2016年11月7日 14:00
宿題は何のためにするの?泣くほど嫌がる長男を救った1冊の本
そんなとき出会った運命の本。私たち親子を救ったその内容とは…
出典 : https://www.amazon.co.jp/dp/4780307295
そんなとき、出会ったのが『宿題なんかこわくない』という本でした。
『この世から宿題がなくなったら、親も子もどんなに楽しい時間を過ごせるだろう。宿題が引き起こす親子バトルの相談を受けるたびに思います。勉強が子どものストレスでなく、楽しいものにするために、我が子に合った方法をこの本から手に入れてください。』
(NPO法人福祉広場理事長池添素さん)
図書館で手に取った1冊の本。その裏表紙にあったこの一文に、理解者をやっと見つけたような救われた気持ちになりました。
本に教わったのは「子どものための」学習のありかた
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10736003639
私はすがる思いでこの本を読み込みました。内容を一部ご紹介します。
『宿題ができないからといって、その子が怠けているとは限りません。宿題ができないのには、理由があります。そして宿題ができなくても、勉強がまったくできないわけではありません。宿題のことを、そんなに重大に考えないでください。』
『苦労して宿題をさせても、それに見合うほどの学習効果があるわけではないし、苦しいイメージばかりが増えて、子どもをますます勉強から遠ざけてしまうことさえあります。』
では、なぜ先生は宿題を出すのでしょうか。
『お母様方は先生に当然の要求のように「学力をつけてください」とお願いします。(中略)先生もまた「学校としての成績を上げよ」と教育委員会や校長から命令されて、さらに宿題を課していきます。その結果、親も先生も「宿題をやらなければならない」と子どもを追い込んでしまうのです。』
本来なら、子どものために、子どもに合わせて用意されるべき家庭学習が、大人の都合で「宿題」として出されているのかもしれませんね。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230000267
もしそうなら、子どもに合わせた形で用意してあげてもいいのではないでしょうか?この本では、学校でよく出されている漢字/計算/音読の宿題について、子どもたちが苦手意識を持つのはなぜか?を、丁寧に解説しています。