子育て情報『発達指数(DQ)とは? 発達指数の定義、知能指数(IQ)との違い、検査結果と支援方法まとめ』

2017年1月9日 14:30

発達指数(DQ)とは? 発達指数の定義、知能指数(IQ)との違い、検査結果と支援方法まとめ

【子どもの場合】
・保健センター
・子育て支援センター
・児童相談所
・発達障害者支援センターなど

【大人の場合】
・発達障害者支援センター
・障害者就業・生活支援センター
・相談支援事業所など

自宅の近くに相談機関がない場合には、電話での相談をすることができる場合もあります。

発達検査は、公的病院や民間病院で受けることができます。精神科や臨床心理士による検査が受けられる病院を受診すると良いでしょう。「児童発達支援センター」などで受けることもできます。

発達検査の受け方、費用は、検査内容や病院によって異なります。検査は基本的に誰でも受けることができますが、特に発達に関して気になる点がないと医師が判断した場合は自費となります。検査を受ける際は、まず病院に問い合わせてみましょう。

さらに発達検査の結果を受けて、専門機関で確定診断を受けたい場合は発達検査を受けた機関に問い合わせるか、もしくは改めて相談機関(保健センター、子育て支援センターなど)に問い合わせてみてください。



発達指数を知ることができる発達検査の内容

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017002990

発達検査にはさまざまな種類がありますが、この章では主に発達指数を知ることができる2つの検査について紹介します。これらの検査は、任意で受検することも可能ですが、基本的には相談機関や病院ですすめられて受検することが多いです。

適応年齢:生後100日後~成人
検査項目:328項目(「姿勢・運動領域」、「認知・適応領域」「言語・社会領域」の3領域で構成)
それぞれの年齢において、一般的と考えられる行動や反応と、対象となる方の行動や反応が合致するかどうかを評価する検査です。検査は、「姿勢・運動」(P-M)、「認知・適応」(C-A)、「言語・社会」(L-S)の3領域について評価されます。

なお、3歳以上では「認知・適応」面、「言語・社会」面の検査に重点が置かれます。検査結果としては、この3領域の「発達指数」と「発達年齢」が分かります。

適応年齢:0歳0ヶ月~4歳8ヶ月
検査項目:151項目(移動運動、手の運動、基本習慣、対人関係、発語、言語領域)
「運動」「社会性」「理解・言語」の3領域6の質問項目から構成されています。

上記の発達検査は発達指数や発達の全体像を知る検査です。

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