子育て情報『『小学校でのプログラミング教育必修化』について主婦にアンケート調査、「賛成」58.0%「どちらともいえない」46.5%』

2020年5月22日 08:00

『小学校でのプログラミング教育必修化』について主婦にアンケート調査、「賛成」58.0%「どちらともいえない」46.5%

そのことを知っているかどうかを働く主婦層に尋ねたところ、小学生のお子さんがいる人の認知度は8割を超えました。「小学校でプログラミング教育することは、子どもの将来にどんな影響を与えると思いますか」と尋ねたところ最も多くの人が選んだのは「コンピュータにより親しみを感じるようになる」で47.1%。小学生のお子さんがいる人だけに絞ると54%と過半数です。他にも「論理的思考力などの資質や能力が磨かれる」や「IT技術者など専門職に就ける可能性が広がる」など、積極的に評価する声が上位を占めました。

しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より

「小学校でプログラミング教育が必修化されることをどう思いますか」という質問に対しても、賛成46.1%に対して反対7.4%と賛同する声の方が圧倒的に多くなっています。しかしながら最も多かったのは「どちらともいえない」という声で46.5%。諸手を挙げてプログラミング教育に賛同する人ばかりでもないようです。小学生のお子さんがいるかいないかで比較すると、小学生のお子さんがいる人の方が賛成する人の比率は58.0%といない人より18ポイントも高くなっています。
プログラミング教育について知っているか否かの比較では、小学生のお子さんがいる人の方が「知っている」と回答した人の比率が20ポイント以上高くなっており、関心度が高い人の方が賛成と回答する比率も高いようです。

文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引」には、プログラミング教育は子供たちの可能性を広げることにもつながると書かれています。一方で、本当に効果的な指導ができるのかという疑問の声もあります。効果の有無はすぐに検証できるものではありませんが、IT環境が当たり前となった社会において必要な教育のあり方を考える上で、プログラミング教育の必修化は大切な一歩なのだと考えます。

【ポイント】
・プログラミング教育の必修化に賛同する声の方が多く、小学生のお子さんがいる人の方がより賛成比率が高い。
・一方、その効果については未知数。取り組みの必要性には一定の理解があり、IT環境が当たり前の社会において大切な一歩。

■しゅふJOB総研所長 兼 ヒトラボ編集長 川上敬太郎 ープロフィールー
1973年三重県津市生まれ。
愛知大学文学部卒業後、テンプスタッフ株式会社(当時)入社。責任者として営業・企画・新規事業起ち上げなどを行う。転職後、執行役員としてマーケティング・求人・キャリアカウンセリング部門を統括。

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