2017年3月9日 11:00
感覚過敏の息子、大キライな歯医者を克服!障害児専門歯科の神対応
Upload By モビゾウ
ドクターショッピングの繰り返し。そこには親の意地もあり…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10248015792
「虫歯になったらもっと治療が大変になる…なんとかして虫歯になるのは防がなければ…」
そういう思いから、私は定期的に歯医者さんに通う習慣は息子につけさせておきたいと思っていました。
ところが、どこの歯医者さんに行っても、息子は耐えきることができません。息子は大騒ぎ、歯医者さんは汗まみれ、クタクタになっている歯医者さんの姿を見ると、もう一度行こうという気持ちにはとてもなれませんでした。
私はママ友の話を聞いたり、ホームページを見たりしながら、ドクターショッピングを繰り返しました。受付に電話をかけ、「発達障害があるのですが」と何度も何度も説明しました。けれどもどうしてもうまくいかなかったのです。
心身障害児専門歯科というものがあることは知っていました。けれども、私は近隣の歯科でなんとかしたい…という気持ちがありました。
場所が遠かったのもありますが、「支援と配慮があれば、息子は『普通の子ども用の歯科』でなんとかなるはずだ…」そんな奇妙な意地が私にあったのです。
けれども、ドクターショッピングを繰り返したところで、息子の歯医者さんに対する恐怖心も増幅していくばかりでした。フッ素やシーラントで吐きそうになったこと、先生に触られてくすぐったくて騒いだら叱られたこと、次第に息子にとって歯医者さんは「嫌なことをされて叱られる場所」になっていきました。そのうちに、歯医者さんと聞くだけで「やだっ!!!」と叫ぶようになってしまったのです。
ようやく障害児専門歯科に行くことを決意!実際に見てみると、驚きの連続だった
奇妙な意地を張り続けてドクターショッピングを繰り返していた私ですが、就学児健診で
「上の歯で怪しいのが一本ありますねえ。早めに歯科に行って診てもらってくださいね」
と言われ、もう気分がガックリとなってしまいました。「この子には歯医者さんはもう無理だよ…」「わたし、歯医者さん探すの疲れたよ」というくたびれはてた私の心の声が聞こえてきました。そしてようやく、
「もうこれが最後の賭けだ…。
障害児の専門歯科に行ってみよう」
と決心したのです。