後輩「先輩の金持ち社長の旦那さん、今私の横で寝てます♡」→私「あなた勘違いしてる?」実は夫は?
「私すぐにでも子どもを産んで、若い美人ママになりたいんです」「先輩はこれからの孤独ライフ楽しんでくださ~い」
最後まで後輩は言いたい放題。旦那が不倫していて、しかもその相手が私の後輩……。突然のことで、私の感情もぐちゃぐちゃに。その晩はなかなか寝付けませんでした。
真実の愛の末路
翌朝、不倫がバレたことを知らず、呑気にケーキを買って帰って来た夫を、私は問い詰めました。夫もバレてしまっては仕方がないと思ったのか、「ごめん……」と謝ってきました。しかし、続く言葉に私は耳を疑ったのです。
「お前が悪いわけじゃないんだ、あの子と出会って恋に落ちたことが原因なんだ……」「神様ってほんとひどいことするよな……」「この愛は本物だから……あの子が僕の運命の人なんだ!」
脳内がお花畑になっている夫。
気持ちの整理がつかず、離婚という選択肢を遠ざけていた私ですが、一気に気持ちが冷めてしまいました。
「あの子が早く結婚したいって言ってるから、一刻も早く別れてほしい」「お前が出した条件は全部飲むからさ」という夫。すっかり冷めてしまった私は、「弁護士を雇ってその人にすべて手続きしてもらうから」とだけ言いました。
「ありがとう!俺、本当にお前と結婚できてよかった」「一生は無理だったけど、支えてくれてありがとう」「何か困ったことがあったらすぐに連絡してくれ、できるだけのことはするから」と夫から感謝の言葉が次々と飛び出しますが、今の私には何ひとつ響きません。
「あんたにはもう二度と連絡しない、助けてもらうこともない」「だからもう絶対に私の前に現れないで」と言って、私はそのまま夫を家から追い出しました。
1カ月後――。
私が夫を追い出した翌日に退職届を出した後輩。その後輩から「本日無事に入籍しました♡」とメッセージが届きました。
「おめでとう、良かったわね」と返すと、「強がりですか~?」と相変わらずな様子。「先輩って魅力ないから仕事に打ち込むしかないんですもんね?」「だから旦那さんを盗られちゃうんですよ?」「幸せになりたいなら私を見習った方がいいですよ~?」といつも以上に私のことを見下してきます。
「実は妊娠もしてたんです♡」