「集中力」「理解度」に不安、ベネッセが小中高校生の親子の生活における新型コロナウイルス影響調査を実施
・タブレット学習がいいのか、紙に書くスタイルのままの学習の方がいいのか。
デジタルデバイスでのオンライン授業などについて、理解しながら見ているのか、どこから手をつけて良いのかなど
・ちゃんと理解してやってくれるのかどうか。ただぼーっと見てるだけの様な気がする。
・(世の中に)コンテンツが多すぎて、何から手をつけさせればいいかわかりづらい。
・一方的に授業を聞くだけなので、わからないことへの質問がリアルタイムでできないと勉強の熱量が減ってしまいそうで心配。
・リアルの授業では発表や発言などを通して自分のわからないことを多種多様に学べるが、(動画では)その機会が難しい。
休校当初の「家でさせることがない」不安は減少しているが、学習習慣や勉強の遅れへの不安はいまだ高い。
●親の不安/解決したいこと
・算数、理科は家庭で勉強できるが、国語の記述問題など、専門的な知識がないと添削できない科目は、親が教えるには限界。
・今年から小学校ではプログラミングや英語の授業が追加されて、例年以上に授業数が増えるはずだったのに休校延長で大丈夫なのか。・宿題や課題はあるが、授業がないため理解度が低いのではないかと思う。わからないと勉強は楽しくなく、だんだんとその科目だけ適当になってくる。
・学習意欲も低下したように思う。学校からの課題やアプリでの自主学習もあるが、なかなかやる気がわかないように感じる。
約7割の家庭で、コロナウイルスによる経済状況が「教育費への不安」につながっている。
家庭での自主学習における「オンライン授業型の学習教材」の活用ポイント
家庭での自主学習用としての「オンライン授業」は、一見学校での授業と似ているので取り組みやすい印象があります。しかし、実は先生や仲間たちと同じ教室で話を聞いたり質問したりしながら進む授業とは違い、自宅で一人で長い時間授業の動画を見ていても、ただ聞いただけで終わるということも起こりやすくなります。そのため、お子さまが集中できる環境づくりと、サービス選びをしっかり行うことが大切です。
今回の調査では、小学生では「集中が続かない」、中高生では「理解できているか心配」という不安の声が多くみられました。その対策として、例えば臨場感のある双方向型オンライン授業であればメリハリがつき、集中力が続きやすいといったメリットがありますし、質問ができるチャットなどのコミュニケーション機能が付いた教材であれば、わからないところを質問して自分の理解度を確認しながら進めることができます。