季節の変わり目は注意!赤ちゃんが風邪をひいたときのお家ケアと受診目安
・体の状態が良ければお風呂に入れる
また、熱もなく呼吸が落ち着いていて元気なら、お風呂に入ってもOK。お風呂に入ると湯気で一時的に呼吸がラクになるメリットもあります。
鼻水が出るとき
・鼻水を吸い取る
まだ鼻をかむことができませんので、鼻吸い器で鼻水を吸い取ってあげると呼吸がラクになります。
・蒸しタオルで鼻の付け根を温める
蒸しタオルを鼻の付け根に当ててあげると、鼻づまりがスッキリします。お風呂に入ったときも、同じ要領で蒸しタオルを当ててあげると効果的です。
・鼻の下をケアする
鼻水をティッシュなどで頻繁に拭きますので、鼻の下が赤く荒れてしまうこともあります。保湿クリームを塗るなどして皮膚を保護しましょう。
・おっぱいや育児用ミルクはこまめにあげる
鼻水でおっぱいや育児用ミルクが飲みにくい場合は、一度に与えず何度かに分けて与えましょう。
発熱のとき
・こまめに水分補給させる
熱が高いときは水分がとられます。湯冷まし・麦茶・乳児用イオン水などを何度かに分けて与えましょう。(※乳児用イオン水は必ず医師の指導のもとで与えましょう)
・額、首、わきなどを冷やす
嫌がらない場合は、タオルなどで包んだ水枕などで体を冷やしましょう。
・熱が上がり切ったら涼しくする
熱が上がり切ったら、体がほてって暑くなってきます。布団を減らし、薄手の衣服に着替えて涼しくしましょう。
受診する目安とポイント
病院に行くタイミングが分からないというママもいると思います。でも、赤ちゃんのそばにいるのはママやパパですから、本やネットの情報に頼りすぎず、赤ちゃんの様子がいつもと違って不安なときは受診するほうが安心です。
もし、以下のような症状が見られるときは、悩まずすぐに受診しましょう。・激しく咳き込む
・鼻が詰まって息がしづらい、寝づらい
・ぐったりとして元気がない
・水分を飲まない
・おしっこが出ない
・3カ月未満で熱が38度以上ある
・嘔吐・下痢などの症状もある
意識がなかったり、ひきつけを起こしたりした場合などは救急車を呼んですぐに病院へ行きましょう。
赤ちゃんはいろいろなウイルスと出会って、徐々に強い体になっていきます。