子育て情報『発達検査とは?子どもの発達特性が分かる検査の種類や検査内容を紹介します』

2016年11月24日 21:30

発達検査とは?子どもの発達特性が分かる検査の種類や検査内容を紹介します

と「発達年齢」「発達指数」などの数値結果を知ることができます。

発達検査の中でも乳幼児精神発達診断法では検査項目と月年齢を軸にした「発達プロフィール」が作成されます。発達プロフィールは下記の例のように折れ線グラフのように記され、このプロフィールの発達の全般的な遅れや、発達障害の特徴を把握することが可能です。発達障害がある子どもの場合は、一定のプロフィールパターンがあることから診断の参考に使用されています。

発達検査の中でも、乳幼児精神発達診断法では検査項目と月年齢を軸にした「発達プロフィール」が作成されます。発達プロフィールは折れ線グラフのように記され、発達の全般的な遅れや、発達障害の特徴を把握することが可能です。発達障害がある子どもの場合は、一定のプロフィールパターンが見られる傾向があることから、診断の参考に使用されています。

また津守・稲毛式乳幼児精神発達診断法では「発達年齢」が分かります。
新版K式発達検査では「発達指数」と「発達年齢」の2つの数値結果が分かります。

「発達指数(Developmental Quotient:DQ)」は認知面・社会性・運動面などのいくつかの観点から発達の度合いを示していて、「発達年齢(Developmental Age:DA)」は、検査を受けた方の精神年齢を示すものです。のちにADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断された3歳2カ月の女の子の検査結果の例です。

次女の検査結果は次の通りでした。

(1)「姿勢・運動領域」発達指数:96(発達年齢:3歳1ヶ月)

(2)「認知・適応領域」発達指数:101(発達年齢:3歳3ヶ月)

(3)「言語・社会領域」発達指数:75(発達年齢:2歳5ヶ月)

(4)「全領域」発達指数:88(発達年齢:2歳10ヶ月)

結果は、検査時点での発達状況を換算した『発達年齢』と、生活年齢と『発達年齢』との比率である『発達指数』で表されます。

『発達指数』は、その年齢の平均を100で表されますが、実際にはある程度幅があるそうです。

https://h-navi.jp/column/article/729
各項目ごとに発達指数と発達年齢が分かります。しかし、これらの数値が分かっても具体的に家庭や学校などで、どのような配慮や療育、学習を行えばいいのか分かりませんよね。
そのような具体的な接し方などを示してくれるのが「検査報告書」

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