2017年2月28日 11:00
小4の娘に表れたチック症状。きっかけは大好きなテレビ番組に…
と聞いていましたので、楽しめるものが増えて良かったな~!と軽く考えていたのです。
秋が深まる頃には次のシリーズの情報が少しずつ解禁され、息子は「次は宇宙がテーマだって!」「9人もヒーローがいるらしいよ!」とノリノリで家族と話していました。
しかし一方で娘は「私はジュウオウジャーでスーパー戦隊は卒業しようと思う」とそっけない態度です。
もうすぐ4年生だもんね、少し精神年齢が上がったんだね、と思っていたのですが、娘がそう言う理由は私の予想とは違っていました。
「環境の変化が苦手」な特性から、新しいヒーローを受け入れられずにいた
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044018424
「スーパー戦隊はもう卒業する」と言っていたはずの娘ですが、1月の終わりになると、
「ジュウオウジャーが終わってしまうなんて酷い!」「これから日曜日の朝は何を楽しみに生きればいいの?」
と涙を流すようになりました。
息子が買ってきた新しいシリーズ「キュウレンジャー」の本も、ちらっと見ただけで「お姉ちゃんはこんなの好きになれない」「ジュウオウジャーの方がいいに決まってる!」「こんな設定おかしいんじゃないの!?」と声を荒げます。
娘は決して精神年齢が上がってスーパー戦隊を卒業しようとしていたのではなく、大好きなジュウオウジャーを大切に思うがあまり、その終わりを受け入れることができず、新しいヒーローを拒絶していたのです。
環境の変化を受け入れるのが苦手な上に、1つの物に対する思い入れが強すぎるあまり他を拒絶するという娘の特性が重なり、娘自身も気づかない間に、どんどんと不安な気持ちが増大し、チックとして身体症状に表れていたのです。
「キュウレンジャー」シリーズが始まった朝。親子で話し合ってみた
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30700000115
さて、新シリーズが始まった朝。
「お姉ちゃん!キュウレンジャーを見よう!」と元気に誘う息子を睨みつけながら、「金曜日に録画しておいたドラえもんをまだ見てなかったから、そっちを見る」と最後まで抵抗を続けた娘ですが、息子の意気込みに負けて渋々キュウレンジャーを視聴しました。