぬけの殻になっており、結局その日のうちに夫は家に帰ってきませんでした。突然何も言わずに姿を消してしまった夫は、どこにいってしまったのでしょう。そして夫の読めない行動に、カナコさんの心労はまだまだ続いてしまうのでしょうか…⋯。 前の話:「なんで笑ってられるんだ!」とうとう我慢が限界に達した妻に夫の反応は… #無職の夫に捨てられました 18 著者:マンガ家・イラストレーター 黒田カナコWEBブログやInstagramで、元夫との壮絶な離婚エピソードを綴る漫画家。息子と暮らすシングルマザー。好きなことは、毎晩の晩酌と~?
2022年11月19日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。子の父親は99%の確率で兄だと告げられ……。元旦那との子を含めた4人で仲良く暮らそうと提案するゆかりに、兄は困惑。すると母が「この結婚は認めない」と言い出し……。 父親の確率99%と書かれた鑑定書に兄が疑問を持ち…… 父親の確率99%の鑑定書を突きつけられた兄が、「いつ俺のDNA採取した?」と検査結果の内容を疑問視。再検査を提案するとゆかりさんはうろたえ、さらに「今日はもう帰って!」と泣き出します。 皆さんは、自分に都合が悪くなったら強制的に話を終わらせようとする人は周りにいますか? もしそのような状況になったら、どう対応しますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年11月19日3歳の長男はこだわりが強く、物事の順番などを気にする性格で、そのルーティーンが崩れることを嫌います。繊細、几帳面だなと親としては見守っていましたが、保育園に通い出したら見守るだけではいけないので、自分の思い通りにいかないときもあることを教える必要が出てきました。思った通りにできないことを、真剣に教えた父親の体験談を紹介します。 登園ルーティーン、崩れる!息子は保育園に登園するだけでも、こだわりがたくさんあります。 靴の履き方、履く順番、玄関を誰が開けるのか、車のドアを誰が開けるのか、どの扉から開けるのか、どの扉に誰が入るのか、たくさんの指示が息子から出てきます。保育園に着いてからも、それはそれは細かい決まりがたくさんあり、それを1つずつミスのないように親も気をつけます。 ある日次男を先に教室に預けて、その後に長男と次男がタッチする流れがあるにもかかわらず、先生が急いで次男を抱えたまま部屋に入ってしまいました。 次男とタッチできなかった長男は、「タッチしたかった! できなかったー!」と、廊下で泣きながら暴れました。 全力共感、作戦検討!ここからが息子への語りかけタイムです。自分の焦る気持ちは排除し、長男の気持ちを理解することに全力を注ぎます。まずは共感です。「嫌だったね。タッチしたかったね。残念だね」⋯⋯これを、本気で気持ちを込めて伝えます。「パパも、悲しいよ!」と。そして、私にも反省点があれば反省します。「パパも、先生に最後にタッチさせてください、って言えばよかったね」と、自分の落ち度も伝えます。 そこから、対策を考えます。「じゃあさ、どうしたらいいかね。今日は失敗しちゃったけど、明日はどうしようかね?」と。ここまで言うと、「明日はパパ、ちゃんと言ってよ」といったように、明日の作戦を答えてくれました! 作戦成功! 絆深まる!次の日は朝から作戦決行です。「今日はパパ、先生にちゃんと言うから、長男もタッチするんだよ! 忘れずに集中しよう!」と、半分遊びながら登園しました。この日もいくつものルーティーンをこなし、いざ次男の教室へ。 そして、作戦通りパパと長男の流れるようなコンビネーションで無事にクリアしました! そこから長男を預けるまでの時間は、仲良くお互い感謝しながらよかった点の褒め合いです。言ったことが伝わり、ましてや褒めてもくれるだなんて、また長男の成長を感じました。思っていた以上に、大きくなっていました。 怒らないことを意識し始めてから1カ月強。体感として、驚くほど長男と会話ができるようになりました。 もちろん説得がうまくいかない日はありますが、次の日にはできたりするので、潜在的に親の言葉は届いてるのだなと感じています。 これからも、決して感情的にならずに対等に接し続けていきたいです。 監修/助産師REIKOイラストレーター/大福著者:高橋ともゆき男の子2人(3歳と2歳)のパパ。普段は会社員で、妻は短時間勤務で働く共働き夫婦。育児、家事について最近ブログを始める。ライティングスキルを勉強中!
