子育て情報『9月入学式・新学期アンケート「学習格差が生まれてしまうことを懸念」。賛成が反対を上回る』

2020年5月1日 19:38

9月入学式・新学期アンケート「学習格差が生まれてしまうことを懸念」。賛成が反対を上回る

編集部:学研キッズネット編集部

大学受験のオンライン個別指導塾を展開するセンセイプレイス株式会社は、新型コロナウイルスの感染拡大による学校休校が長引く中、急浮上してきた「9月入学・新学期」制度に対して、学生に向けたアンケート調査を実施しました。


9月入学・新学期について賛成が反対を上回る結果に

「入学・新学期を9月に遅らせることを政府が検討している点をどう思いますか?」と聞いたところ、賛成が43%、反対が27%、どちらとも言えないが30%という結果となり、賛成が反対を上回る結果となりました。また、同様のアンケートをセンセイプレイスのYouTubeチャンネルでも行ったところ、1684名に回答いただき、賛成が45%、反対が36%、どちらとも言えないが19%という結果となり、こちらも賛成が多い結果となりました。2つの調査を合算すると、1921名が回答し、賛成が860名(44.8%)、反対が670名(34.9%)、どちらとも言えないが391名(20.3%)という結果となりました。

目次


・9月入学・新学期について賛成が反対を上回る結果に




9月入学式・新学期アンケート「学習格差が生まれてしまうことを懸念」。賛成が反対を上回る

賛成と答えた学生の意見を抜粋すると、9月入学・新学期がグローバルのスタンダードだからと回答する意見や、「現状の自宅での学習環境がみんな平等であるとは言えないから」「授業の進度が心配だから」「オンライン授業をしない学校もあるから」など、学習進度が地域や学校によって異なることから学習格差が生まれてしまうことを懸念とする意見が多く回答されました。

また反対意見を見ると、「早生まれの扱いや入試の時期などまだまだたくさん課題がある中で、コロナの混乱に乗じて勢いで決めてしまいそうなのが不安」「受験予定が不透明な検討によって大幅に狂ってしまうこと」「夏の甲子園やインターハイなどが完全に無視されてしまっていて、推薦の選抜が難しくなること」「この年からこれを採用すると9月と10月生まれの間で年度が切り替わることになり混乱してしまう」など様々な課題がある中で、短期間で9月入学・新学期となることへの不安から反対する学生が多いことがわかりました。


9月入学式・新学期アンケート「学習格差が生まれてしまうことを懸念」。賛成が反対を上回る

9月入学式・新学期アンケート「学習格差が生まれてしまうことを懸念」。賛成が反対を上回る

■アンケート概要
期間:2020年4月30日(木)
対象:ネット自習室利用学生およびセンセイプレイスYouTubeチャンネル視聴ユーザー
手法:オンラインアンケート
回答数:ネット自習室利用者237名(男137、女100)、YouTube視聴ユーザー1684名

■会社概要
2015年にCEO庄司裕一とCLO(学習責任者=Chief Learning Officer)

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