2人目を出産後、しばらく美容院に行けていませんでした。授乳の間隔があくようになったので数時間であれば外出できそうだなと思い、夫に相談。子守を任せて出かけたときの出来事です。 子ども2人を夫に預けて美容院へ…2人目を出産後、しばらく美容院に行けておらず……。授乳間隔があくようになり、美容院に行きたいと主人に相談。ミルクもあるので大丈夫と言われ、美容院と久々のひとりランチを楽しみました。 4時間ほど子ども2人を主人に預け、帰ってすぐに「4時間くらい余裕だな。俺ってイクメンかな?」と言ってきました。イクメンという言葉も気になりましたが、4時間くらいでドヤ顔をされ、思わずイラッとしてしまいました……。 ◇ ◇ ◇ 子どもの機嫌がいいとき、悪いとき。いろんな日がありますが、親は毎日悩みつつ工夫しながら育児をしていますよね。少し面倒をみた程度で楽勝感を出されるとイラッとしてしまうのも分かります……。うれしいことも大変なことも、夫婦で共有して並走しながら子育てを楽しみたいですね。 作画/森田家著者:山口かな2児の母。現在はパート事務で働きながら家事や育児を頑張っている。
2023年10月25日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「姪っ子の子守を優先する夫」を紹介します。恵梨香は夫の隼人と、ひとり娘の菜々美との3人暮らし。最近離婚した義妹の優菜は子どもの預け先が見つからないらしく、毎週のように隼人に子守を頼んできます。あまりにも頻繁なので、回数を減らしてほしいと思っていたところ……。 姪っ子の面倒を頻繁に見にいく夫 もうすぐ菜々美のピアノの発表会。パパに演奏を見てほしい!と菜々美は練習を頑張っています。今日は家族でお出かけを予定していましたが、またも義妹から子どもを見てほしいとの連絡が。恵梨香は姪っ子も一緒に、みんなで過ごした方が楽しいのでは?と隼人に提案しますが、姪っ子は人見知りだとかなんとか言って拒否。出きるだけ早めに帰ると言い残し、出かけて行きました。 数日経った夜。またも義妹宅へ行こうとする隼人。義妹の子どもが熱を出したらしく、車を持っている自分が病院まで送ることにしたと言います。ちょっと心配しすぎでは……と伝えるものの、「苦しんでいる姪っ子を放っておけない」と話します。 最近は以前よりも頻繁に義妹宅に行っているため、菜々美と過ごす時間が減っているのも事実。恵梨香はなんだかモヤモヤします。 発表会に行けない!?義妹に直談判隼人から翌週末も義妹宅へ行くことを聞いた恵梨香。翌週末は菜々美のピアノの発表会です。義妹宅へ行くのは仕方がないと思っていた恵梨香ですが、以前から決まっていた発表会に行けないのはありえない!娘のことを考えない隼人と義妹にイライラ。隼人に話しても解決しないため、義妹に直接お願いすることに。 「来週の日曜だけは夫以外に子守を頼んでほしいの」 「優菜さんが大変なのはわかるけど...」 「えっ、子守?なんの話ですか?」 なんだか話が噛み合わず。よくよく聞いてみると、隼人に子守を頼んだことはなく、病院もお願いしていないとのこと。しかも、隼人とは離婚してから連絡を取っていないと話します。いろいろ質問する恵梨香に対し、「お姉さん、さっきから変ですよ」と言われる始末。これはおかしい……と思いながら、電話を切りました。 子守が大変!?夫がいた場所とは…… ピアノの発表会が終わって隼人に電話したところ、子守は大変だと話します。 「私、隼人の車の前にいるんだけど。ホテルの駐車場にね」 隼人は自分の車ではないと主張しますが、ナンバーを確認済み。ピアノの発表会があったのに、なぜ車の前にいるのか納得いかない様子です。 「優菜さんにお願いして、あなたを監視してもらってたの」 義妹に連絡した際、姪っ子の面倒を見ていないことがわかったと続けます。