2022年11月19日ケチ&なんちゃってイクメンな夫・ソシャ男。ソシャゲにハマり過ぎて、妻・S子さんに内緒で課金を続けます。そんなある日、自室でWEB会議をしていたソシャ男は、内緒で課金しているという会話をS子さんに聞かれてしまいます。S子さんに「……WEB会議が終わったら話があるからリビングに来てね」と宣告されたソシャ男。会議終了後にS子さんの尋問がスタートして……。 課金について夫を問い詰めると… 「さっき自慢してたゲームの話だけど、いくら課金したの?」 S子さんからの問いに、ソシャ男は「あの……ほんのちょっとだけ課金したけどそこまでじゃないし……」としどろもどろになって答えますが……。 「は? 聞こえなんだが!?」「ちょっとなら見せられるよね!? スマホ!!」 S子さんはソシャ男の手からスマホを奪い取り暗証番号を入力しますが、ソシャ男は勝手に暗証番号を変えていて、中を見ることができません。 S子さんが「ロック解除して! 見せられないなんて、おかしいでしょ!!」と迫ると……。 「い、嫌だ!! 見せたくない!!」 ソシャ男はその場から逃げてしまいます。 「あいつ……逃げた……!怪しすぎる! 絶対スマホの中を見ないと……!」と憤るS子さん。 でも、どうすれば見ることができるのか? 翌日S子さんは、会社のスタッフに相談してみたのです。 課金額を言わないと疑惑は増しますよね。もし皆さんの夫が同じように課金をして、金額を言いたがらなったら、どう対処しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あこ三国一のテキトーで面倒くさがり。絵が苦手なのになぜか絵を描いています。将来の夢は旅人。
2022年11月19日夫・ナオキさんと娘・リンちゃんと家族3人で暮らしていた、リナさん。ある日、リナさんがソファの下を掃除していると、見覚えのないタブレットを発見。タブレットの中からは、ナオキさんの浮気を疑うようなものが出てきました。その後、ナオキさんに「泊まり込みで仕事をしてくる」と嘘をつかれたリナさんは、ナオキさんと浮気相手と行く場所をタブレットで確認し、尾行。浮気相手の女・ヒナの顔も確認し、写真を撮ることもできました。後日、リナさんは夫婦ゲンカをきっかけに、ヒナを自宅におびき寄せる作戦を決行。リナさんはナオキさんに「実家に帰る」と伝え、タブレットを持って家を出たのでした。ついに夫の浮気相手と対面!タブレットを実家に持っていき、2人の様子を確認。2人が家で会うというので、私も家に向かうと……。 実家からタブレットで2人のメッセージを見ていると、 「嫁が4日間、家を空けるからずっと一緒に過ごそう」と浮気相手・ヒナにメッセージを送る夫。 ヒナは、 「本当!?うれしいよー」「最近リンちゃんに会えていなくて寂しい……。私の娘でもあるのに!」 と娘に会えないことを残念がっていた。 私は内心「お前の娘ではないだろ……。ヤバい女だな」と怒りを通り越してあきれていた。 2人が家で過ごすことを確信した私は、実母に出かけてくると告げ、家へ向かった。 2人が家に来る前に寝室のクローゼットに隠れ、「なぜ、妻の私がこんなとこに隠れて…」と苦しさを感じながら、夫とヒナのすべてを録画した。 「奥さん帰ってくるかもしれない状況って、最高に興奮する」 「スリルがあっていいよな」 とふざけた会話をする2人に怒りを感じながら、思い切りクローゼットの扉を蹴飛ばして、私は2人の前に現れた。 クローゼットに隠れて夫・ナオキさんと浮気相手・ヒナの不貞行為を、一部始終録画していたリナさん。一度愛した人の裏切りを目の前で見るのは、とてもつらいことでしょう。ヒナさんはここまで、すべてひとりで証拠集めをしてきました。パートナーの浮気や不倫は、家族にも相談しにくい話。精神的につらくなったときに、話せる相手がいるといいですよね。 作画/釈氏とおる 著者:ライター リナ地獄のような経験をした元サレ妻。現在シングルマザーで娘1人、犬4匹、猫4匹と楽しく暮らしている。
2022年11月19日新婚のgachaさんは、夫とアパートでふたり暮らし。とある日、無断で家に上がってきたお義母さんと鉢合わせ。勝手に合鍵を作られてしまいました。その衝撃の出来事から数日後、今度はお義母さん宅の合鍵を受け取るはめになってしまいます。夫はお義母さんと距離を置こうとしますが…。「はぁ?引っ越し?」義母に連絡すると…新婚のgachaさんはとある日、無断で家に上がってきたお義母さんと鉢合わせ。どうやら勝手に合鍵を作り、家事を手伝ってあげるために訪れたよう。 夫はお義母さんに「不法侵入だ!」と激怒し、二人の仲が険悪に。仲を取りまとめようとするも、お義母さん宅の合鍵を受け取ってしまう始末…。 夫に伝えると、「引っ越すからもういい」とまさかの返事。義母には新住所を伝えずに引っ越したことだけを伝えますが…。 今後お義母さんに何か言われても「カギのことは夫に任せている」と話を流すことにしたgachaさん夫婦。これでお義母さんとも物理的に距離ができて安心したことと思います。 しかし、勝手に合鍵を作って勝手に家に上がるお義母さんですから、このままずっと安心というわけにはいかなそう。行く末が気になりますが、程よい距離感を保ってうまく付き合っていけると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター gacha2児の母してます。毎日育児でドタバタしてますが、絵を描いてる時が1番の癒しの時間です。ブログ・Instagramにて過去体験談や育児など投稿してます。
