「感覚統合」とは? 発達障害との関係、家庭や学校でできる手助けまとめ
6年間の訓練の成果かどうかはわかりませんが、自転車に乗れるようになったり、縄跳びがとべるようになったりしています。
https://h-navi.jp/qa/questions/1409
まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161012781
感覚統合の発達には子ども自身の「楽しそう!」「やってみたい!」という気持ちと周囲の大人の励まし、成功体験ができるような環境づくりと工夫が重要です。
感覚統合がうまくいかない子どもに対して「ちゃんとしなさい」「~してはいけないよ」と言っても、子どもにとっては何がいけないのか、どうしていけないのかわからない、わかってはいるけどやめられないという場合が多くあります。また、うまくできないという不安から緊張をもたらし、ますます失敗してしまうという悪循環に陥り、ストレスを抱えたり自信をなくしてしまったりすることがあります。
パパ・ママや周りの大人は、子どもができていないことだけに着目するのではなく、できていないという背景には感覚統合がうまくいっていないのではないか、感覚の使い方がうまくいっていないことが影響しているのではないか?と考えてみることが重要です。
子どものある動作が気になる、どうしてこんなに不器用なのか、他の子と一緒にできないのか...そう思ったら、一度その動作を支える"感覚"の発達に戻ってみましょう。そして、子どものやる気、成長体験を大事にしながら、もう一度感覚統合を積み上げなおしてみることで、子どもの気になる行動を少しずつでも良い方向へ導いてあげたいですね。
参考文献
https://www.amazon.co.jp/dp/4863421885/
加藤寿宏/監修『乳幼児期の感覚統合遊び保育士と作業療法士のコラボレーション』2016年クリエイツかもがわ/刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4816354905/
川上康則/監修『学校・家庭で楽しくできる発達の気になる子の感覚統合遊び』2015年ナツメ社/刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4816358315/
秦野悦子、杉並区こども発達センター/監修『親子で楽しめる発達障がいのある子の感覚あそび・運動あそび』2013年ナツメ社/刊
「トイトレ中の2歳児が気にしている、あることとは?」ガイックとフランスで子育て Vol.32 | HugMug