隼人は言い逃れできないと思ったのか、浮気をしていたと白状。悪かったと謝りますが、これまでの嘘そして娘の発表会まで来ない隼人を許せるはずもなく……、恵梨香は離婚を突きつけました。 隼人の嘘が発覚した日から、恵梨香はシングルマザーで頑張っている義妹にいろいろと相談。気持ちはすでに前を向いていました。不倫の証拠は揃っていたため、隼人と相手の女性に慰謝料を請求。今は娘と2人、穏やかに暮らしています。 パパに見てほしくて、ピアノの練習を頑張っていた菜々美ちゃん。発表会の日まで嘘をつき、行かなかった隼人の心情は理解に苦しみます……。自らがとった行動を反省し、心を入れ替えられるといいですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年08月08日子育て中の親の誰もが通るであろう、我が子の寝かしつけ。子供が眠くなるまで絵本を読んだり、お腹や胸を優しくトントンしながら子守唄を歌ったりと、親は試行錯誤しながら我が子を寝かしつけるでしょう。2児の父親である、こばぱぱ(kobapapaaa)さんは、5歳の次女、かんなちゃんを寝かしつける際、驚いたことがありました。『寝かしつけ』「コレ知ってる?」といって歌い出したのは、かんなちゃんが2歳の頃、こばぱぱさんが寝かしつけの時に歌っていた、オリジナルの子守唄。母親が夜勤で不在時に、こばぱぱさんが手を握りながら歌っていたことを覚えていたのです。きっと、こばぱぱさん自身、1人で2人の幼い娘さんを任された、大変な時期でもあったでしょう。当時を覚えていてくれただけでなく、「めっちゃ嬉しかった」といってくれたかんなちゃんに、こばぱぱさんは号泣。涙ながらに「覚えていてくれてありがとう」と、かんなちゃんに伝えたのでした。【ネットの声】・こんなことをいわれたら泣いちゃう。子供の「嬉しい」っていう気持ちが、親にとって一番の幸せ。・パパとママが頑張っていたことを、娘さんは感じ取ってくれていたのですね。親として、声掛けの重要さを感じました。・2歳でも覚えているんだな。最高の思い出ですね。・涙腺崩壊した。親として、こんなに嬉しいことはない!子供は、親との触れ合いからあらゆることを感じ取り、育っていくもの。我が子と過ごす日々を大切にしようと、改めて思わされますね。また、こばぱぱさんは、ブログやYouTubeでもイラストや動画を投稿しています。気になる人はチェックしてみてください!kobapapaaa@kobapapaaaこばぱぱブログこばぱぱチャンネル[文・構成/grape編集部]
2023年08月01日@モナ・リザの戯言さんの『【#9】育児放棄してギャンブルにハマるママ友』を紹介します。子どもを押し付けておいて、感謝の言葉もないヒサメ。合鍵までよこせと行ってきたようですが…!?合鍵を渡せないと言うと…!?出典:lamireそれだけ言い残して…出典:lamire妹の面倒を見るのは大変で…?出典:lamireでも、このままじゃ…出典:lamireすると夫が…出典:lamire何か策がある?出典:lamire妻の話を聞いた夫。何か考えがあるようですが…?(lamile編集部)(イラスト/@モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月16日大人気マンガシリーズ、今回は津島ゆりえ(@yurie_tsushima)さんの投稿をご紹介!「子守歌」です。息子に子守唄を歌う母。でも、大体の子守唄は短くて、息子が寝なくて…?次男が赤ちゃんの頃…出典:instagramでも…?出典:instagramいい歌ないかな…出典:instagram見つけた曲出典:instagram実際に歌ってみると…出典:instagram子どもたちも…?