2022年11月19日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 このころのあおばさんの長男は、もう少しで9カ月になるところ。あおばさんは健診で言われた、寝返りのトレーニングを毎日欠かさず行っていたのですが、長男はうつ伏せがものすごく嫌いなようで、ギャン泣き。 そして辛田さんから、「あれから長男くん元気? 寝返りするようになった?」という連絡がきていたので、「まだ寝返りはできないけれど、うつ伏せを嫌がらないようになりました!」と返信しました。 すると、「寝返り練習とかちゃんとやってる?」「たくさん練習やってあげないとダメらしいよ」と、辛田さん。 毎日寝返りの練習をさせているあおばさんはムカっときてしまいました。 さらに辛田さんは、あおばさんにあることを言いました……。何も知らないのに、なんでそんなことを言うの…? 「でも全然動かないならラクで良いよね〜」「うらやましいなぁ〜」 辛田さんはそう言いました。「うらやましいって何? ラクって何?」 あおばさんが、今どういう気持ちでいるのか辛田さんにはお構いなし。 生後10カ月でつかまり立ちや、ずりばいをしない息子を見て、あおばさんは自分たちだけが取り残されている感覚におちいっていたのです。 「心配な気持ちもわかるけれど、長男にもペースがあるから見守ろう」と、夫は言いました。 あおばさんは自分でも子どもの成長は比べるものではないと、わかってはいます。しかし、どこからともなくやってくる不安と、辛田さんからの言葉に焦りが止まらなくなってしまったのです。 そして長男が1歳になったころ、小児科医を受診することを決断しました。 ◇◇◇ あおばさんは、辛田さんからの連絡によって、心配と不安な気持ちでいっぱいになってしまいました。友だちの子どもたちは成長が早くて、子どもの成長はそれぞれ違うとわかっていても、不安になってしまったのだとか。あおばさんは小児科を受診することにしましたが、不安なときはひとりで悩まず、早めに小児科や自治体の子育て相談などの専門家に相談するのがよさそうですね。 あおばさんの最新投稿は、Instagramにて更新されています!ぜひチェックしてみてくださいね! 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月19日収入が少ない夫・アキラの代わりに、看護師の仕事で夜勤をして懸命に家計を支え、義母と同居生活をしている洋子。家計のために洋子が懸命に働いている間に、アキラと義母は子どもたちに「ママは浮気をしている」という、とんでもないウソを吹き込んでいました。子どもたちに「あの2人の言うことは全部ウソ!」と伝え、誤解が解けて抱き合う洋子と子どもたち。 洋子は夫と義母に対し「許せない!」と怒りをあらわに。これまで以上に怒りと嫌悪感を抱きます。洋子が気づいたもうひとつの真実 誤解が解けて、3人で抱き合った洋子と子どもたち。そんな3人を見て、義母はなぜか勝ち誇ったような顔。そして仕事から帰ってきたアキラに何かを報告し、アキラも上機嫌に……。 そんなふたりを見て「気持ち悪い」と感じ、子どもたちを守るためにも洋子は夜勤の回数を減らします。 その後、日中に家にいることも増え、仕事をしているのかわからないアキラ。 「取引先の客が付き合えってうるせえんだよ」とそれっぽい理由を口にして、キメキメで夜出かけることも。 しかしそれに対して問い詰めたり、詮索するような気力も愛情もなくなっていた洋子……その心境も理解できますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター 川本もち
2022年11月19日子どもたちの笑顔があふれる保育園の水面下で起こるさまざまなトラブル、いじわる園長の衝撃的なイビリ! 子どもの笑顔を守るため、自分のために、保育士だって闘います! 給食を食べて急変した園児のアレルギーが判明。その結果を園長に報告すると、なんと笑ってる…!?「鰆アレルギーなんて聞いたことないわよ?」あいちゃんのアレルギー反応はひとまず落ち着きましたが、先生があいちゃんのおばあちゃんと一緒に病院へ付き添うことに。検査の結果、「鰆(サワラ)アレルギー」が判明しました。 体調が悪化していたかもしれないと考えると、ぞっとしますよね。 園に戻った先生が、あいちゃんの診断の内容を園長に伝えたところ……。 「あらやだ、ほんと~!?」と、笑いながら答える園長に怒りが爆発しそう……! 「アレルギーって昔はなかったし、気づきようがないわ」と言い訳ばかりの園長。 今回のことが本当に危なかったと伝えても、園長は信じていない様子です。さらに、面倒になったのか会話を早く終わらせたいかのような園長の態度に、先生は呆れてしまいます。 保護者が信頼して預けてくださっているのに、園長はこの対応。