子育て情報『今すぐ知っておきたい!梅雨時の保育園グッズのカビを防ぐ方法』

2016年6月2日 09:00

今すぐ知っておきたい!梅雨時の保育園グッズのカビを防ぐ方法

私の子どもが通っている園の保育士さんによれば、カビやすいのは、ナイロン製のシャカシャカした素材のエプロンや 、ビニールと布の二重構造になっているエプロン。こうした作りのエプロンは、古くなると重ねている部分の縫製がほつれ、中に水分がたまってしまい、 その部分がなかなか乾かないことで菌が繁殖してしまうのだそうです。
また、ママの手作りでありがちな、かわいいアップリケやリボンなどの飾りがついたものや、へりがバイアステープなどで縁取ってあるものも、飾りの隙間の水分が抜けにくく、そこからカビやすいのだそう。
カビにくいのは、シンプルな1枚構造のタオルエプロン。洗濯しやすく、湿気をためる場所がないことがメリットなのだそう。 タオルでも繊維が古くなるとカビが生えますが、ナイロンやビニールと比べてカビを防止しやすいそうです。

カビが生えてしまった場合の対策は?

DSC_2638

どんなに気を付けていても生えてしまう可能性がある「カビ」。カビの胞子は目に見えませんが、宙を舞っているものなので、どんな場所でも付着の可能性があり、ちょっとしたことで増殖してしまいます。

もしもカビが生えてしまった場合には、塩素系漂白剤をうすめた液を綿棒につけ、綿棒でカビの部分を叩くようにしみこませ、数分様子をみます。カビの汚れが薄くなってきたら、ぬるま湯で洗い流します。
この方法でどうしても落ちない場合、お風呂用の強力カビハイターを直接吹き付けて落とす方法もありますが、どちらの方法でも塩素系漂白剤を使用するため、色落ちの心配があります。酸素系の色落ちしない漂白剤では作用が弱く、カビを除去しきれないのです。

一度カビが生えたタオル・エプロンは再発の可能性あり

一度カビてしまったタオルやエプロンは、洗ったとしてもカビ菌の根が残ってしまうため、どうしても再びカビやすい状態になってしまいます。思い出のあるお気に入りのタオルやエプロンなら、カビ取り後も注意をしながら使い続けることができますが、新しいものを購入して、カビたものは「寿命だった」と割り切る方が、あとを考えると楽かもしれません。


カビてしまう前に今すぐ予防対策を

一度生えてしまうと手ごわく残ってしまう「カビ」。毎日忙しいママにとって、カビ予防にかける手間も惜しいものですが、実際にカビを発見したときの衝撃を思うと、少しでも予防対策を行っておくことをおすすめします。
子どもたちが口につけて使うタオルや、食事エプロンの衛生面には、とくに気を使いたいもの。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.