出典:instagram出かけても…出典:instagram反応する大人たち出典:instagramちょっと恥ずかしい?出典:instagram子守唄のおかげで、ちょっと渋い歌を覚えた息子たち。子どもたちが歌っているのが、可愛いですね…!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@yurie_tsushima)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年02月17日日本でも3度アニメ化された児童文学の金字塔を完全映画化した現在公開中の『家なき子 希望の歌声』より、出生の秘密の鍵を握る「レミの子守唄」のMVがシネマカフェに到着した。「レミの子守唄」は、レミが幼い頃から口ずさんでいた歌。それを聞いたヴィタリスは、レミの秘めた才能にいち早く気づき、売り飛ばされそうになっていたレミを自分の一座に招き入れ、2人は親子以上の強い絆になっていく。本編中は、レミを演じているパリ・オペラ座合唱団出身のマロム・パキンが歌っているが、エンドロールで流れる“合唱バージョン”は、パリの名門“木の十字架少年合唱団”が担当している。ウィーン少年合唱団、テルツ少年合唱団と並び称される彼らは、2018年には日本公演も行っている。ひとりひとりが卓越したソリストでもあり、宗教音楽からポピュラーミュージックまで幅広いレパートリーを兼ね備え、彼らが生み出すハーモニーの美しさや崇高さには定評がある。今回、シネマカフェが入手したMVでは、美しい歌声と共に彼らのレコーディング風景、そして映画の撮影の様子も覗くことができる。『家なき子 希望の歌声』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:家なき子 希望の歌声 2020年11月20日よりYEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ 二子玉川ほか全国にて公開© 2018 JERICO – TF1 DROITS AUDIOVISUELS – TF1 FILMS PRODUCTION – NEXUS FACTORY – UMEDIA
2020年11月25日ついに緊急事態宣言が4月末まで延期になってしまった。すでに多くの公演が延期や中止になっている演劇界にはまだまだ厳しい日々が続きそう。せめてもの応援の気持ちを込めて刀ミュの配信作(dアニメストア、DMM.comで配信)をレビューする企画、ようやく3本目。ミュージカル『刀剣乱舞』〜三百年の子守唄〜(2017年公演)です。ちょうど「葵咲本紀」の無料配信の日に書いており、感慨無量です。前半、ややネタバレ気味、クライマックスは抑えめでお送りします。○■江戸幕府のために動くことになる3作目「阿津賀志山異聞」に登場した石切丸(崎山つばさ)が再び本丸に。今度は、にっかり青江(荒木宏文)、妖刀・千子村正(太田基裕)、蜻蛉切(spi)、物吉貞宗(横田龍儀)、大倶利伽羅(財木琢磨)の6振りで戦国時代へ。目的は歴史遡行軍によって江戸幕府が誕生しなくなることを阻止すること。3作目の刀ミュは、「阿津賀志山異聞」「幕末天狼傳」とは構成をちょっと変えてきて、続いて見ていると不意を突かれる。冒頭は、前2作のような歴史の再現ではなく、本丸で石切丸と大倶利伽羅が語らうところからはじまる。そして、石切丸の回想という形式で物語が紡がれる。石切丸は手帳に回想録を挿絵入で記している。石切丸の似顔絵! でも、大倶利伽羅は「なれあうつもりはない」とすげない。そして回想へ――。妖刀・千子村正(太田基裕)がソロ「脱いで魅せまショウ」をシャウト気味に歌う。出てきたとき、天井から下りてくるキラキラの紫の電球がアナログながらシアトリカル。