子育て情報『「今日どうだった?」「別にー」。夫婦円満のための夫のトリセツ』

2018年6月6日 12:29

「今日どうだった?」「別にー」。夫婦円満のための夫のトリセツ

これこそ女性の特徴の一つ、「気持ちトーク」を攻略する秘訣が隠されています。僕のセミナーで男女の違いを学んだ、あるカップルの話です。休日家でテレビを見ていた彼氏に「ねえ、そんなに面白い?」と彼女が聞きました。いつもなら「うん」と答える彼ですが、ふと「…それって、テレビばっか観てないで私と話してよってこと?」と聞きました。彼女は「よく分かったね〜」と感心したそうです。このように女性は言葉に自分の「気持ち」を乗せてしゃべります。もしこの時彼が文字通り受け取って「うん」と答えていたら、彼女は「私の気持ちを分かってくれない」と感じていたでしょう。

女性は生きた体温計。
安心できることで愛情を感じます
女性のもう一つの特徴は「生きた体温計」ということです。風邪を引いたとき、体温計で熱を測りますね。もし38度だったらすごく不安になります。でも、36度だったら安心します。女性の気持ちはこれと同じ。自分の心の中に安心度を測るメモリがあって、安心を与えてくれることで愛情を感じます。この安心度を保つのが、ハグや「愛しているよ」という言葉です。ハグが照れくさい方は「今の俺があるのもお前のおかげだよ」と言い変えて。

「今日どうだった?」「別にー」。夫婦円満のための夫のトリセツ

最大のサービスでお得意様を獲得するのが「夫業」
結婚前は、妻の気を引くために最大限の努力をしてきたはず。しかし相手を手に入れてしまうと、私たち男性は「素」の状態に戻ります。妻を信頼し、満足しているからこそなのですが、妻は「結婚してから冷たくなった」と感じてしまうのです。そこでおすすめの捉え方があります。それは「サービス業」や「営業」と同じように、妻とのコミュニケーションを「夫業」と思うこと。仕事のクライアントと同じように、妻もあなたが満足させるべき相手の一人です。帰宅して、最低でも30分はいきなりテレビの前でゴロゴロするのではなく、話にあいづちを打ち、安心のメモリを上げていきましょう。「帰ってからも仕事かよ」と思わず(笑)、まずは続けてみてください。
何事も3週間続けば習慣になると言われています。こうしたサービスをすることで、妻はあなたの一番近くで、誰よりも永く、何があっても離れない「お得意様」になってくれるのですから。

巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター)illustrationSUGIURA Yu

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