子育て情報『普通級から支援学級への転学を経て。発達障害の長男が語った心境とは』

2017年1月23日 11:50

普通級から支援学級への転学を経て。発達障害の長男が語った心境とは

イライラして当たり散らしたり、自分を責めて大泣きしたりすることは減ってきました。

それでもたまに、「学校いやだな~」「今日も疲れちゃったよ…」という言葉を長男から聞くたびに、「なんで?何があったの?何がまだ辛いの?」とビクビクしてしまう私がいます。

支援級に移ってもまだ毎日が辛いなら、後はどうしてあげたらいいの?わからない…。

また、将来のことを夫婦で話し合うたびに、「支援級に移ったことで、長男が将来やりたいことができなくなったらどうしよう…」という弱音を吐いてしまいます。

今まで辛そうな長男をずっと見てきたので、親の私が少し過敏になっているのかもしれません。


そんなある日、長男が自ら語ってくれた現在の心境

普通級から支援学級への転学を経て。発達障害の長男が語った心境とはの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28202000361

そんなある日のことでした。

大好きなハンバーガーショップでニコニコとお昼を食べていた長男が、私と2人きりになったとき、急に話し始めました。


長男「お母さんあのね…、今ね、毎日楽しいな~と思えるんだ。大変なこともあるけど、前より楽になった感じ。」

私は急に話し出した長男にビックリしましたが、笑顔で「うんうん」と聞くことにしました。

長男「そうだな~…小さい頃の僕に戻った感じかな。いろんなことが楽しいって思えるし、嫌なことがあっても、まあいっかって思えるんだ。

幼稚園の年中さんぐらいからね、僕ずっと辛かったんだ。グラグラする吊り橋にずっと乗ってるみたいで、いつかヒモがブチっと切れるんじゃないかって、怖かった。

今思えば、1番辛かったのが、3年生の頃だったな。色んなことがワーッて僕を襲ってきて、どうしたらいいのかわからなかった。
今はね、大丈夫だなって、思えるんだよ。」


私たちの選択は適切だった。長男に、そう励まされた気がして…

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私はただ笑って、彼の頭を優しくなでていました。

次男がそのとき席に戻って来なかったら、たぶん泣いていたでしょう。

長男は、幼児の頃から自分が抱えている辛さを自覚していたのでしょう。でも、上手に表現できなかったし、助けを求めることもできなかった。

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