2023年6月30日 09:30
義母「親族水入らずね!」親族7人で食事に行ったら予約は6人!? その後、夫が顔面蒼白に……
パニ子は義母に電話をかけました。
「私のものを勝手に持っていかないでください! 洗濯や掃除も、もう結構です!」
しかし開き直る義母。
「嫁のものを姑が借りて何が悪いの!? 姑に偉そうな態度をとるな!」
そういって、電話を切ってしまいました。
パニ子のバッグは、いつまで経っても返ってきません。
もちろん、ケンタは義母に何もいいません。
さすがのパニ子も離婚を決意。
今すぐにでも出ていきたかったのですが、週末は以前から約束をしていた姪・ルミのバースデーパーティーがあります。
ケンタや義母と席を囲むのは憂うつでしたが、ルミをがっかりさせたくないパニ子は、嫁として最後のお務めと思い、出席することにしました。
「親族水入らずね! 他人は帰れ!」
ルミのバースデーパーティーの会場であるレストランに向かうと、ルミの父であり義兄のユウトがあたたかくパニ子を迎えてくれました。ふと義母に目をやると、図々しくもパニ子のバッグを持っています。
今にも取り返したい思いでいっぱいのパニ子でしたが、ルミの手前、それはできません。
とにかく今は平和に……。
そう思っていた矢先、義母はまさかの行動に出ます。
「7名様でご予約のお客様でしょうか?」と声をかけるウエイター。
「はい」と答える義兄をさえぎり、「予約は6人で~すw」と義母。
「今日は親族水入らずね! パニ子さんは他人だから帰れ!」
そういってパニ子を追い返そうとします。
そんな義母を見て、ケンタはフッと笑います。
はらわたが煮え繰り返る思いのパニ子でしたが、ルミのバースデーパーティーを台無しにするわけにはいきません。
「わかりました。帰ります」
と、つとめて冷静にその場を後にしました。
私、家族じゃないのね。それなら……
残された皆はというと、義母とケンタの態度にルミは大激怒!
義兄・義姉も呆れてしまいます。
「俺帰るわ。こんな空気の中食事していられない。」
「私も帰る。
愛娘の誕生日を台無しにした人たちと一緒にいたくないし。」
そういって、レストランから帰ってしまいます。