この怒りはどこへ持って行けばいいのやら……。 園長は「昔はアレルギーなんてなかった」と発言していましたが、保育従事者ならばアレルギーに関する正しい知識を持っておくべきです。小さな子どもと関わる大人たちは、アレルギーに関して誤った認識のまま、危険な自己判断をしないように注意しなければいけませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター たぷりく2011年生まれのすー太郎、2014年生まれのいーちゃん、2017年生まれのくー太郎の2男1女、はちゃめちゃな3きょうだいを子育て奮闘中の保育士ママ。保育園や育児の体験談マンガでママの心を掴み、Instagramではフォロワー約7.9万人と人気(2022年10月時点)。
2022年11月19日妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後地震が発生し、妻子と義両親は夫の伯父の家で生活。改心した夫が娘に向き合うようになり、その変化に戸惑う妻。離婚すべきかどうか、今後のことを決めかねていた。幸せにするって約束したのに、雪穂の笑った顔が大好きだったはずなのに、大事な人を傷つけて、泣かせてしまった。 娘と向き合ってこなかった期間と、考えるようになった期間では、時間があまりにも違うから、今はまだ信じてもらえなくても無理はない。 「俺のことは信じなくて……、許さなくていいよ」 思いもよらない言葉に、ぎょっとする妻。夫のこの言葉の真意とは? 「許そうとせず疑ったままでいい」 「俺のこと、許さずに、忘れないでいてほしい。それだけのことを、俺はしてしまったんだから……」 「どんなに俺が変わっても、過去のことが許されるわけじゃない。雪穂たちを傷つけ事実は変わらないから、許そうとせずに、疑ったままでいいよ」 「許さず、疑ったままでいい」という言葉の真意を知り、スッと胸のつかえが下りた妻。 確かに変わった、昔理想を描いていた父親像に近い今の彼を信じていいのか……。妻はある質問をする。 「結のこと、どういう風に見えてる?」 夫の答えは? 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年11月19日魚田コットンさんには面倒を見てくれるお姉さんの下に5歳離れたお兄さんがいました。やんちゃで、昔から遊びで殴られたり蹴られたりは当たり前。気づいたころには家にほぼいませんでした。泣かされていた記憶しかないのに、心のなかでは“なんだかんだやさしい兄”と思っていた魚田コットンさん。しかし、そんなお兄さんを一度だけ本気で怖いと思ったことがありました。「魚の水槽洗うか、半殺しにされるか、どっちか選べ」理不尽なお兄さんの二択に、魚田コットンさんは……? 理不尽な2択、選んだのは… そのときは魚田コットンさんが小学2年生で、お兄さんが中学生になったころ。 当時のお兄さんは生き物を飼育するのにハマっていて、いろんな生き物を買ってきて飼育していました。その日は水槽が汚れてきたため魚田コットンさんに洗わせようとしていたらしく、恐ろしい2択を言ってきました。 しかし、魚田コットンは“なんだかんだやさしい兄”と言う意識があったため、半殺しとか言ってるけど、どうせ何発か殴られるくらいやろ!と、たかをくくり“半殺し”を選択しました。 しかし……その日のお兄さんの言う半殺しは、本気の半殺しでした。 壁とお兄さんに挟まれ、逃げることもできず、助けを呼ぶこともできなかった魚田コットンさん。 時間にしてはほんの数分……それでも、魚田コットンさんのなかでは永遠に続く痛みと恐怖を感じました。 「ごめんなさい! もうやめて……!」耐えきれなくなり、大泣きしながら謝る魚田コットンさん。 するとお兄さんは殴る手を止め、「じゃあ水槽洗うか?」と聞いてきました。 「洗う……洗うから……」泣きながら返事をする魚田コットンさんに、お兄さんは「じゃぁさっさとしろ」と言って……? 本当に半殺しにされそうになってしまった魚田コットンさん。自分が飼っているペットなのに、暴力で自分に従わせて小さな妹に水槽の掃除をさせようとするお兄さん……。複雑な家庭環境が原因でそうなってしまったのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター 魚田コットン
2022年11月19日■前回のあらすじ息子が幼稚園に通い出して3ヶ月たった頃、先生から「息子がお友達に嫌がらせをしている」との報告を受けます。息子に話を聞くと「やめてって言われないから…」と自覚がない様子。相手が嫌がることはしないようにと何度も繰り返し説明し、家庭内での話し合いは一段落しますが…。お迎えの時間が違うため、なかなかAくんのママに会うことができません。偶然お迎えの時間がかぶり、Aくんママの車を発見することができました!謝るチャンスはあまりありません。車までダッシュ!!Aくんママの言葉に心底ホッとしました。ずっとモヤモヤしていたものが、やっと晴れた気がする!!息子にしっかり言い聞かせることを約束し、Aくんママとお別れしました。しかし、別の日に幼稚園で会うとAくんママの態度は一変して・・・。次回に続く(全5話)は毎日17時更新!
