コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「入学までに教えるべきだった」と後悔! 私が未就学児ママに伝えたいこと【コソダテフルな毎日 第95話】
今年次男が小学1年生になったのですが、入学前に学校から説明された「入学までにできるようになっておいてほしい事」はだいたい大まかにこの3つ(地方の公立小学校です)。
「自分の名前が書ける・分かるようにしておくこと」
「自分で服が脱ぎ着できること(整理整頓含め)」
「規則正しいリズムで生活すること」
ひらがなが読めるようにしておいてください、とか、足し算ができるようにしておいてくださいなど学習面においては特に何も言われません。
主に身の回りの事とか、生活のことについて親が気を付けるように言われる程度です。
ですが、今時は就学前から習い事をやっている子も多いですし、小学校に入った時点でひらがなが1文字も分からない、数字が一切書けない子は少ないと思います。
■次男と過ごす時間が足りなかった…? 宿題をみながら気づく
我が家もやはりある程度は「読み」「書き」「数字」が分かったほうが1年生の壁にぶつからなくて済むだろうと思い、なんとかひらがなが読める・数字が分かる、ぐらいのところまでは仕上げてから入学しました。
しかし、様子見の1学期が終わり、2学期に入ったらぐんと学習スピードがあがってきて、あ~~~、あの幼稚園時代にもっとできたことがあったなぁ~~~と今になって後悔する毎日です。
私は「小学校に入るまでに親が教えておくべきこと」が言いたいわけではありません。なぜなら、そんなことを言えるほど専門的な知識もないですし、何よりまだ現在進行形で子育て中の身だからです。
でも私、今、次男の宿題に付き合いながら驚いているんです。
当然知ってるだろうと思ってたのに「こんなことも知らなかったんだ…」「こんなことも分からなかったんだ…」という気づきが日々ボロボロと出てきて、いかに次男とじっくり向き合って会話する時間が少なかったのかということを思い知らされています。
机に座って勉強するべきだったと言ってるのではありません。
むしろ机に座って勉強なんてしていないで、日々の会話や体験からきっともっと語彙力や経験値を身につけられた
はずなのに、次男には全然足りていませんでした。
もちろん私1人のせいではないですが、母親である私がもう少しじっくりと次男の話を掘り下げて聞いてあげればよかったなと思っています。
ですから私の経験をもとに、今未就学児をお持ちのママ達は「あ。ちゅいママがこんなこと言ってたな…」とどこかで頭の隅に入れていただければ幸いです。
実は1学期と2学期で私が「教えておけばよかった」と感じた内容は変わってきています。