娘のお祝い用の高級肉が見当たらない!「親と食べたよ!」「は?」妻子よりも姑を選んだ男の末路
消えた高級肉
そんなパニ子のモヤモヤよそに、パニ美はコンテストで特別賞を受賞! 立派なトロフィーと賞金をゲットしました。
パニ美が「パパも一緒にお祝いしてほしい♡」というので、家族3人でお祝いをすることに決定。パニ美の希望で、賞金を使って高級お肉を買い帰宅しました。
帰宅して早々、パニ美はケンゴに特別賞をとったことを報告します。しかし例に漏れず興味のないケンゴ。「明日はお祝いね!」といっても、生返事をするだけでした。
翌日、仕事から帰ったパニ子はお祝いの準備をしようと冷蔵庫を開けました。しかし、冷蔵庫にあったはずの肉が見当たりません! まさか……。
「ねぇ、冷蔵庫に入れておいたお肉がないんだけど」とケンゴに聞くと、「昼に親と食べたよ!」と信じられない回答が返ってきたのです。
妻子よりもママを選んだ男の顛末
「あのお肉はお祝いのために買ってきたものだって言ったよね!?」
「ありがたくいただいたよ! それにしても今日が母さんの誕生日だって、よく知ってたな、パニ子w」
ケンゴは今日のお祝いがパニ美のものではなく、義母のものであると勘違いしていたのです。
興味がないにも程があります。
「大好きな義父母とまた一緒に暮らせたほうが、ケンゴもうれしいはず」
そういって、パニ子は離婚を決めました。
義父母は「お肉くらいなんなの!?」と離婚にグチグチいっていたよう。しかし、息子が映画の券を3枚持ってきても「妻子を連れて行きなさい」といわず、図々しくも映画を見に行くような義父母にはなにをいっても無駄。パニ子は気にせず、母子2人の暮らしをスタートしたのでした。
後日談、姑が息子の離婚理由をご近所にいいふらした結果、異常な親子関係だと周りから白い目で見られているよう。
ケンゴの職場でも『妻子よりもママを選んだ男』と冷たい視線で見られていると聞きました。
両親を大切にするのはとても良いことですが、新しく家族を持った以上、同じように大切にしなければなりません。おいしいお菓子や人気のスポットの招待券をもらったなら、妻や娘の顔を思い出してほしかったですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。