「孤独感が増えた」ママが7割以上!コロナ禍で加速する『孤育て疲れ』ママたちの現状とは?
現在の日本は核家族化が進み、かつての妊娠・出産・子育て事情はますます家族単位で完結するようになってきています。そんななか、現在も猛威を振るっている新型コロナウイルスの流行にともない、渦中に妊娠・出産・育児をしている家庭はさらなる孤独な子育てを強いられています。
ベビーカレンダーでは今回、孤独感を伴う子育てを『孤育て』とテーマづけ、子育ての実態調査を行いました。
ママたちの約6割が「孤独を感じる」、コロナ禍が大きく影響
現在妊娠中または育児中のベビーカレンダー会員のママ931名に「コロナ禍の現在、あなたは日常生活のなかで、孤独だと感じることはありますか?」と質問したところ、「よく感じる」11.0%、「ときどき感じる」48.6%と、約6割のママが孤独を感じていると回答しました(Q1)。
Q1で「孤独を感じる」と回答したママのうち、新型コロナウイルス流行前と比べて、現在孤独を感じることが増えたママは7割超、孤独感はコロナ禍が影響していると回答したママは8割を超え、ママたちの孤独感に大きく影響していることがわかりました(Q2、Q3)。
自由時間と収入が減り、家事負担が増える…疲弊するママたち
新型コロナウイルス流行によっておこった良い変化、悪い変化について調査しました。「悪い変化」を見ると、約3割のママたちが「自分の自由時間が減った」「収入が減った」「家事の負担が増えた」と回答。家族の在宅時間が増えた影響で、食事作りや片付け等の家事が増えていること、それにより自由時間が減ってしまっている現状が浮き彫りとなりました。
そのほかの意見では「在宅勤務が多く、子どもが騒ぐのを静かにさせるのがすごく大変」「旅行に行けないのが悲しい」「外出できず気分転換ができないため親子ともにストレスが溜まる」などといった回答が多く寄せられました。
一方、「良い変化」では、約4割のママが「夫が子どもと過ごす時間が増えた」、約3割が「支出が減った」と回答しました。また、夫の在宅時間が増えた影響か、約2割のママが「家事の負担が減った」「夫婦仲がより深まった」と感じているようです。
そのほか、「家族時間が増え、いろんなことを話し合うようになった」「健康に気つかうようになった」