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秋から本格的に保活スタート!働きたいママが今すぐすべき3つのこと

あんふぁん
毎日の暑さにぐったりしがちな夏もそろそろ後半戦。気づけば季節はもうすぐ秋ですね。秋といえば保育園入園を目指すママたちにとっては、夏よりも”熱い”保活がスタートする季節。多くの保育園が翌年度の4月入園の申し込み時期を秋に設定していて、ママたちは翌年度の働き方を考え、保育園を選び、申込書に必要事項を記入し、役所に提出しなくてはなりません。保活に挑むママたちにとってはとても忙しい季節が今年もやってきます。

そうは言っても、初めての保活を迎えるママにとっては、申し込み前に何をしておいたらいいのか、わからないことばかりですよね。しかし、わからないまま申し込み時期を迎えてしまうと、思わぬ後悔につながってしまうことも。

今回は、働きたいママがこの秋の保活に備え、今すぐやっておくべきことを3つ紹介します。


1.自分はどう働きたいのかを明確に決めておく



秋から本格的に保活スタート!働きたいママが今すぐすべき3つのこと


まず、ママはどんな雇用形態でどのくらいの時間働きたいのかを明確に決めておきましょう。もしもフルタイムで正社員復帰したいのであれば、保育園の保育時間中に送り迎えができるかどうか確認しておく必要があります。自治体によって認可園でも延長保育を行っている場合もあるため、どの園ならば希望の働き方ができるのか調べておきましょう。
もしもお迎え時間に間に合う園がなければ、ファミリーサポートの利用など、協力者を探しておく必要がありますね。

多くの自治体では、保育園の入所優先順位を決めるために、ポイント制を導入しています。たとえば、ある区では、パパ、ママともフルタイムの場合、父50ポイント+母50ポイント計100ポイント、ママがパートタイム勤務の場合は、父50ポイント+母25ポイント計75ポイントとなっています。ポイントが高いほど、入所の優先順位が高くなります。 さらに、兄弟がいる、母子家庭であるなど、各家庭の状況に合わせてポイントが加算されます。

自分が住んでいる自治体のポイントルールを確認し、激戦区の場合は「例年、何ポイントの人から入園しているのか」を問い合わせてみるといいですね。私の住んでいる区では、人気の園では満点の100ポイントでも入園できないケースがありました。状況により「短時間勤務では入園できない」と思われる場合には、ポイント制ではなく先着順で入園できる認可外園の利用を検討するか、入園後の勤務時間を考え直す必要がありそうです。

2.見学必須園や「早い者勝ち」の認可外は早めにチェックを



秋から本格的に保活スタート!働きたいママが今すぐすべき3つのこと


認可園の中でも、私立園の場合や、特色の強い園の場合は「見学必須」としている園があります。この場合、事前に見学をしていないと申し込みを受け付けてくれない園も。また、見学もいつでもよいのではなく、指定の説明会の日に出席をしないといけない園もあります。日々の育児で忙しいと、つい見落としがちになってしまう情報ですが、まずは自治体の入園申し込みの手引きを早めに取りよせ、熟読しておきましょう。

一方、認可外園の入園申し込みは、申し込み順となっている園も多いです。
この場合は、働いている、働いていないや、勤務時間に関係なく、単なる早い者勝ちでの受付になります。夏以降どんどん席が埋まっていきますので、気になる園がある場合には早めに見学に行き、気に入った場合は席の確保をしておきたいですね。ただし、確実な席の確保は「認可園を申し込まない場合のみ」としている園もあります。認可園を同時に申し込みする場合には優先順位を下げられててしまう場合があるため、園のルールをよく確認し、場合によっては認可外園を単願にする必要がありますね。

3.激戦区では「入園希望理由」で思わぬ差がつくことも



秋から本格的に保活スタート!働きたいママが今すぐすべき3つのこと


最後に、激戦区の保活で入園申し込み前にやっておくべきことは、「入園希望理由欄」に記載することをしっかり考えておくこと。

私は実際に子どもの保活に失敗し、区役所に「なぜ入園できなかったのか」を聞きに行きました。私の住む自治体は超激戦区と言われていて、私もフルタイム、両親同居なしで点数は満点だったはずなのに入園不可。窓口に出向き、お迎えが間に合う園が1つしかないこと、両親が病気で育児の手助けが得られず、保育園なしでは働けないこと、復帰しないと退職になることなど、入園できないと困る理由を説明。
しかしそれらは、入園希望理由欄には記載していませんでした。理由欄はとても小さく「復職したいため」と、簡単な理由を書く程度のスペースしかなかったのです。
しかし、職員の方から「もしも今回のように入園希望に際して伝えたいことがある場合は、別紙を付けてもいいんですよ」という言葉をいただきました。激戦区での選考では、同ポイントの人が複数いる中で選考するため、より明確に入園しなくてはいけない理由を提示している人を選ぶこともあるのだそう。

「入園したいのでどうかお願いします」という内容だけの”嘆願書”は受けつけないとしている自治体も多いのですが、入園希望理由を明確に伝えるための別紙であれば参考にしてくれることも。私も二次募集では希望理由書を作成し、無事入園しました。申し込み前に、希望園を絞った理由や働く意思、家族や会社にとってママが働く必要性をわかりやすく記入した用紙を作っておくといいですね。

多くのママが保活に向けて動きだす時期。
子育てに忙しい中で保育園見学や説明会参加、書類の準備など、バタバタしがちですが、申し込み期限が迫ってから「困った!」という思いをしないためにも、重要なことから早めに準備していきたいですね。

<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>

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