2022年11月19日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。今日は次女オコメのお話。4歳になったころから、車に酔いやすくなってしまいました。静かにしているなと思ったら、突然の嘔吐。慌てて停車して様子をみたのですが。本人もびっくりしたようでしたが、同時に回復。とりあえず一安心したのですが、ここは遠方。よりによって着替えなど何も持っていない日でした。服も靴もすべて汚れてしまいました。さぁどうしたものか、と思っていると…今の100円ショップは簡単な服や靴まで売ってるんですね…!寒い時期ではなかったですが、さすがに全裸での長時間の帰宅は避けたかったので本当にありがたかったです。子どもたちが成長して持ち運ぶものはどんどん少なくなりましたが、まだまだ油断はできないなぁと反省しました。オコメも5歳になったということで、それまで持ち歩いていた着替え一式を持ち物から外してしまっていたのですが、これを期に再度持ち歩くことに。この先小学校に上がったら、社会見学や修学旅行で長時間バスに乗ることもありますよね…。どうにか乗り物に苦手意識を持たずにいけるといいなと思っていますが、私も昔、行事のたびにガッツリ酔った覚えがあるので今から心配です。やっと市販薬も飲めるようのなったので、遠出する時には最大限準備と対策をしたいと思います。
2022年11月19日私には8歳、7歳、6歳、2歳になる子どもがいます。育児で一番気を付けていることは、「大ケガをさせない」ということです。大ケガは親子共々つらいもの。一歩間違えば大ケガをさせてしまうところだったという、私のヒヤッとした体験をご紹介したいと思います。 「車のドアに指が挟まった!?」 「つないだ手を振りほどき道路に突進!」 「あと1cmずれていたら顔に直撃」また、あるときは風が強い日も怖い思いをしたことがあります。2歳の末っ子を車のドアのそばに立たせ、荷物を置こうと思った瞬間、急な突風にドアを持って行かれ、危うくドアが子どもに当たるところでした。 あと1cmずれていたら、子どもの顔に直撃だったと思います。車のドアは重く硬いので、考えるだけでゾッとしました。 子どもたちが4歳、3歳、1歳だったころは、3人を連れてお散歩に行こうにも目が行き届かず、別々の方向に走っていく……なんてこともしょっちゅう。そのため、子ども用のハーネスをつけて安全を確保していました。命を守るグッズを使うのも1つの手かなと思っています。 イラストレーター/まっふ監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年11月19日もともと性欲は強いほうだった私ですが、第1子の出産後に性欲が一切なくなり、夫とのスキンシップが苦痛に感じるようになりました。育児と仕事の両立に追われ、自分の時間もまったくなく、セックスする時間があるなら眠りたい! そんな私の気持ちを知る由もなく、お構いなしにセックスを求めてくる夫。だんだんと「私の体よりも自分の性欲が大事なの!?」という気持ちになり、触られることさえも嫌悪感を覚えるようになって……。寝かしつけ後の時間がだんだん憂うつにどうしてもセックスをしたくない私は、夫が布団に潜り込んでくるたび、寝たふりや、体を固くして「したくない」アピールをして、その場を切り抜けていました。ですが、しょんぼり自分の布団に戻っていく夫を見ていると、なんだか申し訳ない気持ちに。 夫をずっと我慢させるのも申し訳ないなと思い、ちょっとエッチな漫画を読んで気分を高めようと試みましたが、まったくと言っていいほど何も感じません。私はだんだん長女を寝かしつけたあとの時間を憂うつに感じるようになり、「また今日も求められたらどうやってかわそうか……」と、しなくてすむ方法を考える毎日でした。 夫が放った言葉に心がチクリ…求められては遠回しに拒否アピールする日々が数カ月続いたある日、ついに夫が「俺のこと嫌いになったの?」と悲しそうに言ってきました。夫をそんな気持ちにさせてしまったことを申し訳なく思いましたが、私の体は拒否反応を起こしたまま。 私は2人目が欲しいと考えていましたが、どうしてもセックスしたいという気持ちになりません。そんな自分に悩み、人に相談したり、調べたりしていくうちに「産後はホルモンの影響で一時的に性欲が減退する人が一定数いる」ということを知りました。 自分の状態をしっかり伝えるべきだった産後の私は余裕がなく、「言わなくても察してよ」と思うばかりで、夫に自分の状況を伝えることをしていませんでした。考えてみれば、出産によって体質が変化するということは、私自身が実際に出産したからこそわかったことで、出産するまでは体が夫を拒否するなんて思いもしませんでした。 その後、夫に「決して嫌いになったわけではないこと」「産後のホルモン変化の影響で性欲が減退する場合があること」「産後1年経っても体の調子が戻らない人もいること」を伝えました。夫のほうも「妻に嫌われてしまったのかと思って寂しかった」とのことで、自分が原因ではないことがわかり安心したようでした。 長女の卒乳のタイミング、産後1年半ごろからセックスに対する嫌悪感もだんだんと薄れてきて、自然にスキンシップを取れるように。その後しばらくして2人目を授かることができました。あのまま遠回しに拒否を続けていたら、夫婦関係がギクシャクしたまま、2人目を授かることもなかったかもしれません。きちんと自分の状態を伝えたうえで話し合うことができてよかったと思います。著者:南星 花3歳と0歳の姉妹と、発達障害の夫、13歳の猫と暮らす。妊娠中に夫の失業、切迫早産、胎児発育不全など、さまざまなトラブルを体験。IT業界で働くワーキングマザー。
