子育て情報『支援級?それとも通常級?悩んだ時に選べる「その間」の選択肢って?』

2017年2月26日 11:00

支援級?それとも通常級?悩んだ時に選べる「その間」の選択肢って?

とは、言い切れない現実もあると思います。また逆に、「通常級で落ち着く」「支援級で伸びる」可能性だって十分あるのです。

そして、「支援級か、通常級か」の間で揺れ動く、うちの子と似たようなお子さんには、「その中間のスタンス」である「通常級で受けられるサポート」と「支援級で可能な通常級との交流」もそれぞれあることも、是非知っておいて欲しいと思います。


加配や取り出し個別指導、我が家が通常級で受けることが出来たサポート

支援級?それとも通常級?悩んだ時に選べる「その間」の選択肢って?の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10248007656

さて。入学時までに、親に発達障害に気づかれず、いきなり通常級に放り込まれた長男(ごめんね)。当然、大混乱・大パニックです!

ランドセルの中身はからっぽ。登下校ではケンカばかり。漢字書き取りは投げ出す…毎日トラブル続きで、私も育児にすっかり自信をなくし、途方に暮れていました。


そしてある日。長男はクラスのレクリエーションに参加できずに、泣いて教室を飛び出しました。

…そんな時、一緒にいてくれたのが、「加配」の先生でした。

「加配」とは、担任に加えて、他の教員などが通常級に入り込む形で、支援の必要な子を中心にサポートしてくれる制度のことです。

呼び方も役割もそれぞれビミョーに違いますが、「加配」「補助教員」「支援員」「介助員」「民間のボランティア」などといった呼び名の人が、クラスに配置されて子供を支援してくれます(学習指導ができるのは、教員免許保持者のみ)。

自治体の予算で人員が確保されるので、状況によっては、希望を伝えても、配置や増員がすぐには難しい場合もあるかもしれません。

うちの学校の場合、加配教員の先生が、1・2年生の各学年に1名が配置され、各クラスを巡回しています。

うちの子達がお世話になった例は…

・教室を泣いて飛び出したり、パニックになってしまった時に、一緒に廊下にいてくれた
・授業中、ぽわ〜んと上の空になっていた時に気づかせたり、漢字学習の時、下書きを入れてくれた
・休み時間、友だちともめ事になった時に、仲介役をしてくれた

…などなど。
普段から何かと長男に声をかけてくれ、コミュニケーションを図ってくれました。

他にも、読字障害のある子や、言葉での表現が難しい子、日本語が母国語でない子などに、教科書の代読や筆談をする、などのサポート例もあるようです。

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