子育て情報『わが子の短所、どう直す?見直しの5つの心得』

わが子の短所、どう直す?見直しの5つの心得

いつか「短所を直したい」と思う機会が巡ってきた時のために、「自分なら直せるはずだ」と思える自信を育てておくことが親の役目です。

【見直しの心得3】
子どもが小さいうちは「調子に乗らせ」てなんぼ!
「短所を注意しないと調子に乗ってしまうのでは?」という声をよく聞きますが、小さいうちは「自分はできる子だ」という自信と、他者を信頼する気持ちを育てることが何より大事。そのためには、大人に都合の良い行動を取った時だけ褒めるのではなく、「無条件の褒め言葉」を一日に最低1回は掛けてください。「生まれてきてくれてありがとう」「ママは◯◯ちゃんと一緒にいられて幸せだよ」「◯◯くんが大好き」。言葉に表すのが苦手なママは、ぎゅっと抱きしめるなどのスキンシップを取って。

【見直しの心得4】
子どもに伝わるのは「裏の教育」だけ
例えば、「片付けないとおやつ抜きよ!」と言ったとします。この時、子どもが学ぶのは「言うことを聞かせるには脅せばいいんだ」ということ。ママの「片付けができるようにさせたい」という意図は伝わりません。
これを私は「裏の教育」と呼んでいます。そして、子どもはそれをきょうだいや友達に応用します。ママがしつけのためと思って子どもを叩いていると、子どもも相手を叩くようになります。親の見本は効果絶大ですから、子どもの短所と向き合う時こそ、脅し言葉や乱暴な態度はご法度です。

【見直しの心得5】
短所が目に付いたときは子どもの気持ちに共感する
短所が目に付いて叱りたくなってしまった時こそ、共感言葉を掛けましょう。例えば、朝の着替えの時に「寒い~」とグズる子には「寒いよね~、嫌だよね」と、まずは共感してください。子どもだって本当は着替えなければならないことは分かっているけれど、せめてイヤイヤをしたい心境なのです。「ママは私のことを分かってくれた」と思えれば、そこで気持ちの大部分は満たされますし、自分の気持ちを分かってくれる相手のことは大好きになります。
そして、大好きな人の望みには応えてあげたいと思うもので

幼稚園児とママの情報誌「あんふぁん」読者3組が挑戦ママが変わると効果が出るの?1週間チャレンジ!
「子どもの短所ばかり目に付いてしまう」と悩む3人のママが親野さんとやり取りしながら、「見直し術」を1週間実践しました。いつもの子育てを変えることへの難しさを感じながらも、わが子と向き合ったレポートです。

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