出生数、過去最小86万4千人。令和ベビー狙いの産み控えは影響した?
と回答。全体の1割近くの人が、早生まれを避けたいと考えていたようです。
これらの結果から、早生まれを避ける人が多いという噂についても「ホント」であると考えられます。 実際に早生まれを避けたいと考えた人の中には、下記のような意見がありました。
予定日は4月だったが、切迫気味で3月になる可能性もあった。小さいうちは早生まれだと同学年でも成長の差が大きく、保育園入園時点で1歳になり入りづらいと聞いたので、できれば4月に生まれてほしいと思った
上の子が1月生まれで、早生まれは周りと比べて成長が遅かったり、新生児の授乳時期がとても寒かったり、あまり良いことが無かった印象なので、2人目は遅生まれの春生まれがいいと思った
自分自身が早生まれで小学校の時は身長や能力の差を感じていたので避けたかった
もし3歳くらいで発達障害などが見つかった場合、小学校就学までの準備期間が1年短くなるため、できれば遅生まれにしたいと思った
以上の誕生月にまつわる2つの噂は、統計的な見方や実際のママ・パパの声から、事実であることが明らかになりました。
今回、予想より2年早く出生数が90万人を下回り、世間では驚きの声が挙がっています。しかし、前述にもあるように、出産適齢期にあたる女性の人口が年々減っているため、前年より出生数が減少することは予測ができた事態でもあります。
そして出生数減少という悲観的な結果ばかりではなく、近年の合計特殊出生率は1.4人前半を維持しており、2019年も合計特殊出生率が大きく低下しているわけではないという事実もあります。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、2018年12月〜2019年11月にお子さんが生まれた方
調査期間:2019年12月8日(日)~2019年12月12日(木)
調査件数:2,433件