子育て情報『小児期崩壊性障害とは?症状・原因・治療法・療育法は?他の障害との違いは?』

2016年12月1日 17:00

小児期崩壊性障害とは?症状・原因・治療法・療育法は?他の障害との違いは?

出典:療育と教育の接点を考える|障害保健福祉システムHP

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/rehab/r055/r055_018.htmlhttps://junior.litalico.jp/personality/hattatsu/nursing/
参考ページ: 療育とは何か|LITALICOジュニアHP

小児期崩壊性障害そのものを根本的に治す薬はありませんが、特定の症状を緩和するために使用することがあります。薬によって開始できる年齢や症状が決まっており、人によって副作用がある場合もあるので、主治医とよく相談し、用法用量を守って服薬していくことが大切です。

薬物療法は、症状を一時的に抑えるためのものであり、症状が軽減している間に、教育や支援をあわせて行うと効果的であるともいわれています。


小児期崩壊性障害の場合、障害者手帳は取得できるの?

小児期崩壊性障害を含む広汎性発達障害と診断された場合、2種類の障害者手帳を取得できる可能性があります。

・療育手帳
小児期崩壊性障害と診断されただけでは療育手帳付与の対象とはなりません。しかし、療育手帳を申請し、知的障害があると認められた場合は療育手帳が取得できます。

・精神障害者保健福祉手帳
小児期崩壊性障害は発達障害者支援法第二条において発達障害に指定されていて、さらに発達障害は精神障害に含まれます。そのため、小児期崩壊性障害により長期にわたり日常生活又は社会生活への制約があると認められた場合は精神障害者保健福祉手帳を受けることができます。


もし、知的障害と精神障害のどちらもあると判断された場合は、療育手帳と精神障害者保健福祉手帳を両方取得することは可能です。


まとめ

小児期崩壊性障害とは?症状・原因・治療法・療育法は?他の障害との違いは?の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10250000495

小児期崩壊性障害は、発症前までは子どもが問題なく元気に成長する障害であるため、発症時にはご家族の驚きも大きいかもしれません。

しかし、小児期崩壊性障害は他の広汎性発達障害と同じく、早期発見と早期療育、通院治療等を通した支援が可能です。

お住まいの地域の発達障害者支援センターなどの相談窓口や医療機関では、お子さんのことだけでなく、ご家族の方のためのアドバイスも専門家からもらうことができますので、お子さんの発達の仕方に何か違和感を覚えた段階で連絡をとることをおすすめいたします。

悩みや疑問を解消し、お子さんの特性を理解することで、適切な支援方法を探していきましょう。

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