「ママペイ」でストレス激減!わが家の予想以上の効果を声を大にして伝えたい
そのルールのおかげで、「自分がやる!」とケンカになりそうになった時に、「2人でやった方がラクだよ」「どっちにもお金はあげるから大丈夫」と声かけをすると「そうだった!」と言い合いをやめ、協力してお手伝いをしています。
いつのまにか「お兄ちゃんの分とっておいた」とお手伝いを中途半端にすることもでてきてしまいましたが(笑)、相手を思いやりながらできているというふうに考えればそれもいいかと思っています。
お菓子のバリエーション豊富に、たまにはボーナスも!
お菓子は子どもたちのテンションが上がる小袋のものをバリエーション豊富に用意。
中には駄菓子屋さんで売られているような当たりつきのお菓子も入れました。時々、「駄菓子屋さん始めるよ~」と盛り上げることも。
特別なデコレーションをしなくても、ちょっとしたことで、子どもは意外と喜んでくれるものです。
マンネリ化してきたときには、「今までがんばってくれたから、今日はボーナスだよ!」といつも買わないようなお菓子を、支払いなしで提供しました。
お手伝いで子どもの生活力と自己肯定感をアップ
このような工夫で、1か月以上ママペイ制度を継続していたら、お手伝いをするたび「〇円ちょうだい~」と自ら要求するようになった子どもたち(笑)。
このままお手伝いが習慣化してくれるといいなと思っています。
今回のママペイ制度は私がラクになるように始めたのですが、長期休みには毎回、学校や幼稚園で「家のお手伝いをしましょう」と言われているように、お手伝いをすることで子ども自身にもメリットがあります。
1つは、家事の仕方を覚えること、いつも家事をしてくれる親の大変さを知ること。
そしてもう1つは家族の役に立っているいう実感が持て、自己肯定感が育つこと。
どちらも、子どもにとってとても大切なことだと思います。お金をもらうために始めたお手伝いではありますが、「ありがとうね、とっても助かってるよ」という気持ちをきちんと伝え、子どもたちが自己肯定感を高めていけるようにしていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>