子育て情報『発達検査とは?子どもの発達特性が分かる検査の種類や検査内容を紹介します』

2016年11月24日 21:30

発達検査とは?子どもの発達特性が分かる検査の種類や検査内容を紹介します

また、子どもか大人かによって、行くべき相談機関が違うので、以下を参考にしてみてください。

【子どもの場合】
・保健センター
・子育て支援センター
・児童相談所
・発達障害者支援センターなど

【大人の場合】
・発達障害者支援センター
・障害者就業・生活支援センター
・相談支援事業所など

自宅の近くに相談機関がない場合には、電話で相談できる場合もあります。

発達検査や知能検査は、公的病院や民間病院で受けることができます。精神科や臨床心理士による検査が受けられる病院を受診するといいでしょう。「児童発達支援センター」などで受けることもできます。

発達検査の受け方、費用は、検査内容や病院によって異なります。また診断書もしくは報告書を書いてもらう場合には、別途料金がかかります。こちらの料金は病院ごとに異なりますので、直接病院に問い合わせてみてください。
一方、個人のクリニックや診療所で検査を受ける場合には、すべて自費での診療となります。

検査は基本的に誰でも受けることができますが、特に発達に関して気になる点がないと医師が判断した場合は自費となります。こちらの料金設定も各病院ごとに設定されていますので、受診する病院に問い合わせてみてください。

発達検査の結果を受けて、専門機関で確定診断を受けたい場合は発達検査を受けた機関に問い合わせるか、もしくは改めて相談機関(保健センター、子育て支援センターなど)に問い合わせてみてください。


発達障害の診断はなくても療育は受られるの?

発達検査とは?子どもの発達特性が分かる検査の種類や検査内容を紹介しますの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10367006520

発達障害の確定診断がなくても、子どもに対して何らかの療育支援の必要性が認められた場合には、児童福祉法に基づく児童発達支援を受けることができます。

児童発達支援は障害児通所支援の一つで、小学校就学前の6歳までの障害のある子どもが主に通い、支援を受けるための施設です。日常生活の自立支援や機能訓練を行ったり、保育園や幼稚園のように遊びや学びの場を提供したりといった、障害のある児童への支援を目的にしています。

療育手帳や身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っていなくても、障害児通所給付費支給申請を専門家の意見書などと一緒に提出し、児童発達支援利用の必要が認められれば、受給者証が市町村から発行されます。

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