2018年7月31日 23:00|ウーマンエキサイト

ベビーカーの種類と選び方! おすすめのA型・B型14選を紹介

赤ちゃんとのお出かけには欠かせないベビーカー。売り場にはデザインや機能面に優れた多種多様な商品が並んでいて、どれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。

最近ではスタイリッシュなデザインで目をひく海外メーカーのベビーカーも続々登場しており、「あれもこれも」とさまざまな商品が気になってますます決められないママたちも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、まずは基本となるベビーカーの種類をおさらい。選び方のポイントや人気メーカーのおすすめアイテムも紹介しますので、ベビーカー選びに悩むママたちは必見ですよ。

目次

・ベビーカーの種類:A型・B型の違い
・ベビーカーの選び方
・ベビーカーの便利機能で比較
・ベビーカーA型のおすすめアイテム
・ベビーカーB型のおすすめアイテム
・一緒に買っておきたいベビーカーの便利グッズ
・まとめ


ベビーカーの種類と選び方! おすすめのA型・B型14選を紹介

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■ベビーカーの種類:A型・B型の違い

ベビーカーには大きくわけてA型とB型の2種類があります。


ベビーカーの種類と選び方! おすすめのA型・B型14選を紹介

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これはメーカー側が決めた分類ではなく、一般財団法人製品安全協会が定めたSG(Safe Goods=安全な製品)基準に従い、赤ちゃんの月齢によって以下のように分類されています。(SG基準ではA形・B形と表記されています)


A形 : 新生児期(*1)を過ぎて(1か月)から、又は首がすわった乳児(*2)期(4か月)から 使用でき、最長で48か月までの間で使用期間を定めたベビーカー
適用月齢の指定例;「1か月から48か月まで」、「4か月から36か月まで」

B形 : おすわりができる時期(*3)(7か月)から使用でき、最長で48か月までの間で使用期間を定めたベビーカー
適用月齢の指定例;「7か月から48か月まで」、「12か月から36か月まで」

備考
*1;新生児とは、生後28日(4週間)までの乳児をいう。
*2;乳児の首が据わり始めるのは生後約3か月からであるが、安定して十分に首が据わったといえる 月齢は4か月を過ぎてからである。
*3;乳児が一人でおすわりができ始めるのは生後約6か月からであるが、安定しておすわりができる 月齢は7か月を過ぎてからである。


▼A型ベビーカーの特徴


ベビーカーの種類と選び方! おすすめのA型・B型14選を紹介

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シートをフラットに倒して、赤ちゃんを寝かせることができるのが特徴。ハンドルを切り替えることで、赤ちゃんと向き合って移動できる「対面式」と赤ちゃんが景色を眺められる「背面式」のどちらにも対応できるものが一般的です。機能面も充実しており、B型に比べ重量も価格も高めの傾向にあります。


▼B型ベビーカーの特徴


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A型に比べて、コンパクトな軽量タイプ。収納に場所を取らないのが特徴です。基本的にシートをフルフラットにしたり、対面式に切り替えたりができないので、子どもの成長に合わせてセカンドカーとして購入するママも多いようです

▼「AB型」や「バギー」とは?


ちなみに、たまに耳にすることのある「AB型」とは、A型とB型のよい部分を組み合わせてつくられた規格外の商品です。A型のようにリクライングを深めに倒せて、B型のように軽くて持ち運べるといった特徴があります。2004年にSG基準が改正されたことで、A型の分類となり、最近では「AB型」という表現はあまり使われなくなりつつあります。

さらにA型、B型、AB型以外によく聞くのが「バギー」。一般的にはB型に分類されるもので、そのなかでもとくに軽量でコンパクトに折りたためるものをさします。

【ママコラム】
筆者は産後のバタバタを想定して、生後間もなく乗れるA型ベビーカーを妊娠後期に購入しました。
筆者の周りでも、やはりA型派のママがダントツで多かったように思います。

わが家が購入したベビーカーは、A型のなかでも軽量で、コンパクトなタイプだったのですが、わが子がベビーカーが苦手で、へビーユースしなかったことから、結局2歳を過ぎてもB型をあらためて購入することもなく、ずっと同じA型ベビーカーを使い続けています。