ロン毛で口調と仕草は女性的でも上腕二頭筋がむちむちに鍛えられているところが倒錯的。今回の刀剣男士の任務は、天文11年(1542年)、12月三河、岡崎城付近で消息を断ったにっかり青江(荒木宏文)と大倶利伽羅(財木琢磨)の救出。2振りは時間遡行軍の戦いに巻き込まれていた。ここでいつもの歴史の再現。だがそれは遡行軍によって歴史を変えられてしまう瞬間で……。徳川家康を生んだ松平家の家臣が次々討死し、滅びる寸前。でも、そこに希望の光が……。刀剣男士出陣の時の歌と乱舞は、石切丸・千子村正・蜻蛉切・物吉貞宗の4振りによる「鼓動」。新鮮だけど、ちょっとさみしい。このお預けプレイによって、あとで6振りが歌って乱舞する場面にいっそう喜びが増すというニクイ仕掛けとなっている。時間遡行軍によって破壊されてしまった歴史の再生のため、6振りは徳川家の家臣に扮し、にっかり青江と大倶利伽羅が行きがかり上、預かった赤ん坊・竹千代(後の家康)を育てることになる。○■刀剣男士が家臣を演じるという展開ネタバレになるが、石切丸は服部半蔵、にっかり青江は酒井忠次、千子村正は井伊直政、蜻蛉切は本多忠勝、物吉貞宗は鳥居元忠、大倶利伽羅は榊原康政に扮することになるが、いきなり6振りが家臣に変身するわけではなく、徐々に家臣になっていく。物吉貞宗は徳川家康の守り刀だったため赤ん坊に思い入れが深い。赤ん坊を胸に抱き、ねんねん……と子守唄「瑠璃色の空」をやさしく歌う。タイトルが「三百年の子守唄」というだけにこの歌が全編を彩っていく。赤ちゃんが出てくるだけでこんなにも雰囲気が変わるものなのだなあとほうっとなる。刀剣男士たちに芽生える小さきものへの愛情。歴史を守るために斬るということよりも、刀剣男士たちが生命を育んでいく。石切丸と蜻蛉切と物吉貞宗が歌う生命を尊ぶ「希望の源」のときの3振りの声のなんと澄んだことよ。守り刀としてまた幸運を司る物吉貞宗が竹千代への愛情が深いことは当然だが、クールに見えて意外と面倒見のいいのがにっかり青江。意外なことに、にっかり青江が面倒を見ていたという石切丸のナレーションに審神者(観客)が沸く声が配信では収録されている。「食べてしまおうかな」のにっかり青江のセリフでも審神者は沸く。蜻蛉切は大きな身体で父親らしい。大倶利伽羅と千子村正だけまだ竹千代に関わらない。千子村正「ふたりで一緒に暮らしませんか」大倶利伽羅「馴れ合うつもりはない」ここでも審神者は沸く。大倶利伽羅と千子村正のコンビプレーには何度もくすぐられた。○■演技論にも通じるセリフが響くそして、あっという間に10年が経過!天文20年(1551年)駿府、ちょっとさみしん坊な竹千代を物吉貞宗とにっかり青江が励ます。ここで物吉貞宗が「かあかあ ゲコゲコ」と、「きらきら」(「阿津賀志山異聞」より)を歌うのがかなりうれしかった。さらに「かざぐるま」の歌とともに、竹千代が刀剣男士に剣や学問を習いながら成長していく。歌に合わせて剣や勉強をするスケッチ描写のなかで舞台の奥から少年、青年……と俳優が現れて、バトンタッチするように入れ替わっていくところはアナログならではのスマートな見せ方。天文24年(1555年)竹千代、13歳。元服 松平元康と名を改める→永禄2年(1559年) 長男・信康誕生と、どんどん月日は流れ約20年が経過。さらに永禄3年(1560年)桶狭間の戦い、敵は織田信長。いよいよ合戦!今回は、長い年月をかけて歴史の流れのなかで生き家康を慈しみ育て、その家康の嫡男・信康まで育て、その父と子の悲劇を見届けることが物語の中心になっていることは揺るぎないが、興味深かったのは、その流れの中に演技論のようなものがさりげなく盛り込まれているように感じたことだった。それは主として蜻蛉切に関する部分である。彼は主だった本多忠勝になりすましている。