子育て情報『「ずっと隠してたの…?」新婚2カ月&妊娠8カ月で発覚した思わぬ事実…』

2021年4月17日 15:30

「ずっと隠してたの…?」新婚2カ月&妊娠8カ月で発覚した思わぬ事実…

「子どもにとって、両親は必要なんだよ」と年配の調停委員から強調されれば、未熟だった私は「そう…だよね…」と思いなおし、いったん離婚を取り下げました。

「彼ともう一度やり直そう」そう決めて、両家の親と今後のことを話し合い、これから頑張ろうと思っていた矢先のことです。また事件が起こりました。彼がまた「お金を貸してほしい」と言ってきたのです。このとき「ああ、この人とはやり直してもダメだ。こうやってまた繰り返していくんだ……」と改めて自覚。再び家庭裁判所に行き、再度、離婚調停を申し込みました。

離婚調停は大変でした。
きっちり書類をそろえる必要はあるし、家庭裁判所に足を運ぶ手間、費用、時間もそれなりにかかります。これらに備える体力も必要でしたし、出産、そして産後の大変な日々を送りながら、離婚調停が成立するまで丸一年。

お金の返済も離婚もすべて解決してピリオドが打てた日、のしかかっていた重荷がスッとおりて清々しい気持ちになりました。青空の下、前を向いて歩こうと思いながら帰宅したことを鮮明に覚えています。

「1年だけ」の婚活で出会いが…!

離婚後しばらくは、男性との交際も結婚も考えられませんでしたが、「結婚するなら、20代のうちに出会っていたほうがいい」とすすめられたことをきっかけに、自治体主催の縁結びプロジェクトと、人気の高かったマッチングアプリに1年間だけ登録してみることに。「これでダメだったら、婚活はやめよう」という気持ちでした。

でも、そこで出会いがありました。後に夫になる男性は、「僕は子連れ結婚でもまったく気にしない。
ただし、たとえ、自分が嫌われても、子どもにはいいこと・悪いことをきっちり教えるよ」と言ってくれました。

また、自分のお金のことについて、包み隠さず話してくれ、そして彼と話すうちに、これ以上子どもは産まないと決めていた私が「この人の子どもなら産んでもいいかな」という気持ちにさせてくれたのです。これらが決め手となって、私は彼と再婚に踏み切りました。当時、私は32歳、前夫との子が5歳のときでした。 

あれから3年。前夫との子どもは8歳に、そして、再婚後に私は2人の子どもを産み、3児の母となりました。

前夫とのつらい体験……。できればしたくなかったのですが、今となってはいい経験をさせてもらったと思っています。

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