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■ベビーカーの選び方

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毎年続々と新作が登場するなかで、なかなか一つに絞るのは難しいものですよね。まずはママ自身のニーズを探るためにも、選び方のチェックポイントを確認してみましょう。


▼ベビーカーをいつから使い始めるかで選ぶ


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ベビーカーは赤ちゃんの月齢によって使い始めるタイミングが異なるため、いつから赤ちゃんをベビーカーに乗せるかで選ぶのがポイントです。新生児期もしくは3ヶ月頃から使いたいというママは、A型ベビーカーからのスタートになります。

逆におすわりを安定してできるようになってから使いたいママはB型からがおすすめです。なかには、おすわりができるようになるまでの短期間はA型ベビーカーをレンタルしたり、抱っこひもでしのぎ、それ以降にB型ベビーカーを購入したという先輩ママの話も聞いたことがあります。

しかし一般的に初めはA型ベビーカーを購入し、1歳前後でB型ベビーカーに切り替えるというケースが多いようです。まだ首が座らないうちは、抱っこひもオンリーで十分というママもいれば、逆に長時間の抱っこは負担だからと、早い段階からベビーカーを使ったというママたちも...。使い方を考えながら、どのタイプがベストかを探ってみるとよいでしょう。

▼ベビーカーをライフスタイルで選ぶ


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いくら機能性に優れていても、使う環境によっては宝の持ち腐れになってしまったり、逆にマイナス要因を生んでしまうこともあるため、自分自身のライフスタイルに合わせてベビーカーを選ぶことはとても重要です。

・電車など公共の交通機関を使用することが多い


場所をとらずコンパクトで、タイヤはなるべく小さめのベビーカーがおすすめです。ワンタッチで、サッと折りたためるものであれば、混んだ車内でも焦らず、簡単に折りたためます。駅によってはエレベーターないところもあるため、軽量タイプで片手で持ち運びがラクなものが使い勝手がよいでしょう。


・車で移動することが多い


ベビーカーをトランクに収納することをメインに考えると、コンパクトで軽量なほうがおすすめですが、トランクにおさまる大きさであれば、そこまでサイズ感にこだわる必要はないでしょう。

逆に車派のママに注目してほしいのが、赤ちゃんを寝かせたまま移動をサポートしてくれる「トラベルシステム」。たった1台で対面/背面式ベビーカー、チャイルドシート、キャリーシートの機能を果たし、シーンに合わせて便利に活用できますよ。

・移動手段は歩きがメイン


近所を散歩したり、買い物も近場で歩いて出かけられる環境にいるママは、軽量・コンパクトタイプよりも、安定感があって丈夫なベビーカーがベター。段差や悪路もスムーズに走行できるタイヤの大きなものや、振動を軽減してくれる車輪にサスペンションがついたベビーカーがおすすめです。

スーパーでの買い物中、かごをベビーカーの足元に置いておける種類もあるため、歩くのがメインのママには要チェックな機能です。


▼ベビーカーを価格で選ぶ


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最近では、比較的リーズナブルなものから、多機能でスタイリッシュな高額な海外メーカのものまで幅広い価格帯の商品が売り場にそろっています。そのため第一段階として価格帯で選択肢を狭めてみると、選びやすくなりますよ。

A型ベビーカーとB型ベビーカーでも価格帯は異なり、B型ベビーカーの場合は、比較的リーズナブルな1万〜2万円前後の価格帯から購入可能です。しかしA型の場合は、2万円前半からのスタートとなり、B型ベビーカーに比べ、価格が高い傾向にあります。

あくまで目安ではありますが、国内の有名メーカーのものであれば3〜5万円台が多く、高額になると7万円以上のものもあります。デザイン性と機能性に富んだ海外の人気メーカーのベビーカーとなると、8〜10万円台の商品が多くなります。

▼ベビーカーをデザインで選ぶ


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使いやすさももちろん大切ですが、外出時にはいつも一緒なベビーカーは、やはり見た目にもこだわりたいもの。カラー、素材、フォルムなどに着目して、ママの好きなテイストのベビーカーをプライオリティ高めで選んでみるのもいいですね。

とくに海外メーカーのベビーカーは洗練された近代的なデザインが多くそろっているのが特徴です。ベビーカーによっては、シートやフレームの色の組み合わせを自由にカスタマイズできるものもあるため、世界でたった一つのベビーカーをつくることもできますよ!

