子育て情報『知らずにやってるママ多し!ミルクに薬を混ぜて飲ませるのはNG!赤ちゃんへの正しい薬の与え方とは?』

2023年1月20日 17:30

知らずにやってるママ多し!ミルクに薬を混ぜて飲ませるのはNG!赤ちゃんへの正しい薬の与え方とは?

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんへの薬の与え方について教えてくれました。赤ちゃんが薬を嫌がってしまう…とお悩みのママやパパも多いですよね。なかなか薬を飲んでくれないから…と実はNGな対応をしているかも!?

目次

・薬をミルクや搾乳に溶かして赤ちゃんにあげるのはNG?
・赤ちゃんへの飲み薬の正しい与え方とは?
・離乳食や食べ物に混ぜるのは大丈夫?
・まとめ


薬与えるイメージ


赤ちゃんに薬を飲ませる時、嫌がって飲んでくれなかったり…と悩むことは多いですよね。そんな時に、薬を搾乳やミルクに溶かして哺乳瓶であげる方がいます。実はこれはNGなんです。

今回は、赤ちゃんへの薬の飲ませ方についてのお話です。

薬をミルクや搾乳に溶かして赤ちゃんにあげるのはNG?

粉薬やシロップの薬を母乳(搾乳)やミルクと混ぜることによって、本来の味を変えてしまうと、大切な栄養源のミルクや母乳を嫌がって飲まなくなってしまうリスクがあります。もちろん大丈夫な赤ちゃんもいますが、リスクを避けるために基本的には粉薬やシロップは、水や白湯で溶かすようにしてください。


また、溶かした薬を哺乳瓶であげると、後々に哺乳びんを嫌がるお子さんもいるので基本的にはスポイトやスプーン、薬杯であげるようにしましょう。

赤ちゃんへの飲み薬の正しい与え方とは?

粉薬は通常、服用直前に少量の水や湯ざましを加えて混ぜ、スプーンやスポイトで口の中に入れ、その後、水や白湯などを飲ませます。赤ちゃんに話しかけながら飲ませ、じょうずに飲めたらほめてあげましょう。

シロップなどの場合も、スプーンやスポイトで同様に飲ませます。

粉薬をどうしても飲んでくれない場合には、小皿などに粉薬と少量の水を加え、練ってペースト状にします。水が多いとまとまり辛いので少量にしてみましょう。ペースト状にしたものを口の中の頬の内側や上あごに塗りつけ、水、湯ざましなどを飲ませて流し入れます。舌先は苦味を強く感じるので避けましょう。
白湯を嫌がる場合は、母乳やミルクを飲ませてみましょう。

離乳食や食べ物に混ぜるのは大丈夫?

搾乳やミルクと同様に、ご飯を食べるのを嫌がるようにならないよう、おかゆなどの主食には薬を混ぜないようにしてください。

主食以外のものであれば、赤ちゃんが好む飲食物に少量混ぜて一緒に飲ませてもよいでしょう。食べ物に混ぜて薬を与える際には、以下の①〜③に注意しましょう。なかなか飲んでくれない時には、④や⑤の方法もおすすめなので参考にしてくださいね。

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