2022年11月19日医療的ケア児って?医療的ケア児とは、生きるために、日常的な医療的ケアを必要とする子どものことです。ひと言で医療的ケア児といっても、抱える障害の種類や症状の程度は幅広く、必要なケアもさまざまです。歩ける場合もあれば、自分で体を動かすことや移動が難しく、一日のほとんどをベッド上で過ごす場合もあり、知的障害や身体障害、その他の障害の有無や程度も違いがあります。具体的な医療的ケアの例としては次のようなものがあります。・気管切開部のバンド交換などの管理・人工呼吸器による呼吸管理・経鼻、胃ろうなどの経管栄養・痰などの吸引・人工肛門(ストーマ)の管理・導尿・血糖値測定やインスリン注射厚生労働省の調べによると、在宅医療的ケア児の推計人数は、2005年は約1万人と発表されていました。しかし、その人数は2019年には約2万人と発表されており、14年間でおよそ2倍に増えていることが分かります。また、幼稚園~高校に在籍する医療的ケア児は約1万人、このうち8,400人は特別支援学校に在籍をしています。医療の進歩と共に、広く存在を知られることになってきた医療的ケア児。乳幼児期を経て学齢期に入ったとき、教育の場ではどのような状況におかれているのでしょうか。医療的ケア児と教育生きていくために日常的な医療的ケアは欠かせません。学校においても、それは同様です。学校で適切なタイミングで安全に医療的ケアを実施できる体制を保障することができれば、子どもたちも毎日安心して学校に通うことができます。また、そのなかでほかの子どもと同じように、授業に参加することができます。毎日学校に通うことができれば、生活リズムの形成が促され、ケアを行う看護師や教員との関係ができ、そのなかで「吸引してほしい」「姿勢を変えさせてほしい」といった、自分の意思を伝える力が育まれる場合もあります。学校生活で、仲間たちとともにさまざまな経験を重ねることで、自己肯定感や自尊感情の向上も見込め、家族以外の人との信頼関係の構築もできると思われます。通常学校であれば、他児への障害理解教育、共生教育(さまざまな違いを持つ人が一緒に学び合う)にもつながります。学校で医療的ケアを行うことには、医療的ケア児の身体的・心理的な安定やコミュニケーション力の向上、人間関係の形成といったさまざまな意義があるのです。医療的ケア児にもさまざまな実態の子どもがおり、一括りに「こういう配慮が必要」と言い切ることはできません。例えば、さまざまな実態のある医療的ケア児と、学校現場で想定される課題を考えてみると、大きく以下の3つのパターンが想定されます。1.身体障害及び知的障害ともに重度経管栄養や気管切開、人工呼吸器の使用といった濃厚な医療的ケアを必要とする場合が多く、よりきめ細やかで専門性の高いケアが必要です。病気や障害の程度や種類にもよりますが、例えば経管栄養の場合は、無理のない姿勢の調整や注入時間の調整が必要です。喘鳴や嘔吐、下痢などを起こしやすい子どもには、注入中の細やかな見守りや、注入後の全身状態の確認は欠かせません。気管切開をしている場合には、その子どもにとって最適なタイミングでの痰の吸引や、気管カニューレ部分の適切な管理が必要です。また、人工呼吸器を使用している子どもには、呼吸の状態のこまめなチェックや、呼吸器の接続の確認が必須です。車いすやバギー、ベッドでの移動がスムーズなバリアフリー環境も求められます。2.身体障害が軽度、知的障害は軽度〜重度自分で動くことはできるが、日常的な医療的ケアが必要な場合、気管切開や経管栄養、導尿などのケアが必要な場合などがあります。知的障害がほとんどない場合も多く、同年代の子どもとの集団生活や、年齢相当の学習環境も求められます。知的障害の程度によっては、ケアに必要な器具や装具を適切に扱えない場合が考えられ、支援者による見守りや教育が必要です。3.身体障害及び医療的ケアが重度、知的障害は軽度身体障害が重く自力では身体が十分に動かせなかったり、疾患により手厚い医療的ケアが必要ではあっても、知的機能にはほとんど障害がない子どももいます。本人の学習意欲が高い場合も多く、年齢相当の集団生活や学習環境が求められることも多いです。また、1と同様に、車いす移動なども可能なバリアフリー環境も求められます。もちろん、上記の3パターンの中でも個人差がありますが、共通することとして、医療的ケアを安全に、衛生的に実施できる環境を確保することが必要です。そして、そのためには、医療的ケア児の周囲にいる教職員や子どもたちの理解と協力が不可欠です。どのパターンにも想定される緊急事態として、体調の急変などが挙げられます。急変時に周囲の者が迅速に対応できるよう、急変時を想定したシミュレーション訓練や研修を定期的に行うことが必要です。これらの中には自分、支援者、友達などが、管を抜いてしまう事故抜管なども考えられます。このように、ケアを安全に行うだけでなく、体調の管理や急変時の対応や事故が起きないための工夫も必要となります。医療的ケア児と保育・教育現場の課題近年、医療的ケア児が増加する中で、保護者や教員など当事者や実践現場の声により法整備が進み、「社会福祉士及び介護福祉士法の一部改正」や「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」などによって、医療的ケア児をとりまく環境も変わりつつあります。・「社会福祉士及び介護福祉士法」の一部改正による変化(2012年)介護職員等(介護福祉士、ヘルパー、教員、保育士等)の対応が法的に位置付けられ、医療的ケアの担い手(対応者)が拡大していく方向に進みました。例えば、これまでは保護者が付き添って行うことも多かった、痰の吸引や経管栄養の実施なども教職員が行うことができるようになりました。・「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」の施行(2021年 6月)国や地方公共団体などは、医療的ケア児に対する教育体制の拡充をはかることが求められるようになりました。文部科学省からは、「学校における医療的ケアの今後の対応について」(2019年)という通知が出され、各教育委員会などに向けて、すべての学校における医療的ケア児への対応が示されました。