子育て情報『生理をコントロール!生理の悩みは無理や我慢をしないで!【医師監修】』

生理をコントロール!生理の悩みは無理や我慢をしないで!【医師監修】

このホルモンの分必や切り替えがうまくいかないと、不正出血の原因や生理不順の原因になります。子宮筋腫や子宮内膜症、内膜ポリープなどの明らかな疾患がない場合の過多月経(月経量が異常に多い状態)は、冷えや脱水のほか、ホルモンバランスの乱れが原因と考えます。

経血量を減らし正常量へ近づけるためには、冷えや脱水に注意しながらストレスを溜めない、もしくはちゃんと発散し、ホルモンバランスを整えることが必要。ホルモンバランスを整えるには、バランスのよい適度な量の食生活、睡眠の質を上げることなどが大切です。エストロゲンの材料はコレステロールです。少なすぎも取りすぎも乱れる原因になります。また脂肪細胞からエストロゲンによく似たエストロンというホルモンが分泌されることでバランスが崩れることもあります。やせすぎ、太りすぎには注意しましょう。


生理をコントロールすることは、身体的にも精神的にも、自分にとって一番良い状態を保つことに繋がります。いわば、理想の自分への近道が、生理のコントロールなのです。生理に悩みがある場合は、日常生活を振り返ってみましょう、

また、なかなか改善しない場合、症状がつらい場合には、婦人科で相談し、薬などを併用しながら、治療をしていくこともできます。無理をせず、我慢しすぎず、生理をコントロールしていきましょう。

監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。
著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

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