合戦前に「堂々とした演技ではないですか」と千子村正にからかわれ、「任務だから耐えているものの申し訳ない気持ちでいっぱいなのだ」と気に病んでいた。悩みながら月日はさらに流れ、元亀元年(1570年)6月、浅井・朝倉、織田・徳川がぶつかり合う姉川の戦い。史実では本多忠勝が大活躍することになっている。それを踏襲しないといけない蜻蛉切は自分が演じることで主を冒涜しているんじゃないかという思いに苛まれる。ここで蜻蛉切を諭す物吉貞宗のセリフは、まるで演技論のように響いた。「別の存在なんです」「なろうと思わなくていんです」「忠勝さまへの思いを戦にぶつければいいんです」現実の話、俳優が歴史上のヒーローやゲームやアニメや漫画のキャラクターを演じるとき、おそらくこういう怖れを抱くのではないだろうか。とくにモデルのいない架空の人物を演じるときでさえ、台本に書かれた人物と自分が完全に同じ考えをもっているわけではないから、どうしてこの役はこんな行動に出るのか、こんなことを考えるのかと疑問を抱くことだってあるだろう。そういうとき俳優はどうするのか。「別の存在なんです」「なろうと思わなくていんです」「思いを戦(芝居)にぶつければいい」……のかもしれない。蜻蛉切と物吉貞宗のやりとりにそんなことを思った。子育てを意外と楽しんでいるにっかり青江の「興味のないこと苦手なことに手を出すのも悪くはない」というセリフも、得意じゃない役をやってみるのも悪くないというふうにもとることができそう。ただこれはべつに、このキャストがキャラに合っている、合ってないという意味ではまったくない。すごく合っていると思う。3次元の肉体をもった俳優たちが2.5次元化するために、いかに身体と技術を極めているかと思いをいたすたび感動を覚えるばかりなのである。物吉貞宗の言葉によって蜻蛉切が、ちゃんとしないと「あの人(本田忠勝)が歴史に残らない」「それは俺自身を許せん」と思い込んでしまうところが単純でかわいい。蜻蛉切は夢中で闘いながら歌う「ただ、勝つために」。「あの人」と歌うたび、その響きが切ない音がして、何度もリピートしてしまう。そこが配信の良さである。○■シェイクスピアをも連想させる「三百年の子守唄」では刀剣男士が6振りそれぞれの誰かとの関係が丁寧に描かれている。長い年月のなかで6振りが順番に誰かと深く関わって、歴史をつないでいくかのように。物吉貞宗とにっかり青江が竹千代(家康)を育て、蜻蛉切が本多忠勝を想い、大倶利伽羅が吾平と触れ合い、石切丸と千子村正が信康の人生に立ち会う。信康をあやすときは石切丸が子守唄を歌う。馴れ合わない一匹狼的な大倶利伽羅もついに榊原康政として徳川に参加。サムライになりたい農民・吾平(高根正樹)に剣を教えているうちに意外な感情が芽生えてくる。石切丸と剣を交えたとき「軽い」と言われてしまうのだが、石切丸が重心を低くした安定感のある殺陣に対して、大倶利伽羅はふわりと身を翻して軽やか。この違いも面白い。そんな大倶利伽羅の剣はやがて……。最後の最後で千子村正が井伊直政として参加。井伊家家臣・木俣の子孫である私としては思い入れもひとしおであった。余談はともかく。千子村正は徳川家と因縁深い刀である。ここで千子村正が徳川に参加することで歴史はどうなるのか(物吉貞宗に対する千子村正のセリフが好きです)。服部半蔵の役割を演じる石切丸の心中は……。長らく一緒に生きてきた刀剣男士たちが徳川家康と信康の顛末にどう向き合うのか。天正7年9月15日、運命の日がやってくるーー。「理由なんかどうでもいい歴史がそうだからそうする」「歴史の流れのなかで哀しい役割を背負う人もいるようだよ」このセリフも演技論っぽく思う。シェイクスピアのセリフにこういうものがある。「この世界すべてが一つの舞台、人はみな男も女も役者にすぎない。それぞれに登場があり、退場がある、出場がくれば一人一人が様々な役を演じる、(以下略)」(『お気に召すまま』より。