夫と小さな娘と暮らすママは、娘の世話に加え、断っても無視して来訪する義母のせいで寝不足の日々を過ごしていました。合鍵を盗んでママの自宅へ入り込んでいた義母を問い詰め、盗んだ鍵を返却させ、二度と家に来ないと約束。しかし、盗んだ合鍵を複製して合鍵を作っていた義母は再びママの自宅に侵入。ママから「もう来ないでください」とメールが来ても、パパが代わりに打ったものだと信じ、自分の離乳食計画に狂いなんてないと信じる義母。翌朝も前日のようにママがゴミ出しで家を出た隙に侵入しようと義母は鍵を出しました。すると、うしろから「待て!」と誰かに腕を掴まれて……!?
義母の手をつかんだのは……義父でした。
「お、お父さん……なんでここに?」
義父はパパから義母を見張るように頼まれていたのです。
それを聞いて内心逆ギレする義母に、
「ほら行くぞ」
と言って義母の腕を引っ張る義父。
義母を連れて行く先は、パパが午前休暇をとって待ち構えるママたちの家。
「お前、もう許されると思うなよ」
義父はそう言って義母を睨み、ママたちの家に向かうのでした……。
義母が謝罪するも、パパの決意は固く…
ママたちの家に義母を連れてきた義父は、
「誠(パパ)の言った通り、母さんは合鍵を持っていた」
と言って、義母から取り上げた鍵を出しました。
「誠、菜々子さん、申し訳ない。ほら、母さんも」
義父に謝罪を促された義母は……
「……すみ……ません……でした」
と、不本意ながらも謝りました。
義母が持っていた鍵についてママが問い詰めると……
「使う・使わないはずっと迷っていて、菜々子さんとの繋がりを完全に断ち切りたくなくて。その……記念のつもりで……半年前に合鍵を盗んだときに、鍵屋さんで複製を作りました」
義母は嘘を交えながら白状しました。
「なら……使わなければよかったじゃないか。昨日合鍵でこの家に入ってきた時点でもう何言っても無駄だから……」
「母さん……ごめん。