▼ベビーカーを安全性・快適性で選ぶ


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赤ちゃんの安全面や快適な乗り心地で選ぶのも、重要なポイントです。とくに首すわり前の赤ちゃんを乗せるA型ベビーカーを選ぶ際は、衝撃を吸入するクッション付きのものや、安定性が高いタイヤの大きめのものなど、振動や衝撃から赤ちゃんを守ってくれるアイテムに注目したいものです。

夏場は熱中症の心配もあるため、暑さ対策として通気性の高いシートや紫外線やをガードする日よけを採用したベビーカーもおすすめです。

【ママコラム】
ちなみにわが家のベビーカー選びのポイントは、デザイン性よりも収納に場所を取らず、軽量で簡単に折りたためることでした。その結果、実際に購入したのが「コンビ メチャカルハンディオート4キャス エッグショック HF」。両対面式で、ママの顔が見えないと不安になって泣くわが子にはピッタリ。しかも小回りがきくので、狭いスペースでも方向転換がスムーズで、初めての外出でも操作しやすく、とても助かりました。

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■ベビーカーの便利機能で比較

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最近のベビーカーはますます進化を遂げ、機能面も充実しています。それぞれのベビーカーが持つ機能に注目して選んでみると、より理想に合ったものに出会えますよ!

▼「暑さ対策」を備えたベビーカー


夏の暑い季節でも赤ちゃんがベビーカーで快適に過ごせるよう、暑さ対策をほどこしたアイテムが近年増えています。とくに地面に近いほど気温が上がりやすいため、大人に比べて子どものほうが熱中症になりやすい傾向にあります。

そのため、座席部分が高いハイシートのハイポジションのものや、シートにメッシュ素材の生地を使用して通気性を確保したものなど、暑さから赤ちゃんを守るための機能も充実しています。

▼衝撃を抑えるなど「安全性」を重視したベビーカー


首がまだすわっていない赤ちゃんをベビーカーに乗せるとき、はずせないのは安全面ですよね。とくに気になるのは、まだ頭も体も柔らかい赤ちゃんにかかる走行中の衝撃。

メーカーによっては、独自製法のクッション素材をシート全面・座面・頭面に使用し、衝撃をや振動をおさえるタイプのベビーカーを取り扱っているところもあります。また、タイヤのサスペンションを前後上下に動かせるように開発し、段差を乗り越えるときの衝撃吸収性を高めたベビーカーも最近では増えているモデルです。

▼ワンタッチで折りたたみ可能なベビーカー


電車やバスでの移動が多いママにおすすめなのが、片手ワンタッチで折りたためるベビーカー。とくに混んだ電車内などでは、赤ちゃんをどこかに置いておくことができないため、片手で折りたためるアイテムはかなり重宝します。

種類によっては両手を使ってでしか折りたためないものもあるため、購入前に折りたたみ方は必ず確認しておくと安心ですよ。筆者自身もベビーカーを購入する際は、片手で簡単に折りたためることを重視して選びました。

出産前に、友人のベビーカーを折りたたむ機会があったのですが、これがまた両手でレバーを握って、2つ折りにするタイプのもの。手に持っていた荷物もすべて地面に置かなければならず、なかなかスムーズにいかなかったことがきっかけで、片手で折りたためるものに絞ってベビーカー選びをすることにしました。

▼「シーンに合わせて形を変える多機能型ベビーカー」


シートごと取り外して、チャイルドシートやキャリーシートになる「トラベルシステム」機能やベビーカーに抱っこひもをセットできる「キャリートラベルシステム」機能は、とにかくママの移動をスムーズにしてくれます。

特にベビーカーと抱っこひもがドッキングした「キャリートラベルシステム」は、ベビーカーでお出かけ中にぐずったり、階段移動のときもさっと乗せ換えができるので、赤ちゃんとのお出かけ初心者にも非常に心強い便利機能ですよ。

