子育て情報『高機能自閉症とは?アスペルガー症候群とは違うの?症状や診断基準、障害者手帳の取得について紹介します!』

2016年8月24日 19:20

高機能自閉症とは?アスペルガー症候群とは違うの?症状や診断基準、障害者手帳の取得について紹介します!

と落ち込んでしまうことがあります。

■高機能自閉症の症状以外にも二次障害の症状に悩まされることがある
他人からの要求水準が高かったり、自分の言動に対する自己嫌悪からストレスを感じ、うつ症状などの二次障害を伴うこともあります。高機能自閉症の中核症状以外にも二次障害の症状が現れるため、本人はとても困難な状況に置かれる場合があります。

■自分でも気付かないうちに人を傷つけてしまうことがある
対人コミュニケーション能力の障害のため、不謹慎な発言やその場にそぐわない言動をしてしまうことがあります。そういった言動によって大切な人が傷ついていることに気付かないこともあります。想像することが苦手な特性もあるので本人にとっても歯がゆい状態になることがあります。

■周囲の理解が得られないことがある
高機能自閉症のある人は見た目や言動に明らかな障害が見られない場合も多く、周囲から障害への理解が得られにくいことがあります。苦手なことに高い水準の成果を要求されることや、人間関係でも言動が理解されない、なおかつ助けてくれないなどの状況におかれる場合もあります。



高機能自閉症の人と周囲の人たちの接し方は?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161002723

ここでは、高機能自閉症の方の困りごとをいくつか紹介します。

高機能自閉症は他人に気付かれにくい障害であるがゆえに理解を得ることが困難なことがあります。また自らをコントロールできず様々なトラブルを誘発し、ストレスによる二次障害を起こすことがあります。

高機能自閉症の困りごとは、早く適切な診断と周囲の対応によって困りごとを避けたり、解消することができます。その困りごとを解決するためには本人の努力だけでなく、周囲の協力も必要な点がいくつかあります。

■高機能自閉症であることが気付きにくい
繰り返しになりますが、高機能自閉症は知的・言語能力に明らかな遅れがなく、その他の症状も軽度の場合には本人も周囲も高機能自閉症だと気付かない場合があります。人間関係のトラブルが絶えなかったり、タスク管理ができなかったり、急なスケジュールの変更に混乱してしまったりなど障害としての特性を自分の能力が低い、努力不足だと落ち込んでしまうことがあります。

■周囲の理解が得られないことがある
高機能自閉症のある人は見た目や言動に明らかな障害が見られない場合も多く、周囲から障害への理解が得られにくいことがあります。

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