嫁が気に食わない姑→舅「理想の嫁を連れてきたぞ」嫁を追い出せると歓喜した姑に舅が放った一言とは
と見合いを進めるのでした。
これまでも散々「理想の嫁と取り替えたい」と言っていた姑。まさかお見合いの話を持ってくるとは思わず、パニ子は呆れて何も言えませんでした。
そこで口を開いた舅。「やめなさい。こんな素敵なお嬢さんをバツイチ男の後沿いにするのは申し訳ない。俺が理想の嫁を連れてくるから、ちょっと待ってろ」
いつもパニ子の味方をしてくれたはずの舅のまさかの発言に訳がわからず、パニ子と一郎は何も言うことができませんでした。
舅が連れてきた「理想の嫁」
それから1週間後、舅はひとりの女性を連れ帰ってきました。
「理想の嫁を連れてきたぞ」
そこに立っていたのはいかにも大和撫子と言うおしとやかな女性。姑は大喜びです。
「この女性なら何の文句もないわ!これでパニ子さんは用済みね〜! 一郎、さっさと離婚しちゃいなさい!」
しかし、張り切って話を進めようとする姑を舅が遮ります。
「何を勘違いしてるんだ? この女性を誰の理想の嫁だと思ってるんだ?」
姑の顔にはてなマークが浮かんでいます。
「この人は俺の再婚相手になる人だよ。理想の嫁そのものだろ? 母さんと離婚して俺はこの女性と再婚する」
理想の嫁論を掲げていた姑は、実は書道教室の生徒の男性と浮気をしていたよう。それに舅も気づいていました。それに加えて、パニ子への執拗なイビリを見て愛想を尽かした舅は、離婚に向けて準備を進めていたのです。
浮気がバレた姑は渋々離婚を承諾。舅は連れてきた女性にその場でプロポーズし、晴れて再婚が決まりました。
新しい奥さんはとても良い人そう♪ これからの同居生活が楽しみになるパニ子でした。
理想の嫁像を押し付けれていた義母。そう言いながら、自分こそ理想の嫁像とはかけ離れた嫁でした。押し付けすぎた結果、自分を追い詰めていたのですね。
そもそも夫婦の形は人ぞれぞれであり、理想の姿は異なります。外野があれこれ言うのは筋違いと言う話ですね。
著者:ライター パニコレ
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