後輩「先輩の金持ち社長の旦那さん、今私の横で寝てます♡」→私「あなた勘違いしてる?」実は夫は?
とメッセージを送りました。
すると、「今日は帰れないかも……」との返信が。「取引先が朝まで飲むぞって意気込んでてさ……」「かなり大きな仕事を持ってきてくれる可能性があるから、断れないんだよ」と言った夫。
せめて、夫にお祝いしてもらいたくて、「今日何の日か覚えてる……?」と尋ねてみると、「え、なんだっけ?」と返されました。「私の誕生日だよ……」と返すと、焦ったように「あっ」「本当にごめん!」「この埋め合わせはするから!」とメッセージが連投されました。
そういえば、この間の結婚記念日も同じやり取りをしたような……。夫婦仲は良い方だと思っていたのですが、私の思い込みだったのでしょうか。
数時間後――。
だいぶ夜も更けてきたころ、「先輩~、起きてますかぁ?」と後輩からメッセージが。「先輩、今日誕生日ですよね?もしかして旦那さんにお祝いしてもらえなくて起きてたとか?」と、図星をついてきた後輩。
私も自嘲気味に「察しがいいわね(笑)」と返しました。すると……。
「てかてか、先輩の旦那さんってお金持ちなんですね♡」「ごめんなさ~い、先輩の旦那さん、今私の横で寝てます」「先輩の旦那さん、私の彼氏なんですよ。浮気してるのに全然気づかなくておもしろかった~!」
愕然として返信できない私に、さらに後輩が追撃してきます。
「先輩の旦那さん、左肩にほくろありますよね。信じられないなら写真送りましょうか?」「『慰謝料請求されても俺が払うから結婚してくれ』ってさっきプロポーズされたんです♡」「先輩が誕生日にひとりぼっちでかわいそうで……女として同情しちゃったんで今日教えてあげることにしたんです」
後輩はいつもガミガミ怒っている私を疎ましく思っていたそう。
私は社会人として必要なことを教えていたつもりだったのですが……。上司の夫を寝取って、立場が逆転したと思い込んでいるようです。
「上に話してもいいの?あなたが不倫していたこと」と聞くと、「どうぞどうぞ。私は結婚して幸せな家庭をつくるので、もう会社に未練なんてないでーす」とどこまでも不真面目な後輩。
「ってことで早く離婚してくださいね!」