松岡和子訳)歴史に存在する者たちもそれぞれの役割を懸命に演じているだけなのかもしれない。そして第二部。烏帽子をとると石切丸の雰囲気が全然違う。おなじみの歴史パートの方々の太鼓の演奏は、徳川家のセリフありだった。進化した太鼓の演奏のなかで刀剣男士がついに脱ぐ。上腕二頭筋披露大会。誰の筋肉のつき方が好みかじっくり見てしまう。また配信で見ると、劇場で肉眼で見るのとは違い、画面のなかに入った刀剣男士たちがほんとうに「刀」サイズに見えて愛おしさがさらに増すことに気づいた。
2020年05月08日【 前回 のお話】次男が1歳を過ぎてから初めて(!!)夫に子ども2人を託して自分の時間を貰うことを決めた私。目的は美容院に行くためです。がしかし、その前に午前中に長男(3)を習い事へ連れていかなければなりません。なかなか起きてくれない夫にしびれを切らした私は、なかば強制的に次男を夫の枕元へ置いて長男を習い事へ連れ出したのでした。 さぁ、育児に非協力的な夫がはじめて子ども2人と過ごす休日。無事に子守りはできたのでしょうか~!! ■夫、初めての2人子守スタート!長男の習い事に到着して10分後。 さっそく携帯が鳴り出しました。 見ると夫でした。家を出てまだたったの15分。もう?!!!はやーーーっ!! 一体何の用事!? 私:「もしもし」 夫:「ねぇーーーー今日の昼飯何?」ズコーーーッ!!!そんなことでわざわざ電話してきたの!?(という心の声は置いといて)私:「ハヤシライスですけど」 夫:「どこに置いてあるの? このキッチンカウンターに置いてあるやつ?」 私:「いや、、、それは(習い事から帰った後に食べる)私と長男の分のハヤシライスです!」(見ればわかるでしょうよ! どう見てもサイズが違うのに!) 夫:「じゃぁ、オレのはどこに置いてあるん?」 もーーー!!!あたしゃ、オカンか!! てゆうか大人なんだからさぁーその辺よーく見渡してみようよぉーー。鍋の蓋とか開けてみましょうよーーー。 私:「そこのお鍋に入ってますけど…」 夫:「あ、ほんとだ♪ あったわ。じゃ、先に食べとこーーー」 ブツッツーツーツーツー……。 ナニコレ。先が思いやられるーーー。 そして、習い事を終了し家に長男を送り届け、私はいざ念願の美容院に向かいました! だがしかし、同じく出発10分後。 早くも電話がかかってきました!!! 今度はなにー! 私:「もしもし!?」 夫:「ねぇ…次男が全然ハヤシライス食べないんだけど…」 私:「…」 偏食小食の次男、出したものを食べないなんて日常茶飯事です。 夫:「なんか他に食べるものある?」 でぇぇーーーーい!!!そんなのいちいち電話してこないでよ!! 戸棚あけたらどっかに何かしら入ってるでしょうがよーーー! 私:「じゃぁ、戸棚ん中にベビーフードが入ってるから、そっちあげてみて…。ごはんの量はかくかくしかじかで……」 戸棚の位置やご飯の量も懇切丁寧に指示。はぁ…。 次男に関しては、完全に初心者な夫。既に1歳になりますが夫が次男のオムツ替えをした回数は両手以下です。そのぐらい触れ合っていなかったので、私からしたらどうしてそんなことも知らないの!? って思うことも(ものの場所とか次どうしたらいいのかとか)、夫からしたらわからなくて当然なのかもしれません。そして、美容院に到着しその後どうなったかっていうと…。 髪の毛を切ってもらっている間に携帯が鳴る鳴る!!ピローン♪(メッセージ着信音) 夫:「結局次男が全然食わんかった…」 ご丁寧に報告ありがとうございます。報告してくれなくてもどうせそんなもんだと思ってますんで大丈夫です。 ピローン♪ 夫:「家から歩いていけるデザート屋さん知らない?」 私はGoogleか!商店街に行けばドーナツ屋さんかカフェがありますけど。 