2017年4月16日 11:00
怖がりな娘が一歩踏み出したきっかけは、親子三代の「宝物」との出会いでした。
パパが読んでいた本がいっぱい!もうあの部屋は怖くないよ
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祖父母の家の二階には他にも「おさるのジョージ」や「星の王子さま」や星座の物語など、主人が子供の頃に読んだ数多く本が残されていました。そのことを知った娘は、それまで怖くて全く行けなかった二階へ、自ら行くようになりました。
そしてパパが子どもの頃大好きだった本が眠る部屋は、娘のお気に入りの場所になったのでした。
娘にとっての「からすのパンやさん」の魅力とは…?
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娘は高校生になった今でも本が大好きです。当時のことを娘に聞いてみました。
私「加古里子先生の絵本の魅力はどんなところ?」
娘「もちろんお話も面白いんだけど、細かな絵が面白いの。
からすのパンやさんは、パンの種類だけじゃなくて、からす一羽一羽の表情とか動きとか凄く面白くて何度も見ちゃう。“ウォーリーをさがせ!”的な魅力もある!
お母さんになって読み返して、はじめて感じたこと
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実は娘と一緒に「からすのパンやさん」を読んだ時、私にとっても発見がありました。
“子育ての苦労や子どもへの愛情がこんな風に自然に描かれていた本だったんだ!”と、とても驚いたのです。
それは自分が子どもの頃に読んだ時には全く感じなかった気持ちでした。
“子育てって意外と大変で楽しくて、ちょっと切なくて面白い”私達が子供の頃、私達の両親も恐らくこんな気持ちで読んでいたのでしょうね。
娘が親になった時、娘もきっとこの気持ちに気が付くといいな、なんて思ったのでした。
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Upload By 荒木まち子
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