コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
テレビは子どもにどう影響する? テレビ好きも個性のひとつ【コソダテフルな毎日 第57話】
■「テレビ好きも個性」と思えるようになった理由
テレビが大好きだという個性も悪いことばっかりじゃないんだと思えるようになってきたのは、実は最近のことです。
長男が幼稚園の頃、そんなにテレビが見たいのならとDVD付きの図鑑を与えてみました。
するとどうでしょう。
ものすっっっごい集中力で視聴し、DVDまるごと脳みそにインプットしてしまいました。
本当にそっくりそのままごっそり、脳みそのなかにスライドさせたかのようにインプットしていたのです。
恐竜から始まって、その後動物、虫類、鳥類、魚類とたくさんのDVD付き図鑑を買いましたが、自分の興味のあるものの吸収力には目を見張るものがありました(逆に同じ図鑑でも宇宙や人体などには興味を示しませんでした)。
もしも、現在2、3歳のお子さんがテレビ好きならば、是非
4歳頃のタイミングでDVD付き図鑑をおすすめしたいです。
きっとこれも古典的な図鑑派からすれば「紙で読んで覚えるのが一番だ」となるのかもしれませんが、耳だけで聞いてするよりも、目と耳と理解できるVTRには図鑑の醍醐味があります。
■テレビ好きの長男、9歳になった今はというと…
2歳から始まったテレビ好きが9歳の今どうなったのかというと、あいかわらずテレビ大好きっ子です。
3つ子の魂なんとやらとはこういうことなのでしょうか(笑)
たぶん放っておいたら1日中見てると思いますが、さすがにそれじゃダメなので一定の時間がたったら消すように促しています。
が、同じテレビ好きでも年齢があがってくるにつれ、確実に成長してきています。
長男は誰に似たのか朝に強いんです。
時間が来たらパッと目を覚ましますし、休みの日でも家族の誰よりも早くに起きています。
早くに起きて何をしているのかというと…、
テレビを見ています。
最初は朝からテレビを見ている姿にも拒否感があったのですが、最近長男に早起きのコツを聞いてみたんです。
そしたらこの回答。