「終わりませんでした」先生にSOS!今日も苦しむ息子の姿に、母のメンタルは崩壊寸前<親と宿題>
3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。大量の宿題を前にやる気をなくすイチくんに、オニハハ。さんは宿題をすることが大学進学の後押しになると力説しますが、宿題を終えられないイチくんは「俺、ダメな大人になるよね……」と今にも泣き出しそう。それが「イチが好きなことは?」と聞くとパッと表情が明るくなり、率先して宿題を再開します。
そんなイチくんを見たオニハハ。さんは「自分なりに頑張っているのに注意され、そのたびに萎縮しては自信をなくしている感じがする」と気づきます。そして、イチくんが自信を失ってしまうのは「私のせいなのかも……」と自分を責めてしまうのです。
「一生懸命な息子の自信を失わせていたのは、自分なのかもしれない……」
オニハハ。さんは自分のことを責めてしまいます。
私が追い詰めていたとしたら…
イチくんのためにも、宿題を終わらせることが親の役目だと信じていたオニハハ。さんですが……。
「イチのためになってた?」
「ただ追い詰めていただけだったら……?」
オニハハ。さんは自分を責める気持ちを止められず、涙ながらに夫に訴えます。
「本人が頑張っているなら、私はもう、終わらなくても何も言いたくないよ……」
「そうだな……。俺もお前のメンタルのほうが心配だよ……」
夫は顔を覆いながら話すオニハハ。さんを気遣います。
「イチだけ宿題を少なくするのはムリだろうから、先生に相談してみたら?」
オニハハ。さんと夫が話している間も、イチくんは宿題と格闘中です。
「終わらない……絶対ムリ……眠い……」
「……今日はもう寝よう」
「イチは十分、頑張った」と自分に言い聞かせるオニハハ。