子育て情報『子どものお手伝いに対して報酬はあり? 積極的にさせる「言葉」とは?』

子どものお手伝いに対して報酬はあり? 積極的にさせる「言葉」とは?

2018年2月15日 12:29
 

我が家は上の子が小学生、下の子も年中になり、ほとんどのことが自分でできるようになりました。今、気になるのが「お手伝い」について。自分から積極的にやってほしいと思うものの、お願いしてみると「今、遊んでるからダメ」「疲れているから」と断られることが多く、どうやったらお手伝いしてくれるの?というのが悩みです。

あんふぁんWeb読者に「子どものお手伝い」についてアンケートを取ったところ、「子どもにお手伝いをさせている」のは全体の92%! 予想以上の多さにびっくりです。
(※2018年1月19日〜2月2日実施のあんふぁん読者Webアンケートより。回答数271)

子どものお手伝い、第1位は「食事前の準備&後片付け」、2位は「洗濯物を干す、たたむ」

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最も多かったのは、食事前の準備と後片付け。料理をしている時間に、先に準備をしておいてくれたら、とても楽ですよね。洗濯物も、たとえば自分の洋服だけでもたたんでくれれば、ありがたいのが本音です。個人的に一番やってほしいのが、3位の部屋の掃除。片付け上手な方は必ず「寝る前と家を出る前、物を元あった場所に片付けておく」と言います。掃除は最悪やらなくても明日に響かない…という甘えもあるので、ぜひ掃除は子どもに手伝ってほしいところ。

ランク外には、「カーテンの開け閉め」「布団の上げ下げ」「玄関掃除」「下の子の世話」「ペットの世話」などもありました。「カーテンの開け閉め」や「玄関掃除」は、とても簡単なので、とっかかりとしては良いお手伝いだなと思いました。

お手伝いに「報酬やメリットをつける」は1/4程度! 7割以上が、報酬&メリットなしでお手伝いを成功させている

修正お手伝い3


お手伝いに報酬やメリットがあるようにしているのは、全体の1/4程度。こちらは案外少ないような…。

・手伝い1回1ポイントで、10ポイント貯まったら子どもの好きなことをさせる(未就学児と小2、パート・アルバイト)
・お手伝い表を作り、お手伝いごとにシールを貼る。それだけで嬉しいようです(年中、専業主婦)
・ゲームする時間を増やす(3歳と小1、専業主婦)
・いつもは牛乳かお茶だけれど、お手伝いをしたらジュースを飲んでいい(0歳と年中と小1、専業主婦)
・お手伝いを10回したら、好きなおやつをひとつ買ってあげる(2歳と年少、専業主婦)
・ お小遣いをあげる(10円〜500円)(小3、フルタイム)

お小遣いは「1月分をまとめて」、また「1日ごとにあげる」と言う人も。ポイント制にして、おやつや好きなものを買ってあげたり、夕飯のリクエストをさせてあげたりと家庭によってさまざまです。

お手伝い3


子どもがお手伝いに積極的になるよう「感謝の気持ちを伝える」「ほめる」を忘れない!

Q.子どもがお手伝いを積極的にしてくれるように、「していること」「かけている言葉」は?

・掃除機をかけてくれ多少ほこりが残っていても、「すごくきれい!ありがとう!」と大げさにほめる。できていないところは、『次、ママもやりたいな♪』と言って仕上げをする。完璧にやれていなくても、感謝するようにしています(年少と小1、専業主婦)
・「今これをやってくれたら、後でゆっくり遊べるなぁ」とメリットを伝える(0歳と年中、パート・アルバイト)
・「一緒にやろう」と誘うようにする(1歳と4歳、フルタイム)

まず一番は、感謝の気持ちを伝えること。次に「手伝ってくれたら、どんないいことがあるか」を伝える、そして子ども任せにせず一緒にやるというのも、やる気を引き出すポイントのようです。忙しいと、ついつい「一緒にやると面倒だな」と思いがちですが、ここはグッと我慢して、最初だけでも手伝ってあげると良いのかもしれません。

・やる気がないときは兄妹で競わせる。年が離れていても競争心むき出しでやってくれます!(笑)(2歳と年長、専業主婦)
・できなくても、やりたければやらせるようにしている。段々上手になってくるので、やりたい気持ちを折らないことが大事と思い、イライラしてもなるべく耐えるようにしている(2歳と年中、専業主婦)
・「やってみたい?」と聞いてやりたければやらせる。やりたくない時は強制しない(2歳と年少、専業主婦)

競争相手は兄弟で競わせるのはもちろん、自分が相手になってもいいですね。負けず嫌いの子なら、きっと頑張ってくれそうです。そして「イライラしない」「強制しない」のも大切です。イライラしながら、無理やりやらせても長続きしません。

お手伝いすることで、親が楽になり、子どもも自立し思いやりの気持ちがもてるように

Q.子どものお手伝いで「良かったこと」「子どものためになった」と思うことは?

・自分のことだけでなく、相手のことも思いやれるようになった(年少と小1、専業主婦)
・次に何をすればいいか、先が見渡せるようになる(年中、パート・アルバイト)
・積極的に人に親切にできるようになった(0歳と年中と小1、専業主婦)
・人に何かをしてもらったら、逆にしてあげる。助け合う気持ちが分かるようになった気がする(年少、パート・アルバイト)
・達成感を持つようになった(2歳、専業主婦)

子どもにお手伝いをさせることは、「親が楽になる」「負担が減る」だけでなく、「子ども自身の成長」、そして相手を思いやり気づかう「心の成長」を感じている親が多いと知りました。

・料理を手伝うことで、夕飯のメニューの相談への答えが具体的になり、魚の内臓など仕組みについて知るようになった(小3、パート・アルバイト)
・偏食&少食だったのが、お手伝いした日は、ふだん食べない野菜なども食べてくれます(1歳と年少、専業主婦)
・洋服がきれいにたためるようになった(年中と小1、専業主婦)
・自分のことは自分でやる習慣が身につく(0歳と年中、パート・アルバイト)
・家族の一員として、お手伝いが当たり前という考えになっている(3歳と年長と小3、専業主婦)

お手伝い1


洗濯物をたたんだり料理を作ったりすることは「自立」につながり、それ以外のお手伝いも社会人の「常識」にも通じる部分でもあります。お手伝いは、大人に必要なことを少しずつ学んでいく階段なのかもしれません。

アンケート結果を見て、改めて「わが子にもぜひお手伝いをさせたい!」と思いました。まずは食事前にはしを並べる、カーテンを開けることからスタートして、「やりたい気持ち」を大事にしながら、少しずつお手伝いを増やせていけたらと思います。

<写真・文:フリーランス記者武田由紀子

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