妊娠中、赤ちゃんのためにママは何を食べればいい?【助産師が解説!】
プレバイオテックスとは善玉菌を増やす食品のことです。
*「プロバイオテックス」と「プレバイオテックス」を含むおすすめ食材
善玉菌はビフィズス菌を含むヨーグルト、善玉菌を増やすプレバイオテックスはオリゴ糖や食物繊維を豊富に含む根菜類などがあります。
妊娠初期はつわりもつらく食事を摂取することが難しいママもいると思います。妊娠初期は、ママに備わっている栄養で十分に赤ちゃんは育つので、 あまりにも何も食べられないような場合には、無理に食事で摂取しなくても葉酸のような初期に必要な栄養はサプリで補いましょう。そして、つわりが落ち着いた妊娠中期ごろから食事に気をつけていきましょう。また、母子手帳にも「妊娠中と産後の食事の目安」が載っており、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかが一目でわかるようにイラストになっていますので、そちらもぜひ参考にされるといいでしょう。
おなかの赤ちゃんの成長を感じながら、楽しく、おいしく、ママと赤ちゃんにいいものを摂っていきたいですね。
※)海老澤元宏, 伊藤浩明, 藤澤隆夫・監, 小児アレルギー学会・作:食物アレルギー診療ガイドライン2016.協和企画.東京.2016.
監修者・著者:助産師 高杉絵理
大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。
結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。