子育て情報『保育園を増やすより必要なことは - 約200人の親が育児政策に物申す!』

2016年4月6日 16:00

保育園を増やすより必要なことは - 約200人の親が育児政策に物申す!

・「男性は育児休業を上司が取らないと部下は取れない、会社から勧められるだけでも違うから市の方から通達してほしい」(50歳男性/輸送用機器/営業関連)

■教員、保育士の待遇改善
・「保育士の給料をあげてくれ! 」(29歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「保育、教育に従事する方々の待遇改善」(41歳男性/化粧品・医薬品/専門サービス関連)
・「議員の数を減らし、保育士の給与をあげてほしい」(37歳女性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「先生のやる気を適正に評価し、報酬に反映すること」(55歳男性/設計/建築・土木関連技術職)

■その他
・「少子化と言いながら対策がまったくお粗末」(64歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「ヨーロッパ、特に北欧に見習った福祉の充実」(46歳男性/通信関連/IT関連技術職)
・「支援などの内容が分かりにくい。もう少し分かりやすくアナウンスしてほしい」(46歳男性/専門商社/クリエイティブ関連)
・「うめる環境にしても、うみたがらない女性が多いことが問題」(51歳男性/医療用機器・医療関連/営業関連)
・「子育ては女性がするものという考えがまだまだ主流だと思うので、固定観念にとらわれることなくいろいろな家族の形態を応援してほしいです」(54歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■総評
行政に望むこととして最も多かったのは「経済的支援」だった。保育所や幼稚園の保育料、学校教育費、塾、医療費などなど、子育て中は何かと出費も多く経済的な負担が大きいもの。そのため「補助金をもっと出してほしい」「子ども手当の増額を! 」といった金銭的支援を望む声が多く寄せられたが、給付金だけでなく医療費や教育費の無料化、税金の減額などを望む声も多かった。

次に多かったのは「保育所・幼稚園」に関する意見。最近、待機児童数の増加が社会問題となっているが、実際に入りたくても入れる保育所が見つからず苦労する親は少なくないようだ。「うちは運よく入れたが、施設を選べる状況ではなかった」といったリアルな声も寄せられている。

この他にも、「遊び場の充実」や「女性の社会復帰支援」「児童虐待の防止対策」などさまざまな意見が寄せられていたが、なかには「恩恵を受けたこともない」「言っても無駄」といった悲観的な意見も……。

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