コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
どうして食べてくれないの…偏食の息子に私が試したこと・支えられた言葉【コソダテフルな毎日 第183話】
我が家の次男は食べさせることにとても苦労しました。
長男は5か月から離乳食を始めて、何の苦労もせずにバクバク食べてくれましたし、むしろ食欲旺盛すぎて食べさせることが楽しみだったぐらいなので、「食べてくれない悩み」に関しては完全に他人事でした。
しかし、次男が生まれ、6か月頃から少しずつ離乳食をスタートしてみましたが…
まぁ〜〜〜食べない!!
食べないどころか口におかゆを入れると「オェエェェ〜〜!!」とえづいてしまうので「この子は嚥下障害があるのかな」と本気で心配したほどです(実際にはそうではありませんでした)。
そのうち食べるよね…? と諦めず毎日少しずつ離乳食を出してはみましたが、7か月になっても、8か月になっても、そして離乳食後期になっても…
全く進歩なし。
食べ物を口に運ぶと吐き出すばかりで全く飲みこんでくれませんし、しまいには嫌がって泣き出してしまいます。毎回食事の時間がお互い苦痛でした。
長男時代パクパクと食べてくれていた/食べさせれていたプライドもあったので、どうしてこんなにうまくいかないのか受け入れられなくて悩みました。
赤ちゃん時代って
おっぱいを飲んでくれる・飲んでくれない
離乳食を食べてくれる・食べてくれない…
食について悩む事が多いですよね。
今も「食べてくれない」事に悩んでるお母さんがきっとどこかにいると思います。少しでも心が軽くなればいいなと願ってこの記事を書きます。
当時、私も色々とアドバイスを求めたりしました。
が、次男の場合
よく聞くアドバイスほど結果が出たものはありませんでした。
残念ながら…。
個人差が大きいので以下のアドバイス通りにうまくいった赤ちゃんもいるのでしょうが、偏食っ子、小食っ子ちゃんはそもそもこだわりが強い&頑固ちゃんだと思うので、ごまかせないんですよね…(笑)
■よく聞くアドバイスだけど全然意味がなかったもの
その1. 親が美味しそうに食べる
「まずはお母さんが美味しそうに食べてみましょう。美味しそうに食べる姿に興味を示し、食事に対して楽しいイメージを持つでしょう」
そりゃぁ〜美味しそうに食べましたよ。
「あーーおいし!! あーーおいし!!」って何度も言ってみました。
…が、そんなの…
しーーーーんでしかありませんでした。。
全然興味示さないし、食べたい素振りもしないし、美味しいよ〜と言って口に運んでみましたが「オエ〜〜〜」で終わりでした。カーン。
次ッ!
その2. スムージーにしたり細かく刻んでみる
「苦手な食材はスムージーにしてみたり、混ぜご飯にしてみたり、細かく刻んで練り込んでみるのはどうでしょう」
長男はこういうの好きだったんです。
細かく刻んで混ぜてあげるとパクパクよく食べたのですが、それはもともと食に興味津々だったから。
次男の場合、混ぜ込んで口に入れたら高感度センサーでもついてるのかっていうくらい瞬時に舌で感知して、ペペペペ―――ッ!!!(吐)で終了でした。
カァ…
その3. 「お腹が空けば食べるから大丈夫」
だいたいどの相談も最終的に行き着くのがこちら。
お腹が空けば食べます。
い…いや…原理的に言えばそうなんですよ。
お腹が空いて食べるものがなければなんだって食べるはずですし、お腹が空いてる時に食べればひと際美味しく感じるはずです。
ただ子どもってほんと…一筋縄でいかないんですよね〜〜〜。
お腹を空かせておっぱいよりも先に食事を与えようとしても、おっぱいが飲みたすぎてひっちゃかめっちゃかに…。
収拾つかない〜。
根気よく私が耐えれたらよかったんですけど、こんな修羅場を毎日迎えるぐらいだったらもういいや…と諦めてしまいました。
このようによくある「食べてくれる技」は私の場合、全くと言っていいほどうまくいきませんでした。
が、
ほとほと疲れていた私の心に響いたアドバイスもありました。