その中では、医療的ケアの基本的な考え方や、医療的ケアを実施する際に留意すべき点などがとりまとめられています。また、各都道府県に相談や情報提供等を行う医療的ケア児支援センターも設置されました。医療的ケアを行う看護職員などへの研修資料の作成や、医療的ケア児の受け入れ体制に関する調査研究なども進められています。医療的ケア児の家族は、就学前からずっとわが子のケアを担ってきました。日常的に命に関わるケアを求められる家族の負担は、定型発達の子どもを育てる家庭に比べて、とても重くなります。病院ではなく家でケアを行うことで、「何かトラブルがあったら」という不安が常にあり、ケアの頻度が高ければそれだけ時間も割かれます。深夜も子どもの様子が気になって、熟睡できないことや、必要なケアが就寝時間帯にも及ぶと、家族の睡眠時間にも影響もするでしょう。また、子どもの今後の発達や、将来への不安を感じている家庭も多いと考えられます。支援を得るための手続きが煩雑であったり、医療的ケアが可能な保育園などの預け先が見つからない、という困りごともあり、本人にとっても保護者・家族にとっても、まだまだ負担が大きい現状は見過ごせません。医療的ケアは、痰の吸引と経管栄養の一部の行為であれば、介護福祉士や、専門の研修を修了し「認定特定行為業務従事者」として都道府県知事から認定を受けた職員もできますが、すべての行為をできるわけではありません。そのため、現場では実際に医療的ケアを行える人材が足りず、学校でケアを行う学校看護師は、慢性的に不足しています。また、看護師の配置にも地域格差があります。学校に看護師が配置されていたとしても、医療的ケア児に対しては保護者のつき添いを求めている場合もあります。医療的ケア児の家族は就労に制限が出たり、転職や離職を余儀なくされてしまうなど、厳しい状況に立たされてきました。これを解消するためにできたのが、「医療的ケア児支援法」(2021年)です。本来であれば、子ども本人の自立を促す観点から考えても、保護者がつき添わず、学校の中で支援が完結されることが望ましいでしょう。医療的ケア児支援法に則って、自治体は必要であれば看護師を配置し、教員による医療的ケアを進めていく必要があります。医療的ケア児とその家族を支援するための喫緊の課題は、大きく分けて4つあります。1.教員による医療的ケアの充実医療的ケア児のことをよく理解し、その子どもと信頼関係のある教員が、ケアを実施することで生まれる教育効果も多く報告されています。まだまだ教員が医療的ケアを主体的に担っていくには課題のある学校現場や自治体もありますが、将来的には、子どもの一番身近にいる教員が、看護師の見守りのもとで医療的ケアを行いながら、教育を保障していく形に近づいていくことが望ましいでしょう。2.教員と看護師の連携(校内連携)学校看護師は、学校で医療的ケア児の教育を保障していく上で、なくてはならない存在です。学校看護師は、人工呼吸器の管理等や体調急変時の対応など、教員にはできない医療的ケアや処置などを率先して行いつつ、教員ができる医療的ケアを見守り、医療・保健の視点からの専門的なアドバイスを行います。教員は、看護師の見守りのもとで授業を進め、担当する子どもの健康の保持・増進を教育的に支えます。また、校内の医療的ケアや医療的ケア児についての情報の管理や看護師と教員のスムーズな連携をコーディネイトする養護教諭の役割も重要です。学校内で、医療的ケア児を支えていくためには、教員、養護教諭、看護師の有機的な連携が不可欠です。3.学校と他機関の連携医療的ケア児には、教員や学校看護師のほか、主治医やリハビリにかかわる理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、また福祉についての相談やコーディネイトを行う保健師や児童相談所相談員など、さまざまな職種が支援にあたります。それぞれの専門家がそれぞれの立場から支援を行いながら、お互いの情報を共有し、子どもと保護者が安心して生活できるような支援体制をつくっていくことが必要です。4.特別な支援を必要とする子どもへの、切れ目ない支援体制の整備これは医療的ケア児に限ったことではないですが、幼児期、学齢期、思春期・青年期、成人期とステージが変わるごとに、支援の切れ目ができてしまうことがあります。そのため、幼稚園や保育園、療育などを受ける幼児期、学校に通う学齢期、子どもから大人へと変化を迎える思春期・青年期、そして成人後の社会参加と、切れ目ない支援を受けられるようになることが求められています。この課題を解決していくために、個別支援計画などを活用しながら子どもの情報を共有し、教育、福祉、医療など、子どもに関わるそれぞれの施設が連携できる体制をつくることや、連携支援コーディネーターを配置すること、広く社会に向けて、特別な支援を必要とする子どもたちへの理解について、普及、啓発していくことが必要とされています。まとめすべての子どもには、病気や障害によらず、就学先を自由に選択できる権利があり、病気や障害を理由に不利にならないこと、本人にとって望ましい環境で教育を受ける権利が保障されています。医療的ケアが必要な子どもたちにとっても、学校という教育の場はさまざまな経験をつみ、心身を成長させる大切な場です。必要な支援を適切に受けながら、自分の可能性を広げるために学び育つことができる環境がより整っていくことが、今必要とされています。
