子育て情報『元小1担任が教える「読み書き・計算」入学前にどこまでできればいい?』

元小1担任が教える「読み書き・計算」入学前にどこまでできればいい?

小学校入学まであと少し。新入学生説明会が行われ、入学までの準備についての説明を受けた人も多いのではないでしょうか。
私は元小学校教諭だったので、この時期になるとよく聞かれるのが、「勉強は、先取りしておいた方がいいの?」「ひらがなって全部書けないといけないのかな?」という質問。
小学校1年生の担任をした経験から、感じたことをお伝えします。

目次

・意外とスピーディーな国語・算数の進み方
・国語:ひらがなは読んで書けるとベスト
・算数:数・形・時計、身近にあるものにたくさん触れあって


元小1担任が教える「読み書き・計算」入学前にどこまでできればいい?


意外とスピーディーな国語・算数の進み方

小学1年生はまだなにも学習していないことを前提に、国語はひらがなの読み書きから、算数は数字の読み書きや1.2.3と数を数えるところから勉強がスタートします。
なので、家では何も勉強していなくて…というお子さんでも大丈夫。

とはいえ、国語は、1学期に50字のひらがなの学習が行われ、2学期はカタカナと漢字が同時進行するという感じで、わりとスピーディーに進みます。
文字以外にも助詞の使い方、文章の読み取り、人前で話す練習と話す内容を考える「スピーチ」についてなどを学ぶので、学習内容は盛りだくさん。

算数は、数の数え方から始めますが、すぐに足し算・引き算の学習に入り、1学期には繰り上がりの足し算、繰り下がりの引き算に進むなど、こちらも進みは早めです。

この進み具合を考えると、できれば入学前に準備しておいた方が、自信をもって学習に取り組めたり、スムーズに進めたりできるのではないかと思います。
では、どんなことに取り組んでおくのがいいでしょうか。

国語:ひらがなは読んで書けるとベスト

文字に興味を持つタイミングは個人差があります。
特になにもしていなかったけれど、気づいたらあらかた読めていたということも多いです。
読むことになかなか興味を示さなくて…というときには、遊びながら触れていくのがオススメです。わが家の子どもたちは、かるたや音の出るおもちゃで覚えました。

元小1担任が教える「読み書き・計算」入学前にどこまでできればいい?


書くことに興味を持ったら、ワークを買ったり、無料でダウンロードできるプリントを使うのもいいですね。
そのときに注意したいのが書き順です。
保護者に話を聞くと「正しく書けていれば、書き順なんて気にしなくていいでしょ」という人もいれば、「正しく書くよう言ってもなかなか素直に聞いてくれなくて」という人もいました。書き順は文字を一番キレイにスムーズに書くための順番です。漢字学習にもつながっていきますので、正しく書く習慣をつけたいところ。

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