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■ベビーカーA型のおすすめアイテム

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先輩ママたちから人気を集めるおすすめのA型ベビーカーを紹介します。

▼軽くて対面式でもスイスイ押しやすい「アップリカ ラクーナエアーAB」


生後1ヶ月から使える4.6キロとA型のなかでは軽量タイプのハイシートタイプのベビーカー。ワンタッチ開閉で折りたたみもラクちんです。

風を通して熱をカットする「Wサーモメディカルシステム」を採用し、シート裏側の通気孔から熱を逃し、反射板によって路面の放散熱をはねかえすことで、夏場の温度の上昇を防いでくれます。

さらにでこぼこ道の衝撃を抑える「高剛性フレーム」とタイヤの衝撃を吸収する「安全サスペンション」、成長にあわせて自然な姿勢を保つ頭や腰を守るバッド「成長メディカルマモール」が激しい衝撃から赤ちゃんをガード。

安全面もしっかり確保してくれるママにとっても安心の使い心地です。両対面式の場合、車輪がうまく切り替わらず、スムーズに動けないという問題も、背面でも対面でも後輪がつねにロックされることで解消。対面時も小回りがきいてスイスイすすむことができる新米ママにも扱いやすいベビーカーです。

>>「アップリカ ラクーナエアーAB」はコチラ

▼お財布にもやさしいA型ベビーカー「グレコ シティライトRアップ」


生後1ヶ月から使える比較的リーズナブルな価格帯のベビーカー。ママと向き合ったり、景色を眺めながら使える両対面式で、抱っこしながら持ち運びやすい4.8キロの軽量サイズ。

ほこりや熱から守ってくれるハイシートタイプ&ワンタッチ開閉だから折りたたみもサクッとできちゃう! 

ハンドルに荷物をひっかけすぎて、子どもがベビーカーから降りたらひっくり変えるアクシデントが起きないよう足元にはたっぷりサイズのバスケットが装備されています。

>>「グレコ シティライトRアップ」

▼小回り抜群な「コンビ メチャカルハンディオート4キャス エッグショック HG」


ベビーカーの種類と選び方! おすすめのA型・B型14選を紹介

メチャカルハンディオート4キャス エッグショック HG(コンビ)


生後1ヶ月から使える4.7キロの軽量タイプのベビーカー。卵を落としても割れないほどの超・衝撃吸収素材「エッグショック」を採用し、産まれたての赤ちゃんの"やわらかい頭"を守ってくれます。

クッションは取り外し可能なので、成長に合わせて過ごしやすいシート環境を整えられるのもうれしいポイント。立体メッシュシートや通気孔を採用した「エアースルーシステム」により高い通気性を維持し、体温調節が苦手な赤ちゃんの健康管理もお手伝いしてくれます。

対面・背面のハンドル切り替え時に、前輪のキャスター(軸部)が自動で回転する「オート4キャス」によって、つねに小回りがきいて、狭いスペースでの方向転換も手間取ることもありません。

>>「コンビ メチャカルハンディオート4キャス エッグショック HG」はコチラ

▼人気ブランド発の首すわり前から使える三輪タイプ「エアバギー ココ プレミア フロムバース」


ベビーカーの種類と選び方! おすすめのA型・B型14選を紹介

ココプレミアム フロムバース(エアバギー)


安定した人気を誇る「エアバギー」の新生児から使える三輪型のベビーカー。前輪が1輪なので小回りがきいて、方向転換しやすいのが特徴。

さらに大口径中空式のエアタイヤとペアリングの動きによって、スムーズな走行を実現しています。通気性の高いエアクッションでふかふか柔らかな座り心地ながら、通気性も抜群。

5点式シートベルトをはずしても肩パッドと腰パッドが自然に立ち上がるので、ベルトを外しやすくさらに急いでいるときも手早く装着することができます。17リットルの大容量のバスケットは、荷物が多い日にもうれしい使い心地です。

>>「エアバギー ココ プレミア フロムバース」はコチラ


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