いつも保育園で最後のお迎えだけど、赤ちゃんの負担になっていない?
こんにちは、保育士の中田馨です。仕事をしているママにとって必要不可欠なのが保育園や保育所。閉園時間ギリギリになってしまうママは、特にお迎えのときにとても申し訳ない表情で来られる方もいます。
今回はそんなママへ向けて、実際に保育士の私が現場で感じていることを書きます。
ママが抱える罪悪感とは
お迎えの時間に申し訳ないと思うママの気持ちの中は、一番最後になってしまっている保育士さんへの申し訳なさもあるでしょうが、何よりも最後に一人になってしまった自分の子どもに対しての「罪悪感」であることも多いです。他のお家と比べて、子どもを長時間預けている今の自分の職環境に、子どもを付き合わせてしまっていると感じているのかもしれません。
そんな気持ちのときに保育士から「いい子でしたよ」と言われると、さらに子どもへの申し訳なさは大きくなってしまいます。だからこそ「いつも最後ですみません」と言ったり、子どもに対しても「待たせてごめんね」と言った言葉が出てきます。
こんな気持ちを持ってしまっているママに言いたいことは、「罪悪感」は持たないでください、ということ。まずは、保育士には「いつも最後までありがとうございます」、子どもには「待ってくれてありがとう」という言葉に言い換えることからスタートしてみましょう。
お迎えが最後なのは本当にかわいそう?
さて、お迎えが最後なのはかわいそうなことなのでしょうか? 子どもはママのお迎えが遅いと悲しい気持ちになってばかりなのでしょうか? もちろん、夕方になると次々と友だちがママと帰っていく姿を見ますので、悲しくなって泣いてしまう場面もあります。でもそれは、最初に帰る子ども以外はみんな感じること。子どもは1歳ごろになると、何となく自分が帰る順番が分かり始めます。「あ、〇〇ちゃんの次は自分だ!」とそわそわし始めたりもします。自分のお迎えがまだだとわかっているときには、遊びに集中している子もいます。
子どもは子どもで、時間の流れを感じながら夕方のお迎えの時間を過ごしています。
そこで本題です。「お迎えが最後なのはかわいそうなのか?」ということ。これは保育士の立場から言いますと「NO!」です。その理由は、次の項目で書かせてもらいますね。
保育士さんに任せて大丈夫!
私が感じることは3つ。