ピローン♪ 夫:「ラジャ! カフェに三輪車で出動する!」 いちいち報告(笑)はい、いってらっしゃい! ピローン♪ 夫:「てか、教えてもらったカフェ、全然スイーツの種類ないし!!」 そんなの私に今言われたって知らないわよ!!!入り口で確認でもして入っておくれよーー!!!ピローン♪ ピローン♪ ピローン♪ ピロピロピローーーン♪ どんだけ連絡してくんねーーーん!!!! 結局私が美容院から帰ってくると、親子3人でドーナツを食べて三輪車でプラプラ戻ってきているとこでした。すごくテンパっているように見えた夫ですが、夫:「2人ともすごくいい子で、兄弟2人で仲良く遊んで全然手がかからない」 だそうです。あーん! 期待はずれー!ママならやりたい放題なのにパパならなぜか2人ともおりこうさんなんですよね~! おいおいブラザーズ!!! いつものあのややこしさはどうした!? いつもの最強っぷりとくと見せたらんかいっ!! いえ、いいんですけどね。2人ともママがいなくてもご機嫌で過ごしてくれた方がすべてが丸く収まります。また次も面倒見ようか! ってなるし。はい。というわけで夫のはじめての兄弟育児は…妻にいちいちメールで聞きながら、なんとか無事に終わったのでした。 おしまい!
2019年07月04日今となってはこんな私ですが、かつて「○○しちゃいけない」とかたくなに気にしていたことはいくつかあります。そのうちのひとつが、テレビに子守りをさせてはいけない、っていうことでした。はじめての子育てで右も左もわからなかった私は、当時育児書を読み漁りましたが、どれを読んでも「テレビは受動的だから子どもの想像力が育ちにくくなる」とか「テレビを見せるなら子どもを一人にしないでお母さんも一緒に番組を見て楽しみましょう」といったことが書かれていました。こうして新米ママのピカピカの脳みそにテレビに子守りをさせてはいけないんだということががっちりインプットされました。よって、食事中はもちろん日中もテレビはつけず静かな部屋で子育てに専念しておりました。■9年前、テレビは「悪」だった長男は現在9歳なのですが、たった9年でも時代の流れるスピードの速さを感じずにはいられません。当時は「スマホ」というものがまだ浸透していなかったんですよ。だから「テレビ」が私にとっての「悪」でした。しかしその3年後、次男が生まれた頃には「スマホに子守りをさせないで」の流れが台頭してきていました。この短い間にいかに爆発的にスマホが庶民生活に普及したのかがわかります(もちろん私もこの3年間の間にスマホに変えました)。少し話がそれますが、子守をさせてはいけないものがテレビからスマホになったこういう流れ、きっと昔っから変わっていないんじゃないですかね。新しいものが出てきたらとりあえずそれを「よろしくない」とする文化。きっと四足歩行していた猿人から二足歩行の人間に進化した時には猿人が「最近の若者は変な歩き方をしおって」とか言ってたんじゃないかとさえ思います。話を戻しましてテレビの話です。そりゃ理想を言えば一緒に番組を楽しめたらよかったのですが、実際そんなの無理でした。長男はひとり遊びが苦手で、ずっと私にべったりのタイプだったので、テレビに釘付けの間だけがチャンスでした。テレビを見ている隙に夕食の用意や掃除や洗濯、やっておきたいことが山ほどあります。テレビを見ている間は1人でいてくれるので、最初は規律正しく時間を決めて見せていたテレビも、だんだんとズルズルと見せる時間が延びていったりなんかして…。テレビを点けているのはほかでもない自分なのに、テレビを見せていることに後ろめたいジレンマを抱えていました。物心がついた頃には長男はテレビが大好きになっていて、そこからというもの、「テレビをもっと見たい」「もうダメ!」という争いを何百回もしました。テレビに関する親子での言い合いは本当に多かったですねぇ…。