2022年11月19日なんとなく2歳差で2人目が欲しいと思っていた私たち夫婦。しかし、実際に子どもを育ててみるとワンオペでの育児は想像以上に大変で、職場復帰をしたこともあり、仕事も忙しくてなかなか2人目を授かりたいという気持ちになれませんでした。そんな私たちが2人目を授かるまでの道のりをご紹介します。2歳差を希望していた私たち夫婦子どもは2歳差がいいなと思っていた私たち夫婦。しかし、2歳差ということは、娘が1歳前半には妊活を開始しなければいけません。しかし実際に子育てしてみると、1歳の娘はとても手がかかり、ワンオペ育児の私は毎日ヘトヘト。 さらに娘がちょうど1歳のときに職場復帰をしたので、仕事も忙しく、とても2人目を授かろうという気持ちにはなれませんでした。 育児と仕事に追われる日々…育児と仕事に追われる毎日はとにかく時間がなく、あっという間に過ぎていきました。私は2人目の子どもが欲しいけれど、この忙しい状況を妊娠しながら乗り切ることはできないなと思いました。そして、私は仕事、育児、2人目妊活、この3つに優先順位をつけることにしました。優先順位の1番は育児です。私は娘をしっかり育てたいと思いました。優先順位の2番目は2人目を授かること。年齢的にも30歳を過ぎていた私は、早めに2人目が欲しいと考えました。 夫も2人目が欲しかったようで、「妊活開始のタイミングは私に任せるよ」とのこと。そして、仕事は優先順位が3番目となりました。10年勤めていた会社を退職する決断がずっとできずにいた私ですが、優先順位をはっきりさせたことで、ついに転職する決心ができました。これから妊娠することを考えて、在宅でできる仕事を探すことに決めたのです。 転職後、2人目の妊活をスタート転職してから半年後、仕事の要領もつかめてきたので妊活を開始しました。妊活を開始してすぐに2人目を授かることができて、結果わが家は3歳差となりました。 第1子の娘は若干の赤ちゃん返りはあるものの、下の弟にやさしくて、お姉ちゃんらしくなりました。2人目を授かってよかったですし、転職したことにも後悔はありません。 育児、仕事、妊活、すべてをこなすのは私には無理だと考えて、優先順位をつけることにしました。仕事を変えたことで無理なく育児をしながら妊婦生活を送れたので、思い切って10年勤めた会社を辞めた決断は間違っていなかったなと思いました。2人目を授かって本当によかったです。 監修/助産師REIKO著者:本田 ひな2児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。
2022年11月19日夫からのレス解消の提案に、嫌気がさすさくらさん。何度も理由を言っているのに、夫はしつこく求めてきて……。家事に育児に余裕がない状況のさくらさん。理由を何度説明しても、夫はまったく理解してくれる気配がありません。 飲み会で帰ってこないし、パートのシフトを伝えても朝帰り。これまでの夫への不満をぶつけますが……。妊娠からレス。妻の言い分に耳を貸さない夫 育児サポートレスに加えての、夫の自分勝手な行動に「いつからならできる」とは、到底言うことができないさくらさん。 「そんなのひどくない? 俺ばっか我慢してるじゃん……」 夫はそう、言い放ったのです……! 気持ちがついていかないことを伝えても、理解するどころか、逆に責められてしまうのはつらいですよね。どうして旦那さんは自分のことしか考えられないのでしょうか。次の話。 著者:マンガ家・イラストレーター おかめ長男おまめ(2015.7月生まれ)と長女こまめ(2021.2月生まれ)の5歳差兄妹の育児漫画を描いています!
2022年11月19日2022年に娘・ぽっぽちゃんを出産し、夫・ハトさんと3人で暮らすえんさん。このお話は、えんさんがハトさんと結婚される前の出来事です。卵巣のう腫が破裂し、緊急手術をしたあと、えんさんは手術の際に見つかった子宮内膜症の薬を飲みながら生活を送っていました。しばらくしてえんさんはハト氏さんと結婚。その後、妊娠し、いよいよ出産まで間近。そして、ついに……! 出るよ…えっ!? 医師が会陰切開をすると、数回の呼吸のすえ、ぽっぽちゃんが誕生! えんさん曰く、「これからもっと痛くなる、まだまだこんな痛みじゃないはず、と思っているうちに生まれました」とのこと。相当な痛みを覚悟していたえんさんにとって、ある意味想定外の出来事だったかもしれませんね。とはいえ、痛くてつらいという思いをしなくてよかったです。 監修/助産師 REIKO ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 えんさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター えん30代凡人。夫と娘(2022年2月誕生)の3人暮らし。インスタやブログで過去の話や現在の日常をイラストで描いています。
2022年11月19日2020年生まれの娘・ほーちゃんを授かってからの日々を描いて、Instagramで投稿している黄英(きえ)さん。今回は、黄英さんがほーちゃんとスーパーに行った際に出会った老夫婦とのエピソードをご紹介します! 母の味方! 最高のおばあちゃんある日、娘を連れてスーパーに行くと……。 普段は、あまりこのような周りからの小言は気にしないのですが、この日はおばあちゃんがすべてを代弁してくれて、とてもスッキリしました! 私自身、やはり言われっぱなしは悔しかったのかもしれません また、おばあちゃんにガツンと言われても、めげないおじいちゃんに笑ってしまいました。 「最近の子は……」と、娘をカートに乗せていることや携帯で動画を見せていることについて、通りすがったおじいちゃんに小言を言われた黄英さん。「気にしないでおこう」と思っていると、一緒にいたおばあちゃんはおじいちゃんに「何言ってんですか」とまさかの反撃。おばあちゃんの言葉にスカッとした気持ちになった黄英さん。その後の夫婦の会話にもほっこりしますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 黄英2020年生まれの娘がいる母。家族との何気ない日々や、心に留まるような毎日をマンガやイラストにしてInstagramで投稿中。
2022年11月19日子育て楽じゃありません
良妻賢母になるまでは。
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々