子育て情報『わが子が通級へ行くこと、クラスやママ友にどう伝える?発達障害の子どもが笑顔で学べる環境づくりに向けて』

2016年12月5日 11:00

わが子が通級へ行くこと、クラスやママ友にどう伝える?発達障害の子どもが笑顔で学べる環境づくりに向けて

近所の親の憶測が子どもの耳に入り、長男がからかわれたり、変に気をつかわれたりするよりは、私の口からちゃんと説明をしよう…!そう決意しました。

そのとき心がけたのは、「発達障害だから」という伝え方ではなく「どんなことに困っているのか」をわかりやすく伝えることでした。

このため、発達障害や学習障害という言葉を使わずに「うちの子、斜視で手術してるから字を読んだり黒板を写して書いたりするのがすごく時間がかかって辛いみたい。だから少人数で子どものペースに合わせてくれる、通級学級の方が勉強しやすいかと思ってね。」

と、具体的に説明をしてみました。

おかげで、近所のお母さんたちも「そうなの、頑張ってね~」とすんなり理解してくれ、自分の子どもたちにもそのようにお話してくれたようです。


4年生になった長男は授業中、ノートがとれず…彼の姿をみた友達の一言

わが子が通級へ行くこと、クラスやママ友にどう伝える?発達障害の子どもが笑顔で学べる環境づくりに向けての画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161010161

ですがその後、長男が4年生になる頃には、少しずつ授業に出遅れるようになりました。

授業中ボーっとしていたり全然ノートをとっていなかったりする長男に、「ずるいぞ、ちゃんとやれよ!」などと周りの友達からキツイ言葉をかけられることが増えていきました。

長男はさぼっている訳でなく、学習障害の特性の1つで読み書きが苦手だったのですが、周囲の友達にはサボっているように見えていたようです。


友達からの誤解でだいぶ傷付いた長男を見て、周りの子どもたちにも、長男のことを理解してもらったらどうだろう…?と考えました。

担任の先生と相談をし、長男が通級でいない日をねらった私は、読み聞かせボランティアに行き、クラスのみんなに話をさせてもらいました。・長男は目でものを見るとき、人よりも疲れやすいこと
・みんなと同じように見えていないこと
・だから授業を受けているだけでとても疲れ、みんなのように上手に書き写すことができないこと
・それでも、頑張って授業を受けようとしているから、応援してほしいこと

一つ一つ、具体的に説明していきました。


具体的な説明をすることで、子どもたちに理解してもらえた

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132003932

みんながどんな風に話を受け止めるのか不安でしたが、どの子も真剣に話を聞いてくれていました。

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