■長男のテレビ好きにストレスを抱える日々押し問答は私のストレスのもとで、こんなにもテレビが大好きで大丈夫なんだろうか、って結構本気でため息ついていました。長いこと、長男の「テレビが大好きな性格」に私は葛藤してきました。「テレビばかり見てないで外で遊んでほしい」とか「テレビばかり見てるなんて子どもらしくない」とかテレビに執着する長男をなかなか受け入れることができませんでした。「そんなことで?」と思うようなことでも母親からしたら嫌悪感を抱いてしまうものなんです。しかし、長男だけでは分からなかったことなのですが、テレビに夢中になるのも特技のひとつだと気がついたのです。「テレビが大好き」という個性なのです。次男、三男。長男の時とはうって変わって、生まれた頃からテレビにまみれて育ちましたが、テレビに全く興味がありません。「テレビが見たい!」なんてもめたこと一度もありません。もし私が長男だけを育てていたのなら「子どもはみんなテレビが大好き」だと思い込んでいたかもしれませんが、2人目3人目を産んでようやく「テレビに集中するのも個性のひとつ」と受け取れるようになったのです。■「テレビ好きも個性」と思えるようになった理由テレビが大好きだという個性も悪いことばっかりじゃないんだと思えるようになってきたのは、実は最近のことです。長男が幼稚園の頃、そんなにテレビが見たいのならとDVD付きの図鑑を与えてみました。するとどうでしょう。ものすっっっごい集中力で視聴し、DVDまるごと脳みそにインプットしてしまいました。本当にそっくりそのままごっそり、脳みそのなかにスライドさせたかのようにインプットしていたのです。恐竜から始まって、その後動物、虫類、鳥類、魚類とたくさんのDVD付き図鑑を買いましたが、自分の興味のあるものの吸収力には目を見張るものがありました(逆に同じ図鑑でも宇宙や人体などには興味を示しませんでした)。もしも、現在2、3歳のお子さんがテレビ好きならば、是非4歳頃のタイミングでDVD付き図鑑をおすすめしたいです。きっとこれも古典的な図鑑派からすれば「紙で読んで覚えるのが一番だ」となるのかもしれませんが、耳だけで聞いてするよりも、目と耳と理解できるVTRには図鑑の醍醐味があります。■テレビ好きの長男、9歳になった今はというと…2歳から始まったテレビ好きが9歳の今どうなったのかというと、あいかわらずテレビ大好きっ子です。3つ子の魂なんとやらとはこういうことなのでしょうか(笑)たぶん放っておいたら1日中見てると思いますが、さすがにそれじゃダメなので一定の時間がたったら消すように促しています。が、同じテレビ好きでも年齢があがってくるにつれ、確実に成長してきています。長男は誰に似たのか朝に強いんです。時間が来たらパッと目を覚ましますし、休みの日でも家族の誰よりも早くに起きています。早くに起きて何をしているのかというと…、テレビを見ています。最初は朝からテレビを見ている姿にも拒否感があったのですが、最近長男に早起きのコツを聞いてみたんです。そしたらこの回答。「起きてから『これしよう…!』っていう楽しみがあるとすんなり起きられるよ。ママも朝起きてやりたい楽しみを持つようにすればいいよ」と。どっちが大人なんだか…(笑)朝起きてからテレビをつけて、録画していた番組を見ながら朝食を食べ、時間が来たらさっとテレビを消して身支度をして登校していく長男を見て、私なんかよりずっとメリハリを付けられていることに気づきました。なかなか切り替えができずによく泣いていた長男ですが、9歳の今、きちんとつきあい方をわきまえているようで、あの頃「テレビを見せすぎてはいけない」ってがんじがらめだった私に言ってあげたいです。「そんなに気に病まなくても、時が来れば自分でちゃんと付き合えるようになっているよ」と。
2018年01月25日